家庭教師の料金、塾よりも安くできるって本当?相場と料金システムを詳しく解説!

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家庭教師とは、プロの指導者、または大学生アルバイトの先生を自宅に招いて子どもに勉強を教えてもらうシステムです。

時間内であれ さまざまな教科を学ぶことができ、先生と生徒が1対1のマンツーマン指導のため成績が上がりやいことや、保護者の塾送迎の手間が省けるといったメリットがあります。また、自宅で勉強を教えてもらえるため、不登校の子どもにも家庭教師は人気です。

しかし、家庭教師は塾などに比べて料金が高いというデメリットもあります。そこで本章では、塾よりも家庭教師の料金を安くすることはできるのか、学年別の料金相場などをご紹介しながら解説していきます。
  1. 家庭教師の料金相場はどのくらい?
  2. 学年別!家庭教師の料金相場
  3. 同じ学年でも料金が変わる?受験対策による家庭教師の相場
  4. 大手家庭教師センターと個人契約、料金の違いは?
  5. 家庭教師センターの料金!安くて質のよい大手3社を比較
  6. 塾よりも安く抑えることも可能?家庭教師と塾の料金の違いを比較
  7. まとめ

家庭教師の料金相場はどのくらい?

家庭教師の料金は、どのような契約をしているかで相場が変わってきます。契約の仕方として、主に以下のような2つの料金タイプがあります。
また、料金タイプに加えて以下のようなさまざまな条件によっても料金が大きく異なります。
これらの契約の仕方によっては、家庭教師の料金が高くもなりますし、安く抑えることも可能です。

学年別!家庭教師の料金相場

本章では、小学生~高校生までの学年による料金の違いと、授業料以外にかかる費用について解説します。

とはいえ、どこと契約するのか、受験を視野にいれた受験コースなのか、どこに住んでいるのかなど、条件によって料金は大きく異なります。金額はひとつの目安として参考にしてください。

小学生の相場とは

小学生向けの家庭教師の授業料の相場について、以下の5社を参考にまとめると、1時間の授業で約2,000円~3,000円が相場と考えられます。

コースや対象学年によっても料金は異なりますので、子どもの学習目的によって選ぶのがおすすめです。

家庭教師業者名
授業料の一例
家庭教師のガンバ
1コマ(30分)1,000円
家庭教師のサクシード
1時間あたり2,800円~(小学1~6年生の公立コース)
学研の家庭教師
通常1時間あたり2,900円(小学1・2年生)
東大家庭教師友の会
1時間あたり3,500円(小学1~6年生の低学年コース・ベーシックコース)
家庭教師のファースト
60分×月4回で8,400円(補習コース)

中学生の相場とは

上記と同じ5社にて、中学生の家庭教師料金の相場をまとめたところ、1時間あたり約2,500円~3,500円と考えられます。

小学生の家庭教師料金の相場と近いですが、それよりも数百円高いと考えていいでしょう。また、高校受験の指導があるコースは、高校1・2年生のコースよりも割高になる傾向です。

家庭教師業者名 
授業料の一例
家庭教師のガンバ
1コマ(30分)1,000円
家庭教師のサクシード
1時間あたり3,000円~(中学1・2年生)
1時間あたり3,200円~(高校受験[中学3年生])
学研の家庭教師
通常1時間あたり3,200円~(公立中学生・高校受験生)
東大家庭教師友の会
1時間あたり3,500円(中学1~3年生のベーシックコース※高校受験を目指す方は中3時に+500円)
家庭教師のファースト
60分×月4回で9,000円(補習コース)

高校生の相場とは

小学生・中学生と同じ5社から、高校生の家庭教師料金の相場をまとめたところ、1時間あたり約3,000円~4,000円が相場と考えられます。

大学受験を目指す場合、公立校や難関校、医学部などの志望校によって料金に差が出るため、相場よりも高い授業料になる可能性が高いです。

家庭教師業者名
授業料の一例
家庭教師のガンバ
1コマ(30分)1,125円
家庭教師のサクシード
1時間あたり3,400円(高校1・2年生)
学研の家庭教師
通常1時間あたり4,300円(高校1年生)
東大家庭教師友の会
1時間あたり3,500円(高校1・2年生のベーシックコース)
1時間あたり4,000円(高校3年生・浪人生)
家庭教師のファースト
60分×月4回で10,200円(補習コース) 

授業料以外にかかる料金はある?

家庭教師の授業料以外にも、入会金や管理費などがかかる場合もあります。上記の5社を比較したところ、入会金の相場は約20,000円前後でした。ただし、兄弟や姉妹がすでに入会している場合は不要な場合が多いです。

毎月必要な費用については、管理・サポート費が約10,000円必要な場合もあれば、まったく不要で毎月の月謝と交通費のみとしているところもあります。

また、すべて授業料の中に含まれているケースもあるので、数社を比較してみることをおすすめします。

【最初にかかる費用】
入会金(登録料)
約20,000円(キャンペーン中は割引・無料になることもある)
保証金、預り金
約16,000円(不要な場合もある)

【毎月必要な費用】
管理費・サポート費
約3,000円~10,000円(不要な場合もある)
教材費
約3,000円(通年)~毎月約10,000円などさまざま(不要、手持ちの参考書でOKな場合もある)
交通費

実費(定期範囲内なら不要な場合もある)

同じ学年でも料金が変わる?受験対策による家庭教師の相場

家庭教師の料金は、同学年でも受験対策などの個々のカリキュラムによって、月謝料金が変わってくることもあります。

小学生~高校生ごとの学年にわけて、特徴と傾向を解説していきます。 

小学生向け家庭教師の特徴と傾向

特に小学生の低学年では、授業料が安価なことが多いです。基礎や基本を指導して、高学年の勉強に向けて考え方や理解力を高める指導していく傾向があります。

中学受験を視野に入れる指導コースの場合は、通常よりも授業料は高めですが、万全の中学受験対策や上位校出身の講師から指導を受けられるので、レベルの高い指導を期待できるでしょう。

中学生向け家庭教師の特徴と傾向

中学1・2年生が対象の場合は、定期テスト対策や学校の課題のサポートなどの指導に軸を置いていることが多いです。中学3年生が対象になると、高校受験を視野に入れた指導になるため、小学生の家庭教師料金よりも金額が上がります。さらに、教材費も値上がりする傾向にあります。

また、通っている中学校が公立校か中高一貫校かによってもコースが分かれる場合、中高一貫校の方が専門的な指導が必要になるため、料金が高くなりやすいです。

高校生向け家庭教師の特徴と傾向

多くの家庭教師の授業が、高校1・2年生のコースか、大学受験対策ができる 高校3年生のコースに分かれるようになります。高校1・2年生のコースは基礎固めや定期テスト対策、進路を決定していくための適正を判断していく指導を主におこないます。

高校3年生は、大学受験対策の指導が加わるため少し割高になる傾向です。志望校ごとの受験対策のほかにも、推薦入試やAO入試対策など豊富なコースを設けているところもあるので、より的を絞った対策が期待できます。

しかし、難関大学の受験対策コースは料金が高額になる場合もあるので、事前に授業料や教材費などにかかる金額を確かめておきましょう。

医学部志望は特別料金が必要なことも

医学部受験を考えているなら、家庭教師も医学部の受験対策に特化した授業を受けたいですよね。

その場合、専門的な知識を有する医学部受験に強い講師が指導をするため、通常の高校生料金よりも2倍ほどの高額な料金になるケースが多い傾向です。

しかし、これまでの合格実績が豊富だったり、医学部に在籍していたりなど、一定の条件を満たしたベテラン家庭教師から指導をしてもらえるので、信頼性は高いといえます。

地域による料金の違いも

大手家庭教師センターは全国展開していることが多いのですが、地域によって料金に差が出ることがあります。その場合、田舎よりも都会の方が高額になる傾向にあります。

筆者が、とある家庭教師センターに「中3、1時間×1週間に1回」という条件で見積もりを依頼したところ、 居住地が東京の場合は39,400円、東北の場合は33,300円、九州だと33,400円という結果になりました。

これは地域による物価の違いや、オフィスの賃貸料の違い、交通費などが理由だと思われます。

不登校だと料金が違う?

家庭教師は不登校児の学習サポートとしても人気です。中には不登校児向けの特別料金を設定しているところもあり、勉強のほかにも精神面や生活面なども、講師陣がサポートしてくれます。

生徒一人ひとりに寄り添い、時間や内容なども相談できる特徴もあり、1時間あたり約5,000円程度となります。

大手家庭教師センターと個人契約、料金の違いは?

本章では、大手家庭教師センターと個人契約の料金の違いについて解説します。

講師が社会人(プロ)なのか、現役大学生のアルバイトなのかでも料金が変わりますので、しっかり目を通されることをおすすめします。

大手家庭教師センターの料金の特徴

家庭教師事業を企業で経営している大手の家庭教師センターは、全国展開しているところも多いので、住まいに左右されることが少ないのが特徴です。ただ、授業料以外の入会金や更新料、交通費などがかかることが多くあります。

1時間あたりの授業料の平均相場は、小学生が約2,000~3,000円、中学生が約2,500円~3,500円、高校生が約3,000円~4,000円程度です。

また、大学生~社会人、プロ講師などさまざまな経歴の教師が在籍していることがあり、コースによってはプロ講師を選ぶことが可能な家庭教師センターもあります。そういったコースを設けていない場合は、はじめに問い合わせて融通してもらうか、あとから教師の交代を相談できる場合が多いので、問い合わせてみるといいでしょう。

個人契約の家庭教師の料金の特徴

大手家庭教師センターと比べて、入会金・管理費・年会費・解約金・教材費といった授業料以外の費用がほとんどかからない場合が多いのが特徴です。そのため、家庭教師にかかる料金をできるだけ安く抑えたい方にはおすすめでしょう。

個人契約の場合は、家庭教師を仕事にしているプロ講師、もしくはアルバイトとして家庭教師をしている現役大学生と契約するタイプがあるので、子どもの学習目的や、人柄重視で家庭教師を選びたい方にもおすすめです。

プロ講師と学生バイト講師の特徴について、以下の章で解説していきます。

プロ講師との個人契約

プロ講師は、家庭教師で生計を立てているプロの指導者であり、特に地元の情報に強いという特徴があります。

家庭教師料金をプロ講師自身が決められるので、大手よりも安かったり高かったりする場合もあります。料金の1時間あたりの平均相場(※)は、小学生が約2,000~2,500円、中学生が約2,000~4,000円、高校生が約3,000~5,000円程度と考えられます。

(※)個人契約の紹介サービス会社5社(To-Last・KKS・ASK・ASKONE・ドットコム)の料金を平均したもの

学生バイト講師との個人契約

アルバイトとして家庭教師をしている現役大学生が講師です。現役なだけにフレッシュな情報を持っていますが、家庭教師経験の浅い人が多いのが特徴です。

料金の1時間あたりの平均相場(※)は、小学生が約1,500~2,000円、中学生が約2,000~3,000円、高校生が約2,000~3,000円程度と、プロ講師よりも安い傾向にあります。

(※)個人契約の紹介サービス会社5社(To-Last・KKS・ASK・ASKONE・ドットコム)の料金を平均したもの

家庭教師センターの料金!安くて質のよい大手3社を比較

本章では、テレビCMでも見かけることがある「家庭教師のトライ」、「学研の家庭教師」、「家庭教師のあすなろ」といった、人気の家庭教師センター3社の料金を比較していきます。

それぞれ詳しい料金を解説していきますので、ぜひ家庭教師選びの参考にしてください。

家庭教師のトライ

「トライさん」と呼ばれる専任の教育プランナーが、生徒一人ひとりと話をしたり学習状況を把握したりして、最適なカリキュラムや勉強方法を提案するシステムのため、決まった料金設定がありません。

そのため授業料はおおよその金額になりますが、1回あたり2,000~4,000円が平均額で、60分、90分、120分コースがあります。

入会金は無料キャンペーンがあることもありますが、通常42,000円が必要となり、管理費が3,500円~、交通費は実費分を負担するようになります。教材は手持ちのテキストを用いて指導してくれるので新しく用意する必要はありませんが、場合によっては教材費が必要になることもあります。

学研の家庭教師

学研の家庭教師の授業料は、1時間あたりの料金で小学生が2,900円~、中学生が3,200円~、高校生が4,300円~となります。

このほかにも、不登校コースを設けていて通常1時間あたり4,700円~となっています。経験と実績が豊富な家庭教師が、勉強だけではなく生活面もきめ細かくサポートしてくれるのが特徴です。

すべてのコースに兄弟・姉妹の同時指導コースがあり、通常よりも割安になるので、兄弟姉妹がいるご家庭は検討してもいいでしょう。

授業料のほかには、入会金が25,000円程度、月会費1,500円~かかります。

家庭教師のあすなろ

家庭教師のあすなろの1コマ(30分)あたりの授業料は、小学生・中学生が1,000円~、高校生が1,125円~と比較的良心的な価格設定となっています。

授業料のほかに別途、入会金が20,000円、保証料が16,000円必要になります。また、教材費は1教科4,100円~で、教材無しのコースもあります。そのほか交通費は、電車賃などの実際にかかった料金×回数分を負担します。

母子・父子家庭応援プラン、2人同時受講プランなど、条件に当てはまれば割引になるプランもあるので、入会前に確認しておくのがおすすめです。

公式サイトには月々にかかる料金プランを10秒でシミュレーションできる診断シートがあるので、ぜひ試してみてください。

家庭教師のあすなろの公式サイトはこちら

塾よりも安く抑えることも可能?家庭教師と塾の料金の違いを比較

家庭教師にかかる料金と、塾通いにかかる料金には、どれくらいの違いがあるのでしょうか。

それぞれの違いとともに、家庭教師にかかる料金を安く抑える方法について解説していきます。

塾の相場とは

個別指導の場合など、生徒一人ひとりにあった独自のカリキュラムを提案してくれるため、決まった授業料を定めていないこともあります。大手塾5社の授業料を比較したところ、1コマ75分~90分の授業を週1回受ける場合、小学生が約10,000円~13,000円、中学生が約13,000円~25,000円、高校生が約15,000円~28,000円程度という結果になりました。

ただ、初月は授業料を割引していたり、入塾特典で授業料が数回分無料になったりなど、塾によってさまざまなキャンペーンをしていることもあるので、活用できると塾費用を抑えられるでしょう。

授業料のほかに、入塾金、教材費、プリント代や冷暖房費などの月々の諸経費などがかかることがありますので、事前に確認しておきましょう。

家庭教師の料金を安く抑えるには?

家庭教師にかかる授業料を塾に通うよりも安く抑えるには、入会金の割引や無料キャンペーンの時期を狙うのがおすすめです。

料金を安く抑えたいがために、授業の数を削ったり希望のコースよりランクダウンさせてしまっては本末転倒なので、入会金や月々の管理費、交通費などを割安に提示している家庭教師を選ぶといいでしょう。

また、高額な教材の購入が必要なく、なるべく学校の教科書や問題集を使用して指導してくれるところと契約するようにすると、家庭教師にかかる料金を安く抑えることができます。

まとめ

家庭教師は塾に通うよりも金額が高額になりそうで、ハードルが高い印象がありますが、家庭教師センターや個人講師などの契約の仕方によってさまざまな料金相場があります。

子どもと1対1のマンツーマン指導を任せることになるので、まずは無料体験から始めてみるのがおすすめです。

子どもの学習目的に合った指導方法なのか、教師との相性は合うのかなど、じっくりリサーチしてから契約することで、後悔しない家庭教師選びができるでしょう。
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