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失敗しない予備校の選び方!大学受験合格を目指すためのポイントと注意点を解説

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大学受験合格を目指すために、予備校に通おうと考えている高校生や浪人生の方は多いのではないでしょうか。学力を向上させて大学受験合格を実現させるためには、自分にあった予備校を選ぶ必要があります

また、「予備校」と「塾」のどちらに通うべきかで悩んでいる方であれば、両者の違いを適切に把握したうえで通う予備校もしくは塾を決めることが重要です。

この記事では、予備校の基本知識や予備校と塾の違いなどを解説します。

また、予備校選びのポイントや注意点にも触れるので、予備校に通うべきか悩んでいる高校生や浪人生の方はぜひ参考にしてください。

予備校の基本知識

予備校をイメージした画像

自分にあう学習環境かどうかを適切に判断するためには、予備校がどのようなところか、予備校では何が学べるかなどをきちんと把握しておく必要があります。

まずは、予備校に関する基本知識を確認しましょう。

予備校の種類

予備校は学校教育法で定められた「専修学校」または「各種学校」にあたる施設で、受験勉強に励むことを主な目的としています。予備校はその規模や授業形態から、大手予備校・中堅予備校・オンライン予備校に大きく分類されます。

大手予備校は、講義形式の授業をメインにおこなっている予備校で、ひとつの授業を数十人、場合によっては100人を超える規模の生徒が受講します。校舎を全国展開しているところも多く、メディア出演などで名前の知られている講師も数多く在籍しています。

講師以外にチューターやアドバイザーといった人員もおり、サポート体制が充実しているのも強みです。

中堅予備校は、授業形式は大手予備校と同じような形ですが、ひとつの授業を受ける人数が大手予備校よりも少なめなので、生徒と講師の距離が大手予備校よりも近いです。そのため、講師の目が生徒一人ひとりに届きやすく、細かなサポートが期待できます。

独自のメソッドを取り入れている予備校もあり、カリキュラムがマッチすれば学力アップも期待できるでしょう。

オンライン予備校は、インターネット上で配信されている授業をパソコンやスマートフォンなどのデバイスで受講する予備校です。対面式の予備校とは異なり、授業を受ける際の時間や場所の制約がないので、好きな場所とタイミングで授業を受けられるのがメリットです。

配信されている授業は繰り返し受講できるので、一度の説明では理解しきれなかった箇所だけもう一度視聴する、苦手な分野の授業を繰り返し受講するなど、効率よく学習できます。

予備校と塾の違い

「学校以外に勉強をするところ」という観点で考えると、「予備校」と「塾」はよく似ており、両者を混同してしまう方もいるかもしれません。予備校と塾の違いはいろいろと考えられますが、大きな違いとしては指導方針・カリキュラムや授業形式が挙げられるでしょう。

予備校の基本的な指導方針は「大学受験合格」であり、その方針のもと、受験範囲を効率的に学習するためのカリキュラムが組まれています。予備校に通い始めるタイミングによっては、受験に必要な内容を一部自学自習で補わなければならない可能性もあります。

一方、塾の指導方針は予備校に近いようなところもあれば、学校の授業フォローやテスト対策が中心のところもあるなど、さまざまです。指導方針によってカリキュラムもまちまちなので、通う目的にあったカリキュラムが設けられているところを選びましょう。

授業形式は、予備校では講師が生徒に対して一方的に説明をおこなう形が中心ですが、塾では講師が生徒とのやり取りを交えながら説明を進めていきます。授業形式に関して優劣はないため、自分にあっているほうを選びましょう。

予備校と塾の違いについてより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

予備校の選び方│おさえたい5つのポイント

予備校に通うからには、「大学受験合格」という目的を必ず達成したいところです。そのためには、予備校を選ぶ際に以下のようなポイントをおさえることを意識しましょう。

予備校の選び方
  • 通いやすい立地かどうか
  • 費用が適切かどうか
  • 合格実績やノウハウがあるかどうか
  • 授業形式があっているかどうか
  • サポート体制が充実しているかどうか

それぞれのポイントについて解説します。

通いやすい立地にある予備校を選ぶ

予備校の立地は、現役高校生は学校や家、浪人生は家から近くてアクセスがよいところが理想的です。とくに浪人生の場合、基本的に予備校には毎日通うため、家や学校から1時間以上かかるような立地やアクセスだと負担が大きくなります。

自宅や学校の最寄り駅や、通学で乗る路線の途中の駅などにある予備校を選ぶとよいでしょう。授業が終わるのが夜遅くなることも多いので、予備校からの帰りに通る道が夜間でも安全かどうかの確認も重要です。

合計費用を比較して予備校を選ぶ

予備校に通うための費用は、選んだ予備校やコースによって異なります。決して安い金額ではないため、保護者と相談して予算にあう予備校を選びましょう。以下に、主な予備校の入学金と授業料をまとめますので、参考にしてください。

【主な予備校の費用例】

予備校名
費用項目
金額
駿台予備学校
(難関国公立大理系コース)
入学金
100,000円
授業料
1,000,000円
合計金額
1,100,000円
河合塾
(スーパー早慶大文系コース)
入学金
100,000円
授業料
916,000円
合計金額
1,016,000円
代々木ゼミナール
(国公立大医系)
入学金
100,000円
授業料
885,000円
合計金額
985,000円
四谷学院
(国公立看護医療学部)
入学金
50,000円
授業料
940,000円
合計金額
990,000円

※2025年5月時点の情報です。 ※上記の金額はすべて税込です。
※授業料以外に、諸費用が発生するケースがあります。詳細は各予備校の公式サイトなどを確認してください。


上表に掲載したコース以外にも、各予備校には多くのコースがあり、コースによって授業料は異なります。通うことを検討している予備校がある場合は、公式サイトで各コースの料金を比較しましょう。

志望大学の合格実績やノウハウが豊富な予備校を選ぶ

志望する大学が明確に定まっているのであれば、その大学への合格実績が豊富な予備校を選ぶのがおすすめです。実績が豊富ということは、予備校自体や講義をおこなっている講師にノウハウが蓄積されているということなので、志望校合格に向けて効率的に対策をすることができるでしょう。

志望校に対する質問や相談もしやすい環境なので、安心して勉強に打ち込むことができます。

授業形式があっている予備校を選ぶ

予備校の授業は集団で講義を受ける形式であることが一般的ですが、予備校の規模によって同時に授業を受ける人数は異なります。

大手予備校は、講師は一流で教材も充実していますが、数十人ほど(場合によっては100人近く)が同時に授業を受けます。一方、中堅予備校は大手予備校よりも同時に授業を受ける生徒の人数が少ないです。

周りに人がいすぎるとなかなか集中できない方は、大手予備校よりも中堅予備校のほうが向いているかもしれません。自分が集中して学習できる人数の予備校を選びましょう。

また、人によっては集団授業よりも個別指導のほうが性格的に向いていることもあります。そのような方は予備校ではなく、個別指導塾に通うのがおすすめです。

サポート体制が充実している予備校を選ぶ

受験生の学力アップにつながる適切なカリキュラムの設定や、保護者を交えた定期的な三者面談の実施など、サポート体制が充実しているかどうかも、予備校を選ぶにあたって重要なポイントです。

設けられているサポート体制は予備校によって異なるので、以下に挙げるようなポイントを中心に必要な体制が整っているかどうかを確認しましょう。

  • カリキュラム・日々のスケジュールが適切に組まれているか
  • 自習室が自由に使える環境か
  • いつでも講師に相談・質問できる環境か

予備校の公式サイトで確認できる内容もあればそうでない内容もあるので、実際に予備校に通っていた方の口コミや評判をチェックするのがおすすめです。

▶Ameba塾探しに寄せられた口コミ・評判はこちら
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予備校を選ぶ際の注意点

予備校に通う高校生をイメージした画像

予備校に通っても、自分にあっているところを選ばなければ成績は伸びませんし、長続きしない可能性もあります。自分にあった予備校を選ぶためには、以下のような点に注意しましょう。

予備校を選ぶ際の注意点
  • 公式サイトや口コミなど多数の情報から判断する
  • 体験授業や見学・説明会の機会を利用する

それぞれの注意点について解説します。

公式サイトや口コミなど多数の情報から判断する

公式サイトに掲載されている情報や予備校が発行しているパンフレットなどで、予備校のことをある程度把握することはできます。しかし、それらはあくまでも予備校自体が発信している情報であることに留意しておかなければなりません。

より客観的な情報を把握したい場合は、過去にその予備校に通っていた人の口コミや評判などもチェックしましょう。アルな体験を踏まえた情報は、予備校選びにおいて大いに参考になるはずです。

ただし、予備校は受験合格を目指して通うものである以上、受験結果によって口コミの良し悪しが左右される可能性があることは、念頭に置いておきましょう。

体験授業や見学・説明会の機会を利用する

予備校では、体験や見学・説明会に参加する機会を設けているところもあります。公式サイトやパンフレットの情報を見ているだけではわかりにくいことでも、実際に体験したり見学したりすることで、把握しやすくなるでしょう。

自分にあった予備校に通って志望校合格という結果を出すためには、妥協してはいけません。体験や見学・説明会の機会をフル活用したうえで複数の予備校を比較して、納得のいく予備校選びをしましょう。

自分にあった予備校を選び本格的に大学受験対策をスタートしよう

予備校は大学受験合格を目指すにあたって、とても心強い存在です。ただし、自分にあった予備校選びをしなければ学力を効果的かつ効率的に伸ばすことは望めません。

授業形式が自分にあっているか、サポート体制が充実しているかなどを踏まえて複数の予備校を比較し、納得のいく予備校選びをしましょう。

予備校を選ぶ際は公式サイトやパンフレットだけから情報を得るのではなく、実際に通っていた方の口コミや評判を確認することも重要です。

自分にあった予備校を見つけて、大学受験対策を本格的にスタートさせましょう!

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葉玉 詩帆
この記事を編集した編集者
葉玉 詩帆

Ameba塾探し 編集者

幼少期から高校卒業までに、ピアノやリトミック、新体操、水泳、公文式、塾に通う日々を過ごす。私立中高一貫校を卒業後、都内の大学に進学。東洋史学を専攻し、中東の歴史研究に打ち込む。卒業後、旅行会社の営業を経て現在に至る。中学受験、大学受験を経験した経験をもとに、「Ameba塾探し」では保護者や学生の方にとって有益な記事づくりを目指しています。