「こぐま学習室」を取材!発達に課題がある子どもと保護者をハッピーにする独自の支援とは?

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「学校で発達障害ではないかと言われた」「学校で困っていることがあるのに対応してもらえない」

発達が気になる子どもをお持ちの方で、こんな状況に頭を抱えている方も多いのではないでしょうか?

発達障害は苦手な分野と苦手の程度が
一人ひとり異なるため対応が難しく、保護者と学校、そして本人を悩ませる大きな原因となっています。

今回は、そんな一人ひとりの困り感に寄り添う「こぐま学習室」代表の熊澤 綾さんにお話を伺いました。

お子さんの支援方法はもちろん、保護者の相談窓口をお探しの方は、ぜひ最後までご覧ください。

  1. 1対1の指導で「学習するための力」をつける
  2. 保護者の困っていることも丁寧にヒアリング
  3. 悩んでいるなら一人で抱え込まず安心して相談して

1対1の指導で「学習するための力」をつける

こぐま学習室

ー本日はよろしくお願いします。まずは「こぐま学習室」がどのような塾なのか教えてください。

熊澤 綾さん(以下、熊澤):
こぐま学習室は、発達障害や不登校などからくる学習・生活面での困り感がある子どもへ完全1対1の学習支援をおこなっている教室です。

私自身、「塾」だとは思っていませんし、利用される方にも「塾」というイメージを持ってほしくなかったので、「学習室」としました。

実際、今通ってくれている子どもたちは、こぐま学習室を塾だとは思っていないと思いますよ。

当学習室には、読み書きや算数のような勉強をしに来る子どももいますが、遊びや会話を通して人との関わり方を学ぶための学習をしに来る子どももいます。

一般的な塾とは異なり、困り感に応じるためのさまざまな要素を取り入れていることが特徴ですね。

診断のあるなしに関わらず、学校や日常生活で何かしら困っていることがある子どもたちが対象です。

主な指導対象は小学1年生からですが、未就学児でも相談や体験は受け付けています。卒業後のサポートもおこなっています。

今後は高校進学や就職に関するサポートも充実させていきたいと思い、いろいろと模索中です。

ーカリキュラムについて教えてください。

熊澤:
完全1対1ですので、保護者の方とご本人から「できるようになりたいこと」を聞いて、一人ひとりに最適な支援計画を作成しています。

内容は「読む」「書く」のサポートやノートの取り方・パソコンの使い方の学習、友だちとのコミュニケーションの支援など、本当にさまざまです。

ですが、内容が違っても共通しているのは、教科学習ではなく「学習するための力をつける」ことを重視していること。

実際に勉強を進めていくなかで、学習するためにどういうことができたらその子が「自分の方法」をつかえるようになるかを考えて支援内容を決めています

こぐま学習室での指導は、八王子の教室のほかに、ご家庭への訪問とオンラインでもおこなっています。

指導日時は固定ではなく、毎回ご予定を確認しながら日時を決定。週何回などの決まりもないので、ご都合にあわせて利用していただけますし、今週は自宅で、来週は教室といった利用も可能ですよ。

保護者の困っていることも丁寧にヒアリング

ーほかのスクールにはないこぐま学習室ならではの強みを教えてください。

熊澤:強みは、子どもだけではなく保護者の方とのやり取りも大事にしている点です。​​

こぐま学習室は学習・生活面での困りごとを支援する場所である同時に、保護者の方の相談を受け付ける場所でもあります。

子ども視点と保護者視点で、それぞれ何に・どう困っているのかを一緒に考えていくという方針です。

そのため、こぐま学習室では保護者面談も定期的におこなっています。対面でのお時間を取ることもできますし、困ったときには、すぐメールでのやりとりができるので、気軽に相談できると好評なんですよ。

また、私が学校で働いていた経験があることも信頼していただける要因の一つかなと思います。

学校の事情がわかるので、学校でどのような支援をどうお願いできそうかという部分にも一緒に考えられます。

保護者の方がとくに気になる部分だと思いますので、学校に関する悩みや疑問があれば気軽に相談してほしいです。

ー子どもたちと​​接する上で心がけていることを教えてください。

熊澤:子どもたちと接する上では、関係性を意識しています。

先生と生徒という上下の関係ではなく、一人の人間として対等に接すること。子どもにも「この人は同じ目線で関われるな」と感じてもらえる接し方を心がけています。

子どもの支援はまず信頼関係を築くのが大切です。ゲーム感覚での学習をしながら、関係性を作ってやり取りを増やしていくよう意識しています。

これまで学校でうまくいかない経験をたくさんしてきた子どもも、こぐま学習室で「できた!」という経験を少しずつ積み重ねて、楽しく学習に取り組んでいます。

ここでは一人ひとりの特性に合わせて教材や指導方法を工夫しているので、無理なく楽しく学習してほしいですね。

そして、こぐま学習室を楽しいと思ってもらえることが一番です。

こぐま学習室がある東京都八王子市には、たくさんの塾・学習塾があります。

テラコヤプラスでは、八王子市 塾・学習塾 ランキングや、八王子駅 塾・学習塾 ランキングなど、エリアや駅など条件を絞って塾を探すことができます。

お子さんの塾をお探しの方は、ぜひご活用ください!

悩んでいるなら一人で抱え込まず安心して相談して

こぐま学習室

ーこぐま学習室の体験授業、見学などについて教えてください。

熊澤:
当教室に通いたいという方には、まず体験をしていただいています。

体験の前に最初に保護者の方からどのような困り感があるかを伺います。その後、体験支援をおこない、お子さんから、誰が・どんなことに困っているのかを伺います。

最近では、学校で発達障害ではないかと言われたけど病院に行くのは抵抗がある。

子どもも親も困っているけど学校では発達障害への対応をしてもらえないといったご相談も増えています。

そしてお話を伺いながら、誰が・いつ・どんな状況で困るか、どういうことで困っているかを整理。

困っていることを整理した上で「こぐま学習室でできること」をご提示するまでが初回の相談です。

このときに、支援のご希望があれば、1対1の体験授業を受けていただきます。

そして実際に体験していただいた上で、ご入会いただくかどうか決めていただいていますよ。


ー最後に子育て中の読者の方へメッセージをお願いします。

熊澤:
子どもの発達や不登校に関することなど、もし一人で悩みを抱え込んでいる方がいらっしゃれば、ぜひこぐま学習室へご連絡ください。

拠点は東京都八王子市ですが、メールでもオンラインでも、顔を出すことなく、気軽に安心してご相談いただける環境を整えていますよ。

子どもたちが、よりよい生活を送れるような支援方法を一緒に考えていきましょう。

ー本日は貴重なお話をありがとうございました!


■取材協力:こぐま学習室

島田 佳代子
この記事を執筆した執筆者
島田 佳代子

テラコヤプラス by Ameba 執筆者

幼少期よりピアノ、水泳、硬筆、英会話などを習う。中学受験をして英語教育に力を入れる中高一貫の女子校へ進学。その後、都内の短大を経てイギリスへ留学。マンチェスター市内のカレッジで観光・旅行学を学びながら、執筆活動を開始し、スポーツ、旅行、ビジネス、教育など幅広い分野で執筆経験がある。2021年9月から「テラコヤプラス by Ameba」にてライターとして従事し、保護者やお子さまに興味をもっていただける記事づくりを目指しています。