自宅のダイニングテーブルを卓球台に見立てて、お子さんと卓球をしたことはありませんか?
日本人選手の活躍により注目される卓球は、2018年に卓球の「Tリーグ」が発足したことにより益々人気が高まっています。
今回は、埼玉県を拠点に活動するプロチーム「T.T彩たま」の顧問を務める森 貴信さんと、ジュニアチーム監督 町田 進一郎さんにお話を伺いました。
卓球を観るのが好きという方や、卓球をはじめてみたいという方は、ぜひご一読ください!
地域密着型のプロ卓球チーム
ー本日はよろしくお願いいたします。まず、「T.T彩たま」について教えてください。
森 貴信さん(以下、森):T.T彩たまは、2018年10月に開幕した卓球の「Tリーグ」に参戦している埼玉県を拠点としたプロ卓球チームです。
現在、Tリーグには男子4チームと女子5チームの合計9チームが参戦しており、サッカーやバスケのように「地域密着」を掲げていますが、あまりできていないのが現状です。
そのなかでもT.T彩たまは、地域の子どもたちと一緒に卓球をするイベントを開催したり、学校へ行って話をしたりと、Tリーグのなかでも、「地域密着」にもっとも力を入れているチームだといえるでしょう。
また、Tリーグで一番熱い応援「爆援」を受けているチームとしても知られています。
YouTube、TwitterやInstagramなどのSNSを使って積極的に情報発信もおこなっていますよ。
初心者から将来のプロ候補まで
ー「T.T彩たまジュニアチーム」の活動についてお聞かせください。
町田 進一郎さん(以下、町田):「T.T彩たま ジュニアチーム」は、T.T彩たまの下部組織です。
2019年3月に、プロ選手の練習場となる卓球場を浦和美園に開設した際に、人材育成事業のひとつとしてジュニアチームを立ち上げました。
将来Tリーグで活躍する選手を埼玉県から輩出したいという思いから、埼玉県の有望な選手を集めてスタート。現在は男子3名、女子4名の選手が「T.T彩たまジュニア」として試合に出場しています。
私がジュニアチームのコーチとして技術指導を担当していますが、それだけではなく、卓球スクール全体の運営もおこなっています。
―一般の方向けのレッスンもあるのでしょうか?
町田:はい。T.T彩たまが運営する卓球スクール「T.T彩たま卓球ステーション」は、浦和美園教室と浦和教室の2教室あり、子どもから大人の方までご参加いただいています。
子ども向けは、「小中学生教室」(浦和美園教室のみ)という名前ですが、とくに何歳からという厳密な決まりはありません。未就学児のお子さんが参加されることもありますね。
卓球初心者の方から参加可能で、実際、ここで初めて卓球を習うというお子さんが大半です。
こちらは現在在籍しているコーチ6名が交代で指導させていただいているようなかたちです。どのコーチも長く卓球をやっていて、指導経験も豊富です。
これは私たちの教室の強みでもあると思いますが、浦和美園教室は日頃から選手が練習している卓球場になりますので、プロ選手の練習を見ることができます。
また、レッスンをしているときに通りかかった選手や監督がワンポイントで軽く技術指導をしてくれたり、簡単なアドバイスをしてくれたりということもありますね。
将来的にはこちらのレッスンに参加している子どもたちのなかから、ジュニアチームの方にあがっていくような仕組みができたらと思っています。
卓球の楽しさを伝えたい
―今後開催予定のイベントやファンクラブなど、告知がありましたら教えてください。
町田:試合の結果次第にはなってしまうのですが、3月3日に予定されているTリーグのファイナルに進出できれば、T.T彩たまとしては初のTリーグファイナル進出、そして優勝への挑戦ということになるので、会社としてはそれが一番のイベントになりますね。
森:試合やイベント会場では、随時LINEに入っていただくようご来場者のみなさんにお願いしており、入っていただいた方には、こちらからプッシュ型で情報を送っています。
ー最後に、読者へ向けてのメッセージをお願いいたします。
町田:卓球は年齢、レベルを問わず楽しめるスポーツです。その卓球の楽しさを埼玉県のみなさんに伝えていくことがT.T彩たまの役割だと思っています。
それと同時に、「Tリーグ」という卓球リーグができたので、小学生や中学生の子どもたには、将来プロチームで選手として活躍したり、働いたりできるという夢をもって欲しいですし、そういったものを与えられるようなチームになっていきたいですね。
こちらの記事をご覧いただき、体験レッスンに参加したいという方がいらっしゃれば、小中学生教室でもマンツーマンの個人レッスンでも、無料体験レッスンを随時おこなっています。
浦和美園店と浦和店、どちらの教室でも受けていただくことが可能なので、ぜひ遊びに来てください。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました。
取材協力:T.T彩たま