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塾を無断欠席したときの対処法は?子どもが塾に行きたくない原因と対策を紹介

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塾に通っているお子さんのなかには、体調不良やメンタル面の不調で、どうしても塾に行く気になれずに無断で休んでしまうこともあります。

塾を無断で休んでしまった場合、無断欠席したという事実は変えられないので、事実を受け入れつつも、その後どういった対応をするかが大切です。

本記事では、お子さんが無断で塾を休んでしまったときの対応や、無断で塾を休みたくなる原因、無断欠席しない対策などを紹介します。

子どもが塾を無断欠席したときの対処法は?保護者がすべき3つのこと

塾のイメージ画像

お子さんが塾を無断で欠席した場合、保護者は塾とお子さん両方に対して適切な対応をすることが大切です。

次より具体例を挙げて対処法を紹介していきます。

塾からの連絡で無断欠席がわかった場合は塾に謝りの電話を入れる

お子さんが塾を無断で休んでしまった場合、塾から「お子さんが来ていません」といった連絡がくるケースが多いです。

塾からの連絡でお子さんが無断欠席していることがわかった場合は、塾に連絡をしてもらったお礼と、お子さんが休んだことに対する謝罪をします。塾への謝罪は、事情をきちんと説明し、誠意をもっておこなうようにしましょう。

塾によってはお子さんの出欠を入退室カードで管理しているケースもあります。そのような塾の場合、お子さんの入室連絡がアプリなどを通じて保護者に届きます。

お子さんが塾に通う時間になっても入室連絡が届いていない場合は、お子さんの出欠状況を塾に問い合わせましょう。

子どもに無断欠席した理由を尋ねる

塾を無断で休んでしまったことは決して褒められることではありませんが、お子さんが塾を休んだことには必ず理由が存在します。

無断欠席をしたお子さんを頭ごなしに叱るのではなく、まずは、お子さんの気持ちに寄り添いながら、どうして塾を休んだのか尋ねてみましょう

感情的に話してしまうと、お子さんは自分の気持ちを整理することができず、本心で話をしにくくなります。保護者は感情的にならず、お子さんの話を聞くことに徹しましょう。

塾が無断欠席を把握していない場合は転塾も検討する

お子さんが無断欠席をしていても、塾が把握していないケースもあります。塾側が無断欠席に気づいていない場合は、生徒への対応やサポート体制に問題がある可能性があるので注意が必要です。

生徒への対応やサポート体制に問題のある塾は、家庭とのコミュニケーション不足になる可能性も大いにあるので、お子さんが塾で適切なサポートを受けられないこともあります。

お子さんの学力向上が見込めないと感じたら、転塾することも検討しましょう。塾選びで失敗しないためにも、下記の記事もぜひご一読ください。

子どもが塾を無断欠席するのには理由がある

机にうつ伏せになっている子どもの画像

お子さんが塾を無断で欠席するには必ず理由が存在します。

無断欠席されると保護者は裏切られた気持ちになりますが、まずは、お子さんが塾を無断で欠席する理由を探るようにしましょう。

次より主な理由を紹介していきますので、お子さんの場合はどうか照らし合わせてみてください。

塾が子どもにあっていない

塾の授業形態や学力レベルが子どもにあっていないと、塾に行く理由や目的を失ってしまい、通塾そのものが負担となり、休みたい気持ちが出てきます。

また、ほかの生徒や講師との相性があわないといった人間関係によるストレスなど、塾があわない理由はさまざまな要因が考えられます。

とくに毎月のように塾内模試がある進学塾は、成績による頻繁なクラス替えがストレスの一因になることもあります。

まずは、お子さんに塾があわない理由をしっかりと聞き、お子さんの性格や学力、目的にあった塾なのか、今一度確認しましょう。

部活などが忙しく塾との両立が難しい

中学生、高校生になると部活動が忙しくなり、塾との両立を困難に感じるお子さんもいます。

無理に両立を目指すと過密スケジュールになってしまうため、お子さんの自由な時間も心の余裕もなくなりがちです。それが理由でストレス過多になったり、体調を崩してしまったりすることがあります。

塾と部活の両立が困難になる主な理由
  • 部活の大会が近く、練習量を増やす必要がある
  • 通塾すると学校と塾両方の宿題をしなければならない
  • 部活・塾の帰宅時間が遅くなり、勉強が深夜にまで及ぶ

部活は大会前になると練習時間が増えることがあり、練習時間が増えればそのぶん身体への負担も増え疲れがたまります。肉体的な疲労から、塾へ行きたくないと感じやすくなります。

また、通塾すると塾でも宿題が出るので、学校の宿題とあわせて日々こなさなければなりません。部活をしている場合、部活に時間をとられ、且つ塾と学校の宿題両方をこなさなければならないので、勉強時間が深夜まで及ぶケースもあります。

両立が難しい場合の主な対処法
  • 通塾日時を変更する
  • オンライン塾を利用する
  • 部活と塾どちらかの時間を減らす

部活動と塾の両立を目指す場合は、お子さんのスケジュールを確認し、部活後の塾が負担になっているのなら、通塾日時の変更を視野に入れて、無理のないスケジュールを組みましょう。

また、通塾に時間がかかる場合、塾の往復が部活や学業などで疲れているお子さんにさらに負担となっていることがあります。お子さんの状況を聞いて、通塾時間のかからないオンライン塾にするのも一考です。

そもそも学習意欲がない

そもそも学習意欲なく、塾で勉強することよりも「塾に行くこと」が目的になっているお子さんは、無断欠席しやすい傾向があります。

勉強が嫌い、保護者の意思で塾に通わせている、といった場合は、とくに注意が必要です。

塾に行く理由を見出せていないため、お子さんは「塾に行く必要がない」と思ってしまいます。そうならないためにも、お子さん自身が「この塾で学びたい」と思う塾を選ぶことが大切です。

子どもが塾を無断欠席しないための対策を紹介

親子で話している画像

お子さんが塾を無断欠席してしまった場合、お子さんに寄り添って原因を探り、再発しないように取り組むことが大切です。

ここからは、塾を無断欠席しないための対策について紹介していきます。

親子間でしっかりコミュニケーションをとる

親子間でこまめにコミュニケーションをとることで、塾の何が嫌なのか、今現在悩んでいること、塾での様子や交友関係など、お子さんの現在の状況を把握でき、お子さんの気持ちを理解しやすくなります。

お子さんが悩んでいること、夢中になっていること、目的としていることなどを親子間で共有・理解することで、親として状況に応じた対処ができます。

学習環境を変える

通っている塾があわない場合は、転塾も視野に入れて学習環境を変えることも対策のひとつです。

たとえば、お子さんが内向的で集団授業が苦手であれば、個別指導塾やオンライン塾に転塾することも検討しましょう。


ただし、今の塾には継続して通いたいけど、無断欠席が続いて通いにくくなった場合は、親子で塾に謝りに行き、塾とのわだかまりを解くようにしましょう。

なお、オンライン授業のメリット・デメリットについては、下記の記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。

子どもが無断欠席しない最適な塾を「Ameba塾探し」で見つけよう

塾で勉強している子どもの画像

お子さんにあった塾を選ばないと、学力の低下や、ストレスによる不調を招くこともあります。

さまざまな塾のなかから、どうやって子どもにあう塾を選べばよいのかわからない…と塾選びに迷っている方は、複数の塾を比較検討できる「Ameba塾探し」がおすすめです。

Ameba塾探しなら、市区町村、地名や駅名、塾名、学年などから検索できるだけでなく、志望校や自習室アリといった条件でも塾を探すことが可能。また、塾の評価や口コミ、合格実績なども確認できます。

さらに「ぴったり塾診断」を使えば、6つの質問に答えるだけで、どのような塾が子どもにあうのかすぐにわかりますよ。

お子さんの性格や学習スタイル、現在のスケジュールなどを踏まえて、お子さんに最適な学習環境を用意してあげてください。

ぴったり塾診断
問1
学年を教えてください
中山 朋子
この記事を執筆した執筆者
中山 朋子

Ameba塾探し 執筆者

小さい頃からピアノ、書道、そろばん、テニス、英会話、塾と習い事の日々を送る。地方の高校から都内の大学に進学し、卒業後は出版社に勤務。ワーキングホリデーを利用して渡仏後、ILPGAに進学し、編集ライターの仕事をしながらPhonétiqueについて学ぶ。帰国後は広告代理店勤務を経て、再びメディア業界に。高校受験を控える子を持つ親として、「Ameba塾探し」では保護者目線の有益な情報をお届けする記事づくりを目指しています。