塾は掛け持ちできる?メリットやデメリットについて解説

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さまざまなタイプの塾があるなかでひとつに絞り切れず、塾の掛け持ちを検討している方も多いのではないでしょうか。

最近は複数の塾・学習塾を掛け持ちして通う受験生も一定数いますが、塾の掛け持ちは誰にでも向いているわけではありません。

掛け持ちが本当に必要かどうか正しく判断するためには、そのメリットとデメリットを把握しておく必要があります。

また、もし塾を掛け持ちするのであれば、メリットを最大限に活かすためのポイントも把握しておきたいところです。

そこで本記事では、塾を掛け持ちすることのメリットやデメリットを解説したうえで、掛け持ちする際のポイントについても説明します。

  1. 塾は掛け持ちで通える?
  2. 塾に掛け持ちで通っている人はどのくらいいる?
  3. 塾を掛け持ちするメリット
    1. それぞれの塾のいいとこ取りができる
    2. より多くの受験情報を得られる
    3. 塾の施設や設備を効率的に利用できる
    4. 塾での仲間が増えて交友関係が広げられる
  4. 塾を掛け持ちするデメリット
    1. より多くの費用が必要になる
    2. 指導方法の違いで混乱してしまう可能性がある
    3. 通塾が負担になりやすい
  5. 塾を掛け持ちする際のポイント
    1. それぞれの塾に通う目的を明確にする
    2. 受講する授業の数を多くし過ぎない
    3. 同グループの塾に通う
  6. 掛け持ちする塾を選ぶ際には「テラコヤプラス」の活用がおすすめ
  7. 塾の掛け持ちはメリットやデメリットを把握した上で判断しよう

塾は掛け持ちで通える?

筆記用具の画像

塾には、集団塾・個別指導塾・オンライン塾といった種類があります。

「塾ってそもそも掛け持ちできるの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、基本的に塾側がほかの塾へ通うのを制限することはありません

実際に集団塾や個別指導塾に通いつつ、オンライン塾を併用している人もいます。

ただし、塾はむやみに掛け持ちすれば学力が伸びるというものでもありません。

掛け持ちで通うことのメリットとデメリットを踏まえて、本当に掛け持ちすべきかどうかしっかり検討する必要があります。

塾に掛け持ちで通っている人はどのくらいいる?

塾の教室に入る学生の画像

塾を掛け持ちしている人はどれくらいいるのか気になる方も多いでしょう。

古いデータですが、文部科学省が平成20年に実施した「子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告」(※1)にて、塾の掛け持ちに関する調査がおこなわれています。

調査によると、小学1年生から中学3年生までで「学習塾・家庭教師・通信添削・ならいごと」のうち複数を掛け持ちしている生徒の割合は、30〜40%です。

この数値はならいごと等の掛け持ちも含まれていますが、複数の学習活動を掛け持ちしている小中学生が一定数いることわかります。

塾を掛け持ちしている人は、決して珍しいものではないと考えてよいでしょう。

(※1)参考:文部科学省「子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告」

塾を掛け持ちするメリット

中学生の画像

塾を掛け持ちするメリットとしては、主に以下のようなことが挙げられます。

  • それぞれの塾のいいとこ取りができる
  • より多くの受験情報を得られる
  • 塾の施設や設備を効率的に利用できる
  • 塾での仲間が増えて交友関係が広げられる

それぞれのメリットについて詳しく説明します。

それぞれの塾のいいとこ取りができる

塾には、それぞれ強みがあります。

たとえば授業形式で分類した場合、集団授業が中心の塾は質の高い講師の授業が受けられること、個別指導の塾はそれぞれの生徒にあったカリキュラムを組んでもらえることなどが強みです。

集団授業の塾と個別指導塾を掛け持ちすると、基本的な勉強は集団授業の塾で進め、理解しきれなかった部分を個別指導塾で補う、といったそれぞれの強みを活かす形で塾の使い分けができます。

これは、難関校合格に向けて効率よく学習したい受験生がよくおこなう掛け持ちのスタイルです。

それぞれの塾にどんな特徴があるかやメリット・デメリットについて知りたい方は、以下の記事をご確認ください。

より多くの受験情報を得られる

多くの塾では、各高校・大学の入試出題傾向などの情報を収集したり、合格者のデータを保有していたりします。

塾によって保有しているデータは異なるため、掛け持ちすることでより多くの受験情報を得られる
かもしれません。

また、数値化されたデータ以外の情報も幅広く集められます。

たとえば、塾によって通う生徒の所属学校や学力レベル、講師の質は異なるため、受験の悩み相談などをするときにはこれまで気づかなかった道を示してくれることもあるでしょう。

学校や塾、インターネットでさまざまな情報が飛び交うなか、有益な受験情報をより多く得ることができるのは、塾の掛け持ちで見逃せないメリットのひとつです。

塾の施設や設備を効率的に利用できる

塾では自習室を設けていることも多く、自宅だとなかなか集中できない子どもにとって貴重な勉強場所となります。

ただ、塾の場所によっては移動だけで時間を取られてしまうこともあるでしょう。

たとえば一方の塾はカリキュラムを重視して自宅から遠いところを選び、もう一方は自習室などの施設利用を目的として自宅や学校の近くにあり、すぐ通えるところを選ぶなどの掛け持ち方法が考えられます。

最近では自習室を充実させている塾も多いため、施設目的で塾を選ぶ場合はぜひ自習室の内装や設備にも注目してみましょう。

塾での仲間が増えて交友関係が広げられる

通塾するタイプの塾を掛け持ちすると、塾での交友関係が広がります。

塾によって通っている生徒層や志望校も変わってくるため、掛け持ちするといろいろな学校に通う同年代の生徒と出会えるでしょう。

交友関係が広がることのメリットは、主に3つあります。

  • ライバルが増え、学習のモチベーションが上がる
  • 志望校や将来の夢、学校生活などに関して新たな知見を得られる
  • 受験に関する情報をより早く、より多く入手できる可能性がある

交友関係が広がると、得られる情報量が確実に増加します。

受験に対するモチベーションが高い生徒と仲良くなれれば、受験勉強にもより一層身が入るはずです。

塾を掛け持ちするデメリット

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一方、塾を掛け持ちするデメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。

  • より多くの費用が必要になる
  • 指導方法の違いで混乱してしまう可能性がある
  • 通塾が負担になりやすい

それぞれのデメリットについて詳しく見ていきましょう。

より多くの費用が必要になる

複数の塾に通う場合、費用が高くなりやすいです。

たとえば、もともと集団授業の塾に通っており、理解しきれなかった部分のフォローで個別指導塾に通うことを検討するようなケースで考えてみましょう。

この場合、新たに通いはじめる塾の入会金・入塾金など、授業料以外の費用も余分に負担する必要があります

塾の掛け持ちをする場合は、どれくらいの費用がかかるかを事前に見積もり、その費用に見合った効果が期待できそうかどうかを見極めなければなりません。

指導方法の違いで混乱してしまう可能性がある

塾や講師によって指導方法に違いがあります。複数の塾で同じ科目の授業を受けている場合、指導方法が異なることによって勉強の方針が定まらなくなることも考えられるでしょう。

指導方法の違いによる混乱を避けたい場合は、それぞれの塾で異なる科目を受講するようにするなど、自分なりに対処することが大切です。

通塾が負担になりやすい

通う塾が増えると、その分通塾に時間がかかることになります。長時間の通塾および勉強による負担は、疲労やストレスを蓄積する原因となりかねません。

土日に通う塾は家から近くの塾にするなど工夫することで、通塾の負担を多少なりとも和らげることができるでしょう。

塾の掛け持ちは、さまざまな指導方法から自分にあったものを選べる方や、疲労やストレスに強い方でないとあまり向いていないかもしれません。

無理して塾を掛け持ちすると、かえって悪影響につながる可能性があることも認識しておく必要があります。

塾を掛け持ちする際のポイント

塾に入って勉強する学生の画像

ここからは、塾を掛け持ちするときのポイント3つをそれぞれ解説していきます。

  • それぞれの塾に通う目的を明確にする
  • 同グループの塾に通う
  • 受講する授業の数を多くし過ぎない

それぞれの塾に通う目的を明確にする

塾を掛け持ちするなら、それぞれの塾に通う目的を明確にしましょう。

たとえば、受験に向けて短期集中で学力を伸ばしたい方は、一方の塾では受験に向けて発展的な内容を学習し、もう一方の塾では理解しきれなかった部分を補う授業をしてもらう、といった掛け持ちのスタイルがおすすめです。

役割を分けて考えることで、それぞれの塾の強みを最大限活かせます。

受講する授業の数を多くし過ぎない

塾を掛け持ちすると、当然ながら受講するコマ数も自然と多くなります。

しかし、あまりにコマ数が多いと予習復習に十分な時間が取れず、学習効率がかえって悪くなりかねません。

塾で質の高い授業を受けることはもちろん大事ですが、自分で学習する時間を確保することも同じぐらい重要です。


もし掛け持ちすると1週間の勉強スケジュールがキツくなってしまう場合は、それぞれの塾で受講する授業数を減らすことも検討しましょう。

また、もうひとつの案としては、通塾タイプの塾を掛け持ちするのではなく、オンライン塾を使って自宅学習ができる環境を整えるという手があります。

最近はオンライン塾にもさまざまなタイプが登場しているため、無理に通塾タイプで掛け持ちしようとせず、自分がやりやすそうなケースを想定しましょう。

同グループの塾に通う

塾によっては、集団授業と個別指導の両方をおこなっていたり、同じグループ内で集団塾と個別指導塾を運営していたりするケースが多々あります。

同じ塾やグループ内で掛け持ちすることのメリットは以下の通りです。

  • 塾の指導方針・講師の指導方法が同じで学習しやすい
  • 塾内・グループ内で情報共有されており、最適な授業を受けられる

同じ塾やグループ内での掛け持ちなら、慣れ親しんだ授業形式と指導方法で効率よく学習できます。

通っている塾の指導方針があっていて集団授業と個別指導を使い分けたい場合は、このようなタイプの塾が向いているでしょう。

掛け持ちする塾を選ぶ際には「テラコヤプラス」の活用がおすすめ

スマホで塾選びをしている学生の画像

塾の掛け持ちにはメリットもデメリットもあり、どの塾を選ぶかしっかり吟味して決断する必要があります。

塾・学習塾の検索サイトテラコヤプラス」では、塾の形式・科目・通う目的など、掛け持ちする塾を選ぶときに気になるさまざまな条件を指定して検索可能です

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全国9万教室以上のなかから条件にあう塾をピックアップできるため、塾選びの際にはぜひ利用してみてください。        

塾の掛け持ちはメリットやデメリットを把握した上で判断しよう

塾で勉強する学生の画像

塾の掛け持ちには、それぞれの塾のいいとこ取りができるといったメリットがある反面、通塾時間や授業時間が増えることが負担やストレスにつながる可能性があるといったデメリットもあります。

メリットとデメリットを正しく把握したうえで、ただ2つの塾に通うのではなく、それぞれの塾のメリットを最大化できるよう意識して通いましょう

また、自分にあった塾を選ぶためには、さまざまな判断軸で塾同士を比較検討することが大切です。

テラコヤプラスでは、授業形式や学年・科目・特別講習などのさまざまな項目から塾を検索できるほか、塾同士を簡単に比較検討できます。

「どんな塾に通うか決めかねている」「今通っている塾と掛け持ちしやすそうな塾が知りたい」という方は、一度テラコヤプラスを利用して塾同士を比較してみてはいかがでしょうか。