自然の中でのびのびと普段ではできない体験をしたい、子どもに経験させたいと考える方も多いでしょう。
滋賀県にある「休暇村 近江八幡」は、琵琶湖の豊かな自然を活用して充実した自然体験を提供しています。
今回は、休暇村近江八幡の副支配人・浅井敬冶さんに施設の魅力や体験プログラムなどについてお話を伺いました。
家族や個人で自然を満喫したいという方や、学校など規模の大きな団体で自然体験ができる施設をお探しの方はぜひご覧ください。
琵琶湖の自然体験と地元食材や温泉を楽しめる
ー本日はよろしくお願いいたします。まず、「休暇村 近江八幡」について教えてください。
浅井 敬治さん(以下、浅井):「休暇村 近江八幡」は滋賀県近江八幡市にあり、一般財団法人休暇村協会の運営する全国35箇所のリゾートホテルチェーンの1つです。
また、25箇所のキャンプ場や6箇所のスキー場の運営などもおこなっています。
休暇村は、「自然にときめくリゾート」をテーマに日本有数の自然を体感できる国立公園や国定公園などにあるリゾートホテルなどにあります。
温泉や地元の食材を活用した料理を提供しており、ご家族やお一人の方も含めてどなたでもくつろいでご利用いただくことが可能です。基本的には夕食、朝食付きのプランをご用意しています。
休暇村近江八幡には、目の前に琵琶湖が広がる琵琶湖国定公園の中に施設があり、景色だけではなく自然に触れるプログラムを体験しながら宿泊することも可能です。
個人の方やご家族連れはもちろん、林間学校やゼミ旅行、合宿、修学旅行、環境学習旅行などにもご利用いただいています。予約は6ヶ月前から電話やインターネットで承っております。
団体、グループでのご利用の際は、事前に打ち合わせをおこない、琵琶湖でのカヌーをはじめとした水上体験、キャンプファイヤーなどキャンプ場を活用したアクティビティも体験可能です。
温泉や食事のみの日帰りと宿泊を両方ともご利用いただけます。まず日帰りでのご利用ですが、例えば4,400円で近江牛の特選ランチと温泉入浴がセットになっている商品があり、とても人気ですよ。
近江牛の料理は非常に人気で、ホテルとしても美味しく安く提供するために、一頭買い仕入れなどもしております。
宿泊であれば1泊2食つきで平日で14,150円~のプランがあり、すきやきや鉄板焼き、ローストビーフなどのさまざまな近江牛メニューを含め、和食洋食40種類程度の料理をビュッフェ形式で楽しむことが可能です。宿泊された方からは高評価をいただいています。
プログラムや料金の詳細は公式ホームページをご覧ください。
ー続いて、「ふれあいプログラム」について具体的に教えてください。
浅井:「ふれあい無料プログラム」とは、自然体験やアクティビティのことです。
琵琶湖での自然体験を無料のものからプロのガイド案内があるプログラムまで幅広くご用意しております。
朝の散歩会は毎日おこなっており、朝7時から30分程度で琵琶湖の景色や特徴を解説するプログラムです。
季節を楽しむ無料プログラムとしては、地元のガイドによる12月中旬〜3月上旬に実施する水鳥観察会や、7・8月には琵琶湖特有の水草の観察会を開催しています。
有料プログラムでは、4月末~10月末までの日曜・祝日、及び夏休み期間に、カヌー体験をインストラクターつきで実施しており、人気プログラムの1つです。
カヌー体験は小学生5年生以上からが対象で、基本的な乗り方から指導があるので、初心者の方でも安心して挑戦できます。
プログラムによって予約不要で参加できるものと、カヌーのように事前予約が必要なものがありますので、随時休暇村近江八幡にお問合せください。団体の場合はご相談いただき、参加人数に合わせて時間などを調整します。
全国の休暇村でその土地ならではのプログラムを用意しているので、季節ごとなどに各地を回ってみるのも面白いでしょう。
ご家族や年配のご夫婦、友人などさまざまな方々にご参加いただいていますが、「非常に特別な体験ができた」という喜びの声を聞くことが多いです。
カヌー体験については専門のインストラクターが丁寧にガイドをしているため、スタッフの親切な対応に喜んでいただいているようです。
湖に浮かぶ船でしか行く“沖島ガイド”
ー今後開催予定のイベントなど何か告知することがあれば教えてください。
浅井:2022年10月〜12月はカヌー体験とチャーター船でめぐるクルージングと沖島のガイド散策プログラムがおすすめです。
カヌー体験は10月末まで日曜日・祝日のみ実施しています。
クルージングと沖島のガイド散策プログラムは12月中旬まで土日・祝日におこなっており、11月中旬〜12月上旬まで紅葉シーズンとなるので特におすすめです。
沖島にも紅葉する木があり、琵琶湖紅葉狩りクルージングを11月5日〜12月11日まで開催します。毎年好評で、午前中の2時間程度のプログラムとなっています。
プログラムの後に昼食と温泉のサービスがついているので、宿泊者の方だけではなく日帰りでも参加可能です。
沖島は琵琶湖に浮かぶ島の一つで、湖や沼に浮かぶ離島の内、人が生活しているという日本で唯一の島です。
島には琵琶湖の漁業を営んでいる方が多く住んでいます。
昔の日本のようなノスタルジックな雰囲気があり、島の中に車や信号もなく、タイムスリップしたような感覚が味わえるでしょう。
歴史のある寺や神社があったり、景色のいいポイントがあったりするので、島の暮らしを見ながらさまざまなことが楽しめる島となっています。
島特有のものに触れながら、写真を撮影していただくことも可能です。
自然に触れながら癒しのひとときを
ー最後に、読者の方へのメッセージをお願いいたします。
浅井:ホテルからは琵琶湖や沖合に浮かぶ沖島、対岸の山並みを堪能し、日常を忘れてゆったりとくつろげます。
おいしい食事と温泉、そして自然を満喫できるふれあいプログラムで素敵な思い出づくりができますので、ぜひお越しください。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました。
■取材協力:一般財団法人 休暇村協会(近江八幡)