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大洲市には、公立小学校12校、中学校9校と私立帝京冨士中学校、県立高校は大洲高等学校、大洲農業高等学校、長浜高等学校の3校、私立高校は、帝京冨士高等学校、帝京第五高等学校の2校があります。専門学校や大学はありません。文化施設として、大洲市立図書館、文化研修センター、毛利記念館、坂本龍馬脱藩之日記念館があります。図書館では、図書は5冊以内2週間借りることができ、図書等の予約はインターネットでも可能。文化研修センターには、OA研修室やホール等があり、市民の文化活動や生涯学習の場の提供、研修機会の充実を図るために各種研修会をおこなっています。坂本龍馬脱藩之日記念館は、坂本龍馬が自由人として生き始める第一歩を大洲市河辺町で踏み出したことを記念して設立されました。龍馬が通過した河辺町の峠や谷の様子を写真パネルで紹介しながら脱藩ルートを疑似体験できるコーナーなどにより、当時の坂本龍馬について学ぶことができます。
大洲市では、市奨学金のほか新型コロナウイルス感染症の影響で家計が急変し、進学または修学の継続が困難な学生に奨学金を貸与しています。高等学校等が月額18,000円、大学等が令和3年度月額100,000円、令和4年度以降月額30,000円です。また、第1子・第2子の小・中学生の医療費助成を拡充して、通院医療費が1人あたり1ヶ月の自己負担額(歯科診療費および自費診療を除く)が3,000円を超えた額を、歯科診療費は自己負担額(自費診療を除く)の全額を支給。教育委員会ではICT教育の充実事業を施策の柱に据えていて、GIGAスクール構想の推進により整備した機器などを有効に活用し、更なるICT教育を充実させるための環境の整備に力を入れています。