書道は、きれいな文字を習得できるのはもちろん、美しい姿勢や集中力が身につけられることで人気の習い事です。
整った文字を書ける人は好印象を与えやすく、周囲から一目置かれる存在となります。
奥が深い書道は、一生ものの趣味として楽しめるのも魅力です。師範資格を取得して自分で教室を開ける可能性もあります。
そこで今回は、川崎市の書道教室を厳選してご紹介。選び方のポイントも解説します。
川崎市は、東京・横浜へのアクセスがよく、居住地として人気のエリア。藤子・F・不二雄ミュージアムをはじめとして、人気の美術館が多くある芸術の街でもあります。
川崎市で書道教室をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
川崎市の書道教室の選び方
川崎市で書道教室を選ぶときのチェックポイントを7つ解説します。
教室によって特徴が異なるので、ポイントを確認しながら子どもや自分にとって通いやすい教室を見つけましょう。
①子ども向け・大人向け(初心者から上級者まで)で選ぶ
まず、書道教室の対象年齢をチェックしましょう。
子どもから大人まで通える教室や大人限定の教室もあり、対象年齢はさまざまです。
大人向けの教室は、初心者や上級者に特化している場合があり、必ず指導内容やレベルをチェックする必要があります。
効率的にスキルアップするためにも、年齢やレベルにあった指導を受けられる教室を選んでください。
②硬筆・毛筆などコースで選ぶ
書道教室で学べる内容は、「毛筆」「硬筆」「筆ペン(ペン字)」「かな文字」の4種類です。
それぞれの特徴やメリットを把握し、何を学びたいか明確にしましょう。
毛筆
「毛筆」では筆先が毛でできている筆記用具を使い、墨をつけて文字を書きます。
正しい書き順をはじめとして、とめ・はね・はらいの基本的な書き方を習得可能です。
姿勢や礼儀作法も学べるため、社会性も身につきます。
筆や墨の種類、紙の大きさでさまざまな表現ができるので、芸術性の高い分野に挑戦できるのも魅力です。
硬筆
「硬筆」は鉛筆など先が硬い筆記用具を使い、文字を書きます。
実用性が高く、学校の課題から履歴書まで、自信を持って書けるようになるのも嬉しいポイントです。
毛筆に比べて準備するアイテムが少ないので、手軽に始められます。
筆の扱えない年齢でも学べるため、幼い時期から文字を学ばせたい方におすすめです。
筆ペン(ペン字)
「筆ペン」はインクを内蔵した市販のペンで、筆のように文字を書きます。「ペン字」では万年筆などを利用。
ペン1本で始められる手軽さがあり、自宅でも簡単に練習ができるのも特徴です。
パソコンが主流となっても、冠婚葬祭・ビジネス・年賀状など、幅広い場面で活躍します。
かな
「かな」は細字毛筆で、平安時代から続く美しい仮名文字を書きます。
和歌や俳句を題材にしながら学べるので、芸術的なセンスを磨くことも可能です。
日本文化に興味のある方や、流れるような美しい文字を習得したい方におすすめ。
③「座卓で正座」or「椅子と机」などスタイルで選ぶ
書道と聞くと座卓で正座するスタイルを想像しますが、椅子と机で学べる場合もあるので学習スタイルをチェックしましょう。
正座は美しい姿勢を身につけられる反面、腰痛などの原因となる場合も。
正座が難しい方は、椅子で学べる教室を選ぶと無理なく継続的に通えます。
教室によってはスタイルを選べる場合もあるため、体験時などに確認してください。
④少人数か大人数か指導人数で選ぶ
5名以下などの少人数で学べる教室、数十人の大人数のなかで指導を受けられる教室など、さまざまな種類があります。
少人数の教室では講師の指導が充実しているため、上達がスピーディーで弱点も克服しやすい環境です。
大人数の教室では切磋琢磨しながら学べるメリットがあり、新しい友だちができるのでコミュニケーション能力も向上します。
生徒数が多すぎると講師の指導が行き届かず、上達しづらい可能性があるので注意が必要です。
⑤師範資格が取得できるかどうかで選ぶ
将来的に師範資格を取得し、指導者を目指している場合は資格取得可能な教室を選んでください。
書道には、級位・段位・師範資格があり、指導者として認められる「師範資格」は流派や民間団体によって発行されています。
師範資格を取る予定のない方でも、級位や段位を取ると自分のレベルを証明できるので、本格的に取り組む場合は検定に挑戦できる教室がおすすめです。
⑥展覧会への出品姿勢で選ぶ
展覧会への出品は、強制・任意・不参加の3つに分かれるので、目的にあわせて選びましょう。
展覧会へ参加すると目標ができるので、モチベーションを維持しながら書道に取り組めます。
ただし、展覧会にはお金や労力が必要となるため、忙しい方にはストレスとなる場合も。
教室へ入会する時点で決められない場合は、任意としている教室を選ぶと失敗しません。
⑦月謝や振り替え制度もチェック
継続的に通うため、月謝や振り替え制度も事前に確認してください。
子どもの場合は月3,000〜5,000円程度、大人の場合は月5,000〜10,000円程度が相場となっています。
月謝以外に、筆などの書道セット・半紙・お手本となる冊子代・展覧会費用が発生する可能性があるため、トータルの料金で判断しましょう。
ほかの習い事や仕事などで忙しい方は、振り替え制度の有無をチェックしておくと月謝を有効活用できます。
川崎市の書道教室おすすめ15選|子ども向けから大人向けまで紹介
ここからは、川崎市内のおすすめ書道教室を紹介します。
子ども向け・大人向けに分けて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
川崎市の書道教室おすすめ11選【子ども向け】
川崎市内の子ども向け書道教室を紹介します。
子どもの性格を踏まえて、ピッタリな教室を見つけてください。
元住吉習字教室
元住吉習字教室は、基本を重視した教室です。姿勢、筆やえんぴつの持ち方と、正しくきれいな字を書くところから学べるので、初心者でも安心。
毛筆と硬筆の両方について指導を受けられるため、さまざまな可能性を伸ばすことが可能です。
基本的な書だけではなく、想像力を活かした創作書にも取り組めるので、子どもの芸術的な感性を刺激できます。
東急東横線 元住吉駅から徒歩15分で、電車でも通えます。
つばめ書道教室
つばめ書道教室は、硬筆・毛筆・ペン字が学べる教室です。少人数制で、一人ひとりにあわせて基礎から丁寧に指導します。
アットホームな雰囲気のなか、小学生から大人の方まで、書道を通して幅広く交流しています。
月刊誌「書写書道」をもとに、毎月課題に取り組んでおり、長期休暇中の宿題や書き初め課題、地域の席書き大会にも参加できるのが特徴。
教室は、川崎大師駅から徒歩5分、東門前駅から徒歩5分の距離にあるため通いやすいです。
▶つばめ書道教室の最新情報と料金はこちら
新百合ヶ丘書道教室
新百合ヶ丘書道教室は、競書雑誌「書作」の月例課題を中心に、目的にあった指導を受けられる教室です。
段級取得や展覧会出品にも挑戦できるので、本格的に取り組みたい方にもおすすめ。自分の作品が認められることで、自己肯定感も育めます。
見学・体験・入学金が無料なのも嬉しいポイントです。
料金の詳細は公式ホームページをご覧ください。
小田急線 新百合ヶ丘駅から徒歩5分のため、学校帰りでも通いやすい教室です。
アトリエ・ユウビ
小学生向けクラスがある アトリエ・ユウビは、「これを書きたい」という子どもの気持ちを大切にしている教室です。
テキストがなく、辞書ををひきながら書く文字を決めていくため、子どもの自主性が育めます。苦手ポイントを克服する指導もあるので、効率的に上達可能です。
無料体験を利用でき、子どもの反応をチェックしてから入会を決められます。
JR稲田堤駅から徒歩5分、京王線 京王稲田堤駅から徒歩10分のため、各方面から通いやすい環境です。
舜風会 竹の子書道教室
舜風会 竹の子書道教室は「楽しんでやれること」を重視しており、飽きずに通える教室です。日頃のレッスンから充実感や達成感を感じられるため、自信をつけられます。
学校の書初め対策もおこなっており、一人ひとりの課題にあわせてお手本をもらえるのも魅力です。
大学生以上になると公募展用の作品制作指導が受けられるので、長期的に通いたい方にもおすすめ。
武蔵小杉教室は、東急東横線 JR武蔵小杉駅から徒歩3分と好立地です。
スリール書道教室
スリール書道教室は、「楽しく、心穏やかに書に親しむ」をモットーにした教室です。
「オンライン競書才幹」の月例課題に沿ったレッスンを受けられ、毎月評価をもらえることで効率的にスキルアップできます。
書初めやコンクール、展覧会のレッスンを無料で利用できるのも嬉しいポイントです。
昇段・昇級を目標にすることができ、モチベーションを維持しながら通えます。
星ヶ丘パークランド教室は京王線 京王稲田堤駅から徒歩13分で、電車でも通える教室です。
彩雲
彩雲は、書の基本を学び、上達・段級位の取得を目指す教室です。ステップアップを実感できるため、自信を身につけられます。
子どもの部は小学2年生~中学3年生が対象。大人の部もあるため、長期的に受講可能です。
また、創作書にも取り組めるので、子どもの個性を伸ばせます。
レッスンは振替制度があるため、忙しい方や遠方の方でも月謝を無駄にせず通えます。
小田急線 新百合ヶ丘駅から徒歩12分と、比較的駅に近い立地です。
高夢書道教室
高夢書道教室は、学校教育に準じた課題で、書き順・筆使いなどを学べる教室です。国語や漢字に苦手意識のある子どもでも、丁寧な指導で基礎から挫折せず学べます。
5歳からレッスンを受けられるため、早期から文字や書道に触れることが可能です。
毛筆・硬筆を各1回ずつ取り組めるため、バランスよく能力を伸ばせます。段級位の取得にも挑戦でき、モチベーションアップも可能です。
JR川崎駅から直結であり、雨の日でもスムーズに通えます。
ふじ書道教室
ふじ書道教室は、毛筆・硬筆を基礎から学べる教室です。幼児部・小学部・中学部と年齢別になっているため、成長にあった指導を受けられます。
入会金がお手頃なので、気軽に習い始められるのもポイントです。
料金の詳細は公式ホームページをご覧ください。
無料体験を利用できるため、教室の雰囲気や講師との相性をチェックしてから入会を決められます。
小田急線 生田駅から徒歩3分と好アクセスです。
シリウス学び塾
シリウス学び塾は、少人数クラスで、しっかりと基礎を身につけられる教室です。「とめ・はね・はらい」など、上手に書くためのポイントについて指導を受けられるため、ぐんぐん上達します。
検定に挑戦できるので、ステップアップを実感しながら通うことが可能です。
書道以外にも、英語やプログラミングなどのコースもあり、子どもの興味にあわせてさまざまなことを習得できます。
小田急線 柿生駅から徒歩3分と駅から近いため、学校帰りにも立ち寄りやすいです。
睦書道教室
睦書道教室は、書道の基本を中心に楽しさを実感してもらうことを重視した教室です。子どもから大人まで幅広い年齢層が書道を通して交流するため、コミュニケーション能力も養えます。
学校の宿題などの指導も受けられるので、宿題に取り組む習慣づけも可能です。
入会時にお手頃価格で書道具一式を購入でき、道具選びにも迷いません。
料金の詳細は公式ホームページをご覧ください。
東急東横線 元住吉駅から徒歩10分で、電車でも通いやすい教室です。
川崎市の書道教室おすすめ4選【大人向け】
続いて、川崎市内の大人向け書道教室を紹介します。
仕事や家庭と両立できる教室を見つけてください。
瑞舟書道教室
瑞舟書道教室は、1回90分と充実した時間でたっぷり指導を受けられる教室で、スピーディーに上達できます。
金〜日曜にレッスンを受講できるため、平日仕事が忙しい方でも通いやすいのが特徴です。通信レッスンにも対応しており、自宅で受講したい方や遠方の方にもおすすめ。
「教育の書(学童)」「生活の書(基礎・実用書道)」「芸術の書(作品・師範取得)」の3コースをメインにしており、多彩なカリキュラムがあるので、目的にあわせて選べます。
京浜急行 川崎大師駅から徒歩3分の駅チカです。
つちぼとけ道場
つちぼとけ道場は、筆ペンと水彩絵の具で書画に挑戦できる教室で、書や絵を通して自己表現ができます。
コツをつかめば誰でも取り組めるので、字や絵に苦手意識のある方でも楽しみながら受講可能です。
少人数制レッスンで、自分のペースで進められます。講師からの指導を十分に受けられるため、初心者でも安心。
川崎市内では、高津区・多摩区・幸区にある4ヶ所の教室でレッスンを受けられるので、自宅の近くなど、都合のいい教室を選べます。
京町書道塾
京町書道塾は、正しい姿勢を身につけられ、美しい文字を書けるようになる教室です。自然と字がきれいになるだけではなく、集中力も養えます。
少人数制のレッスンのため、手厚い指導を受けられるのも魅力で、スピーディーに上達可能です。
希望者には椅子でのレッスンも実施しており、足や腰などに不安がある方も安全に受講できます。
JR川崎新町駅から徒歩7分で、電車で通いやすい教室です。
書道家 氷菓 鷲沼教室
書道家 氷菓 鷲沼教室は、硬筆・筆ペン・かな書道・漢字書道と、さまざまな分野を学べる教室です。
師範資格取得向けのクラスもあるので、指導者を目指す方にもおすすめ。
平日・休日でレッスンを受けられるため、仕事や家庭と両立しながら継続的に通えます。
講師はカルチャー講師の経験もあり、あらゆる世代に対して分かりやすい指導を期待できます。
東急電鉄 鷺沼駅から徒歩3分と駅チカで、仕事帰りなどにストレスなく立ち寄ることが可能です。
まとめ
川崎市内には、子どもから大人まで幅広い年齢層が利用できる書道教室が数多くあります。
7つの選び方を参考に、年齢や目的に即した教室を選びましょう。
気になる教室を見つけたら、体験・見学を積極的に活用して教室の雰囲気や指導方法を確認するのがおすすめです。
今回の記事を参考に、子どもや自分に合う教室を見つけてください。
※各教室情報は、公式ホームページを元に作成しております。掲載内容に関するご要望は、お手数ではございますがお問い合わせフォームよりご連絡ください。万が一内容に齟齬がございました際は、早急に修正・削除対応をおこないます。