じろさんの大阪府立高校(文理学科)の受験体験記

部活ガチ勢のわが子が偏差値70越えの公立進学校に合格するまで

わたしの受験のポイント

  • 1中3で塾の受講科目を減らし、苦手科目を重点的に補強
  • 2入試前はひたすら過去問を解いて慣れる
  • 3模試の判定はあくまで参考値と捉え、2・3月で精度を上げて本番に臨む

じろさんの基本情報

#長男#4人家族で2歳下の姉弟#夏休みまで部活動#大阪府#公立高校が第一志望#通学時間の短さで志望校をチョイス#数学が苦手
名前じろ
お住い大阪府
受験した学校
  • 大阪府立高校(文理学科) 合格
  • 私立高校 合格
受講していた塾とコース
受験年度2023年

じろさん・母の各月の受験モチベーションと出来事

モチベーショングラフ
2023年7月2023年8月2023年9月2023年10月2023年11月2023年12月2024年1月2024年2月2024年3月2024年4月

月の出来事
  • ・定期テスト

  • ・大阪府公立高校進学フェア 参加

  • ・3者懇談

  • ・夏期講習

  • ・夏期講習

  • ・五ツ木模試の過去問(3教科)を解き始める

  • ・部活引退後も部活動に励む

  • ・中3チャレンジテスト

  • ・高校説明会 参加

  • ・公開テスト

  • ・2者面談

  • ・他塾の模試

  • ・実力テスト

  • ・高校の文化祭参加

  • ・中間テスト

  • ・3者懇談

  • ・私立志望校決定

  • ・第3回 進路希望調査提出

  • ・第5回 公開テスト

  • ・第2回 実力テスト

  • ・五ツ木模試

  • ・2学期 期末テスト

  • ・2学期末懇談

  • ・評定:全教科5をキープ

  • ・冬季講習

  • ・実力テスト

  • ・私立高校受験

  • ・他県私立難関校の過去問にも取り組む

  • ・公立過去問+5年以上前の過去問にも取り組む

  • ・公立合格判定直前模試

  • ・懇談、公立校の志望校変更

  • ・私立高校受験、合格

  • 塾で入試に向けた追い込みの講座が始まる

  • ・学年末テスト

  • ・第4回の進路希望調査

  • 公立高校受験

  • -

ハイライト
  • 大阪府公立高校進学フェア 参加

  • 苦手の数学に重点的に取り組む

  • ・五ツ木模試の過去問(3教科)を解き始める

  • 中3チャレンジテスト

  • ・実力テストを受験

  • ・塾の入試分析会に参加

  • 五ツ木模試を初めて受験

  • ・第2回・第3回進路希望調査提出

  • ・五ツ木模試の結果返却(数学に課題あり)

  • ・冬期講習スタート

  • 過去問演習に力を入れる

  • ・大阪府公立高校の出願が始まる

  • ・私立高校を専願で受験

  • 学年末テストで数学満点を取る

  • ・公立高校を受験

  • 無事第一志望校(文理学科)に合格

  • ・中学校を卒業

  • 高校生活がスタート

母の気持ち・感情志望校選びに悩む、情報収集に努める部活と勉強の両立に苦労するも、最善を尽くすことを願う受験モードに切り替わり、心配しつつも応援する気持ち学校行事、高校説明会、懇談などスケジュールを把握するのに必死模試結果と志望校の関係を気にしつつ、見守る数学の課題を懸念しつつも、努力を信じる本番が近づき、緊張と期待が入り混じる私立受験の結果に一安心、数学の満点に喜ぶ合格の喜びと感謝、卒業の感慨深さ新しい環境での成長を願う、期待と不安が入り混じる
良かったこと
  • 志望校選びに役立つ情報が得られた

  • ・受験生モードに入る

  • ・弱点克服に向けて努力している

  • 受験勉強に集中できる環境が整った

  • 大事な実力テストが上出来だった

  • 模試で自分の位置づけが分かった

  • 課題が明確になり、対策を立てられる

  • 過去問演習で本番に備えられる

  • ・学年末テストでの数学の満点は自信につながる

  • ・公立合格判定直前模試の結果、第一志望はA判定

  • 第一志望校に合格、中学校生活を良い思い出で終えられた

  • 新しい環境でのスタートに期待

悪かったこと
  • まだ志望校が決まらず、悩みが続く

  • 部活と勉強の両立が大変

  • 部活を続けながらの受験勉強は大変

  • 特になし

  • 思ったような結果が出ず、不安が増す

  • 数学の課題が大きく、不安が残る

  • 出願の手続きが大変

  • 特になし

  • 特になし

  • 新しい環境に適応できるか不安

勉強習慣塾のある日は18時頃夕飯、18時40分に家を出て、22時過ぎに帰宅。その後はお風呂に入って就寝し、復習などはナシ部活が忙しく夏期講習を欠席することもしばしばあったが、夏休み後半からは自習の時間が増える学校の後、何もなければ自習室へ行く流れができてきた部活を引退し、時間に余裕ができる塾の授業の無い日は21時で自習を終了-最低でも7時間半の睡眠を確保し、それ以外を受験勉強にあてる(入試まで健康管理を徹底)学校から帰宅後、お弁当持ちで自習室へ向かう日々--

受験を振り返ってお母さんにQ&A

1年を振り返って

  • お子さんの高校受験の1年間を振り返って、どのような様子だったか教えていただけますか?

    中学3年生の1年間は、定期テストや模試、学校行事などを経験しながら高校受験に向けて準備を進めていきました。志望校選びに悩み、説明会に足を運んで情報収集に努める一方で、部活と勉強の両立に苦労する姿もありました。それでも最善を尽くして頑張る長子の姿が印象的でした。受験直前は過去問演習に力を入れ、本番に備えましたね。不安を抱えつつも当日は精一杯力を出し切り、無事入試を終えることができました。

  • 中学2年生の頃のお子さんの状態はどうでしたか?

    中2の頃は、塾のSSSクラスに在籍し、英語が得意でした。数学は計算ミスが目立っていましたね。塾の宿題と部活で忙しい日々でしたが、コツコツ勉強するタイプで内申点は常に5をキープしていました。中3になると通塾回数が増え、宿題が大変そうでしたが、黙々とこなしていました。学年末には数学で満点を取るなど、最後まで優秀な成績を収めることができました。

  • 受験勉強において、ターニングポイントとなった出来事はありましたか?

    部活を優先しながらも受験勉強に力を入れるため、中3の春に塾の受講教科を絞ったことが大きかったですね。秋以降は志望校を絞り込み、過去問演習などに力を入れ始めました。五ツ木模試の結果も意識しつつ、苦手の数学に重点的に取り組んだのが良かったと思います。

  • 受験生活を振り返って、良かったと思う点は何ですか?

    部活をやり切ったこと、説明会で志望校を慎重に選べたこと、過去問演習を重ねたことが良かったと思います。わが子は性格的にきっちりしていて真面目に取り組む方ですが、本番に弱いタイプだったので、無理をせず、余裕を持って出願した点が良かったと思います。

  • 一方で、反省点はありますか?

    苦手の数学にももっと早くから向き合えば良かったと思います。それから私立の併願校を決め打ちしすぎてたかも、と反省しています。附属校を含め、もっと視野を広げた併願校選びをすればよかったと思います。

  • 勉強方法について実践してよかったことやアドバイス

    わが子は天才タイプではなく普通の子だったので、普段の学校の授業を大事に、真面目に取り組んでいたことが良かったのかなと思います。定期テスト対策は、英・数はさっと流す程度で、理・社は学校のワークやノートを覚え、国語は見直すだけ。副教科は学校のワークやノートを覚えることをし、あとはスタサプを少しやるだけ、といった感じでした。基本、学校からの教材をフルコンプした後、スタサプや塾で購入した定期テスト対策のワークをチェックテスト替わりに使っていたようです。塾からもらう過去問もやっていましたね。とくに期末テストは教科数が多いので、英数国は後回しにして暗記教科にウェイトを置き、実技がいまいちの副教科はペーパーで点数を稼ぐことで評定をキープしていました。
    中3夏休みあたりから受験生モードに入り、夏〜秋の実力テスト、冬からの公立高校の過去問の取り組みが自信と合格につながったと思います。私立入試後の取り組みが1番大切ですね。大阪の公立高校入試が難化することに備え、英検2級はお守りというか武器になると思いますので、必2級以上を取得されることをおすすめします。ちなみに2級取得のために、リーディングは「でる順パス単」と過去問、リスニングはラジオ英会話、ライティングと面接は「英検2級 英作文&面接完全制覇」で対策しました。
    模試などで自分の立ち位置を確認する際は、普通科志望であれば、地元の塾の進学実績を見て、目指す高校付近の合格者が多い所の模試を受けてみるのも1つかなと思います。文理学科志望であれば、馬模試2種と五ツ木第6回を受けることをおすすめします。中3秋からは問題集の他に、志望校以外の過去問(「近畿の高校入試」シリーズ)にも取り組んでいました。入試直前は、私立過去問を解くことで実践練習を積み、受験予定は無いものの、他県私立難関校の過去問にも取り組んでいました。それが終わると公立過去問を、5年以上前の過去問も手に入れて積極的に取り組みました。入試直前まで過去問に取り組むことで、精度が上がったように思います。

  • 志望校選びについてよかったことやアドバイス

    志望校は、子どもが朝起きるのが苦手だからと、通学時間の短さで決めました。高校の偏差値より、通いやすさを第一優先にし、あとは校風があうかどうかですね。先輩ママが言う通り、高校の説明会は大事だったと痛感しています。大阪府公立高校進学フェアに親子で参加したこともよかったです。子どもが本番に強いタイプか弱いタイプかでも志望校選びは違ってくると思いますので、本番に弱いタイプなら、余裕を持った志望校選びをすることをおすすめします。

  • 家庭で取り組んで良かったサポート内容があれば教えてください

    子どもが中学生になったと同時に塾にすべてをお任せすることを決意し、勉強に関しては英検の単語帳と過去問を買うくらいしかしませんでした。学校行事をはじめ、国公立6校、私立3校の学校説明会は有休を使って参加し、子どもの定期テストと日程がかぶった場合は、私ひとりで参加していました。ともかく体調管理を念頭にサポートしました。

  • 定期テスト対策はどのようにしていましたか?

    定期テスト対策は、英・数はさっと流す程度で、理・社は学校のワークやノートを覚え、国語は見直すだけ。副教科は学校のワークやノートを覚えることをし、あとはスタサプを少しやるだけ、といった感じでした。基本、学校からの教材をフルコンプした後、スタサプや塾で購入した定期テスト対策のワークをチェックテスト替わりに使っていたようです。塾からもらう過去問もやっていましたね。とくに期末テストは教科数が多いので、英数国は後回しにして暗記教科にウェイトを置き、実技がいまいちの副教科はペーパーで点数を稼ぐことで評定をキープしていました。

塾について

  • 通っていた塾について印象的なことを教えてください

    講習が多く、宿題の量も多かったですね。2か月に1回ある公開テストでクラス分けがあるのも特徴的でした。条件を満たせば上のクラスにお声がかかる仕組みで、息子は中3時点でSSSクラス在籍。1番上のSSSTクラス編入条件をずっと満たしていましたが、一度もSSSTクラスにお声がかかることはありませんでした。

  • 入塾時の状況を教えてください

    中学の勉強で躓かないためには、最初が肝心と思い立ち、公立上位校に強い塾を調べました。そのなかから惹かれた塾の体験授業を受け、子どもにあっているということで中1の春期講習から入塾しました。

  • 塾の良かったところを教えてください

    通っている校舎とは別に、自宅から近い校舎の自習室も使わせてもらえたこと。3年生のときは、お弁当持参で自習室を使いまくっていましたね。志望校選定をはじめ、模試やテストのフォロー&アドバイス、追い込み講座など、入試直前までサポートしてくれました。