NPO法人FIELD CREATEの「忍者ナイン」で科学的に子どもの才能を分析し伸ばす取り組みとは

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子どもには一人ひとり異なる個性や才能があり、どこかに必ずその才能を活かせる分野があります。

とはいえ、具体的にどの分野に才能があるのか、保護者はもちろん本人にもわからないことが多く、埋もれたままになることもあるでしょう。

東京で活動するNPO法人FIELD CREATEが運営する「忍者ナイン」は、スポーツバイオメカニクスに基づいて運動の「礎」を身につけるスポーツ教室。

今回は、FIELD CREATE代表の平沼 健さんに、取り組み内容についてお話を伺いました。

子どもの才能を伸ばしてあげたい方はもちろん、子どもに自信を持って生きてほしいと考えている保護者の方は、ぜひご覧ください。

  1. スポーツバイオメカニクスに基づいた指導
  2. 月島・勝どきエリアを中心に教室を展開予定
  3. スポーツでの成功体験でほかの分野にも良い影響を

スポーツバイオメカニクスに基づいた指導

NPO法人FIELD CREATEの「忍者ナイン」

ー本日はよろしくお願いします。早速ですが「忍者ナイン」の概要と活動内容について教えてください。

平沼 健さん(以下、平沼):NPO法人「FIELD CREATE」は、主にスポーツに関わる運動能力や脳力の向上を目的に、子どもから大人までの健全な体作りと将来社会で活躍できる人材の育成を目指すため2017年に設立された団体です。

「忍者ナイン」はその活動の1つであり、やる気スイッチグループのフランチャイズとして運営しています。

3歳から小学生を対象に、「スポーツバイオメカニクス」に基づいた運動の「礎」を身につけるための取り組みをおこなっています


ちなみに「忍者ナイン」という名前は、日々の修行により己の身体能力を極限まで高めていた古来の忍者を見習うという意味と、投げる、取る、走る、飛ぶ、蹴る、打つ、バランス、リズム、組むの9つの動作習得を目指すという意味でつけられました。

子どもは一人ひとり異なる個性を持っており、どこかに必ず才能があります。しかしながら、保護者はおろか自分でもその才能に気づかずに埋もれさせていることが少なくありません。

忍者ナインでは、子どもの運動能力を科学的に分析し、どのスポーツが得意なのかを判定できます。これにより、それぞれの子どもが持つ才能をより輝かせるための指導が可能になるんです。

さらに、プログラムは年齢別・項目別に全部で300以上あり、60段階もの評価基準があるため、それぞれの子どものレベルに合わせてきめ細かな指導をおこなっています。

また、単に運動神経を発達させるだけでなく、心と頭を育てることも重視しています。たとえば異学年の子どもを含めたグループ活動をおこなうことで、リーダーシップや年下の子を思いやる気持ちに加え、チームで考える力などの社会性や協調性を育てているのがその一例です。

すべての子どもがプロのスポーツ選手になれるとは限りませんが、これらの能力は間違いなく大人になってからも役立つのではないでしょうか。

また、考える力を養うことを目的とした一人遊びプログラムもあり、指導者がいなくても自ら学べる子どもを目指しています。

ー実際に教室に通っているお子さんや保護者の方の感想をお聞かせください。

平沼:忍者ナインに通って運動が得意になったとか、運動が好きになった、という感想をよくいただきます。

それだけでなく、性格がオープンになったとか、下の年齢の子に対する接し方が変わったとか、運動面以外での変化もあるようです。

さらに、ボール投げやかけっこといった運動において、保護者がやり方を教えても子ども自身がうまく消化できずにいたのが、忍者ナインに通うようになって自ら率先して習ったことをやるようになったという声もありますね。

まさに忍者ナインのカリキュラムの効果がしっかり出ている証拠ともいえるのではないでしょうか。

ー忍者ナインの月謝について教えてください。

平沼:現在、東京都中央区内に3校を展開していますが、「勝どきラボ」と「月島勝どきラボ」は週1回50分で月謝が6,600円(税込)です。

この2つの教室には「入門」と呼ばれる3歳から年少のクラス、「中忍」と呼ばれる年中から小学1年生までのクラス、「上忍」と呼ばれる年長から小学生のクラスのすべてが揃っています。

「月島ラボ」には入門クラスがなく、その代わりに「忍者バトル」と呼ばれるチームプレイを学べるコースがあるのが特徴です。忍者バトルでは戦略、戦術を練りながらチームワークで勝つことを学び、コミュニケーション能力やリーダーシップの向上を目指します。

月島ラボは、忍者バトルありのコース(中忍、上忍)の場合は週1回90分で月謝が8,800円(税込)、忍者バトルなし(上忍のみ)の場合は週1回50分で月謝が6,600円(税込)です。

体験についてはそれぞれの教室で常時受け入れをしています。1回の体験だけではわからないところもあるので、希望があればもう1回体験のために参加していただくことも可能です。ぜひお気軽にご相談ください。

月島・勝どきエリアを中心に教室を展開予定

NPO法人FIELD CREATEの「忍者ナイン」

ー今後のイベントや展開について教えてください。

平沼:コロナ禍ということもあり、残念ながら今のところイベントの予定はありません

大規模な体験会も控えているので、体験希望があればホームページの「無料体験」から個別にお申し込みいただけると幸いです。

今後の展開としては、月島や勝どきエリアを中心に教室を増やしていきたいと考えています。

「忍者ナイン」の勝どきラボがある東京都中央区には、たくさんの塾・学習塾があります。

テラコヤプラスでは、中央区 塾・学習塾 ランキングや、勝どき駅 塾・学習塾 ランキングなど、エリアや塾など条件を絞って塾を探すことができます。

スポーツの習い事と一緒に通塾をお考えの方は、ぜひご活用ください!

スポーツでの成功体験でほかの分野にも良い影響を

NPO法人FIELD CREATEの「忍者ナイン」

ー最後に読者に向けてメッセージをお願いします。

平沼:子どもの成長にとって大事なのは成功体験だと思います。

子どもは「できた」「できるようになった」という体験をすることで自信をつけます。1つ自信をつけることで、それ以外のことにも前向きに取り組めるようになるのではないでしょうか。

運動は勉強に比べて「できた」という体験がわかりやすいのが特徴です。「忍者ナイン」は週1回のみのレッスンですが、多彩なプログラムにより毎週何かしら新しい成功体験をして帰ることができます。

1回のレッスンで得られるのはちょっとした動きのポイントだけのこともありますが、そのような小さな自信や達成感、喜びが積み重なることによって最終的に大きな自信につながるよう、スタッフ一同心がけて指導しています。

1つの「できた」をきっかけに、運動だけでなく勉強などほかの苦手な分野にも前向きに、自信を持って取り組んでほしいですね。

ぜひNPO法人FIELD CREATEが運営する「忍者ナイン」の教室に一度お越しいただき、どのような指導がおこなわれているのか実際に体験してください!

ー本日は貴重なお話をありがとうございました。

■ 取材協力:NPO法人FIELD CREATE(忍者ナイン)

福岡 萌子
この記事を執筆した執筆者
福岡 萌子

テラコヤプラス by Ameba 執筆者

幼少期はダンス、フィギュアスケート、ピアノ、英会話などを習う。英語に特化したカリキュラムが豊富な私立高校の国際情報コースに通い、イギリスでの短期留学を経験。その後、恵泉女学園大学人間社会学部にてインドネシア文化とフランス文化を学ぶ。その後、幼児~シニアを対象としたダンス講師として従事。2021年4月に株式会社サイバーエージェントグループ会社である株式会社CyberOwlへ中途入社。保護者やお子さまの目線に寄り添い、知りたい情報を確実にお届けできるよう目指しています。