「子どもの興味関心を大事にしたいけど、将来に向けてしっかり勉強もしてほしい」と願うのが親心というもの。
では、学力向上のために塾通いを最優先するのは仕方のないことなのでしょうか?
「受験合格や成績を伸ばすために、習い事や部活動を諦めないでほしい」と語るのは、株式会社ヨミカキ・代表取締役の岡本智良さん。
岡本さんは東京都新宿区の神楽坂で、個別指導塾「STEAM教育&個別指導のホクエイ」を運営されています。
今回はホクエイに通塾しながら習い事・部活動を両立できる理由や、生徒に寄り添う指導方針の詳細について、岡本さんにお話を伺いました。
子どもにあう塾が見つからず困っている方、日常生活を楽しみながら通える塾を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 「科学・技術・工学・芸術・数学」の5分野を横断教育
- 講師は「生徒が楽しく学習できる環境づくり」を重視
- 習い事や部活動を両立できるコースがおすすめ
- 温故知新の指導ノウハウと最先端IT技術で人生を豊かに!
「科学・技術・工学・芸術・数学」の5分野を横断教育
ー本日はよろしくお願いします。「STEAM教育&個別指導のホクエイ」はどのような個別指導塾なのでしょうか?
岡本 智良さん(以下、岡本):当塾の前身は、昭和49年に私の父である岡本清彦が開塾した「北英塾」です。
始めた当初の塾名は、私の父である岡本清彦の旧姓が「北村」であったことから「北村英語塾」でした。
その「北村英語塾」の頭文字をとって、「北英(ホクエイ)塾」といいました。
一般教科のほか、当時では珍しく「実際に使える英語」「受験に勝てる英語」を掲げ、長らくご愛顧いただいてきました。
そして令和となった今、「生徒一人ひとりに対して、時代にあわせた新しい指導スタイルを提供したい」と大幅にリニューアルしたのが、「STEAM教育&個別指導のホクエイ」です。
東京の新宿区にある神楽坂教室では、小学1年生から中学3年生を対象に個別指導をおこなっています。
我々が重視しているのは、“生徒たちのいろいろな想い”です。
本人は「習い事や部活動をちゃんとやりたい!」と考えているのに、受験のために諦めなければならないケースもあります。
そういうことがないよう、当塾は「できる限り習い事や部活動と両立できるように」と工夫して運営しています。
たとえば、当塾は生徒のスケジュールにあわせた時間割を組めるようにしています。これなら部活動や習い事とも両立できるでしょう。
また、期限のない振替制度を設けているので、急な用事や病気による欠席に対しても、柔軟な対応が可能です。
逆に、テストの前日までに集中的に通塾して授業を受けるような振替の使い方もできます。
中学受験・高校受験・大学受験という学力のハードルを乗り越えるお手伝いはもちろん、“思考力の深さ”に対する生徒たちのチャレンジも、我々は応援したいのです。
そのような教育を、当塾では「STEAM教育」と呼んでいます。
ー「STEAM教育」について詳しく教えてください。
岡本:はい。STEAM教育の「STEAM」は、サイエンス・テクノロジー・エンジニアリング・アート・マスマティックスの頭文字を組みあわせた造語です。
つまりSTEAM教育とは、「科学・技術・工学・芸術・数学」の5つの領域の分野横断的な教育のことです。
岡本:理数教育に創造性教育を加えることで、“知る探求”と“つくる創造”のサイクルを生み出せます。
我々は、知識やスキルの習得よりも、生徒たち一人ひとりの知の創造性を育むアプローチのほうが重要だと考えます。
当塾のSTEAM教育では「課題を自ら見つける力」「ものごとをさまざまな面からとらえ解決する力」「新しい価値を創造する力」を身に付けられるんです。
ーたとえば貴塾の「プログラミング入門コース」は、STEAM教育に当てはまるのでしょうか?
岡本:そうですね。もちろんプログラミングだけでなく、Microsoft社のWordやExcelといったOfficeソフトの使い方など、社会に出たときにすぐ使える実践的なこともやっています。
また、デジタルツールを活用した生徒の管理や、それを保護者の方々にわかりやすく可視化するノウハウなど、そういったところも当塾の強みです。
ーデジタルツールを活用した管理とは、具体的にどのようなことをされているのでしょうか?
岡本:当塾で採用しているのは「こどもカルテ」という独自の管理システムです。
生徒一人ひとりに当塾専用のGoogleアカウントを開設してもらい、専用NFCカードを併用して徹底したデジタル管理をおこないます。
こどもカルテでは、入退出時間や検温結果、学習時間、全体的な学習進度、予習・復習単元を一元管理できるので、生徒の学力向上・将来性・健康・安全をわかりやすくデータ化することが可能です。
集計データやグラフデータは当塾のホームページからダウンロードできます。
また、データをもとにした完全オリジナルの個別カリキュラム作成もおこないます。
たとえば「学年をさかのぼって基礎からやり直したい」「教科書のわからないところを指導してほしい」「学校の授業ではもの足りないから先に進みたい」など、生徒それぞれの希望にあわせたカリキュラムが立てられるのです。
つまり、こどもカルテは「生徒の実像そのもの」を向上させるためのシステムといえるでしょう。
講師は「生徒が楽しく学習できる環境づくり」を重視
ー続いて、講師陣について教えてください。どのような点を重視して講師を採用されていますか?
岡本:“個別指導”という指導方針上、講師の性質は生徒にとって非常に重要なものです。
そのため当塾は講師を採用する際、「学力」のほか、「生徒を1人の人間として見られるか」「いろいろな性格の生徒に対応できる力があるか」を重視しています。
だからこそ、生徒一人ひとりの性格などを把握した、きめ細かい指導ができるんです。
もちろん、振替や講師の体調不良に備え、生徒の担当講師だけでなく講師全員で情報共有をするようにはしています。
ー講師の方は、どのようなことを意識して指導されていますか?
岡本:生徒が楽しく学習できる環境づくりに努めています。
これは実際にあった話ですが、今までいろいろな塾に通ったけど長続きしなかった生徒が、当塾に通い始めてから、自ら「行きたい」と言うようになったんです。
その生徒は小学4年生から中学1年生ぐらいまでアメリカにいたので、英語に慣れるのに苦労して、その間の算数・数学が壊滅的な状況になってしまったと聞きました。
今、中学3年生なので、小学4年生前後の算数がわからないのは恥ずかしかったのでしょうね。わからないままつまずいているのをなかなか言い出せなくて、困っていたんです。
今年の3月、保護者の方の誘いで当塾の体験入塾に来てくれて、最初はしぶしぶだったのですが、1か月くらいで「今までの塾よりいい」と実感されたようです。
これまでテストで30点くらいしか取れていなかったのが、先日の定期考査では70点を取れて、すごく喜んでいただいて。
保護者の方からも、わざわざ電話で「すごく子どもが喜んでいて、本当に通わせてよかったです」とお声かけいただきました。
我々も励みになりますし、何より嬉しかったですね。
ー生徒のマインドを「楽しい!」に変えていくのは、成果を出すうえでも重要なことですね。
岡本:そうですね。どの分野でも、やはりマインドは大きく影響しますからね。
結局、苦手意識が邪魔をしているだけなので、それさえ取り除いてあげれば「こんなに簡単なことだったんだ」とわかるでしょう。
国語が理解できるなら、もちろん数学も理解できるはずですから、「国語ができるのに数学ができないわけがない」と私は思うんです。
本人がなんとなく「いやだな」と感じたり、どこかで大きな失敗体験をしてしまったりして、「自分は数学ができないんだ」と思い込んでいるだけ、ということが多々あります。
我々は、そんな“もったいないケース”をなくしていければと思っています。
習い事や部活動を両立できるコースがおすすめ
ーさまざまなコースがありますが、おすすめのコースを教えてください。
岡本:おすすめは「習い事両立コース」「部活動両立コース」です。
これらのコースでは、個別指導ならではの対応力で、生徒一人ひとりにあわせたスケジューリングをおこなっています。
生徒が楽しく日常生活を送りつつ、継続して学力を高められるコースとして人気が高いです。
特に部活動は、中学・高校でしかできないことですし、部活動での経験は、本当に尊いものだと思います。
だからこそ、できるだけ部活動もしてほしいし、習い事もやめないでほしい。
当塾の「習い事両立コース」「部活動両立コース」ならそれが可能です。
ー習い事や部活動を諦めなくていいのは、生徒にとっても嬉しいことだと思います。料金体系について教えていただけますか?
岡本:当塾では、入塾金と授業料、諸経費、教材費の4種類の費用をいただいております。
当塾は生徒にあわせてオーダーメイドの対応をしているため、あくまでも目安ではありますが、全体の費用感は次のとおりです。
岡本:入塾金に関しては、現在キャンペーン中で11,000円となっています。
また、当塾生徒からの紹介の場合、入塾金が半額になるだけでなく、初月の授業料も減額、さらにご紹介者の授業料も減額となります。
お知りあいの方が当塾に通っていらっしゃるようでしたら、ぜひ紹介での入塾をご検討ください。
温故知新の指導ノウハウと最先端IT技術で人生を豊かに!
ー現在は神楽坂教室のみですが、今後教室を増やす予定はありますか?
岡本:もちろんです。今のところ、都内を中心に順次開校を目指しています。
ーお住まいの地域での開校を心待ちにしている保護者の方もいらっしゃるかと思います。では、最後に読者の方へメッセージをお願いします。
岡本:「STEAM教育&個別指導のホクエイ」は、前身である北英塾のころから、温故知新の指導ノウハウを引き継いできました。
そこに最先端のIT技術を駆使した学習管理システム「こどもカルテ」を携えて、より今の時代に適した「STEAM教育」を提供しています。
我々は個別指導ならではの丁寧さで、生徒一人ひとりに寄り添いながら、人生を豊かにするための結果に対して、真摯に向きあって参ります。
習い事や部活動を諦めることなく、楽しく学力を伸ばしていきたいとお考えの方は、ぜひ一度お問い合わせください。
講師一同お待ちしております。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました!
■取材協力:STEAM教育&個別指導のホクエイ