約7割の保護者から「プログラミング教育」に賛同の声!アプリなどを使用して自宅学習する家庭も

約7割の保護者から「プログラミング教育」に賛同の声!アプリなどを使用して自宅学習する家庭もの画像

近年注目が高まっている「プログラミング教育」。小学校では2020年度より必修化がはじまり、2021年度からは中学校でも必修化となりました。

実際、学校ではどのような内容を学ぶのか、自宅ではどのような予習復習をすれば良いのかなど、「プログラミング」の学習方法について気になっている保護者の方も多いのではないでしょうか。

今回「テラコヤプラス by Ameba」では、全国の小学1年生~中学3年生の子どもがいる保護者500人に「子どものプログラミング学習について」のアンケート調査をおこないました。

  1. プログラミング教育必修化に約7割の保護者が「賛成」!
  2. 約5割が学校外でもプログラミング学習
  3. 学校の授業以外では約67%の方がアプリや教材で学習
  4. 半数以上の方が小学校低学年からプログラミング学習をはじめている
  5. 1番多くの約34%の保護者がはじめた理由を「子どもが興味あるため」と回答
  6. 現在のプログラミング学習に満足している方が多数!
  7. 実施していない方の理由の多くは「どのように学ばせたらいいかわからない」
  8. プログラミング教室や学習アプリを紹介!
  9. まとめ

プログラミング教育必修化に約7割の保護者が「賛成」!

プログラミング調査①

「プログラミング教育が必修化された(される)ことをどう思いますか?」という質問に対して「賛成」と回答したのは342人で、全体の約7割の68.4%でした。

小学校と中学校で必修化され、これからますますIT化が進んでいくこともあり、学んでおくことが大事だと思っている保護者が多いのではないかと考えられます。

約5割が学校外でもプログラミング学習

プログラミング調査②

次に、「学校の授業以外で子どもにプログラミング学習の機会を設けていますか?」という質問では、5割(46.8%)の保護者が、学校の授業以外でも学習の場を設けていると回答。

子どもの「プログラミング学習」に対して、半数近い方が高い意識をもっていることがわかりました。
また、男女比で見ると6対4で、男の子の方がやや多めという結果でした。

学校の授業以外では約67%の方がアプリや教材で学習

プログラミング調査3

学校の授業以外でプログラミングに関する勉強を実施していると答えた234名の方に、「実施しているプログラミング学習の方法」を聞いたところ、6割を越える約67%の方が「アプリや教材で学習している」と回答

続いて、約18%の方が「プログラミング教室」で勉強していると回答し、いずれも継続的な学習を望む保護者が多いようです。また、その他の回答としては「親が教えている」「学校のクラブ活動」などの回答がありました。

半数以上の方が小学校低学年からプログラミング学習をはじめている

プログラミング調査④

続いて、学校以外でプログラミング学習の機会を設けている保護者に、「プログラミング学習はいくつからはじめているか」という質問をしたところ、半数以上の方が小学校低学年から「プログラミング学習」を実施していると回答

早い方は0~2歳から実施しているという方もいて、幼い頃から「プログラミング学習」を導入している方が多い傾向がありました。
小学校・中学校で必修化された影響もあるのではないかと考えられます。

1番多くの約34%の保護者がはじめた理由を「子どもが興味あるため」と回答

プログラミング調査⑤

「プログラミング学習をはじめた理由」については、少しばらつきがありました。1番多かったのは、「子どもが興味あるため」という回答で約34%

続いて「論理的思考力を身につけさせたいため」という回答が約29%でした。
学校で学ぶことによってプログラミングに興味を持ち、家に帰ってからも学びたいという子どもが増えているのかもしれません。

現在のプログラミング学習に満足している方が多数!

プログラミング調査⑥

学校の授業以外での「プログラミング学習」をしているという方の満足度は、「非常に満足」と「やや満足」と「普通」とお答えした方を足すと全体の約8割に。

多くの保護者が満足のいく内容で、プログラミング学習ができていることがわかりました。

子どもがプログラミング学習をしている保護者から寄せられた、満足度に対する理由を少しご紹介します。

◆非常に満足と回答した方の理由

「学校では補えない部分も個別に教えてくれるから」(小学1年生の保護者)
「パソコンスキルの向上及び、言葉や図形を使っての自己表現ができるようになったから」(小学3年生の保護者)


◆やや満足と回答した方の理由

「教えられたこと以外にも自分で試してみて楽しんでいるから」(小学2年生の保護者)
「論理的な思考力と創造力を養う力が身に付いてきたように感じるから」(中学1年生の保護者)


◆やや不満と回答した方の理由

「私自身プログラミングを理解していないため子供の疑問点に答えてあげられない」(小学4年生の保護者)
「学習成果が分からないから」(中学2年生の保護者)

実施していない方の理由の多くは「どのように学ばせたらいいかわからない」

プログラミング調査⑦

学校の授業以外ではプログラミング教育を実施していないとお答えした266名の方に、実施していない理由を聞いたところ、1番多かった回答は「どのように学ばせたらいいかわからない」でした。

おすすめのアプリや教材や教室など、学び方を提示することで、それぞれのお子さまにあった「プログラミング学習」の方法が見つかる可能性があるというようにも考えられます。

プログラミング教室や学習アプリを紹介!

テラコヤプラスでは、プログラミング教室や自宅でできる学習アプリを紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね。

■ 子どものためのプログラミング教室「Tech Kids School (テックキッズスクール) 


■「Tech Kids School(テックキッズスクール)」教室長の稲森史門さんインタビュー記事
https://terakoya.ameba.jp/a000001244/

まとめ

今回の調査結果では、約7割の方がプログラミング教育の必修化に「賛成」と回答。そして、約半数の方が学校の授業以外でもプログラミングに関する勉強を実施しているということも明らかに。

学校で必修化されたことによって、子どもがプログラミングに触れる機会が生まれていることから、プログラミング学習をはじめた理由の質問では「子どもが興味あるため」という項目が一番多いという結果になりました。

また、現在教室や自宅でプログラミング学習を行っているという保護者の満足度も高く、今後もますますプログラミング学習に対する注目度は高まっていくのではないかと考えられます。


【調査概要】

調査時期:2021年4月15日〜4月29日
調査方法:インターネット
調査地域:全国
調査人数:小学1年生~中学3年生の子どもがいる保護者500人
調査内容:子どものプログラミング教室について

坂本 菜緒
この記事を執筆した執筆者
坂本 菜緒

テラコヤプラス by Ameba 執筆者

ピアノ、体操、フィギュアスケートなどの習い事を掛け持ちしつつ、小学3年生から進学塾に通う。高校受験で山手学院高等学校に進学。その後、大学受験で東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻に入学。同校の大学院美術研究科を修了し、美術と工芸の専修免許状を所持。2012年から東京都公立小学校にて勤務。2018年5月に株式会社サイバーエージェントグループ会社である株式会社CyberOwlへ中途入社。2021年3月から「テラコヤプラス by Ameba」にてエディターとして従事し、保護者の方やお子様にとって、目的にあった最適な習い事に出会える記事作りを目指しています。