「テコンドー品川道場」を取材!独自のカリキュラムで子どもたちに身につく“心身の成長”とは

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礼儀作法や精神力も磨ける習い事として人気のテコンドー。

テコンドーは朝鮮半島発祥の近代武術で、華麗な足技が豊富な武道です。

そこで今回は、日本国際テコンドー協会公認道場でもある「テコンドー品川道場」責任者の柴田 彰さんにお話を伺いました

テコンドー品川道場では、独自のカリキュラムによって、“心身の成長と活性化”を目指します。

子どもの体力向上、そして人間育成も指導してほしいとお考えの保護者の方は、ぜひご一読ください。

  1. 子どもから大人まで一緒に汗を流して夢中になる道場
  2. テコンドーを通じて“心身の成長と活性化”を目指す
  3. 大切なのは“ひとつ勇気を持って一歩踏み出すこと”

子どもから大人まで一緒に汗を流して夢中になる道場

子どもたちが道場で練習をしている画像

ー本日はよろしくお願いします。まず「テコンドー品川道場」について教えてください。

柴田 彰さん(以下、柴田):2013年に発足した「テコンドー品川道場」は、現在、東京の品川区と中央区の2箇所で活動している、日本国際テコンドー協会公認道場
です。

会員数は40名ほどで、稽古生は小学生から40代までと幅広く、親子で通っている方もいますね。

少年部に関しては小学生が多く、だいたい小学校2年生から4年生くらいが一番多いです。

性別を問わず、子どもから大人まで、ともにひとつのことを学び、汗を流せる場はなかなかないのではないでしょうか。

また、練習は水曜日と土曜日、毎週2回おこなっています

限られた練習時間ですが、稽古生がなにかひとつ達成感が得られるような練習を心がけています。

システマティックに体系づけられた独自のカリキュラムによって、指導する順番や細かい感覚、見せたり言葉で説明したりなど、稽古生が自分の現在地が目に見えるようになっており、非常に理論的で分かりやすい指導を意識していますね。

テコンドーを通じて“心身の成長と活性化”を目指す

女の子がキックの練習をしている画像

ーテコンドーによって子どもに身につく能力について教えてください。

柴田:
武道なので、まず礼儀が身につくという点があります。

武道は礼に始まり礼に終わるので、保護者の方が「ビシビシ鍛えてください」といってお子さんを連れてくるケースが多いですね。

近ごろはあまり学校の先生が厳しく躾をできない時代なので、昭和生まれの保護者の方からすると少し思うところがあるみたいです。

ダメなものはダメ、叱るならガツンと叱ってくださいという方が多い気がします。

その一方、子どもからテコンドーをやりたいといって来るケースもあります。

最近流行りのYouTubeやテレビで、テコンドーに触れる機会、見る機会が多くなり、子ども自身が興味を持つことが増えました。

ほかに身につくことは、身体能力の向上です。

テコンドーはハイキックで蹴ることもあるので、当道場では毎週必ず時間をかけてストレッチをして柔軟性を身につけさせます。

あとは、スピードをつけた回転やジャンプをすることが多いため、体幹やバランス感覚はつきますよ。

このように、ダッシュの練習をしたり、ジャンプの練習をしたりするので、身体能力は高くなります。

当道場では、テコンドーを通じて心身の成長、活性化を目指しています。

引っ込み思案で、挨拶や返事もできなかった子が、テコンドーで自信をつけて性格が明るくなったり、誰にでもしっかり挨拶ができるようになったりするんです。

テコンドーをとおして自分に自信を持ち、将来さまざまな場面で役に立ててほしいですね。

ーそういった動きは小学生のお子さんもすぐできるようになるのでしょうか?

柴田:
当然、習ってすぐはできませんが、順番を踏んでおこなっていくので、だいたい1年程度練習していれば格好はつくようになっていますよ。

たとえば、肩の高さまでしか蹴れなかったものが、だんだん頭の高さまで蹴れるようになっていきます。

できる限界値を少しずつ上げながらやって、段階を踏んで練習していくので安心してください。

テコンドーでは、体力面も精神面もどちらも鍛えることができるのですね。子どもの習い事にぴったりだと感じました!

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大切なのは“ひとつ勇気を持って一歩踏み出すこと”

子どもたちが道場で指導を受けている画像

ー今後開催予定のイベントはありますか?

柴田:
大会は年中あって、次は5月ごろにある予定ですが、日程はまだ出ていません。

大会の参加は、私たちが少年部のなかから力のある子に声をかけて出場してもらっています。

子どもたちは大会をひとつの目標にして頑張るケースが多いですね。

ー最後に読者の方へ一言メッセージをお願いします。

柴田:
テコンドーを習う目的やきっかけは、なんでもよくて、それこそいじめられて悔しいからケンカで強くなりたいとか、格好いいから始めたいとか、きっかけはなんでもよいけれど、やはり一歩踏み出すことが大事かなと思っています。

私はテコンドーがすべてだとは思っていないので、なにかひとつ勇気を持って道場の戸を叩くことが大切だと思っています。

“生涯武道”といわれているなか、護身術でもあるテコンドーは、6、70代のおじいちゃんでもできるものなんですよ。

ハイキックや、空中で360度、540度回るような華麗な技が注目されがちですが、テコンドーは元来護身術であり、武道なので、お気軽に一度体験練習に来てください。

武道なので男性のイメージが強いかと思うのですが、意外に女性も多い武道のひとつなので、性別を問わず、来てほしいですね。

また、身体が硬くても問題ないですし、当然みなさん初心者からのスタートなので、楽しんでもらえればと思います

ー本日は貴重なお話をありがとうございました!


■取材協力:テコンドー品川道場

有田 幸恵
この記事を執筆した執筆者
有田 幸恵

テラコヤプラス by Ameba 執筆者

幼少期は5歳から小学校6年生まで英会話教室に通う。高校受験時には家庭教師や塾の特別講習で猛勉強し、第一志望に合格。その後、芸能関係の道に進み、ライター業に転身する。エンタメや美容ジャンルの執筆を経験した後、弁護士コンテンツの法律記事に携わったのをきっかけに、読者の役に立つ情報発信を志し、2020年9月から株式会社サイバーエージェントのグループ会社 株式会社CyberOwlで編集者兼ライターとして従事。現在、テラコヤプラス by Amebaで保護者やお子さまの未来に繋がる記事づくりを目指しています。