塾の「授業時間」「時間割」「帰宅時刻」、塾選びで気になる3つの要素を徹底解説!

塾の「授業時間」「時間割」「帰宅時刻」、塾選びで気になる3つの要素を徹底解説!の画像
お子さんを塾に通わせるとき、「時間」に関する要素が気になる方は多いと思います。授業時間、時間割、そして帰宅時刻。この記事では、それら3つの時間について実例を交えて詳しく解説していきます。
大手学習塾の1コマあたりの授業時間、週の総授業時間などを比較できるよう、表にまとめているほか、週に何回通うことになるのかの参考として、大手学習塾の時間割も掲載しています。さらに、授業時間や時間割をふまえた「授業終了時刻」もご紹介。自宅への帰宅時刻が気になる方は、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。
  1. 気になる「時間」その1:大手塾の授業時間はどのくらいの長さなのか?
  2. 気になる「時間」その2:週に何回通うことになるのか?塾の時間割をご紹介
  3. 気になる「時間」その3:何時ごろに塾から帰宅する?
  4. 通塾を検討する際に気になる3つの「時間」まとめ

気になる「時間」その1:大手塾の授業時間はどのくらいの長さなのか?

1コマの授業の長さはどこも同じではありません。塾ごとに違いますし、また学年や学習するコースによっても変わってきます。

すべての塾がそうというわけではありませんが、低学年のほうが短く、学年が上がるごとに長くなっていくのが一般的です。これはお子さんの集中力を考慮した設定と考えていいでしょう。

下の表は大手の塾における授業時間をまとめたものです。

大手塾の学年別授業時間
クラス
栄光ゼミナール
日能研
四谷大塚
明光義塾
SAPIX
小学生
45~90分    
70分    
50分~75分
45・90分
50~90分
中学生
50~140分
‐  
‐  
90分
50~180分

1コマの授業が長い塾もありますが、120分を超えるような授業の場合、2科目以上おこなう授業が多く、その間にある程度の休憩はあるようです。また学年が上がって短くなるケースは、その分コマ数が増える傾向にあります。

個別指導の方が授業が長い?

学習塾には、集団で同じ授業を受ける集団授業をおこなう塾と、講師と生徒が1対1で授業をおこなう個別指導塾があります。それぞれの傾向も知っておきましょう。

個別指導塾は、集団授業の塾より
授業が長い傾向にあります。集団授業の場合、どうしてもお子さんの集中力が切れやすいため、比較的短い設定になっているものと思われます。

ただし学年が上がるほど双方の差は少なくなります。年齢が高くなるとともに、お子さんの集中力も成長するということでしょう。

授業が短いと勉強内容が足りているか不安になるかもしれません。反対に長すぎると、その密度が気になるかもしれません。

授業において重要なのは、長さではなく内容です。もっと言えば、お子さん自身にあっているかどうかが重要になります。

どんどん速いペースで授業が進んだほうが一生懸命勉強する子もいれば、ゆっくり理解をしながら進めたほうが身になる子もいます。

大切なのは授業の長さではなく、その内容がお子さんに合っているかどうかですので、この点は間違えないようにしましょう。

受験直前の学年はどのくらい授業がある?大手学習塾のコマ数をチェック

中学受験を控える小学校6年生、高校受験目前の中学3年生はともに受験生であり、どのくらいの授業があるのかが気になるところです。そこで、大手塾の代表的なコースから、1週間の授業コマ数、授業時間のトータルをまとめてみました。

大手塾の代表的なコースの授業時間
学年
コース
1週間のコマ数
1週間の授業時間
栄光ゼミナール
小6
私国立中入試コース
算数 90分×2
国語 90分×2
社会 90分×1
理科 90分×1
6コマ540分

中3
高校入試 対策コース 
(9~2月)
数学 140分
英語 140分
国語 120分
理科 70分
社会 70分
5コマ490分
日能研
小6(後期)
ステージⅣ
(Mクラス)
算数 70分×5
国語 70分×3
社会 70分×2
理科 70分×2
12コマ840分
四谷大塚
小6
進学コース
火曜 70分×3
木曜 70分×3
日曜 60分×4
10コマ660分
明光義塾
小6
個別指導
週1回~
1コマ90分
4コマ660分

中3
個別指導
週1回~
1コマ90分
90分~
SAPIX
小6
小学部
火曜 180分×1
木曜 180分×1
土曜 180分×1
土曜 120分×1
6コマ480分

中3
中学部
火曜 180分×1
木曜 180分×1
土曜 180分×1
土曜 120分×1
4コマ660分
※校舎によって曜日が変わるケースがあります

中3よりも小6のほうが授業コマ数が多かったり、授業が長いという部分が意外かもしれませんが、中学受験は基本的に4教科(国語・算数・理科・社会)であるのに対し、私立高校の受験は基本的に3教科(英語・国語・数学)のため、教科数の多い小学生のほうが、授業の数が多いというケースが目立ちます。

もちろん高校入試で国公立を目指す方は
5教科の勉強が必要となりますが、国公立高校の入試問題は、難関私立高校の入試問題よりも難易度が低く、「基礎的な問題をミスなく解く」ことが求められるため、塾での勉強というより自宅学習でしっかり復習をすることが重要となります。多くの進学塾では私立入試に向けて、中3生は主要3教科をより集中的に勉強するようなカリキュラムが目立ちます。

明光義塾のような個別指導塾は、塾自体でコースを設定していることは少なく、生徒のレベルに合わせた個別指導が中心となります。個別指導塾に通う場合は、通うお子さんが週に何コマ勉強するかを決めて通うことになります。

気になる「時間」その2:週に何回通うことになるのか?塾の時間割をご紹介

小学生、中学生のお子さんにとって、毎週どのくらい通い、どのくらいの授業を受けるかは重要なポイントです。塾での授業が多すぎると自分で勉強をすることが少なくなり、自分で勉強をする方法を覚えることができません。

とはいえ、授業頻度が少なすぎるのも問題です。塾で教わったことを忘れないうちに次の授業を受けるのがより
効率的な勉強法となるからです。

通塾前に週の授業頻度を確認する資料として、一部大手進学塾の時間割をまとめました。ただし、
時間割に関しては、通う校舎ごとに設定されていることがほとんどです。同じ塾でも校舎が違えば曜日などが変わることがある点にはご注意ください。

明光義塾

曜日
授業時間
×
16:30~21:30
(90分×3コマ)
16:30~21:30
(90分×3コマ)
16:30~21:30
(90分×3コマ)
16:30~21:30
(90分×3コマ)
12:15~18:00
(90分×3コマ)
×

個別指導塾である明光義塾の場合は、上記の授業時間から通いたい曜日を選択し、週1~3回通塾するという形式となっています。

家庭やお子さんの都合に合わせて、通う曜日を指定することができるのは、個別指導塾のメリットといえるでしょう。


日能研(小6)

曜日
授業時間
×
16:50~20:45
(70分×3コマ)
×
16:50~20:45
(70分×3コマ)
16:50~20:45
(70分×3コマ)
14:00~19:10
(70分×3コマ)
×


SAPIX(小6)

曜日
授業時間
×
17:00~21:00
(80分×3コマ)
×
17:00~21:00
(80分×3コマ)
×
14:00~19:00
(75分×4コマ)
(※1)
9:00~18:45
(75分×4コマ)
(※2)

(※1)土曜志望校別特訓のみ
(※2)難関校SS特訓のみ (9~1月まで18回開校)

多くの進学塾では週に3~4日が基本となっています。校舎によって授業をおこなう曜日が決まっているケースが多いので、お子さんのほかの習いごとや、部活動の予定なども考慮しつつ通塾先を選ぶのがいいでしょう。

また、塾に通うのが週に3
~4日ということは、ほかの3~4日は自宅学習ということになります。確かに塾選びは重要ですが、自宅で学習する習慣をつけることも、塾を選ぶのと同様に重要であるということは忘れないようにしましょう。

週末も開講している塾はある?

学校が休みの週末にも授業をおこなっている塾はあります。

多くの場合は小6や中3など、受験生に対する特別授業であるケースがほとんどであり、週末を上手に利用したカリキュラムを組んでいます。

上の表でも紹介していますが、
SAPIX高田馬場校では週末にも授業を開講しており、やはり受験生向けの講座です。

6の生徒に対しては土曜日に「志望校別特訓」を、日曜日に「難関校SS特訓」を開講しています。

ほかにも四谷大塚の小
6生は、毎週土曜日に「週テスト」を受け、5週に一度の割合で、受ける授業のクラス分けがおこなわれます。

さらに日曜日にも
60分授業が4コマ入っており、週末もしっかりと授業をおこなっています。

お子さんの学力を高めていきたい、と考えている保護者の方は、時間に余裕のある週末を生かした授業をおこなう塾を探すのがおすすめです。

気になる「時間」その3:何時ごろに塾から帰宅する?

小学生のお子さんを通塾させるうえで、保護者の方がもっとも気になるのが帰宅時刻ではないでしょうか?小学生や中学生のお子さんが、あまり遅い時刻に帰宅するのは心配だという方も多いかと思います。

そこでまずは大手塾が公表している最終授業終了時刻を確認しておきましょう。

各塾の最終授業終了時刻

学年
日能研
明光義塾
SAPIX
小1    
21:15
17:30
小2    

21:15    
18:00   
小3    
19:30
21:15    
18:30
小4
19:30    
21:15    
20:00
小5    
20:55    
21:15    
20:00  
小6    
20:55    
21:15    
21:00
※各塾ともに教室・校舎によって違いあり

基本的に低学年は授業終了が早い設定になっていますが、小学校高学年になると21時ごろまで授業があることは珍しくありません。教室まで通うのに時間がかかる場合、帰宅はかなり遅くなることも考えられます。

授業終了時刻が明記されていない四谷大塚ですが、生徒の帰宅時刻には、駅までの道に関係者が立ち見守りをおこなっています。さらに遅くなった場合は、関係者が駅まで送ることもあるようです。

塾としても安全対策はおこなっていますが、それでもやはり
自宅から近い教室に通うのが一番安心といえるでしょう。

小学生の通塾は帰宅時刻だけでなく帰宅経路にも注意する

お子さんを塾に通わせる際、帰宅時刻が気になるようであれば、入塾前に一度お子さんと一緒に教室から帰宅してみましょう。その際歩くスピードは、できるだけお子さんに合わせるのがおすすめです。

大人の足で徒歩
10分の距離でも、お子さん、とくに小学校低学年のお子さんとなると同じスピードで歩くのは難しいかと思います。一度お子さんのペースで歩くことで、正確な帰宅時刻を計算することができます。

電車やバスを利用する場合は、時刻表の確認も忘れないようにしましょう。

遅い時刻に、人の少ないバス停で、低学年のお子さんが一人でバスを待つのは非常に危険です。

時刻だけではなく帰宅経路にも注意が必要です。あまり人が歩いていない暗い道や、反対に車がスピードを出しやすい大きな通りなどは危険です。

また、上記のようにバス停が不安な場合は、ほかのバス停を探したり、電車で通える経路がないか調べておくのもいいでしょう。

塾の周辺ではあまりないかもしれませんが、経路に歓楽街やゲームセンターなどがあるのも考えものです。

できれば事前にご両親で経路を確認し、明るい道、安全な道を見つけておきましょう。

通塾を検討する際に気になる3つの「時間」まとめ

授業時間、時間割、帰宅時刻と、塾にまつわる3つの時間を見てきました。進学塾といっても、それぞれにカリキュラムがあり、授業が長かったり、授業コマ数の多かったり、週末も開講していたりなど、いろいろな塾があります。

どこに通わせるかを考えるとき、どうしても知名度や進学実績などに注目しがちですが、実際に通う場合はこうした時間を意識した塾選びも重要なポイントになります。

最寄り駅や交通状況といったアクセスをふまえた通塾時間、授業時間などにも注目して、お子さんが通ううえで
最適な塾を見つけましょう。
TOPへ戻る