小学生のお子さんを中学受験に挑戦させようと思っているけれど、「たくさん塾がありすぎて、どこがいいのかわからない」と迷われているご家庭も多いのではないしょうか。
経済産業省の「特定サービス産業動態統計調査2023年1月分 確報」(※1)によると、学習塾の事業所数だけで全国に11,573件存在しています。
塾の数が多すぎてお子さんにあっている塾を探すのは大変です。
そこで今回は、中学受験対策のための塾選びのポイントや、選ぶ際の注意点、塾選びを失敗しないためのポイントについて解説します。中学受験におすすめの塾も紹介しているため、ぜひ参考にしてお子さんにあった塾を選んでください。
(※1)参考:経済産業省「特定サービス産業動態統計調査2023年1月分 確報」
- そもそも中学受験に塾は必要?
- 中学受験のための塾選びのポイント5つ
- 中学受験向け塾選びの注意点6つ
- 中学受験向けのおすすめ塾10選を個別指導・集団授業別に紹介!
- 中学受験の塾選びで困ったらテラコヤプラスを利用しよう
- 中学受験で塾選びは大切!お子さんにあった条件で塾を探そう
そもそも中学受験に塾は必要?
中学受験対策として塾の利用はおすすめです。中学受験の塾では、志望校に適したカリキュラムによる指導を受けられるほか、ナーバスになりやすい受験シーズンのメンタルケアなど、学習面以外のサポートもおこなっています。
さらに、中学受験は一般的には独特な内容の問題が出題されやすく、小学校でおこなわれる勉強だけではカバーしきれない内容も多くあります。
中学受験をするのであれば塾の利用を検討するべきでしょう。
データから見る小学生の通塾率
通塾している小学生はどのくらいいるか気になる方も多いでしょう。
文部科学省によって平成20年に実施された「子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告」(※2)では、学習活動(学習塾、家庭教師、通信添削、ならいごと)をしている小学生は約4割程度というデータがあります。
ほかにも、テラコヤプラスがおこなった「現在お子さまは学習塾に通っていますか?」というアンケートでは、小学生の約38%が塾に通っていると回答しています。
これらのデータから、小学生の通塾率は約4割程度と考えてよいでしょう。
(※2)参考:文部科学省「子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告」
中学受験のための塾選びのポイント5つ
中学受験へ向けて塾を選ぶ際には、以下の5つのポイントに注目してみましょう。
- 塾の指導形式はお子さんに適しているか
- 中学受験の合格実績は高いか
- 塾のカリキュラムや教材はお子さんに適しているか
- 講師はお子さんに適しているか
- 塾の費用は予算に収まるか
塾はそれぞれに特徴が異なります。周囲の評判も大切ですが、何よりもお子さんにあった塾を選ぶことが大切です。それぞれ詳しく解説していきます。
1. 塾の指導形式で選ぶ
中学受験を目的とする場合は、中学受験専門の塾や中学受験コースがある塾を選びましょう。一般的な塾に比べ中学受験に向けたカリキュラムが組まれているためです。
また、集団授業か個別指導かも重要なポイントです。
集団授業 | 個別指導 | |
---|---|---|
特徴 | 講師1人に対して生徒複数人 | 講師1人に対して生徒1~3人 |
メリット | 競争心が芽生えやすい | 生徒に適した指導を受けられる |
個別指導に比べ費用を抑えられる | 苦手克服をしやすい | |
デメリット | 細かい指導を受けにくい | 競争心が芽生えにくい |
苦手克服がしづらい | 講師の影響を受けやすい |
指導形式があわないと、学力が思ったように伸びなかったり、学習への意欲がなくなったりすることもあります。
周囲との協調性があり負けず嫌いだから集団授業、内向的で自発的なモチベーションを大切にするから個別指導といったように、お子さんの性格や目的に応じて指導形式を選びましょう。
集団授業と個別指導の違いそれぞれのメリットについては下記の記事をご確認ください。
2.中学受験の合格実績で選ぶ
塾の合格実績を確認すると、その塾がどの中学を得意とするのかが分かります。特に、志望校への合格実績が高いと「その中学校に合格するノウハウがある」と判断できるため、合格実績の確認は必須です。
ただし、塾が発表している合格実績は、塾生だけの成績とは限りません。なかには、季節講習だけに参加した子が含まれていることもあります。また、優秀な生徒に重複して受けさせカウントする場合もあります。
そのため、体験授業や説明会の際に、志望校に対するカリキュラムや合格した子の経緯などを確認するとよいでしょう。合格率が出ている場合はあわせて確認することをおすすめします。
さらに、塾全体の合格実績と、各教室の合格実績は異なります。各教室の合格実績も確認するとよいでしょう。
3.塾のカリキュラムや教材で選ぶ
中学受験に対応した塾では、これまでのノウハウをカリキュラムや教材に反映させています。しかし、そのすべてが志望校に適しているとは限りません。
大切なのは、志望校に合格するノウハウを持っている塾を選ぶことです。
特に中学受験は、中学校によって出題される問題が大きく異なるため、志望校にあったカリキュラムであるかを確認することは必須です。
また、お子さんが学びやすい教材であるかもあわせて確認しましょう。
なかには学校の教材をそのまま使用できる塾もあります。
学校の教材を使用できる塾を選べば、塾で追加の教材費はかからず、学校で分からない部分の内容も理解しやすくなります。
4.講師の質で選ぶ
評判のよい講師であっても、
講師の質を見極めるためには、実際に授業を何度か受ける必要があります。
信頼できる講師であるかは、「話し方」や「対応力」で判断します。質問をしても丁寧に対応しているか、お子さんが話しかけた際の対応など、実際に塾へ赴き質問をして確認しましょう。
5.塾の費用で選ぶ
中学受験コースや中学受験専門の塾の費用は、通常の塾に比べやや高い傾向にあります。
■通常の塾・学習塾の月額授業料目安(週2回)
集団授業 | 個別指導 | 映像授業 | |
---|---|---|---|
小学生 | 10,000〜20,000円 | 15,000〜25,000円 | 4,000〜8,000円 |
通常の塾の月謝は1~2万程度であるのに対し、たとえばSAPIXの小学4年生の月謝は42,900円(税込)(※3)です。このほかに特別講習や、書籍代、模試代などさまざまな費用が発生します。中学受験に向けた塾は費用が高いことが分かります。
年間を通して塾にいくら必要なのかをあらかじめ確認し、受験が終わるまで続けられる塾を選ぶことが大切です。ただし、安いだけで判断せず、費用対効果やカリキュラムの質を含めて総合的に判断するようにしましょう。
(※3)参考:SAPIX小学部「FAQ よくあるご質問」
中学受験向け塾選びの注意点6つ
志望校に合格するためにも、塾選びは絶対に失敗したくないところです。そこで、塾を選ぶ際には、以下の6つについて確認しましょう。
- 安易な理由で選ばない
- 中学受験に適したカリキュラムか確認する
- 自習室などの設備が整っているか確認する
- 体験授業で実際の雰囲気を確認する
- 塾の年間とトータルの費用を確認する
- 塾の立地や通いやすさを確認する
それぞれを詳しく解説していきます。
1.安易な理由で選ばない
友だちが通っていると、つい気持ちが焦ってしまうものです。しかし、友だちが通っているから通うのではなく、通わせるタイミングが大切です。
中学受験向けの塾は、小学3年生の2月から新小学4年生として新学期がはじまるケースが多く、そのタイミングで塾へ通いはじめることを検討するとよいでしょう。
また、友だちが通っていると心強いですが、その塾がお子さんにあっているかは別の問題です。自宅から近いなど通いやすさも大切ですが、お子さんにあわないと思ったような成績を出せません。
塾は、「志望校に合格する」目的で通うものです。複数の塾を検討し、より合格に近づけるようお子さんにあった塾を選ぶようにしましょう。
2.中学受験に適したカリキュラムか確認する
塾のカリキュラムや特徴が中学受験に適しているか確認することも大切です。
塾といっても、学習方針やカリキュラムが異なります。たとえば、復習を重点的におこなう塾と、予習を重点的におこなう塾とでは、宿題の量や学習方法が変わります。
場合によっては、宿題の管理といった保護者のサポートが必要です。事前にどの程度のサポートが必要なのか、塾に問い合わせる、口コミを確認するなどして情報を集めるようにしましょう。
塾によって得意な科目が異なる場合もあります。この塾は文系に強い、こっちは理系に強いなどといったケースも考えられるため、受講しようと考えている科目を得意としている講師がいるかどうかも確認が必要です。
また、「難関中学受験向けコース」や「私立中学受験向けコース」など、志望校に応じたカリキュラムが組まれている塾か確認するほか、中学受験に特化した特別講習などがあるのかもチェックしましょう。
3.自習室などの設備が整っているか確認する
自習を目的に塾に通う人は多く、そのためには塾に自習に適した施設があるかを確認することが大切です。
資料請求や体験授業を通じて、塾に目的とする施設があるかどうかを確認しましょう。特に自習室は生徒在籍数よりも多くの席があると望ましいです。
特に受験期が近くなってくると、自習室が混んでいて使用できないケースが多くあります。自習室が充実している塾を選ぶことで、より効率的な勉強ができるでしょう。
4.体験授業で実際の雰囲気を確認する
指導力の高い講師が担当者であるに越したことはありません。しかし、どんなに高評価の塾や講師であっても、お子さんとあわなければ思ったような成績を得られないことがあります。
大学生が講師を務める場合、講師の中学受験の知識や得意科目も重要です。特に理系の学生は忙しく、勤務日が少なくなってしまうこともあります。
また、コマ数を増やしすぎる塾も授業の質が低下することがあるため、体験授業の際に確認する必要があります。
そして、塾選びの際にはスケジュール管理が最も重要なポイントです。講師がただ授業をおこなうだけではなく、戦略を立てて指導してくれるかどうかも確認しておきましょう。
入塾前に体験授業を受けましょう。実際の授業を体験することで、授業方法や生徒との接し方、集団授業であればクラスの雰囲気を直接感じられます。
体験授業だけでは、お子さんと講師の相性を測るのは難しいものの、塾の雰囲気を体感することが大切です。
5.塾の年間とトータルの費用を確認する
同じ中学受験向けの塾やコースであっても、かかる費用は異なる場合が多いです。特に、中学受験だけを目的とした塾ならば、実績やノウハウが豊富な反面、高額になる傾向があります。
集団授業か個別指導かによっても月謝が大きく変わることもあるため、細かく確認しておきましょう。
月謝のほかにも教材費や特別講習費、模試代、施設費などが発生し、思わぬ出費に驚く保護者も多いです。特に、小学6年生になると小学4~5年生に比べ高額になるケースがほとんどであるため、年間の費用と、受験終了までにかかるトータルの費用を算出しておくことが大切です。
算出してから、どの塾にするか、いつごろから通うかを考えましょう。
6.塾の立地や通いやすさを確認する
塾の立地や通いやすさも大切なポイントです。実際に通いはじめた後、塾への行き帰りが大変だったり、小学生であれば保護者の方が送迎で大変になってしまったりすることもあります。
そのため、塾選びの段階あるいは塾への体験授業や見学などで、周囲にどのような建物があるか、街灯は十分にあるか、人通りはどのくらいかなども確認し、教室の立地や通いやすさを見ておくことが大切です。
中学受験向けのおすすめ塾10選を個別指導・集団授業別に紹介!
ここからは中学受験対策ができるおすすめの塾を個別指導・集団授業別に紹介します。
個別指導で中学受験対策ができる塾
まずは中学受験対策ができる個別指導塾から紹介します。
個別指導の明光義塾
個別指導の明光義塾では、志望校の出題傾向にあわせてオリジナルの学習プランを作成し、生徒にあわせて学習をサポートしています。
中学受験用コースが豊富なのも魅力のひとつです。生徒それぞれが志望する学校に向けた対策ができるため、多くの方にとって通いやすいといえるでしょう。
個別指導ではあるものの、講師が生徒につきっきりでないのが特徴で、これはテスト本番における「一人で解く力」を大切にしているからです。
ただ、基本的には講師と生徒が会話をしながら授業を進めることを大切にしているため、わからないところはすぐにその場で解決できます。
さらに保護者や生徒と定期的にカウンセリングをおこなうことで、受験への悩みや不安をサポートできる点も魅力です。
自立を大切にしながらも細かく情報を共有でき、一緒に受験に挑めます。
個別指導 スクールIE
個別指導 スクールIEは、お子さんの個性や性格、学力を分析し、個別指導による効果的な学習プランを提供する学習塾です。
個性診断テストETS(やる気アップシステム)と学力診断テストPCS(成績アップシステム)を活用し、お子さんに最適な学習方法を導き出します。
また、完全担任制で信頼関係を築き、オーダーメイドのテキストで無駄なく学習することが可能です。つまずきの原因を探り、成績アップの鍵を握ることができます。
楽しく学ぶことのできる授業や教材も充実しているほか、お子さん一人ひとりの内面を大切にし、目標達成に向けて一緒に頑張っていく学習塾として、信頼と実績を誇っています。
個別教室のトライ
個別教室のトライは、生徒一人ひとりの学力と目標に合わせたオーダーメイドのカリキュラムを提供しています。
AIを用いたトライ式AI学習診断により生徒の学力を診断し、授業内容を自分の言葉で論理的に説明して理解する「ダイアログ学習法」を採用することで、より深い理解を促し、積極的な学習姿勢を身につける授業内容を自分の言葉で論理的に説明して理解する「ダイアログ学習法」を採用することで、より深い理解を促し、積極的な学習姿勢を身につけることができます。
また、約6,000本の映像授業が見放題の「Try It」を永久0円で提供し、選り抜きの講師陣が生徒の学力や目標にあわせて柔軟に指導をおこなっています。
すべての生徒が自分にあった指導を受け、志望校・科目別に最適なカリキュラムを提供することを目指しています。
東京個別指導学院(ベネッセグループ)
東京個別指導学院(ベネッセグループ)は、一人ひとりにあわせてフルオーダーメイドのカリキュラムを提供し、志望校合格や成績アップなどの目標達成をサポートする塾です。
生徒の現在の学習状況や科目別・単元別の理解状況を見極めたうえで、個別指導カリキュラムを作成します。講師1人に生徒2人までの個別授業を実施し、生徒が理解できるまで丁寧に指導します。
また、学習全般を手厚くサポートする点も特徴です。家での学習内容や方法も一人ひとりにあわせて提案し、授業がない日も迷わず勉強に取り組めます。
さらに、受講科目以外の疑問点の解消や、学校の宿題の進め方、学習習慣の定着など、学習全般にわたってサポートします。
急な予定も安心で、授業の振替も問題ありません。お子さんにピッタリあった学習ペースで、志望校合格や成績アップを実現することができます。
ナビ個別指導学院
ナビ個別指導学院では、ほめる指導を徹底することでやる気を引き出しています。
講師からほめられると、お子さんのやる気がアップし、問題が解ける喜びを実感でき、勉強が楽しくなるという効果があります。これにより、お子さんは自信を持って学習に取り組むことが可能です。
また、予習型授業とテスト対策プランによって成績アップを目指し、予習型授業では、学校の内容を先取りすることで学校での理解を深めます。
定期テストに向けては、一人ひとりに合わせた対策プランを策定し、成績アップに向けたサポート体制を整えています。
これらの取り組みによって、お子さんは自分で勉強が進められるようになり、自信を持って試験に臨めるはずです。さらに、講師陣も経験豊富で、お子さんがわからないところを丁寧に教えてくれるため、安心して学習に集中することができます。
集団授業で中学受験対策ができる塾
続いて、中学受験対策ができるおすすめの集団塾を紹介します。
栄光ゼミナール
栄光ゼミナールは、私立中学受験、公立中高一貫校受検、高校受験のための進学塾であり、少人数制授業を導入していることが魅力のひとつです。
授業は10人程度の少人数クラスでおこなわれ、発言や質問もしやすい環境で、先生も生徒一人ひとりの理解度を把握しながら授業を進めています。学力別・目的別のクラスがあるため、同じ目標を持った仲間と切磋琢磨できることも特徴です。
また、進路指導・家庭学習まで手厚くサポートしていることも大きな特徴です。保護者と生徒本人には定期的に面談を実施し、家庭学習のアドバイスや最新の受験情報の共有、進路相談などをおこないます。
家庭学習についても、生徒一人ひとりの成績向上・志望校合格に向けて必要な学習計画を立案し、サポートしています。
栄光ゼミナールは通いやすい学習環境を整備しており、駅から近いため通塾にも便利です。教室には自習室が備わっており、授業がない日でも自由に利用することができます。
日能研
日能研は、中学受験に特化した塾です。入会資格テストもあり、中学受験特化らしいハイレベルな塾といえるでしょう。
入塾後は2か月に1度クラス分けがあります。これは学習力育成テスト、公開模試、授業態度などを元に決定されるため、お子さんの実力に応じた指導を受けられるでしょう。
また、日能研は小学4年生(小学3年生の2月)から本格的に受験へ向けた学習がスタートします。さまざまな学び方や考え方を学ぶカリキュラムを経て、小学6年生の後期6か月から本格的に受験対策に特化したプログラムを受けられます。
集団授業ですが、基本的には講師と生徒が対話をもとに学習していくため、講師とのコミュニケーションが取りやすいのが特徴です。
四谷大塚
四谷大塚は、中学受験に特化した学習塾です。螺旋型カリキュラムを採用することで、お子さんが学習の基礎知識を定着させ、応用問題への対応力を培えるようにしています。
このカリキュラムでは、過去に学習したことを振り返りながら、新たな解答方法を学ぶことで、より体系的な理解が進み、学んだ知識を深く定着させることができます。
また、学力だけでなく「心」を育む教育にも力を入れている点が特徴です。中学受験はお子さんにとって大きなチャレンジであるとして、四谷大塚では、お子さんの挑戦を全力で応援し、「自ら求め自ら考える心」を育むことを目標としています。
また、四谷大塚が提供するオリジナル教材「予習シリーズ」は、中学受験を勝ち抜くためのバイブルとも呼べるもので、一週間単位のカリキュラムです。
この教材を通じて、お子さんが自分の頭で考える力を身に着け、学生だけでなく、社会に出てからも役立つスキルを身につけられるようにしています。
SAPIX(サピックス)小学部
SAPIX(サピックス)小学部の教育方針は、生徒一人ひとりにあわせた最適なカリキュラムを用意し、学習の喜びを感じられる環境を整えることにあります。
復習を重視したカリキュラムで学習の積み残しをなくすことや、自主的な学習姿勢を育てることに注力している点が特徴です。
また、黒板授業や討論授業などを通して自分の頭で考える力を養成し、復習中心のらせん状のカリキュラムで知識の定着を図ります。
SAPIX(サピックス)小学部では、少人数制による学力別のクラス編成を実施し、志望校別のコースも用意。家庭学習のサポートも手厚く、保護者と連携して受験生を支える体制を整えています。
また、低学年から無理なくスタートして徐々に考える力を育てることにも力を入れており、低学年から通いはじめる場合にもおすすめの塾です。
これらの取り組みは、生徒たちが志望校に合格するために必要な能力を身につけ、自信を持って進路を選択できるようにするためにおこなわれています。
早稲田アカデミー
早稲田アカデミーは、2023年度(2023年3月22日時点)灘中学に50名、浦和明の星女子297名、栄東1,405名の合格者を出す(※4)(※5)など、高い実績のある塾です。
独自のシステムやノウハウで、私語のない緊張感のある授業を実施しています。
また、通塾時に必ず確認テストをおこない、授業のはじめに学習目標を確認しています。前回の授業の定着度や今後の目標を確認することで、合格まで道筋立てて意欲高く学ぶことが可能です。
早稲田アカデミーは、集団授業であるものの学力別小人数制で学ぶため、同じレベルのライバルと切磋琢磨し志望校合格を目指せます。
小学6年生では、NN志望校別コースで志望校を徹底的に分析し、テストやカリキュラムも作成、合格まで走り抜けます。
(※4)参考:早稲田アカデミー「2023年度 中学受験 合格実績」
(※5)塾生として正規の入塾手続きを取り、受験直前まで在籍していた生徒の集計
中学受験の塾選びで困ったらテラコヤプラスを利用しよう
経済産業省の「特定サービス産業動態統計調査2023年1月分 確報」(※1)によると、学習塾の事業所数だけで全国に11,573件あります。塾が多すぎてどれを選べばいいのか判断できないという方は多いのではないでしょうか。
塾選びに迷ったら、塾・学習塾の検索サイト「テラコヤプラス」の利用がおすすめです。テラコヤプラスでは、中学受験に特化した塾の選定が可能なほか、集団授業か個別指導かなど、さまざまな条件で塾を検索できます。
口コミや料金、教室情報なども掲載しているため、希望に応じた塾を見つけられるでしょう。
中学受験で塾選びは大切!お子さんにあった条件で塾を探そう
中学受験でどの塾を選ぶかは重要です。なぜなら、合格するためには、志望校の出題問題に適した学習が必要になるからです。
塾を選ぶ際には、志望校の合格実績やカリキュラム、お子さんとの相性を見て判断してみてください。
この記事で紹介したポイントを踏まえ、希望にあった塾を探し志望校合格へ向けて動き出しましょう。