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塾の費用は月3万円が相場!年間平均費用や学年・授業形式による料金の違い、安く抑える方法を解説

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「子どもを塾に通わせたいけど、どれくらいの費用がかかるか気になる」「塾の費用相場はどれくらいなのだろう?」とお考えの方もいるでしょう。

無理なく塾に通うためには、カリキュラムや指導方法が子どもにあうかどうかはもちろん、費用を含めて塾選びをすることが大切です。

そこで今回は、塾の費用を学年・授業形式別に紹介します。予算にあった塾の選び方や費用を安くする方法、費用で選ぶおすすめの塾も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

  1. 塾の費用は月3万円が相場!学年や授業形式により料金に差が出る点に注意
  2. 塾の費用を学年で比較│小学生・中学生・高校生で差が出る
  3. 塾の費用を授業形式で比較│集団授業塾と個別指導塾で差が出る
  4. 塾の費用は授業料だけではない!内訳を確認しておこう
  5. ①入塾金(入会金):約19,000円
  6. ②テキストなどの教材費:約1,300円/月
  7. ③模試・テスト代:約1,250円/月
  8. ④施設維持管理費・諸経費:約1,600円/月
  9. ⑤季節講習:20,000~100,000円/回
  10. ⑥特別講習費:15,000~80,000円/講座
  11. 塾の費用に関する注意点
  12. 「費用が安い=指導の質が低い」わけではない
  13. 合計費用から「いつから通塾するか」を決めよう
  14. ①小学生が今後塾に通うパターンと費用の例
  15. ②中学生が今後塾に通うパターンと費用の例
  16. 予算にあった塾の選び方
  17. できるだけ費用を安く押さえたい場合の選び方
  18. 成績のためなら多少費用が高くても良い場合の選び方
  19. 塾の費用をさらに安くする方法│キャンペーンや割引制度を利用しよう
  20. 塾のキャンペーンや割引制度│入塾金が0円に
  21. 授業料が免除になる特待生制度│授業料が0円に
  22. 地方自治体の塾代貸付事業や奨学金制度│最大20万円の貸付も
  23. 費用以外に確認したい塾選びの7つのポイント
  24. ①通塾の目的にあっているか
  25. ②授業形式があっているか
  26. ③講師や指導方針があっているか
  27. ④通塾しやすい立地環境か
  28. ⑤自習室などの設備やサポート体制が整っているか
  29. ⑥気になる口コミや評判がないか
  30. ⑦塾の体験授業を受けてみる
  31. 塾の費用を比較したうえで納得した塾に通おう!

塾の費用は月3万円が相場!学年や授業形式により料金に差が出る点に注意

塾の費用相場は、月30,000円程度となっています。

なお、塾の費用は以下の項目によって変動するため、それぞれどれくらいの差が生まれるものか、あらかじめ確認しておきましょう。

  • 学年:何年生か
  • 授業形式:集団授業か個別指導か

塾の費用を学年で比較│小学生・中学生・高校生で差が出る

塾にかかる費用の相場は、学年によって異なります。

文部科学省が公表した令和3年度「子供の学習費調査」によると、小学生、中学生高校生のうち、塾費用を1円以上支払っている場合の平均費用は以下のとおりです。


塾にかける平均費用

学年公立私立
小学生208,000円375,000円
中学生356,000円326,000円
高校生363,000円447,000円


上記を見てわかるとおり、小学生、中学生、高校生と学年が上がるにつれて費用が高額になる傾向があります。

学年が上がるにつれて学習内容が難しくなることが原因として挙げられます。

小学生、中学生、高校生の塾にかかる費用は、それぞれ以下の記事で詳しく解説しています。

お子さんやご自身にあてはまる記事を参考に、詳細を確認してみてくださいね!

塾の費用を授業形式で比較│集団授業塾と個別指導塾で差が出る

指導形式により、月に約14,000円費用の差がある結果に。

集団授業:約26,000円
個別指導:約40,000円

※ 季節講習や特別講習費は除く

塾費用は、集団授業や個別指導といった授業形式によっても異なります。

Ameba塾探しで調査した結果、月2科目8コマ通塾した場合、ひと月あたり、集団授業は約26,000円、個別指導は約40,000円の費用がかかるとわかりました(※1)。その差はおよそ14,000円

集団授業が数十名の生徒に向けて一斉授業をする一方、個別指導は少人数の生徒に対して講師1人が指導をするスタイルをとっています。

個別指導塾の費用がより高額になるのは、講師1人が指導する生徒の人数が少なく、人件費がかかるためです。個別指導の中でも、講師1人で生徒2人を指導する1対2と比べて1対1のほうが高額になります。

費用だけに注目すると、「個別指導は高すぎる」と感じるかもしれません。しかし、授業中でも講師に質問しやすく、手厚い学習フォローを受けられるメリットもあるので、子どもの性格や塾に通う目的もあわせて検討しましょう。

※1 小学生、中学生、高校生の費用の平均費用です。

集団授業と個別指導の授業形式の違いは、以下の記事で詳しく解説しています。

「うちの子どもにはどちらがあっているのだろう?」とお悩みの方はぜひ読んでみてくださいね。
▼費用を安く抑えたい場合の選び方・注意点はこちら

塾の費用は授業料だけではない!内訳を確認しておこう

塾費用の相場を紹介しましたが、支払わなければいけない費用は、入塾費用や授業料だけではありません

おもに以下の費用が追加でかかるケースがあるため入塾前に確認しておきましょう。

授業料以外にかかる費用の平均
  • ①入塾金(入会金):約19,000円
  • ②教材費:約1,300円/月
  • ③模試・テスト代:約1,250円/月
  • ④施設維持管理費・諸経費:約1,600/月
  • ⑤季節講習費:約20,000~100,000円/回
  • ⑥特別講座の費用:約15,000~80,000円/講座

①入塾金(入会金):約19,000円

入塾金(入会金)は、塾に通い始める際に支払う費用です。

Ameba塾探しの調査では、入塾金の平均費用は約18,000円となりました。

塾によっては0円としていたり、キャンペーンや割引制度を使えば免除される場合も。候補の塾を選ぶ際は、入塾金をお得にできるかどうか、という点も視野に入れてみましょう。

②テキストなどの教材費:約1,300円/月

教材費は、授業で使用するテキストやプリントに対してかかる費用のこと。塾によって教材費の扱い方が異なり、授業料とは別料金になっている場合もあれば、授業料に含まれている場合もあります。

教材費が授業料とは別料金になっているケースでは、年間や月間などの期間ごと、もしくは冊数・教科ごとに発生するのが一般的です。

また、教材費が授業料に含まれている場合でも、追加料金が発生する可能性もあるので、入塾前に確認しておくと安心して通えます。

③模試・テスト代:約1,250円/月

現在の学力や偏差値を把握するために、定期的に全国模試やテストをおこなう塾が多くあります。

模試・テスト代は、受けるたびに費用が発生する場合と、授業料に含まれている場合があります。また、模試やテストの参加が必須か任意かは塾によって異なるため、入塾前に確認しておきましょう。

模試・テストに力を入れている塾では、定期的に学力を把握したり、試験の雰囲気に慣れたりできるので、基礎学力のある子や受験の準備をしたい子におすすめ。

一方で、勉強に苦手意識のある子は、頻繁に開催される模試・テストの結果によって、テスト嫌いや勉強嫌いになるおそれがあるため、注意しましょう。

④施設維持管理費・諸経費:約1,600円/月

塾を利用する際には、施設維持管理費・諸経費が発生します。

施設維持管理費・諸経費とは、その塾を維持するためにかかる費用のことで、光熱費や備品、コピー代など塾の運営に必要な費用を指します。

授業料に含まれているケースもありますが、塾によって扱いが異なるので、あらかじめ詳細を確認しましょう。

⑤季節講習:20,000~100,000円/回

塾や学年によって大きく金額の差が開くのが季節講習費。

季節講習費とは、春休みや夏休み、冬休みにおこなわれる講習への参加費用のことです。通常の授業料とは別に季節講習費がかかることが多く、受講する講座やコマ数に応じて費用が変動します。

20,000~100,000円という金額は、あくまでも1回の季節講習にかかる費用である点に注意が必要です。もしも夏期講習・冬期講習・春期講習のすべてに通う場合、年間で約60,000~300,000円程度かかる可能性を考えておかなければなりません。

季節講習については、以下の記事でも解説しています。
気になる方はチェックしてみてくださいね。

⑥特別講習費:15,000~80,000円/講座

特別講習費は、志望校別の対策講座や科目・単元別の講座、苦手科目の克服など、特定の目的を持つ講習にかかる費用のこと。

志望校対策講座や正月特訓などがおもですが、すべて参加する場合は年間数十万円にのぼる可能性も。

必要性に悩んだ場合は講座の内容について塾に問い合わせ、「自宅自習で補えそうな場合は参加しない」などの選択肢も視野に入れておくとよいでしょう。

※費用について
・Ameba塾探しの調査をもとに集計
・小学生は5年生で国語と算数を、中学生は2年生、高校生は2年生のときに数学と英語を月4コマずつ受講したときの月謝料金をもとに作成

塾の費用に関する注意点

費用は、塾選びにおける大きなポイント。

予算内の塾を選びつつ、お子さんが最適な学習で学習できるよう、あらかじめ押さえておきたい費用面の注意点を確認しておきましょう。

塾の費用に関する注意点
  • 「安い=指導の質が低い」わけではない
  • 塾にかかる合計費用から「いつから通うか」決めよう

「費用が安い=指導の質が低い」わけではない

検討している塾の費用が比較的安い場合、「もしかすると指導の質が低く、成績が上がらないのでは?」と不安に感じる方もいるでしょう。

比較的費用が安い塾は、個人が経営している塾であったり、広告費を削り「できるだけ安い金額で地域の子どもに学習の機会を与えたい」と考えている塾であることがあります。

そのため、決して指導の質が低いわけではありません。

費用の安さから不安を感じてしまう方は、体験授業や見学を利用し、講師の雰囲気や授業内容、費用詳細について直接確認してみましょう。

合計費用から「いつから通塾するか」を決めよう

塾にどれくらいの費用をかけるべきか考える際、直近の予定だけではなく、学生時代を通してどれくらい塾に通い、トータルでいくらかかるのかを考えておくと安心です。

たとえば、中学受験のための塾を検討している段階で大学受験のための通塾までは視野に入らないかもしれません。

お子さんが大学に入るまでにどのような通塾パターンがあるのかを押さえたうえで、合計費用も想定しておきましょう。

①小学生が今後塾に通うパターンと費用の例

小学生から塾に通う目的は中学受験と学校の授業の補習ありますが、それ以降で以下のような通塾パターンが考えられます。

  • 中学受験塾のみ
  • 中学受験塾・大学受験塾
  • 補習塾・高校受験塾
  • 補習塾・高校受験塾・大学受験塾

中学受験で大学まで内部進学できる中学に進学した場合、塾に通うタイミングは小学生のときだけです。一方で大学受験をする場合は高校生で再度塾費用が発生すると考えておくのが無難です。

また、中学受験はしないものの小学生のうちから補習塾に通い成績を上げる場合も、大学まで内部進学するかどうかによって費用が異なります。

上記のパターンに当てはめて、合計費用を算出してみましょう。

②中学生が今後塾に通うパターンと費用の例

中学生が塾に通う場合、高校受験をする・しないケースに分かれますが、その後を含めて以下の通塾パターンが考えられます。

  • 高校受験塾のみ
  • 高校受験塾・大学受験塾
  • 補習塾のみ
  • 補習塾・大学受験塾

高校受験をしたうえで改めて大学受験をする学生も多く、中高生を通して通塾するケースも考えられます。

また、中学受験をしたため高校受験はしない学生も、成績アップのために補習塾に通い、その後大学受験塾に通うケースや、そのまま内部進学で大学まで進むケースもあります。

それぞれのパターンに当てはめて、合計費用を算出してみましょう。

予算にあった塾の選び方

電卓と電球の画像

小学生・中学生・高校生それぞれの塾費用を紹介しましたが、ご家庭の都合やお子さんの性格・通塾の目的などによって「少し高いからもう少し抑えたい」、「思ったより安い、もう少しかかってもいいから成績を上げたい」、「これくらいがちょうどいい」など感想は異なるでしょう。

それぞれの予算にあった塾の選び方を紹介します。

できるだけ費用を安く押さえたい場合の選び方

前述した費用を見て、「高いからもう少し費用を抑えて通えないか」と考える方もいるでしょう。

塾費用を抑えるためには、以下の点を重視して塾選びをしましょう。

費用を安くしたい場合の選び方
  • 映像授業か集団授業塾を選ぶ
  • 個人経営の塾を選ぶ
  • 受講する科目数やコマ数を抑える

費用をできるだけ抑えて学力向上を狙う場合、授業形式や受講科目など根本的な部分を検討する必要があります。

授業形式は集団授業塾か映像授業塾を選びましょう。前述したとおり、個別指導は費用が高くなる傾向にあり、安さを優先するうえでは不向きです。

また、塾では受講科目を選ぶことができるので、苦手な科目だけ通ったり、コマ数を減らしたりすることで費用を抑えることができます。

▼平均塾費用をもう一度確認する
2024/11/21版

成績のためなら多少費用が高くても良い場合の選び方

前述した相場よりも高額を支払ってでもお子さんの成績を上げたい、予算に余裕がある、という場合は以下の点を押さえて塾を選びましょう。

多少費用が高くても良い場合の選び方
  • 集団指導か個別指導を選ぶ
  • 季節講習や特別講座を受講する
  • テストや模試を積極的に受ける
  • お子さんの負担にならないスケジュールを組む

たとえば、集団授業の塾に通いながら個別指導でマンツーマン指導を受け、苦手分野を克服するといった方法もあります。両方の良いとこ取りができるので、効率的に成績アップできるでしょう。

また、夏期講習などの季節講習や、土日におこなわれる特別講座にも積極的に参加することで、志望校合格などにあわせた学習が可能になります。

▼平均塾費用をもう一度確認する
▼「失敗しない塾の選び方」に進む

塾の費用をさらに安くする方法│キャンペーンや割引制度を利用しよう

家庭の予算にあわせた塾の選び方をおさえたところで、さらに費用をお得にするために利用したい制度について紹介します。

  • キャンペーンや割引制度
  • 特待生制度
  • 自治体の塾代貸付事業や奨学金制度

塾のキャンペーンや割引制度│入塾金が0円に

塾によっては、入塾費用が無料になるキャンペーンや、兄弟姉妹が先に通塾していた場合に利用できる割引制度が用意されているので、積極的に活用しましょう。

たとえば、入塾金の3万円を夏期講習の参加者は全額免除、体験授業の参加者は半額免除にしているケースもあります。

資料や公式ホームページ、入塾前の面談で利用できるキャンペーン・割引があるかチェックしてください。

授業料が免除になる特待生制度│授業料が0円に

塾によっては、成績のよい学生を対象に、授業料の免除をおこなっている可能性も。

成績のよい生徒を入塾させることで、塾の合格実績を上げることを目的としており、一般的に「特待生制度」と呼ばれています。

たとえば、中学校の成績で一定の基準をクリアしている生徒に対して、最大2万円の返金を実施している塾も。

待遇次第で塾の費用を大幅に削減できる可能性があるため、塾選びの際に特待生制度の有無や条件も一緒に確認しておきましょう。

地方自治体の塾代貸付事業や奨学金制度│最大20万円の貸付も

地方公共団体によっては、塾費用の補助をおこなっているケースもあるので、お住まいの自治体の情報を確認しましょう。

たとえば東京都では「受験生応援チャレンジ支援貸付事業」という制度があり、一定の基準以下の所得である世帯を対象に、上限20万円で貸付を実施しています。

対象の高校・大学に入学した場合、所定の手続きをもって返済が免除されるため、東京都民で通塾を検討している方は活用してみてください。

なお、大阪市でも「大阪市習い事・塾代助成事業」を実施しており、市内在住の小学5年生~中学3年生を対象に学習塾や家庭教師などの費用について月額1万円まで助成しています。

上記は、いずれも2024年時点での実施状況なので、詳しくは公式ホームページを確認してください。

費用以外に確認したい塾選びの7つのポイント

塾選びには、いくつかのコツがあります。有名だから、友だちが通っているから、といった理由で塾に通っていても、成績が思うように伸びず、費用や時間が無駄になってしまうこともあります。

そうならないためにも、塾の選び方を7つのポイントで紹介!塾にかかるトータルの費用も考慮したうえで、最適な塾を見つけましょう。

費用以外に重視すべきポイント
  • 通塾の目的
  • 授業形式
  • 講師や指導方針
  • 塾の立地
  • 設備やサポート体制
  • 口コミや評判
  • 体験授業

①通塾の目的にあっているか

塾を選ぶ際、まずは塾に通う「目的」を明確にしましょう。

一般的に、受験対策、内部進学対策、検定対策、学校の授業サポート、苦手克服などが目的として挙げられますが、自習室の利用や受験の情報収集を目的とする場合もあります。

まずは「何のために塾に通うのか?」を明確にし、 その理由によって適した授業形態を決めて、該当する塾のなかから検討しましょう。

なお、費用のみで判断すると、入塾してから「成績がアップしない」などの後悔を感じる場合もあるため、カリキュラムなども含めて塾選びをしてください。

②授業形式があっているか

塾の授業形態は主に、集団授業、個別指導、オンライン塾(映像授業)に分けられます。

受験対策を考えるなら、ライバルの受験生と学力を客観的に比較できる集団授業が一般的ですが、難関校受験や弱点補強をしたい場合は、 個別指導やオンライン塾(映像授業)を併用するのも効果的です。 部活や習い事などで忙しい場合は、スケジュール調整がしやすい個別指導や、好きなタイミングで受講できるオンライン塾(映像授業)がおすすめ。

費用面では、塾によっても違いがありますが、基本的には映像授業・集団授業・個別指導の順番で費用が高くなります。

費用を安くするために集団指導の塾を選んだ場合、学習レベルによっては「授業についていけない」とストレスを感じるケースもあるので注意しましょう。

費用だけではなく、子どもの学習状況や性格を考慮して授業形態を選ぶことが大切です。

③講師や指導方針があっているか

塾によって、教科別の専任講師やアルバイト講師など、担当する講師に違いがあります。

また、授業をせずに演習がメイン、受験専門、質問対応でサポートなど、指導方針が塾によって異なります。

講師の指導の質が高いかどうかは、体験授業で確認することをおすすめしますが、指導方針については塾の公式サイトや口コミなどで事前に確認するようにしましょう。

講師との相性や指導方針を確認せず、費用のみで判断すると「講師に質問しづらい」などの後悔を感じる場合もあり、子どもの負担となるので注意してください。

④通塾しやすい立地環境か

塾・学習塾へ放課後に通う可能性もあることから、夕方などでも安全に帰れる立地かチェックしてください。

自宅や学校からの距離や移動時間、街灯の多さなどを実際に確認しておくのがおすすめです。

車で送迎する予定があれば、塾の近隣に駐車スペースがあるかも確かめましょう。

なお、遠方の塾を選ぶと、子どものモチベーション低下を招いたり、自宅での学習時間が減ったりする場合があるので注意が必要です。

通学路の途中や最寄り駅付近、自宅近隣の塾なら、ストレスなく通えるかもしれません。

⑤自習室などの設備やサポート体制が整っているか

塾に入ったら、自習室を利用する機会も増えるでしょう。

自習室の雰囲気は塾によって異なるため、学習に集中できる環境かどうか確認しておきましょう。

また、授業外での質問のしやすさなど、体制面の充実度もあらかじめ確認しておくと安心です。

⑥気になる口コミや評判がないか

候補の塾が絞れたら、気になる塾の口コミや評判をチェックしておきましょう。 
実際に通っている人から話を聞くことができればベストですが、主観が入ることもあるため注意が必要です。忖度のないインターネットの口コミや評判を参考にするとよいでしょう。

口コミや評判においても、費用のみを参考にしていると、入塾してからミスマッチを感じる可能性があるため、指導方針なども含めて確認するのがおすすめです。

Ameba塾探しでは、実際に通塾したことのある生徒やその保護者の口コミを掲載!条件を絞ってリアルな口コミを確認できるので、ぜひ活用してみてください。

▼Ameba塾探しに掲載の口コミはこちら

⑦塾の体験授業を受けてみる

公式サイトやインターネットの口コミだけでは把握しきれないため、実際に塾の体験授業を利用して、塾や講師の雰囲気、授業の進め方などをチェックしてみましょう。

講師の指導に加えて、 教材もチェックしたいポイント。教材がわかりにくいと内容を理解するまでに時間がかかることもあります。子どもが「わかりやすい!」と感じる教材を使っている塾だと、効率よく勉強を進めることができますよ。

また、塾主催の無料試験を受けることで、塾や試験の雰囲気を味わえるので、ぜひ参加してみましょう。

体験授業で確認すべきポイントや当日の服装・持ち物などについては、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

塾の費用を比較したうえで納得した塾に通おう!

進学や受験のために塾に通うことで効果的な対策ができますが、通う学年や授業形態によって料金に差があります。

トータルでかかる費用を考慮しながら子どもにあう塾やコースを複数選び、比較検討したうえで納得した塾に通いましょう。

本記事で紹介した塾の費用を安く抑える方法を参考に、無駄な費用を支払うことのないよう気を付けてください。

気になる塾が見つかったら、体験授業を受けて、実際に確認してみるのもおすすめですよ。

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2024/11/21版
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中山 朋子
この記事を執筆した執筆者
中山 朋子

Ameba塾探し 執筆者

小さい頃からピアノ、書道、そろばん、テニス、英会話、塾と習い事の日々を送る。地方の高校から都内の大学に進学し、卒業後は出版社に勤務。ワーキングホリデーを利用して渡仏後、ILPGAに進学し、編集ライターの仕事をしながらPhonétiqueについて学ぶ。帰国後は広告代理店勤務を経て、再びメディア業界に。高校受験を控える子を持つ親として、「Ameba塾探し」では保護者目線の有益な情報をお届けする記事づくりを目指しています。