塾へ行くのが「めんどくさい」と感じる日はありませんか。
学校生活や部活動で忙しいなか、塾に通うことが負担に感じられ、「めんどくさい」という気持ちになってしまう方も多いのではないでしょうか。
勉強や宿題に追われ自由な時間が減っていくなかで、そのような気持ちになるのは自然なことです。「行きたくない」という思いと「でも行かなきゃ」という義務感の間で揺れ動いているかもしれません。
しかし視点を変えると、塾は単なる勉強の場所ではなく、自分の可能性を広げるチャンスでもあります。本記事では、そんな気持ちの原因や対処法、勉強のモチベーションを保つコツなどを解説していきます。
- 塾がめんどくさいと感じる原因を確認
- 授業のレベルが高く勉強が楽しくないから
- 塾講師の指導や性格との相性があわないから
- ほかの塾生徒と馴染めないから
- 塾と学校で生活が手一杯になるから
- 親が決めた塾に通っているから
- 家や学校から遠く通うのが大変だから
- 塾がめんどくさい場合の対処法
- 講師の変更について相談する
- 塾に行く回数について相談する
- 個別指導やオンラインなど特徴の異なる塾へ転塾の相談をする
- 塾に通うモチベーションを保つコツ
- 目標にあわせてスケジュールを立てる
- 勉強と息抜きのサイクルを決める
- 志望校の学校説明会やオープンキャンパスに参加する
- 【保護者向け】「塾がめんどくさい」という子どもにできること
- 塾や勉強の様子を気にかける
- 目標を達成したときのご褒美を用意する
- 努力の過程を褒める
- 「塾がめんどくさい」という気持ちを乗り越えて志望校合格を目指そう
塾がめんどくさいと感じる原因を確認
「塾に通うのがめんどくさい」と感じる理由は、人によって異なるでしょう。ここでは、考えられるおもな原因を具体的に見ていきましょう。
授業のレベルが高く勉強が楽しくないから
塾に通うのがめんどくさいのは、塾の授業レベルが高くて勉強が楽しくないと感じるからではないでしょうか。
難しい問題に直面すると、「わからない」「できない」という気持ちになってしまうのも無理はありません。こんな経験はありませんか?
たとえば受験を目的にしている場合、数年間塾に通う場合も多いでしょう。真剣に学習に取り組む中で、このような感情を抱くのは決して特別なことではありません。
塾講師の指導や性格との相性があわないから
「この先生の授業、ついていけないな」「わかりにくいな」と思ったことはありませんか?
塾講師との相性があわないと感じるのも、珍しいことではありません。講師との相性があわない場合、以下のような問題が起きがちです。
厳しすぎる指導や、反対にゆるすぎる指導が自分にあわないと感じることもあるでしょう。また、ほかの生徒との比較や苦手分野の指摘など、講師の言動にプレッシャーを感じてしまうこともあります。
自分の努力だけでは解決しにくい状況のため、「塾がめんどくさい」と感じても仕方がありません。
ほかの塾生徒と馴染めないから
塾でほかの生徒と馴染むことは、思った以上に難しいと感じる方も多いでしょう。「塾がめんどくさい」と感じる原因には、以下のようなものも挙げられます。
「みんな楽しそうに話しているのに、自分だけ輪に入れない」と一度でも思ってしまうと、なかなか自分からコミュニケーションを取りづらくなります。
塾に友だちができにくい状況が影響して、通うモチベーションが低下してしまうこともあるでしょう。
塾と学校で生活が手一杯になるから
学校と塾の両立は、多くの生徒にとってストレスにもなります。「疲れた」「時間が足りない」そんな思いを抱えている方も少なくないでしょう。
以下のように生活が手一杯になることも、「塾がめんどくさい」と感じてしまう要因のひとつです。
やりたいことができなかったり、睡眠時間が足りなかったりするような状況が続くと、「めんどくさい」という気持ちが強くなってしまうのは自然なことです。
親が決めた塾に通っているから
親が決めた塾に通っていることで、「どうして塾に通わなきゃいけないんだろう」と思ったことはありませんか?
以下のように自分の意思とは関係なく塾に通うのは、めんどうに感じてしまうものです。
親の期待と自分の気持ちの間で板挟みになり、複雑な思いを抱えているのではないでしょうか。
「親を悲しませたくない」「でも、本当は別の今の塾をやめたい」とモヤモヤした気持ちを抱えながら通い続けるのは、精神的にもあまりよくありません。
家や学校から遠く通うのが大変だから
塾が家や学校から遠いと、通うのが大変です。「また今日も遠くまで行かなきゃ…」と思うだけで疲れてしまうかもしれません。
遠くの塾に通う際、以下のような問題に直面することで「塾がめんどくさい」と感じてしまうのではないでしょうか。
複数の問題が積み重なることで、塾に通う意欲が低下してしまうと考えられます。
塾がめんどくさい場合の対処法
塾に通うのが「めんどくさい」「行きたくない」と感じている場合、状況を改善することが大切です。
ここからは、「塾がめんどくさい」という気持ちを解消するために、具体的な対処法をいくつか紹介します。
講師の変更について相談する
塾がめんどくさいと感じる大きな要因のひとつに、講師との相性も挙げられます。そのため、塾側と講師の変更について相談することで、状況が大きく改善する可能性があります。
なお講師の変更を希望する場合は、以下の手順を踏むとよいでしょう。
自分の将来のためにも、勇気を出して相談してみましょう。相性のあう講師と出会えれば、「塾がめんどくさい」という気持ちが「楽しい」に変わるかもしれません。
塾に行く回数について相談する
「塾に行きたくない…」と感じているときは、塾に行く回数を調整することで状況が改善する可能性もあります。
塾に行く回数を調整する場合にも、現状の整理や親との相談を経て、塾の講師や担当者との面談を設定してもらいましょう。
「めんどくさい」「だるい」という気持ちは、無理をしすぎているサインかもしれません。自分にあったペースを見つけることで、塾通いがより充実したものになるでしょう。
個別指導やオンラインなど特徴の異なる塾へ転塾の相談をする
現在通っている塾が自分にあわないと感じているなら、別のタイプの塾への転塾を考えてみるのもひとつの選択肢です。
転塾先の例 | メリット |
---|---|
自分のレベルにあった塾 | 適切な難易度で学ぶことで、やる気が出やすくなるうえに理解が深まりやすくなる |
個別指導型の塾 | 一対一で丁寧な指導が受けられ、自分のペースで学習を進められる |
オンライン型の塾 | 通学時間がなくなり、時間を有効活用できる |
転塾を考える際にもまず親と相談し、自分の希望や理由を説明しましょう。その後、いくつかの塾の見学や体験授業に参加して、自分にあう環境を探してみてください。
塾に通うモチベーションを保つコツ
受験や成績アップを目標にしているため塾を辞めることは考えていない、でもめんどくさい、という方に向けて、モチベーションを保つコツを紹介します。前向きな気持で塾での学習を充実させましょう。
目標にあわせてスケジュールを立てる
目標にあわせてスケジュールを立てることは、塾通いのモチベーションを維持するうえで効果的な方法です。
長期的な視野を持ちつつ、段階的に目標達成を目指していきましょう。まずは大きな目標、たとえば志望校合格を設定し、そこから逆算して中間目標を決めていきます。
次に、その中間目標を達成するために、月単位や週単位、日単位の小さな目標を立てます。日々の学習と大きな目標とのつながりを実感しやすくするためです。たとえば、「今週は英単語を100個覚える」「今日はそのうち15個を学ぶ」といった具体的な目標を逆算して設定していきます。
目標達成のたびに自己評価をおこない小さな成功を祝うことも、自信とやる気を高めるために重要です。「今週の目標を達成できた」「テストで苦手だった単元の点数が上がった」など、小さな進歩を認識し、自分を褒めることを忘れないでください。
また、定期的にスケジュールを見直し、必要に応じて柔軟に調整することも大切です。学習の進捗状況や、突発的な予定変更に対応できるよう、常に余裕のあるスケジュールを保つよう心がけましょう。
勉強と息抜きのサイクルを決める
塾や自宅での勉強のモチベーションを長期的に保つには、集中して勉強する時間と適度に息抜きをする時間のバランスが不可欠です。
有名な「ポモドーロ・テクニック」では、25分の集中学習と5分の休憩を1セットとし、繰り返します。明確なサイクルを設けることで、「次の休憩まで頑張ろう」という短期的な目標ができ、集中力が高まりやすくなるのです。
息抜きの時間には、自分が本当に楽しめることをするのがポイントです。好きな音楽を聴いたり、軽い運動をしたりと、少しの時間でリフレッシュできる活動を選びましょう。
息抜きをするうえで重要なのは時間厳守です。決めた時間で息抜きを終え、再び勉強に戻りましょう。ダラダラと息抜きしてしまうと、そのあとにしわ寄せがきます。
自分にあうサイクルを見つけるために、いくつかのパターンを試してみるのもよいでしょう。50分勉強して10分休憩、または90分集中して20分休憩など、自分のリズムにあわせて調整してみてください。
志望校の学校説明会やオープンキャンパスに参加する
志望校の学校説明会やオープンキャンパスへの参加は、塾に通うモチベーションを高める効果的な方法です。実際に志望校を訪れることで、漠然としていた目標が具体的になり、学習意欲が刺激されるでしょう。
キャンパス内を見学することで、将来の自分の姿をより鮮明にイメージできるようになります。教室や図書館、運動施設などを実際に目にすることで、具体的なビジョンが湧いてくるでしょう。
また、在校生の話を聞く機会も大きな刺激となります。憧れの先輩たちがどのように勉強し、どんな学校生活を送っているのかを知ることで、自分の目標がより現実味を帯びてきます。「自分もこんな風になりたい」という思いが、日々の学習へのモチベーションにもなるはずです。
さらに志望校の説明会を通じて、その学校独自の特色ある授業や課外活動、留学プログラムなどを聞き、「この学校でしか学べないことがある」という認識を再確認することで、入学への意欲が一層高まるでしょう。
こうした経験を通じて、「塾がめんどくさい」という消極的な気持ちが、「志望校のために頑張ろう」という前向きな姿勢に変わっていくでしょう。
【保護者向け】「塾がめんどくさい」という子どもにできること
お子さんが「塾がめんどくさい」「だるい」と言い出したとき、親としてどのように対応すべきか悩むこともあるでしょう。
お子さんの気持ちを理解しつつ、モチベーションを高める支援が重要です。ここでは、親ができる具体的なサポート方法をいくつか紹介します。
塾や勉強の様子を気にかける
お子さんが「塾がめんどくさい」「だるい」というときは、親としてその気持ちに寄り添いましょう。ここで重要なのが「傾聴」の姿勢です。傾聴とは単に聞くだけでなく、お子さんの気持ちを理解しようと努める態度を示すことです。
まずは、批判や助言を控え、オープンな質問を用いてお子さんの気持ちを引き出してみましょう。「塾でどんなことが大変?」「今の気持ちを正直に教えてほしいな」といった聞き方をすることで、塾がめんどくさいと感じる具体的な理由が明らかになる可能性があります。
問題の本質が見えてきたら、次はお子さん自身の考えを引き出しながら、一緒に解決策を考えていきます。「どうしたら楽しく通えそう?」「先生や友だちとの関係で困っていることはある?」など、お子さんの意見を尊重しながら対話を進めましょう。
定期的に塾や勉強の様子について話す時間を設けることで、お子さんの変化にも気づきやすくなります。些細な変化を見逃さず、適度にサポートを続けていきましょう。
目標を達成したときのご褒美を用意する
「塾がめんどくさい」「だるい」というお子さんのモチベーションを高めるひとつの方法として、目標達成時のご褒美を用意することが効果的です。
まずは、お子さんと一緒に具体的で達成可能な短期目標を設定しましょう。たとえば、「今週は毎日30分以上勉強する」や「次の小テストで80点以上取る」というものです。その目標を達成したときのご褒美を、お子さんと相談して決めます。
ご褒美は、必ずしも物である必要はありません。家族で好きな場所に出かけたり、特別な時間を一緒に過ごしたりするのもよいでしょう。大切なのは、お子さんが楽しみにできるものを選ぶことです。
最終的な目標は、ご褒美よりも達成感そのものを喜べるようになることです。短期目標を達成したときは、お子さん自身の努力を認める声掛けを継続しましょう。
学ぶことの楽しさや成長の喜びを感じられるようになれば、「めんどくさい」という気持ちが徐々に和らいでいくはずです。
ご褒美システムは、あくまでも一時的な手段です。お子さんの成長にあわせてご褒美の頻度を減らしていき、最終的には自発的に学習に取り組む姿勢を育むことを目指しましょう。
努力の過程を褒める
親としてできる大切なサポートのひとつが、努力の過程を褒めることです。結果だけでなく、そこに至るまでの取り組みを認めることで、お子さんの自信とやる気を育むことができます。
まず、日々の小さな努力に目を向けましょう。塾の宿題に取り組む姿勢や、少しずつ成長している様子を見逃さず、具体的に褒めてあげてください。
褒める際は、何をどのように頑張ったのかを明確に伝えることが重要です。「よく頑張ったね」という漠然としたものではなく、「難しい問題に諦めずに挑戦したね」「わからないところを先生に質問できたんだね」など、具体的な行動を指摘して褒めましょう。
また、失敗や間違いも学びの過程として肯定的に捉えることが大切です。「間違えても、そこから学べるよ」「チャレンジしたことが素晴らしい!」といった言葉かけで、挑戦する勇気を育てていきましょう。
さらに、お子さんの成長の様子を具体的に伝え、以前と比べての進歩を指摘することも効果的です。「前学期より平均が10点も上がったね」「以前は30分しか集中できなかったけど、今は1時間も勉強できるようになったね」というイメージです。
努力の過程を継続的に褒めることで、お子さんは自分の成長を実感し、「めんどくさい」という気持ちを乗り越えて前向きに取り組む力を養えるようになるでしょう。
「塾がめんどくさい」という気持ちを乗り越えて志望校合格を目指そう
「塾に通うのがめんどくさい」「だるい」と感じることは、多くの生徒に共通する自然な感情です。しかしこの感情を克服し、塾を効果的に活用できれば、志望校合格への可能性は大きく高まります。
重要なのは、自分にあった学習スタイルを見つけることです。本記事で紹介した方法を試して、自分に最適なアプローチを見つけてください。先生や友だち、家族とのコミュニケーションも大切です。周囲のサポートを得ることで、モチベーションを維持しやすくなるでしょう。
忘れてはいけないのは、塾は志望校合格を目指すための手段のひとつに過ぎないということです。自分なりのペースで学び、少しずつ成長していきましょう。めんどくさいという気持ちを完全になくすことは難しいかもしれませんが、その壁を乗り越えようとする努力が、目標達成へとつながるはずです。
もしも現在の塾が自分にあわないと感じるなら、別の選択肢を探してみるのも手です。
その際、通塾経験がある方の口コミを参考にして、「自分だったら(自分の子どもだったら)どうだろう」とイメージを膨らませてみてください。「Ameba塾探し」には多数の口コミが寄せられているので、転塾先の評価をチェックしてみてくださいね。
自分に適した学習環境を見つけ、志望校合格への道を着実に歩んでいきましょう。