近年、藤井聡太氏など若い棋士の活躍によって注目を集めている将棋。子どもの習い事としても人気を博しています。
将棋は論理的思考力や集中力を鍛えることができ、礼儀作法など成長するうえで大切なことを身につけられます。
そこで今回は、「子どもを将棋教室に通わせたい」「川崎にある将棋教室が知りたい」という方に向けて、おすすめの将棋教室を紹介します。
川崎市は神奈川県内で横浜に次ぐ第2位の人口を誇る大都市。小学生だけでも約8万人と多く、学習塾などの習い事が市内各所にあります。
そんな川崎市でお子さんにぴったりの将棋教室を選ぶことができるよう、おすすめの教室に加えて将棋教室の選び方も解説。記事を参考に、ぜひお子さんにぴったりな将棋教室を見つけてください。
川崎市の将棋教室の選び方｜5つのポイントで紹介
川崎市内に点在する将棋教室のなかから、何を基準に教室を選べばよいのかわからない方もいることでしょう。
ここでは、教室を選ぶ際にチェックしておきたい5つのポイントをご紹介します。これらのポイントを踏まえて教室選びをしましょう。
①対象年齢をチェック
まずは将棋教室の対象年齢をチェックしましょう。教室によって、〇歳以上から指導可能といったように、対象年齢を指定しているケースがあります。
また、対象年齢を設けていなくても、「将棋のルールがわかるお子さん」というように、駒の動かし方や将棋の基本的なルールを理解していることを条件としている場合も。まずはお子さんの年齢や将棋の理解度にあった教室を選ぶようにしましょう。
また、通い始める段階で「プロを目指している」という場合は、長く継続して通い続けられるように、今の年齢だけではなく何歳まで通える教室なのかということも確認しておきましょう。
②子どもの関心度をチェック
将棋を楽しいと感じるためには、ルールや駒の動かし方など、ある程度勉強して覚えなければいけないことがたくさんあります。
子どもによってはルールを覚える前につまらないと感じて飽きてしまうことも…。親が「集中力をつけさせたい」「論理的思考力をつけさせたい」と思って通わせても、当の本人に気持ちがなければ習うだけ時間もお金も無駄になってしまいます。
正式に将棋を習い始める前に、子どもが本当に将棋を習いたいのか、将棋に興味を持っているのかを確認しておく必要があります。子どもに意欲・やる気があれば、それをさらに高められる教室を選びましょう。
③「習い事」かプロを目指す「競技」かをチェック
将棋教室に通い始めるにあたり、将棋を習う目的を明確にしておくことが大切です。
将棋を「論理的思考力をつけさせるため」の習い事の1つとして通うのか、プロ棋士を目指して通うのか、どちらの目的なのかを明確にしておきましょう。
習いごととして通わせるのであれば、将棋を楽しく学べる教室がおすすめです。アットホームな雰囲気で同年代の子どもたちが多く通っている教室などであれば、楽しく通うことができ、学校外での友だちも増やせるかもしれません。
一方、「プロを目指したい」「競技としての将棋を学びたい」ということであれば、実績の豊富な教室、少人数制を導入するなどして質の高い指導をしている教室がおすすめです。
とくに競技者を目指すのであれば、実績を持った教室は必須条件です。大会での好成績や過去にプロ棋士を輩出しているなどといった経歴があるかどうかチェックしましょう。
「本人に気持ちがあれば、将来的にプロを目指すことも考えたい」という場合は、初心者から上級者までさまざまなレベルに対応した教室を選びましょう。
一人ひとりの目的やレベルに寄り添った指導をしてくれる教室であれば、途中でプロを目指すようになっても柔軟に対応してくれます。
④月謝などの費用面をチェック
将棋教室に限らず、習い事の教室を選ぶときは、毎月月謝が無理なく支払える教室を選びましょう。長く通うことを考えているのであればなおさらです。
将棋教室の月謝の相場は、初心者向けであれば約3,000円ほど。ただし、上級者になると少人数制レッスンになり、1回あたり3,000円という場合も。つまり月4回通うと12,000円程度になります。
もし、将来プロ棋士を考える可能性が少しでもあるのならば、初心者コースと上級者コース両方の料金を確認しておきましょう。
また、月謝以外にも入会金やテキスト代などが必要になるケースもあります。入会時の初期費用がどれだけかかるのか、毎月の月謝プラスそのほかでいくらかかるのか、ざっくりとでも概算しておくことが大切です。
⑤通いやすいかどうかをチェック
習い事を継続するためには、教室が通いやすい場所にあることも大切な要素のひとつです。自宅から遠く、行くだけで1時間もかかるような場所にある教室だと、通うだけで子どもに大きな負担がかかります。
子どもが1人で通うことも考えて、自宅や学校から近いか、通学路上にあるかなどをチェックして、通いやすい教室を探しましょう。
また、スケジューリングに融通が効くというのも大きなポイント。指導を受ける曜日や時間帯の選択肢がなるべく多い教室を選ぶことが、結果的に長く通うコツです。
「無理なく通える場所にある」「自分の余暇時間に習い事のスケジュールが組める」ということは教室選びの必須条件なので、この2点に関しては必ず確認しておきましょう。
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川崎市の将棋教室おすすめ3選｜子ども向けや初心者向けを紹介
ここからは、川崎市にあるおすすめの将棋教室を紹介します。
先に挙げた選び方のポイントを踏まえて、お子さんにぴったりな教室を見つけましょう。
新百合将棋教室
新百合将棋教室は、子どもからシニアまで通うことができる将棋教室。教室は常に明るい雰囲気で、親子や初心者が楽しみながら将棋を勉強することができます。
教室では多くの大人や親子が将棋を指しており、小中高校への指導経験のある先生が優しく指導します。
特に入会制度は設けておらず、指導料は参加した際に都度払いとなります。毎回参加人数が15名になり次第、募集を締め切りる定員制。
教室へのアクセスは最寄り駅から徒歩5分と良好なため、子ども1人でも通うことができます。
高津子ども将棋教室
高津子ども将棋教室は、日本将棋連盟公認のベテラン指導員の協力のもと、前期・後期・冬期の年3回のコースで開講する将棋教室。
初心者も将棋の基礎から学び、各コース最終日にはトーナメント戦に参加できるほどのレベルになります。対象は小学2年生から。小学1年生以下は別途相談が必要です。
前後期それぞれ7回の開講、1月から3月までの冬期コースは5回の開講となっており、2021年度は延べ140名もの児童・生徒がこの教室で将棋を学んでいます。申込は先着順のため、気になる方は早めに問い合わせてみましょう。
ふじもり将棋教室
ふじもり将棋教室は、これから将棋を始めたい方からさらに上達したい方まで、優しく丁寧な指導で楽しく学べる、アットホームな将棋教室。
対象は幼稚園児から。まったくの未経験でも問題ありません。毎月第1、第3日曜日の午前中に2時間、たくさんの対局をこなして将棋を勉強します。
各クラスのトーナメント戦やリーグ戦、先生との指導対局や詰将棋で充実した時間を過ごすことが可能。
2時間と聞くと子どもにとっては長いように感じるかもしれませんが、どの生徒も頑張って楽しんで将棋を指しているので意外とあっという間に終わってしまいます。
無料の「お試し体験」を実施しており、体験を経て入会した場合は入会金が免除されます。入会を検討されている場合はぜひ参加してみましょう。
まとめ
川崎市には指導方針や特徴が異なる将棋教室が点在しているため、目的・目標にあった教室が見つかりやすい環境にあります。
将棋は先を読む論理的思考力や集中力、礼儀作法などを学ぶことができ、子どものときだけでなく、大人になっても楽しむことのできる魅力的な習い事です。
今回ご紹介した教室選びのポイントを踏まえて、気になる教室があれば積極的に見学や体験に参加してみましょう。お子さんが楽しく、意欲を持って通い続けられる、そんな将棋教室を見つけてください。
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