数林を開講して17年を迎えました。 受験のための数学に特化して、個別指導スタイルで教えようという企画は、「中学受験のあとをどうするか?適当な塾があるようでない」という当時の事情から「中高一貫校生のための大学受験塾」として立ち上げたものでした。
今、数林の教室には中高一貫私立生・公立生とりまぜて小学生・中学生・高校生から高卒生までたくさんの生徒が、それぞれ異なった目的に向かって一心に数学(算数)に取り組んでいる姿が見られます。
得意な数学をさらに伸ばそうと来ているものあり、苦手な数学を何とかしようと来ているものもあり。能力や成績はさまざまですが、その一人ひとりのめざすところに合わせて真剣に教えている講師たちの熱意ある説明の声も聞こえてきます。
この17年間、私たちの目指すところは何ひとつ変わっていません。
本物の塾を原状回復すること。塾が本来の姿を失って久しいものがあります。塾たるものは、まず提供する授業の質を不断に高め、教え、わからせ、できるようにする…簡単なことのようで実は高い自覚と能力が必要。
また、教えられる側にも「授業を受ける生徒の条件」が求められます。この双方の条件をきちんと担保し指導することが塾長の第一の責務であって、そうした三者の関係の上にのみ本物の塾がそびえたつはずだと思い続けてきました。
成績が簡単に上がると考えている人はすくなくありませんが、事情は個々に異なります。 したがって、数林ではこれまでのたくさんの事例を参考に、一人ひとりについてどうすれば(教材・単元・講師のチョイス)、どの位の期間で成果が上がるのかを独自に判断し提案します。 「まじめに指導に従っていれば必ず良い結果がついてくる塾」そんな、どこにもない最良の指導と環境を提供し続ける、品格ある塾でありたいと願っています。