NPO法人「B-Net 子どもセンター」大学生がおこなう地域密着型の活動内容とは?

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小学生がいるご家庭のなかには、習い事や塾などがない日の放課後に、子どもが安心して過ごせる場所があれば…と思われている方もいるのではないでしょうか。

千葉県印旛郡酒々井町にあるNPO法人「B-Net子どもセンター」では、大学生が中心となって子どもの居場所作りなど地域密着型の活動をおこなっています。

そこで今回は、「B-Net子どもセンター」理事長の伊能 直矢さんと、副理事長の渡部 結衣さんに活動内容についてお話を伺いました。

酒々井町にお住まいでお子さんの放課後の活動場所をお探しの方は、ぜひご一読ください。

  1. 地元の小学生を対象とした「B-Net子ども教室アッタくん」
  2. 月2回の「B-Net子ども食堂」のほか、毎月イベントが目白押し!
  3. ご支援いただける会員の方を随時募集中

地元の小学生を対象とした「B-Net子ども教室アッタくん」

NPO法人「B-Net 子どもセンター」の活動の様子

ー本日はよろしくお願いします。まず、「B-Net子どもセンター」の概要を教えてください。

伊能 直矢さん(以下、伊能):
「B-Net子どもセンター」は、1998年に「町民活動の館 Broad Network (広域なつながり)」として開設後、2001年にNPO法人として今の「B-Net子どもセンター」になりました。

千葉県印旛郡酒々井町を拠点に、主に順天堂大学の学生が中心となって運営していて、地元の小学生を対象とした「B-Net子ども教室アッタくん」や、イベントの企画・運営をしています。

一「B-Net子ども教室アッタくん」の内容について詳しく教えてください。

伊能:
「B-Net子ども教室アッタくん」は、酒々井町にある2校の小学校に通っている子どもたちを対象に、毎週木曜日の14時半から17時まで、B-Net子どもセンターの施設でお預かりをする取り組みです。

我々順天堂大学の学生スタッフが宿題をみたり、施設で一緒に遊んだり、近所の公園に遊びにいったりして、子どもたちの放課後の居場所づくりとして、安心して過ごせるよう活動しています。

異学年・異年齢で、また地域の方々や順天堂大学の学生といった幅広い世代間での交流ができるのが特徴ですね。こちらが何かすることを決めるのではなく、子どもたちがそれぞれ自分のやりたいことをしています。

B-Net子ども教室アッタくんは、2,000円(運営費1,200円+スポーツ安全保険800円)をお支払いいただくと、1年間ご利用いただけます。

また、年1回お支払いいただくと、私たちが運営している毎月のイベントの保険料が免除され、参加費だけでご参加いただくことができます。

ー「B-Net子ども教室アッタくん」に来ているお子さんや保護者の方の感想をお聞かせください。

伊能:
子どもたちは毎週楽しみに来ていて、ここのスタッフと遊びたい!という子が多いです。

子どもたちは本当に近所のお兄ちゃんお姉ちゃんのような感じで接してくれていますね。我々スタッフも主に大学で教員の勉強をしている人が多く在籍しているので、教員になる事前練習じゃないですけど、非常にプラスになる活動をさせていただいています。

保護者様は17時になったらこちらにお迎えに来られるので、その際にコミュニケーションを取っているのですが、わりと好評といいますか、安心してお任せいただいているように思います。

一度「B-Net子ども教室アッタくん」に入っていただくと、小学校を卒業するまでずっと通い続けてくれる子がほとんどですね。

私たち学生が4年間しか在籍できないというのがありますが、それでもお子さんたちが成長しているのを十分実感できるので、やりがいがありますし、達成感を感じています。

月2回の「B-Net子ども食堂」のほか、毎月イベントが目白押し!

仮

ー今後、開催予定のイベントなどありましたらご紹介ください。

渡部 結衣さん(以下、渡部):
毎週木曜の「B-Netども教室アッタくん」のほかに、「B-Net子ども食堂」を月に2回開いています。子どもは無料、大人は200円いただいて、こちらでご飯を提供しています。

それから、酒々井町の委託事業として
「放課後子ども教室」をおこなっています。小学校に私たちが出向いて宿題をみたり、一緒に遊んだりするという活動で、週に1、2回実施しています。

また、月に1回地元の子どもたちを対象にしたイベントの企画・運営をしています。具体的には、田植えから始めて秋になったら稲刈り、サツマイモの苗を植えて秋になったら収穫など、自然体験活動のイベントをおこなっています。

私たちが田んぼや畑を持っているわけではなく、酒々井町の地域の方にたくさんご協力いただいていて、田んぼや畑をお借りして活動しています。

自然体験活動のほかにも、クリスマスやハロウィンなど季節の行事や、身体を動かしてスポーツをするイベントも月に1回企画しています。


今年は、5月の中旬から下旬にサツマイモの苗を植えるイベントを、6月中旬から下旬くらいに、和菓子をつくる体験のイベントを予定しています。


伊能:
夏以降ですと、8月は1泊2日のキャンプ、9月は稲刈り、10月にハロウィン、11月に芋ほり、12月にクリスマス、1月にはお正月、2月には「星空合宿」という星空観賞のイベントも予定しております。

酒々井町の恵まれた自然環境を生かしたイベントを企画していますので、ぜひご参加ください。

NPO法人「B-Net子どもセンター」がある千葉県印旛郡酒々井町には、塾・学習塾が点在しています。

テラコヤプラスでは、印旛郡酒々井町 塾・学習塾 ランキングや、京成酒々井駅 塾・学習塾 ランキングなど、エリアや駅など条件を絞って塾を探すことができます。

お子さんの塾をお探しの方は、ぜひご活用ください!

ご支援いただける会員の方を随時募集中

NPO法人「B-Net 子どもセンター」の活動の様子

ー最後に、読者に向けて一言メッセージをお願いします。

伊能:
B-Net子どもセンターのスタッフ一同、酒々井町に在住の小学生のお子様のイベントおよび「B-Net子ども教室アッタくん」への参加をお待ちしております。

また、B-Net子どもセンターでは、ご支援いただける会員様を随時募集しております。ご興味を持たれましたら、ぜひご連絡ください。

詳細につきましては、毎月発行している情報誌「楽しい子どもニュース アッタくん」や、B-Net子どもセンターの公式Instagramなどをご覧ください。

本日は貴重なお話をありがとうございました。

■取材協力:NPO法人 B-Net子どもセンター

中山 朋子
この記事を執筆した執筆者
中山 朋子

テラコヤプラス by Ameba 執筆者

小さい頃からピアノ、書道、そろばん、テニス、英会話、塾と習い事の日々を送る。地方の高校から都内の大学に進学し、卒業後は出版社に勤務。ワーキングホリデーを利用して渡仏後、ILPGAに進学し、編集ライターの仕事をしながらPhonétiqueについて学ぶ。帰国後は広告代理店勤務を経て、再びメディア業界に。中学受験を控える子を持つ親として、「テラコヤプラス」では保護者目線の有益な情報をお届けする記事づくりを目指しています。