中学生にとって春期講習は、新学年に向けて学力を強化する絶好の機会。復習や予習にしっかりと力を入れたいところです。
とはいえ、春期講習は通常の塾の授業料とは別に費用を支払う必要があるので、家計への負担がどれくらいかかるのか気になる方も多いはず。
そこで本記事では、中学生向け春期講習の料金相場や選び方を徹底解説します。
さらに、中学生が春期講習をお得に受講するコツなども紹介。春期講習に通おうと考えている中学生やその保護者の方はぜひ参考にしてください。
中学生の春期講習とは?参加するメリットを紹介
中学生の春期講習は、新中1・新中2・新中3が対象です。春期講習では、新学年への準備、苦手科目の克服、受験対策などをおこないます。
中学生が春期講習に参加するメリットは、主に以下が挙げられます。
春期講習は学校が春休みで授業が進まないタイミングにおこなわれます。期間自体は短めですが、短期間に集中して学ぶことができるため、新学期をよい状態で迎えるための準備ができます。
学校が休みで授業がないので、春期講習では学校の進度を気にせずに予習や復習をおこなうことが可能です。前学年の復習による知識の定着と、新学年の学習内容の先取りによって、学校の授業内容への理解度がより深まるでしょう。
また、塾によっては春期講習で特定の科目の対策に特化したような講義をおこなっていることもあります。一人ひとりの生徒に対して柔軟にカリキュラムを組める個別指導塾なら、生徒の苦手分野を中心に指導することも可能です。苦手分野を克服するという点においても、春期講習は非常によい機会です。
さらに、新中3の方は受験学年に上がることになりますが、受験は約1年後のイベントなのでまだまだ実感が湧かないという方も多いでしょう。
塾によっては、先を見越して受験問題に触れるようなカリキュラムを組んでいるところもあります。「1年後にはこれを解かなければならない」と生徒自身が実感することで、受験勉強にも自ずと身が入るようになります。
春期講習は、塾生以外の方も受講可能なことが多いので、将来的にその塾に通うことを検討している方にとっては、塾の様子を知ることができるまたとない機会といえます。
体験授業も兼ねて春期講習を受けることで、授業の進め方やテキストの難易度、講師との相性などを確認することで、より納得のいく塾選びにつなげられます。
【中学生】春期講習の費用相場はどれくらい?講習代が無料の塾も!
春期講習の費用相場は、集団塾か個別指導塾か、授業をどれくらい受講するかなどによって異なりますが、おおよそ以下のような金額を目安として考えていただくとよいでしょう。
なお、受験学年となる新中3生を対象にした春期講習では、特別講座などを数多く受講するとより多くの費用がかかる場合もあります。
春期講習の費用が無料の塾もあれば割安の塾もある
春期講習を受講するためにはそれなりの費用が必要ですが、春期講習を無料もしくは割安な費用で受講できる塾もあります。
個別指導塾大手の「個別教室のトライ」や「個別指導塾 トライプラス」では、入会金0円、授業料1か月無料の春期講習をおこなっています。
また「個別指導 スクールIE」では、個別指導90分×4回の春期講習を3,300円で受講可能です。
個別指導塾だけでなく、西日本で大手の集団塾「鷗州塾」の春期講習は、新中1・中2は授業料無料、新中3は授業料半額で受講できます。
首都圏で実績のある「臨海セミナー 小中学部」の春期講習の費用は、体験諸費のみ3,300円(※2022年時)と割安の料金設定です。
これから塾に通おうかと検討中の中学生にとっては、お得に学習できるチャンスでもあるので、気になる塾の春期講習にはぜひ参加してみましょう。
費用だけで選ばない!中学生向け春期講習選びのポイント
春期講習にかかる費用は塾選びで重要なポイントのひとつですが、費用だけで塾を選ぶべきではありません。
費用に加えて以下に挙げるようなポイントを意識することで、より納得のいく塾選びが可能です。
それぞれのポイントについて、次より詳しく説明します。
春期講習に参加する目的を明確にする
「苦手な科目・単元を克服したい」「受験対策をしたい」「前学年の復習・新学年の予習がしたい」など、春期講習に参加する目的は生徒によって異なります。
苦手な科目・単元を克服したいなら個別指導塾、受験対策がしたいなら進学塾、復習や予習がしたいなら補習塾の春期講習を選ぶのがおすすめです。
目的を明確にして、その目的に沿った塾を選ぶことが効果的な学習につながります。
集団授業や個別指導など自分にあう授業形式を選ぶ
春期講習の指導形態は、大きく集団授業と個別指導に分けられます。
集団授業は学校の授業のように一定数の生徒に対して講師一人が指導をおこなう形式で、授業は講師による説明と板書が中心ですが、適宜生徒に質問をしてコミュニケーションを取りながら授業を進めるような講師もいます。
集団授業塾は学力別にクラス分けされていることが多いので、同じくらいの学力を持った仲間と切磋琢磨できるのがメリットです。
ただし、多くの生徒と一緒に授業を受けることになるので、授業中に気になることやわからないことがあってもすぐに質問しにくいことをデメリットに感じるかもしれません。
個別指導は、講師と生徒が1対1または1対2~4程度で指導を受ける形式です。マンツーマンもしくはそれに近い形での授業になるので、授業は講師と生徒で会話を交わしながらおこなわれるのが一般的です。
生徒の理解度や進度に応じて柔軟にカリキュラムを組んでもらえ、自分のペースで学習を進めることが可能。ほかの生徒が気になることもありません。ただし、講師と生徒の距離が近いことで緊張感が減ってしまうケースも考えられます。
どちらの授業形式があっているかはお子さんの性格次第なので、よりあっているほうを選びましょう。授業形式で迷う方は、簡単な質問に答えるだけでおすすめの塾がわかる「ぴったり塾診断」も活用してみてください。
春期講習の内容を確認する
春期講習で組まれているカリキュラムの内容は、塾によって異なります。前学年の復習、新学年の先取り授業、受験対策など、何に重きを置いているかによって授業の内容が大きく変わるので、自分の学びたい内容かどうか事前に確認しておくことが重要です。
個別指導の場合は、生徒にあわせてカリキュラムを組むことが多いため、要望通りの授業となることがほとんどです。
無理なく通える塾を選ぶ
春期講習は、ほぼ毎日講習を受けるようなスケジュールが組まれています。そのため、自宅から遠い場所にある塾を選ぶと、通塾だけで子どもの負担になる可能性があります。
春期講習を経て通常の授業も受けようと考えている場合はとくに、なるべく自宅から近く無理なく通える場所にある塾を選ぶことも、重要なポイントです。
塾の授業は夜遅くまでおこなわれることも多いので、塾帰りに通る道が夜間でも安全かどうかも確認しておきましょう。
また、学校から直接塾に行くルートも確認しておくと、新学期が始まってからの通塾もスムーズです。
子どもの通塾負担を軽減して学習に集中できるよう配慮するのも、塾選びに置いて大切なポイントといえるでしょう。
中学生が春期講習をお得に受講する3つの方法
春期講習を受講するためには費用がかかりますが、少しの工夫や制度の利用で春期講習をお得に受けられる場合もあります。
中学生が春期講習をお得に受講するための方法は、主に以下が挙げられます。
それぞれの項目について、次より詳しく説明します。
塾のキャンペーン(初回割引、兄弟割引など)を活用する
塾によっては、春期講習にあわせて無料体験を兼ねたキャンペーンや、兄弟姉妹で一緒に受講すると授業料が安くなるキャンペーンをおこなっていることがあります。
たとえば、個別指導WAMでは春期講習が4日間無料になるキャンペーンをおこなっています。
また、早稲田アカデミーでは兄弟で一緒に春期講習を申し込むことで、2人目からは受講料が3,000円割引になる「兄弟割引」という制度を設けています。
このようなキャンペーンや制度をうまく活用することで、お得な料金で春期講習を受講できます。
塾の無料講座やオンライン講座を利用する
塾によっては、春期講習で無料講座を開講していることもあります。
大手進学塾の栄光ゼミナールでは、受講料無料で教材費のみ料金がかかる、1教科4日間の春期講習を3/21(金)から開講します。
個別指導塾では、全国各地に教室を展開するナビ個別指導学院が、4日間無料の春期講習を3/1(土)~4/29(火)に実施。個別指導なら森塾でも4日間無料の春期講習を先着順で受け付けているため、気になる方は早めに申し込みましょう。
また、オンライン講座が無料で受講できる塾もあります。ワオ・コーポレーションの「オンラインゼミ」では、新中1生を対象にした「入学おめでとうキャンペーン」をおこなっており、春期講習の全講座を受講料無料で受けられます(別途テキスト費が必要です)。
気になる塾があれば、公式サイトで情報をこまめにチェックしておきましょう。
複数の春期講習に参加してから入塾する
まだ通塾しておらず、春期講習をきっかけに今後通う塾を決める場合、時間と費用に余裕があれば、複数の気になる塾の春期講習に参加し、授業内容や指導方針を比較検討するのもひとつの方法です。
塾のなかには、春期講習受講後に入塾すると、入塾料や翌月の授業料が無料になるなどの特典が用意されていることがあるので、お得に入塾できます。
複数の塾の春期講習を受講することで自分にあった塾を選ぶことができ、費用もお得になるので一石二鳥です。
なお、家計への負担をより抑えたい方は、下記の記事も参考にしながらご検討ください。
【中学生】春期講習の費用に関するFAQ
これまで塾に通ったことがなく、春期講習を受けるのも初めてという中学生やその保護者の方は、春期講習の費用に関して疑問に思うことも多々あることでしょう。
ここでは春期講習の費用に関する疑問点をQ&A方式で解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
中学生の春期講習は費用も考慮して積極的に参加しよう
中学生にとって春期講習は、学校の授業が進まないタイミングで効率的に復習や予習、苦手単元の克服などをおこなえる重要な機会です。
塾にとっても春期講習は新規入塾者が見込めるチャンスなので、料金を割安に設定したり無料で受講できる講座を設けたりしています。また、塾によっては兄弟で同時に申し込むことで授業料が割引になる、春期講習受講後に入塾することで入塾金が無料になる、といった制度を設けていることもあります。
これから通う塾を決めようと考えている方にとって、春期講習は授業の進め方や宿題の量、講師との相性などを確認できるまたとない機会です。春期講習をお得に受講できるキャンペーンや制度も活用しながら、積極的に参加しましょう。
どの塾の春期講習に通おうかと悩んでいる方は、Ameba塾探しの「春期講習で通いたい塾・学習塾おすすめランキング」もぜひ参考にしてください。