中高一貫校に通う学生にとって、高校受験のない6年間は、途中で中だるみしやすいといわれています。
また、一般的な中学・高校と違って授業のスピードが速いため、授業についていけなくなる生徒も…。
中高一貫校の学生の中でも学習の遅れを取り戻すために塾に通う生徒もいますが、多くの塾は、公立・私立関係なく幅広い生徒を対象としたもの。
そんななか、中高一貫校の生徒を専門に指導をおこなうのが「個別指導塾WAYS(ウェイズ)」。
講師が通常の指導に加えて、「勉強法」も指導するため、効率よく学ぶことが可能です。入塾後、多くの生徒が成績アップを果たす「個別指導塾WAYS」について、ブロックマネージャーの瀬戸口紘平さんにお話を伺いました。
中だるみや成績の伸び悩み、学習法で悩んでいる人はぜひご一読ください。
―本日はよろしくお願いします。まずは、「個別指導塾WAYS」がどのような塾なのか教えてください。
瀬戸口 絋平さん(以下、瀬戸口):私たち「個別指導塾WAYS」は、中高一貫校生を専門に個別指導をおこなっています。現在、塾生の9割以上が私立の中高一貫校生です。
―他塾との違いはどのような点でしょうか?
瀬戸口:中高一貫校は、授業進度がものすごく速いので、一度脱落するとなかなか元の成績に戻りにくい、という特徴があります。そのため、授業についていけない中高一貫校生の一定数が毎年退学しています。
中高一貫校は中高で6年間ありますが、だいたい5年間で全カリキュラムを終え、残りの1年間を大学受験対策にあてます。
そうなると、自ずと授業のスピードも上がり、一度つまずくとそのまま置いていかれ、ついていけなくなる生徒が出てきます。また、高校受験がないことや宿題の多さ、勉強の仕方がわからないなど、さまざまな要因から中だるみする生徒がいます。
なかには個別指導塾に通って、自分の弱点を克服しようとする生徒もいますが、一般的な個別指導塾は公立校の生徒を中心に指導をおこなっているので、指導時間が短く、中間一貫校生をフォローしきれない側面があります。
そこで、生徒をしっかりフォローアップするために個別指導塾としては最長の120分という授業時間を設け、脱・中だるみを目指して中高一貫校生を専門にサポート・指導しているのが私たち「個別指導塾WAYS」です。
脱・中だるみを実現する3つの仕組み
―中高一貫校生をどのようにして「脱・中だるみ」するのでしょうか?
瀬戸口:個別指導塾WAYSでは独自の仕組みが3つありまして、まず1つ目は、長時間指導による演習量の確保です。標準問題から発展問題を多く扱うため、インプットの時間よりもアウトプットにかける時間が多く必要になります。
先ほどもお伝えしましたが、中高一貫校生の進度は非常に速く、予習をせずとも受験に十分間にあうようなカリキュラムになっています。
120分ある授業で、最初の90分は演習を中心とした指導をおこないます。ここでは「わかる」ではなく「できる」になるように、自力で解けるような指導をおこなっています。
また、残りの30分でその日の学習で正答することができなかった問題を解き直します。
演習には、学校で出された宿題も含みます。学校の宿題は最も重要なテスト対策の教材です。これを正しく学習することがテストの点数アップの一番の近道になります。
「わかる」だけ「できる」になるようになる学習をくり返すことで、テストで得点できるようになります。
―宿題をするだけで大丈夫なのでしょうか?
瀬戸口:特に中高一貫校は宿題が膨大に出るので、正しい勉強法で宿題をおこなえば、それが定期テスト対策になり、積み重ねることで大学受験対策にもなります。
中だるみすると、学校の宿題をしなくなり、成績が下がるという負のサイクルになりがちですが、そこを私たちがフォローすることで成績アップへと導いていきます。
―面倒見の良さが伺えますね。2つ目の仕組みについて教えてください。
瀬戸口:2つ目は、勉強の仕方がわからない生徒に、「勉強法」を指導することで、効率よい学びが可能になります。
120分の授業のなかで、どのように勉強や宿題をすれば良いのか、効率的に勉強するやり方を教えます。
さらに、1周目でわからないポイントを見つけ、2周目でできなかった部分を演習し、テスト前再演習として3周目の学習をおこなうことで、しっかり定着します。
特に英語など暗記力が必要になる科目は、繰り返すことが大切ですね。
瀬戸口:3つ目は、「プログレス21」や「ニュートレジャー」「体系問題集」など、中高一貫校生用の教材を使って、定期テストの点数アップに絞った指導をおこないます。
生徒には学校で使っている教科書や問題集、ノートを塾に持参してもらい、その教材に基づいて対応をしています。
また、学校で配られるプリントもテスト対策には重要になってきますので、必ずプリント類も持参してもらっています。
講師は中高一貫校のテスト対策に精通していますが、傾向に頼りきることはせず、そのときに配られた教材やプリントに重点を置き、学習計画を立てて指導しています。
定期テスト対策から大学受験対策まで学年や目標にあわせて選べる
―無理なく進められると生徒の負担が最小で済みますね。各コースについて教えてください。
瀬戸口:個別指導塾WAYSには、メインとなるコースとして「中高一貫校生定期テスト対策コース」と「大学受験コース」の2つがあります。
「定期テスト対策コース」と「大学受験コース」を併用することはできないため、いずれかのコースを選んでいただく形になります。
瀬戸口:「中高一貫校生定期テスト対策コース」では、学校のカリキュラムについていけるよう指導しています。内部進学を目指す人や大学受験の基礎固めをしたい人はこちらのコースになります。
「大学受験コース」は、週1回プロ講師とともに考えた学習計画に沿って、自習室などを活用しながら、生徒がいつでも質問ができる個別指導をしています。ただし「大学受験コース」はすべての教室でおこなっておりませんので、通塾を希望される教室に希望するコースがあるかどうか確認してください。
各コースの料金は週のコマ数に準じていますが、「大学受験コース」のみ自習コンサル・自習室の利用料金として別途費用をいただいております。
年3回実施の「季節講習」や「英検直前対策講座」も
ーほかにもコースや講座などがあるのでしょうか?
瀬戸口:「定期テスト対策コース」のなかに「季節講習」があります。これは生徒が自分にあったカリキュラムを自由に組んで、長期休みを無駄にしないために開講しています。講習は春季・夏季・冬季の年3回実施しています。
ほかに、専用のアプリを使ってリスニングや面接などの対策をおこなう「英検直前対策講座」を開講しています。
こちらの講座は「読む・書く・聞く・話す」の4つの技能に完全対応した内容になっているため、一次試験対策も二次面接対策もできます。
英検対策をしたい人はぜひ受講していただければと思います。
業務上のムダをなくし、講師は生徒の指導に注力
ー中高一貫校生に特化した指導をおこなわれるにあたり、講師の採用基準はありますか?
瀬戸口:中高一貫校の指導となりますので、ハイレベルな学力はもちろん前提となります。それに加えて、講師のコミュニケーション力が生徒のモチベーションにつながるため、コミュニケーション能力を重視して講師を採用しています。
生徒と信頼関係が築ける講師であれば、中だるみした生徒を「叱る」ことも「褒めて伸ばす」こともできますので、その点は講師を採用する際に意識しています。
採用後は、モデル教室で授業の進め方や指導方法などの研修をおこないます。
また、指導内容や業務連絡などをすべて自社開発された専用のアプリでおこなうことで、講師の業務からムダをなくして負担を軽減するようにしています。
ー業務上のムダをなくすと、講師がより指導に集中できますね。
瀬戸口: そうですね、生徒とコミュニケーションをとったり、指導に注力できるのが最大のメリットですね。
紙に書くと時間がかかりますが、専用アプリを使うことで、講師はその日のうちに保護者へ評価報告や指導内容を送ることが可能になりました。
アプリを自社開発しているのは当塾の強みのひとつですね。
現場のニーズに合わせたアプリになり、そのアプリを使用していくなかでさらに改善されていく、こういったサイクルが社内で成り立っているため、指導以外の時間を短縮することに大きく貢献できるツールが揃っています。
ー通わせたい保護者も多いと思いますが、今後教室を拡大される予定は?
瀬戸口:中高一貫校のある地域には今後、進出する可能性はあります。現在は東京都心がメインですが、東京近郊や、兵庫、大阪など関西エリアのさらなる出店も考えています。
▶個別指導塾WAYS【中だるみ中高一貫校生・高校生専門】の校舎一覧
―最後に、読者へメッセージがあればお願いします。
瀬戸口:一度落ちた成績を上げたい、授業についていけるようにしたい、内部進学したい、そんな方はぜひ「個別指導塾WAYS」へご来塾ください。
ー本日はお時間をいただき、ありがとうございました!
■取材協力:個別指導塾WAYS