自宅から通える距離に希望する予備校がない場合、一人暮らしや下宿をして予備校に通う必要があります。その選択肢のひとつとなるのが、予備校が運営する学生寮です。
予備校運営の学生寮は、学習をするための環境があらかじめ揃っており、受験生にとって理想的な空間です。
本記事では、メリットや施設の設備について解説するとともに、生活で必要となる費用などをまとめました。
また、大手予備校が首都圏に設けている学生寮の料金や設備なども掲載していますので、浪人生活を寮で過ごしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 予備校の寮を利用する2大メリット
- 予備校の寮生活をご紹介
- 入居時の費用や月々の費用はいくらかかる?予備校の寮費用まとめ
- 大手予備校の代表的な寮4ヶ所をご紹介
- 予備校の寮と学生会館の違いとは?入居費用に差はある?
- まとめ
予備校の寮を利用する2大メリット
浪人が決まり勝負の1年を過ごすとなれば、やはり勉強に集中できる環境を整えることが重要です。
多くの方は浪人生活中に予備校を利用することになるかと思います。
予備校に通うことを前提に考えると、浪人生活を送る住環境としては、自宅で過ごすか、一人暮らしをするか、ある程度身の回りの世話をみてもらえる施設で過ごすかといったところでしょう。
そこでおすすめするのが予備校の寮での生活です。
予備校の寮というと、大都市にある予備校に通うために、地方在住の浪人生が利用するものというイメージが強いですが、それだけではなく予備校に通学はできるものの通学時間がかかる方にもおすすめの選択肢です。
では、予備校の寮での生活にどのようなメリットがあるのか、代表的な2つのメリットを、ほかの環境と比較しながら見ていきましょう。
勉強に集中できる環境が用意されている
まず何よりも大きいメリットが「勉強に集中できること」でしょう。
自宅で生活する場合は、自分の部屋で学習することになりますが、自宅の部屋には勉強と無関係な趣味のものも多く、勉強に集中できるとはいい難い環境です。
趣味のものや遊び道具を持ち込まず、一人暮らしをしながら予備校に通うという方法もありますが、一人暮らしの場合、料理や洗濯、掃除などの家事を自身ですべておこなう必要があります。
そのため自宅学習の時間はどうしても少なくなってしまいます。予備校に通いながらこうした家事をこなしていると、自宅学習の時間を用意するのは難しいといえるでしょう。
予備校の寮であれば、掃除や洗濯など必要最低限の家事はあるものの、食事は多くの場合用意してもらえます。
また、周囲には同じ予備校に通う浪人生しかいない環境ですので、必然的に勉強に集中できる環境でもあります。
自身の部屋に加えて自習室なども自由に使えるようになりますので、一日中受験勉強を中心に据えた生活が可能となります。
通学時間を大幅に短縮できる
もうひとつの大きなメリットとしては、予備校への「通学時間の短縮」が考えられます。通学時間が長いというのは、予備校生の学習計画にとって大きなマイナス要素となります。
仮に予備校に通うのに、片道1時間半の通学時間ということになると、往復で1日3時間を移動時間に費やすことになります。
1日3時間ということは、8日通えば1日分の時間が通学時間に消えてしまいます。春の試験までの通学回数を考えると、長い通学時間は非常に大きなデメリットとなるでしょう。
予備校までの通学時間に英単語を覚えるなど、最低限の受験勉強は可能ですが、それでも集中して勉強ができる状況ではありません。
通学時間を短縮し、その分自宅学習に充てることができる点は、大きなメリットだといえるでしょう。
予備校の寮生活をご紹介
最低限必要な家事をおこなうだけで、あとは勉強に集中できると紹介しましたが、実際にはどのようなタイムスケジュールで生活しているのでしょうか?ここからは、一日のスケジュールを紹介するとともに、設置されていることが多い設備や、利用できる施設、規則などの生活面についても確認していきます。
毎日のタイムスケジュールは?
まずは、一日あたりの具体的なタイムスケジュールを確認していきましょう。
浪人生の生活の中心となるのは予備校の授業ですが、授業の前後でもしっかりと学習時間を設けられるようなタイムスケジュールが組まれていることがわかります。
時間 |
活動内容 |
---|---|
6:00 |
起床 |
7:00 |
朝食 |
7:40 |
登校 |
8:40 |
授業開始 |
17:30 |
授業終了 (終了後、自習室へ) |
19:00 |
帰宅 |
19:10 |
夕食 |
21:00 |
入浴・洗濯 |
22:00 |
自習 |
24:00 |
就寝 |
駿台予備校「指定寮案内 2020(関東版) 8ページ 」
あくまでも一例ですが、浪人生たちはこのような流れで一日を過ごしています。
予備校での授業がおよそ8時間、さらに自習に充てる時間が2時間30分ほどあるので、一日の半分近くを勉強に充てることができます。
しかも、この勉強時間の大半は、自室もしくは自習室、そして教室という勉強に集中できる環境での時間ですから、勉強効率も非常に高くなるでしょう。
予備校の寮に多い設備
続いては、設備面についてみていきましょう。どの施設にも共通していえるのは、浪人生が勉強に集中できる環境を作ることが重視されているという点です。そのため、設備はある程度似通ったものが用意されています。
多くの場合食事は食堂でとる形になります。その方が効率がよく、利用者が自分で食器の洗浄をするような手間が省けるからです。
ただし、場所によっては個室に小さなキッチンが設置されており、夜食など簡単な調理が可能な場合もあります。
洗濯機に関しては、コインランドリー形式であることが多いようです。
また、授業を終えて帰宅したあとも学習に励むことができるよう、自習室が設けられている施設もあります。
専用スペースで勉強時間の質を高められるだけでなく、自室では集中できないという方でもしっかりと自習をおこなうことができます。
一人で生活するのに最低限必要な設備は個室にそろっていることがほとんどです。浴室に関しては、最近では個室にユニットバスがついているケースが多いようです。
もちろんクローゼットや本棚もほぼ完備されていると考えていいでしょう。
基本的には勉強道具と着替え程度を持っていれば即生活がはじめられる環境ですので、物品の移送、家具の購入といった引っ越しに関する費用が掛からないのはメリットといっていいでしょう。
設備や施設のほかにも、諸々の相談が可能な予備校職員が常駐している場合もあり、日常の生活はもちろん、毎日予備校に通うことを考えても十分すぎるサービスが提供されます。
規則は厳しい?
ただし、設定されている規則は、あくまでも勉強に集中することを目的としており、それを不自由とするか、そのおかげで勉強に集中できると考えるかで、感じ方も変わってくるのではないでしょうか?
具体的な規則をみていきましょう。まず目立つのが時間に関する規則です。
もちろん門限もありますし、朝食、夕食の時間も限られており、その時間内に済ます必要があります。ちなみに河合塾の東京飛躍寮の門限は20:00となっています。
もちろん予備校の授業予定を中心に時間は決められていますので、普通に生活していれば不便はないはずです。
この時間に関する規則を守ることで、毎日規則正しい生活を送れるようになり、結果、勉強効率や健康面にも好影響を与えることになります。
浪人生のみなさんが気になるところとしては携帯電話・スマホに関する取扱いでしょう。これに関しては対応はさまざま。
夕食後・就寝前に携帯電話を預かるような規則もみられる一方で、スマホやタブレットに制限はなく、自室に持ち込めるうえ、Wi-Fi環境まで整っている施設もあります。
スマホが手元にあることで勉強の邪魔になる可能性もありますし、手元にあることで勉強がはかどる可能性もあります。
これは人それぞれかと思いますので、事前にパンフレットなどでスマホの取り扱いについて確認しておくことをおすすめします。
入居時の費用や月々の費用はいくらかかる?予備校の寮費用まとめ
この記事を読んでいる浪人生の方、またそのご両親にとって、入寮を検討する際のポイントとなるのが、経済面での負担です。ここでは大まかながら、必要となる費用をまとめましたので、金額面で疑問点・不明点がある方はぜひ参考にしてみてください。
費用 |
金額 |
---|---|
入寮費 |
12~20万円程度 |
寮費 |
15~20万円/月程度 |
光熱費 |
1万円/月程度 |
通信費 |
3,500円/月程度 |
諸経費 |
10万円程度 |
おおよそ必要な費用は上記のとおりになります。ひとつずつ確認していきましょう。
「入寮費」に関しては、基本的に事前に入金することが求められ、分割払いは適用されないことがほとんどです。そして初回の支払いは多くの場合、2か月分の費用を入金することになります、初回の支払いはそれなりにまとまった費用が必要となります。
「寮費」はいわゆる家賃ということになります。ここには食費も含まれており、当然のことながら地価の高い地域ほど高額になります。
「光熱費」に関しては、いろいろな対応があり、寮費に含まれているケースもあれば、毎月定額で納めるケースもあります。また、使用量によって毎月請求される場合もありますので、おおよその目安と考えてください。
「通信費」に関しても、寮費に含まれているケースがあります。それ以外のケースでは、おおよそこの程度の費用がかかると考えていいでしょう。
最後に「諸経費」ですが、ここに含まれることが多いのが「保証金」と「寝具レンタル料」です。保証金というのは、一般的な賃貸物件でいうところの敷金と考えればいいでしょう。
1年間丁寧に部屋を使用すれば、一部返却される費用です。「寝具レンタル料」は、布団や毛布などを借りる年間のリース料金。多くの場合ベッドは備え付けですが、そこに設置する布団やまくら、毛布に関しては個人でレンタルする形になります。
これらを計算すると、おおよそ年間で200~250万円の費用が必要ということになります。
ただし、後述の河合塾「東京飛躍寮」のように、9月から入居した場合には各種費用が安くなる施設も存在します。
大手予備校の代表的な寮4ヶ所をご紹介
費用や施設の概要を確認したところで、実際に大手予備校が運営する施設について詳しく見ていきましょう。今回紹介するのは、駿台予備校、代々木ゼミナール、河合塾、四谷学院の大手予備校4校が運営に携わる学生寮です。それぞれのメイン校舎への通学に便利な場所に建てられている、4ヶ所の寮をピックアップしてご紹介します。
河合塾「東京飛躍寮」(東十条)
住所 |
東京都北区東十条2-3-2 |
---|---|
最寄り駅 |
JR京浜東北線「東十条駅」から徒歩約2分 |
校舎までの通学時間(片道) |
池袋校まで約22分 |
申込み条件と定員 |
男子のみ/95名 |
河合塾の中心的なキャンパスである池袋校にもっとも通いやすいのが東京飛躍寮です。周辺にはコンビニが複数あり、駅にも近いので生活に不便を感じることはないでしょう。
池袋校へ通う場合は、徒歩7分ほどの十条駅を利用します。十条駅からは池袋駅、新宿駅、渋谷駅、恵比寿駅まで乗り換えなしで行けますし、東十条駅を利用すれば上野駅、秋葉原駅、東京駅などに乗り換えなしで行ける非常に交通の利便性が高い場所です。
費用 |
金額(すべて税込) |
---|---|
入寮費 |
80,000円 |
寮費 |
138,000円/月 (半年間の総額 828,000円) |
水道・光熱費 |
10,000円/月
(半年間の総額 60,000円) |
合計 |
148,000円/月
(半年間の総額 968,000円) |
上記の費用は9月から翌2月末までの半年間で必要な費用です。
寮費には設備費や食費も含まれていますが、この費用とは別に寝具レンタル料が必要となります。
東京飛躍寮の設備
基本的な設備はすべて整っていると考えていいでしょう。個別の部屋には冷蔵庫、エアコン、ベッド、クローゼット、本棚、勉強机、バス、トイレがついており、十分快適な生活が送れます。
共用部には食堂、自習室、コインランドリー、物干し場、電子レンジなどがあります。
自習室には共用パソコンもあるため、パソコンを持参しなくても最低限のネット情報は収集可能となります。
駿台予備学校「ドーミー御茶ノ水」(御茶ノ水)
住所 |
東京都千代田区神田駿河台4-2-8 |
---|---|
最寄り駅 |
JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」から 徒歩約1分 |
校舎までの通学時間(片道) |
お茶の水校各校舎まで約8分 |
申込み条件と定員 |
男女/男子71名・女子20名 |
駿台予備校のドーミー御茶ノ水は、東京の中心部、御茶ノ水駅の至近にある、非常に交通の利便性が高い場所にあります。
御茶ノ水という街自体が明治大学、中央大学、日本大学などの校舎が集まる学生街のため、学生にありがたい店が多く、非常に生活しやすい地域といえるでしょう。
周辺にはコンビニなどがそろい、また外食をするにしても学生向けの安くて量の多いお店が数多くあります。
予備校の校舎までは徒歩での通学が可能なのもおすすめポイントです。短時間とはいえ満員の通勤電車に乗る必要はありません。
男女共用ではありますが、男女はフロアで分けられています。
費用 |
金額(すべて税抜) |
---|---|
入寮費 |
170,000円 |
寮費 |
標準タイプ 173,000円/月 (半年払い時 1,033,000円) ラージタイプ 187,500円/月 (半年払い時 1,119,500円) |
電気料金 |
基本料金780円+使用量/月 |
通信費 |
3,600円/月 (9月~3月の総額 21,600円) |
保証金 |
60,000円 |
寝具レンタル料 |
29,700円 |
合計 |
標準タイプ 177,380円(+電気使用分)/月 (半年間の総額 1,323,980円+電気使用分) ラージタイプ 191,880円(+電気使用分)/月 (半年間の総額 1,410,980円+電気使用分) |
ドーミー御茶ノ水には標準タイプとラージタイプの2タイプの部屋が用意されていますが、ふたつの部屋の違いは部屋の広さのみであり、設備などに差はありません。
保証金に関しては、退出後、部屋のクリーニング代を差し引いた分が返還されます。
ドーミー御茶ノ水の設備
ドーミー御茶ノ水は個室設備も充実しており、各種家具に加えてバス、トイレ、冷蔵庫、エアコンなどがそろっています。さらに各部屋にWi-Fiも完備。
洗濯機置き場もありますので、ご自身で洗濯機を持ち込むことも可能です。
共用部には食堂や洗濯機、乾燥機、さらにテレビもあり、生活を送るにもリラックスをするにもベストの環境がそろっています。
四谷学院「青雲寮」(平井)
住所 |
東京都江戸川区小松川4-75-2 |
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最寄り駅 |
JR総武線「平井駅」から 徒歩約10分 |
校舎までの通学時間(片道) |
四谷校まで約30分 |
申込み条件と定員 |
男子のみ/36名 |
四谷学院の本校舎がある四谷から総武線で20分ほどの距離にある平井駅は、千葉県との境にも近い閑静な住宅街です。
近くには商店街やコンビニ、100円ショップなどがそろっています。
都心からやや離れており、落ち着いた雰囲気を持つ平井駅周辺は、勉強に集中できる地域ともいえます。
ちなみにJR秋葉原駅までは約12分、JR新宿駅までは約30分の距離。 都内主要エリアへのアクセス性には優れている点も嬉しいですね。
青雲寮の設備
各個室にはバス、トイレ、エアコン、収納、小型冷蔵庫などを完備。加えて寮母さんが常駐していますので、急な体調不良やアクシデントにも即座に対応してもらえます。安心して勉強に打ち込める環境となっています。
また、施設内の本棚には先輩たちが寄贈した過去問集が置かれているなど、浪人生に長く親しまれている施設ならではの環境で合格を目指すことができるのもポイントです。
代々木ゼミナール「ベルヴュタワー寮」(新宿)
住所 |
東京都渋谷区代々木2-25-7 |
---|---|
最寄り駅 |
小田急小田原線「南新宿駅」から 徒歩約3分 |
校舎までの通学時間(片道) |
代ゼミタワー内 |
申込み条件 |
男女ともに申込み可能 |
代々木ゼミナールのベルヴュタワー寮は、予備校の寮としては異例ともいえる、本部校舎内に設けられた施設です。
代々木ゼミナールの本部校内にありますので、当然ながら通学時間はほぼありません。時間が貴重な浪人生にとっては、最高の環境といえるでしょう。
費用 |
金額(すべて税込) |
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月額寮費 |
159,000円~ |
入寮時払込金 |
468,000円~ |
詳細な費用は公開されていませんが、JR新宿駅からでも歩いて7分という好立地ということを考えれば、月額159,000円からというのはかなり安いと考えていいでしょう。
ベルヴュタワー寮の設備
特徴としては、各個室にキッチンと洗濯機が備え付けられていることでしょう。
もちろん共用部には食堂もありますが、必要な場合は自室でも調理ができるというのは大きなメリットでしょう。
また、各フロアはICカードにて入出管理がされており、セキュリティ面も安心。
同性・異性を問わず自室に友人を招き入れることは規則で禁止されており、自室に戻ったあとも受験勉強に集中できる環境が設けられています。
共用部には食堂はもちろん、新宿の高層タワーらしく空中庭園などもあり、都会の中心でもリラックスできる環境が整っています。
自習室などの施設は、代ゼミ本部校のものを使用できますので、勉強をするには最適な環境といえます。
予備校の寮と学生会館の違いとは?入居費用に差はある?
ここまでの記事を読んで、たとえ食事つきとはいえ、費用が高額と感じた方もいるかもしれません。そんな方が次なる候補として考えるのが学生会館ではないでしょうか?
食事の管理なども任せられる学生会館は、一人暮らしよりも勉強をする環境としてはよい環境であるといえるでしょう。
学生会館の費用は、当然ながらどこに建っているかで大きく変わってきます。一概にはいえませんが、傾向としては予備校の寮よりは必要な費用は安くなります。
ただし、予備校だけでなく大学や専門学校に通う生徒も入居している学生会館は、必ずしも予備校生への通学に適した立地であるわけではありません。そのため、予備校への通学という面では、学生会館はアクセス性という面でやや不便に感じるケースもあります。
また、予備校の寮には、その予備校の関係者が常駐、もしくは定期的に滞在してくれる施設もあります。
浪人生活においての悩みや、勉強の疑問、自宅学習のコツなどの質問にも答えてくれるというメリットがあり、これは学生会館では得られないものといえるでしょう。
また、学生会館にはいろいろな学校に通う人が集まっています。大学生や専門学校生もいることから、必然的に遊びへの誘惑も強く、勉強に集中する環境としては疑問符がつく施設も含まれているのも事実です。
学生会館から予備校に通う場合の費用は?
今回参考にするのは、河合塾の東京飛躍寮の近く、北区十条にある「北園女子学生会館」です。地域的には非常に近いので、地価という点では同等と考えていいでしょう。
費用 |
金額(すべて税込) |
---|---|
入館金 |
150,000円(1年契約の場合) |
保証金 |
100,000円 |
室料 |
52,000円~68,000円/月 |
管理費 |
20,000円/月 |
食費 |
21,000円/月 |
給水費 |
1,500円/月 |
電気料金 |
個別契約 |
初期費用としては319,000円、月額で必要な費用は約94,500円~110,500円になります。1年で計算すると、電気料金を除いて817,000円~913,000円。東京飛躍寮よりも5~15万円ほど安い結果になります。
まとめ
予備校の寮は、通学に便利なうえ、勉強に集中することができる環境がそろっていることもあり、一年間もの期間をひたすらに学習に捧げる必要がある浪人生にとってはベストな環境といえます。
また、通学を検討している校舎の近くに良い施設が見当たらない場合には、学生会館を利用して通学するという方法もあります。
一年後の合格をつかみとるために、勉強に集中できる最適な環境を探している方は、こちらの記事も参考にして、気になる予備校の寮について調べてみることをおすすめします。