どちらも学力向上が期待できますが、志望校や自身の学習スタイルにあわせて適切な通学先を選ぶ必要があります。
結論から述べると、塾と予備校は授業形態やカリキュラム、講師との距離感などが異なります。
大学受験に特化した勉強をしたい方は予備校、学校の成績アップや苦手克服が目的なら、塾が最適といえるでしょう。
この記事では、予備校の定義や塾との違い、高校生・浪人生におすすめの予備校を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
- 予備校とは?受験勉強に励むための施設である
- 「予備校」と「塾」の違い
- 指導方針・カリキュラム
- 授業形式
- 講師
- 費用
- サポート体制
- 予備校と塾、自分にあうのはどっち?特徴やメリットを紹介
- 予備校に通うメリット・デメリットと向いている人
- 塾に通うメリット・デメリットと向いている人
- 予備校に通う際に必要な費用
- 予備校に通う現役生と浪人生の1日のスケジュール
- 現役生のスケジュール
- 浪人生のスケジュール
- 高校生・浪人生におすすめの予備校を紹介
- 「駿台予備学校」はAI技術を導入した効率的な学習を実現
- 「河合塾」は弱点の底上げを目指した受験対策ができる
- 「代々木ゼミナール」は2種類の授業形式で徹底理解を追求
- 「東進ハイスクール」は短時間で効率的な学習ができる
- 「四谷学院」は個人能力を高めるダブル教育を受けられる
- 予備校の特徴や塾との違いを理解し、最適な学習環境を選ぼう
予備校とは?受験勉強に励むための施設である
学校法人や財団法人、株式会社など経営者はさまざまですが、授業形態や志望校合格を目指す生徒が集まるなど、共通した部分がたくさんあります。
在籍している講師陣も難関私立大学や国立大学を卒業した人が多く、講師の経験をふまえながら志望校を目指せるのが特徴です。
レベルの高い学生ばかり通うイメージもありますが、成績ごとにクラス分けをしている予備校もあり、自分のペースで成長できるよう配慮されているケースも多いです。
「予備校」と「塾」の違い
予備校と塾は、学習できる環境は整っている点では共通しています。しかし、主に以下の点で違いが見られます。
予備校と塾で優劣があるわけではないため、「自分にとって向いていそうか」「より勉強に集中できそうな環境か」といった点を踏まえて、通学先を選びましょう。
それぞれの違いについて、以下で詳しく解説します。
指導方針・カリキュラム
予備校と塾では、指導方針やカリキュラムに以下のような違いがあります。
【指導方針・カリキュラムの違い】
指導方針 | カリキュラム | |
---|---|---|
予備校 | 大学受験対策 | 受験範囲を効率的に対策することが最優先 |
塾 | 学校の授業やテストのサポートから受験対策までさまざま | 基礎から応用に進めるように段階的に進む |
予備校の目的は、大学を中心に生徒の志望校合格なので、指導方針も「受験合格」を最優先にしています。
一方、塾に通う生徒の目的は、学校の授業内容のフォローをしてほしい、将来的な受験に向けて学力を高めたいなど、さまざまです。
そのため、塾によって指導方針はまちまちで、学校内容のフォローやテスト対策を中心におこなうところもあれば、大学受験に向けた学習をおこなうところもあります。
カリキュラムについても同様の観点から違いが見られ、予備校では、授業中に受験範囲を効率的に網羅することを優先したカリキュラムが組まれているので、基礎的な部分のキャッチアップは生徒自身でおこなう必要があります。
一方、塾では通い続けて勉強を継続することで学力を伸ばせるように、基礎から応用に徐々に進んでいくようなカリキュラムが組まれているのが一般的です。
とくに個別指導塾の場合は、生徒の理解度や進度にあわせて柔軟にカリキュラムを変更するのが、大きな特徴といえるでしょう。
授業形式
予備校と塾の授業形式の違いは、以下のとおりです。
予備校の授業形式は講師による説明がメインであり、生徒はそれを聞きながら板書を取ります。
最小限の授業回数で受験に必要な内容を学ぶことができる点はメリットですが、基礎的な内容は自学自習で身につけなければならない場合もあります。
一方、塾の授業形式はさまざまです。大学受験対策に注力している塾であれば予備校に近い形式をとるケースもあるでしょう。
ただし、学校の学習内容に対するサポートを主な目的としている塾は、生徒の理解度を確認しながら授業を進めるので、生徒に対して適宜質問が投げかけられることもあります。
質問が来るかもしれないと考えながら授業を聞くことで、授業内容に対する理解度が深まる点で期待できますが、人によっては多くの生徒の前で質問されることに抵抗感を覚えるかもしれません。
講師
予備校の講師は、講師を専門に務めるプロ講師であることが大半で、基礎的な学習内容を理解していることを前提にハイレベルな指導をおこないます。
授業は基本的に一方通行であり、生徒に集中して話を聞いてもらわなければならないため、とくにトップ講師を中心にして話術や人を惹きつけるような話し方に長けている人もいます。
予備校には、自分が指導している分野に関する著書がある講師もいるので、高い指導力があると考えてよいでしょう。
一方で、塾はプロ講師が務めていることももちろん多いですが、大学生がアルバイト講師として指導していることもあります。予備校と比較して、親身になってくれる講師が多く、質問もしやすい環境でしょう。
大学生の講師に対して不安を抱く方がいるかもしれませんが、つい先日まで高校生だったこともあり、生徒が抱える悩みやつまずきやすいポイントを、解像度高く把握している可能性もあります。
生徒と双方向のやり取りをしながら授業を進めていくという点においても、「生徒との距離の近さ」はプラス要素になりやすいでしょう。
費用
費用面でも、塾と予備校に違いがあります。
予備校と塾というくくりで分けるのは難しいことを前提として、総じて予備校のほうが金額に幅が少なく、塾のほうが幅があるといえます。
予備校は1年間通うことを前提としており、入学時に授業料を一括払いするところが多く(※分割払いに対応している予備校もあります)、金額は年間で50~60万円程度です。ただし、浪人生が通う場合は、受講する講義の数が多くなることから100万円を超える場合もあります。
高校生が通う場合でも、「○○特講」や「○○直前対策」のような講義を追加で受講すると、授業料はもう少し高くなることが想定されます。
一方、塾の費用は集団塾か個別指導塾かによって違いがあり、集団塾の場合は高校生で30~70万円程度、個別指導塾の場合は60~100万円超程度です。
いずれの場合も、受講する講義の数によって金額は多少変動することを念頭に置いておきましょう。
予備校・塾の費用については以下の記事でも解説していますので、詳細が気になる方はご確認ください。
サポート体制
サポート体制に関しては、指導内容に対するサポート体制は予備校のほうが整っており、家庭に対するサポート体制は塾のほうが整っているのが一般的です。
予備校では、講義をおこなう講師のほかに、生徒からの質問に対応したり勉強計画の策定を手助けしたりする「チューター」と呼ばれる人がいます。
チューターは予備校が開いている時間は基本的に常駐しているので、生徒側からアプローチをおこなうことで、さまざまなサポートを受けることが可能です。
また、生徒が志望している大学や学部を踏まえて、ほかの大学・学部の選択肢を提示してくれたり、受けておいたほうがいい模試の情報を教えてくれたりすることもあります。
一方、塾に通う生徒は「学校の成績を上げること」が目的となっていることもあり、多くの場合、それは保護者が子どもを塾に通わせる目的でもあります。
そのため、塾ではどのような方針で指導をしているか、今後のカリキュラムはどうなっているか、家庭ではどのようなことをしてほしいかといったことを保護者の方に伝える保護者説明会を、定期的に設けている塾もあります。
とくに個別指導塾ではそういったサポートが手厚い傾向にあるので、お子さんにあわせたサポートを受けられる塾をお探しであれば、個別指導塾を中心に検討するのがおすすめです。
予備校と塾、自分にあうのはどっち?特徴やメリットを紹介
前述したように、予備校と塾に優劣があるわけではありません。それぞれの特徴を理解した上で、自分にあった方を選びましょう。
ここでは、予備校と塾のメリット・デメリットを紹介するとともに、どのような人に向いているのかを解説します。
予備校に通うメリット・デメリットと向いている人
予備校に通うメリット・デメリットおよび、それを踏まえて予備校に向いている人は、以下のとおりです。
【予備校に通うメリット・デメリットと向いている人】
メリット | ・受験に関する最新の情報を知ることができる ・プロ講師による授業が受けられる ・同じ目的をもつ生徒と講義を受けることでやる気が持続する ・勉強に集中できる環境が整えられている |
---|---|
デメリット | ・予習や復習は生徒任せ ・通うだけで勉強できていると感じてしまう |
向いている人 | ・信頼性が高い情報が欲しい人 ・受験に向けてのコツやテクニックが知りたい人 ・受験に向けてライバルと切磋琢磨したい人 ・自分で予習や復習ができる人 |
予備校では、受験に関する最新の情報を蓄積しており、各大学の赤本・青本も最新のものを揃えていることが多いです。
そのため、受験に向けて信頼性が高い情報が欲しい人にとって、予備校はとても適した環境といえます。
また、予備校で講義をおこなっているのは、基本的に知識や経験が豊富なプロ講師です。授業内容は受験対策として最適化されたものとなっており、受験に向けてコツやテクニックを知りたいと思っている人からすると理想的な授業が受けられるでしょう。
ただし、授業がわかりやすいがゆえに聞いただけで「勉強している」という気になってしまう場合があります。
講義の内容をもとにして、予習や復習をきちんと自分でできる人でなければ、期待していたほど理解が深まらない可能性が高い点には注意が必要です。
さらに、志望校別に講義がおこなわれる場合、同じ講義を受講している生徒はみな受験におけるライバルということになります。周囲の生徒に負けないように切磋琢磨できる人であれば、予備校は向いている環境といえるでしょう。
なお、予備校には自習室が備えられており、お弁当などを食べる休憩室があることも多いです。それだけ勉強に集中できる環境が整えられているのも予備校の大きなメリットです。
塾に通うメリット・デメリットと向いている人
一方で、塾に通うメリット・デメリットおよび、それを踏まえて塾に向いている人は、以下のとおりです。
【塾に通うメリット・デメリットと向いている人】
メリット | ・基礎的な内容から教えてもらえる ・講師と生徒の距離が近い ・カリキュラムを柔軟に変更してもらえる(とくに個別指導) |
---|---|
デメリット | ・指導する講師がプロ講師ではない場合がある ・学習環境や受験に関する情報が不十分な場合がある |
向いている人 | ・基礎固めをしたい人 ・学習計画を立ててほしい人 ・講師とコミュニケーションを取りながら講義を受けたい人 ・学校内容のフォローもしてほしい人 |
塾によって指導方針はさまざまですが、基礎的な内容からしっかり指導して学校の内申点を上げるような方針の塾もあります。
基礎的な部分から不安があり一から指導してほしい人や、自分で学習計画を立てるのが難しい人には、塾が向いています。また、塾は予備校と比べると講義あたりの生徒の人数が少なく、生徒に適宜質問をしながら講義を進めていくスタイルが多いので、講師と生徒の距離が近いのも特徴です。
講義の前後で講師とコミュニケーションを取りながら勉強を進めたい人にとっては、予備校よりも塾のほうが向いているでしょう。
ただし、塾では大学生を中心としたアルバイト講師が指導している場合もあります。アルバイト講師にもメリット・デメリットはありますが、アルバイト講師の指導力に不安を覚える場合は、予備校を選ぶほうがよいかもしれません。
なお、個別指導形式の塾では、授業を通じた生徒の進度や理解度に応じてカリキュラムを柔軟に変更してもらえます。生徒側からの要望に応じる形でのカリキュラム変更にも対応しているので、普段は学校内容の先取りをしつつ、テスト直前には学校内容のフォローもしてもらう、というような授業も可能です。
ただし、受験に向けて通わせる場所という観点で考えると、最新の受験情報や充実した学習環境という点において集団授業塾や予備校のほうが優れている場合が多いことは、念頭に置いておきましょう。
予備校に通う際に必要な費用
年間授業料は、選択した科目数によって変わるので、選択科目が多いほど授業料が高くなる仕組みです。
たとえば、高卒生が河合塾の「難関私立大理系コース」を受講する場合、年間の費用は下記の通りです(※1)。
※1河合塾 大学受験科 | 関東 | 高卒生「難関私立大理系コース」コース詳細より ※1 2025年1月現在
※2 一括払いの場合
河合塾の場合、理系や文系、共通テスト対策の有無など、コースによって授業料は異なりますが、4月から1年間にわたり通う場合は80万円以上の費用が必要となります。
また、冬期・直前講習会に参加する場合は別途料金がかかります。予備校の料金は、「現役生、高卒生どちらか」「対面型授業、映像授業どちらか」「週の授業時間数」などの要素で大きく変動します。
東進衛星予備校の場合、高3生がユニット5(通期4講座+高速基礎マスター講座1講座)を受講すると、年間の費用は下記の通りです(※3)(※4)。
※3 出典:ティエラコム東進衛星予備校「学費」
※4 2025年1月時点
東進衛星予備校では、入学金は一律料金となり、担任指導費や模試費は受験学年かどうかで変わります。
また、通期講座料は受講する講座の数によって変動します。予備校や塾の費用について詳しく知りたい方は、下記の記事をご参照ください。
予備校に通う現役生と浪人生の1日のスケジュール
授業の取り方や選択コースなどによって異なる場合もありますが、現役生と浪人生の平均的な1日のスケジュールを紹介しましょう。
現役生のスケジュール
現役生のスケジュールは学校がある平日と休日で異なります。まず、平日のスケジュールの目安は以下のとおりです。
【現役生の平日スケジュール例】
時間帯 | 内容 |
---|---|
8:30〜16:00 | 学校に通う |
16:00〜17:00 | 予備校に移動 |
18:00〜19:00 | 自習もしくは夕食 |
19:00〜22:00 | 授業 |
現役生の場合、平日は学校があるので、予備校に通うのは夕方からとなります。
予備校に到着したら、自分が選択している授業を1〜3講義ほど受講します。全国規模で校舎が設置されている予備校では校舎内に自習室を設けていることが多く、授業の空き時間に自習室を利用して予習や復習をおこないます。
現役生の休日スケジュールの目安は以下のとおりです。
【現役生の休日スケジュール例】
時間帯 | 内容 |
---|---|
7:30〜8:00 | 朝食・支度 |
9:00〜12:00 | 授業 |
12:00〜13:00 | 昼食 |
13:00〜16:00 | 授業 |
17:00〜18:00 | 夕食 |
18:00〜22:00 | 授業 |
休日の場合、朝から夜までみっちり授業を受けるのが基本的な流れです。授業の終了時間によっては、就寝時間が深夜になる場合もあります。
浪人生のスケジュール
一方で、浪人生のスケジュールの目安は、以下のとおりです。
【浪人生のスケジュール例】
時間帯 | 内容 |
---|---|
7:00〜8:00 | 朝食・支度 |
9:00〜12:00 | 自習や授業 |
12:00〜13:00 | 昼食 |
13:00〜17:00 | 自習や授業 |
17:00〜18:00 | 夕食・休憩など |
19:00〜22:00 | 自習や授業 |
浪人生は、週15〜20講義程度を受講することになり、基本的に食事以外は自習や授業でスケジュールが埋まるでしょう。
勉強漬けの日々を送る浪人生をサポートするために、浪人生専門の校舎を置いたり、寮制度を設けたりなど、勉強に集中できる環境づくりを実践している予備校もあります。
家族からのプレッシャーやスマートフォン、テレビの誘惑など、自宅での勉強を阻害する要素を断ち切れるのは、受験生にとっては嬉しいポイントです。
高校生・浪人生におすすめの予備校を紹介
それぞれの特徴を解説するので、ぜひ参考にしてください。
「駿台予備学校」はAI技術を導入した効率的な学習を実現
駿台予備学校が導入したAI教材の「atama +」は、一人ひとりの学習理解度を分析ながら演習します。
単に苦手問題を出すのではなく、問題の量や頻度、順番までも細かくナビゲートするので、最短最速で基礎から応用力を身につけられます。また、重要なことをピンポイントで提供してくれるので、効率的な学習が可能です。
さらに、志望校合格を視野に入れたオリジナルテキストと校内模試によって、学力の底上げをおこないます。
過去問や最新の入試傾向を分析したテキストにより、入試に必要なポイントを重点的に学習し、理解度を確認するために、本番さながらの模試を実施。
模試後は、採点や解説などのフィードバックを受けられるので、モチベーションを落とすことなく積極的な学習に取り組めます。
「河合塾」は弱点の底上げを目指した受験対策ができる
80年以上にわたって大学入試を研究している実績とデータに基づき、受験合格に必要なエッセンスを凝縮した授業を受けられます。
近年の入試では思考力を問う問題が多く出題されており、過去問を解くだけでは対策が不十分です。
河合塾では、なぜその答えが導き出されるのかを論理的に考えるので、応用問題にも対応できる思考力と実践力が身につきます。
予備校は講師との距離感が遠く、質問しにくいと思われがちですが、河合塾の場合は講師室がオープンスペースになっているので、休憩時間を活用して講師とコミュニケーションがとれる環境が整っています。
「代々木ゼミナール」は2種類の授業形式で徹底理解を追求
教室でおこなう対面授業では、生徒の反応や理解度を考慮しながら進めているので、一般的な予備校よりも講師とのコミュニケーションがとりやすいのが魅力です。
個別ブース授業では、対面授業の映像を何度も繰り返し視聴できるので、不明点がそのままにならず、理解度を深められます。また、映像を倍速で流せることから、短時間でも授業内容を網羅できるのもポイント。
さらに「SAPIX YOZEMI GROUP 模試」を開催しており、本番さながらの模試が受けられます。志望校の合格判定や細かいフィードバックが得られるので、改善点が明確になることも嬉しいポイント。
2種類の授業で基礎項目を確認し、模試によって応用力や実践力の定着させる仕組みが整っています。
「東進ハイスクール」は短時間で効率的な学習ができる
ITを活用した最先端の学習方法が特徴で、一般的な学習塾が1年かけて取り組む内容を最短2週間から3か月で学習することが可能。最重要事項を学べるのはもちろん、受験対策の遅れを取り戻したい方にもおすすめです。
東進ハイスクールでは、志望校合格から逆算をした学習計画をもとに、目標を確認しながら日々の学習に取り組みます。
小さな成功体験がモチベーションの向上につながり、自立的な学習意欲が身につくことも魅力。
また、記述・論述問題に対応できるよう、 国立大学や難関私立大学の受験を想定した「記述型答案講座」を実施。添削から復習、添削指導といったサイクルをおこなうことで、思考力が問われる問題にも強くなれるのです。
「四谷学院」は個人能力を高めるダブル教育を受けられる
科目別能力授業では、受験勉強の基盤となる理解力を養います。科目ごとのレベル判定によって振り分けられたクラスで授業をおこうので、一人ひとりの学力に応じた学習ができます。
55段階個別指導では、入試問題を分析して作成された「55テスト」をおこないます。成績によって次のステージに進めるので、予習と復習を繰り返すサイクルが習慣化され、応用力や実践力が身につきます。
「勉強方法や学習計画が立てられない」「成績が悪くて自信がない」など受験生特有の悩みに全力で向き合ってくれるので、常に高いモチベーションで学習できることも魅力です。
予備校の特徴や塾との違いを理解し、最適な学習環境を選ぼう
塾・学習塾は苦手分野の克服や学校の成績アップが目的なのに対し、予備校は大学受験に特化した授業を受けられます。
予備校は講師と距離があると思われがちですが、おすすめの予備校のなかには、生徒に手厚いサポートをおこなうところもあります。
予備校と塾の特徴を踏まえ、ご自身の目的にあう学習環境を選びましょう。