「河田塾」を取材!生徒の成績を伸ばす“準個別指導方式”とは?

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塾を検討する際に、お子さんの性格や金銭的な理由などから、個別指導と集団指導で迷われる方もいらっしゃるでしょう。

埼玉県鶴ヶ島市にある「河田塾」は、個別指導と集団指導のいいこと取りをした “準個別指導”の塾です。今回は、塾長の河田 典子さんに、 “準個別指導”を始めた経緯や効果などをお伺いしました。

埼玉県鶴ヶ島市・坂戸市近辺で塾を探している方は、ぜひご一読ください!

  1. 中学生に「小学校のまとめテスト」を実施
  2. 通常授業と季節講習を活用し成績アップ
  3. 楽しい学校生活を全力サポート!

中学生に「小学校のまとめテスト」を実施

河田塾

―本日はよろしくお願いいたします。はじめに、「河田塾」がどのような塾なのか教えてください。

河田 典子さん(以下、河田):「河田塾」は、
埼玉県鶴ヶ島市にある小学生と中学生を対象とした学習塾です。

もともと私の父が、1977年に香川県三豊市仁尾町で始めた塾で、1986年に今の埼玉県鶴ヶ島市脚折町へ移りました。そして2010年、父が亡くなった際に私が塾を引き継いだ形です。

私自身も河田塾の生徒でしたので、父が長年やってきたことと、私が生徒であったときの視点をドッキングさせて、日々、改良・改善をおこなっています。

―続きまして、河田塾の特徴や強みをお聞かせください。

河田:河田塾の最大の特徴は、一斉授業方式(集団授業)ではなく、講師ひとりに生徒5名ほどの「準個別指導」と、「演習式」であることです。  

高校教師だった父が、生徒の成績を上げるには、まず生徒に問題を解いてもらい、その間違ったところを教えることが一番効果が高いと考え、塾を始めたという経緯があります。

かつては、教材を全て手書きで作っていて、常に20万枚ほどのプリントを抱えていました。数年ごとの教科書改編のたびに作り替えなくてはならず、大変な作業でしたが、現在は塾専用の教材会社の教材も併用し、楽になりましたね。

我が家は、父だけではなく、母と私も教員免許を持っており、学校の勉強がきちんとできていれば大丈夫という考えから、基本的には学校の勉強にあわせた教材を準備しています。

まず生徒に問題を解いてもらい、講師が丸付け。1回目は、生徒自身に考えて欲しいので基本的に解説はしません。そして2回目に、講師が解説をするというスタイルです。

ほかにも、「無学年制」という特徴があります。

父から河田塾を引き継いで13年ほどになりますが、その間の私の最大の悩みが、成績が伸びる生徒はどんどん伸びる一方で、伸びない生徒はまったく伸びないということでした。

中学生に、小学校6年間の算数・国語のまとめテストを受けさせたところ、スラスラ解ける生徒はどの学年でも成績が30位以内に入り、それ以下の成績の生徒は、小学生の範囲でつまずきがあることががわかりました。

基礎となる小学校の勉強がわからないままでは、いくら中学生の勉強をしても成績は伸びません。

逆に、小学校の勉強がきちんと理解できていれば、中学生は楽です。成績が下がることがあっても、本人にやる気さえあれば、持ち直します。

だから、学年は関係なく、必要なら小学生の単元までも戻って学習することが大事なんです。どの単元まで戻ればよいか、一人ひとりつまずいている箇所を見極めて、そこにあわせた教材を出しますので、大変ではあります。

ただ、中学生の教材を出しても、理解できず集中できずにいた生徒たちが、一生懸命頑張っている姿を見ると、やりがいを感じますし、集中する姿は美しいと思いますね。

また、小学生に戻ってやり直した生徒は、全員入試直前までに偏差値が約10上がっています。一番上がった生徒は、28→50へ上がりました。

部活などの事情で完全にやり直しができずに、効果が出ない生徒も年に一人くらいいますが、ずいぶん減りました。またそういった場合も、ご家庭を含めてできる限りフォローするようにしています。

最近は、高校に合格した中学3年生の、入学前の課題を見ることもあります。埼玉県西部では、大体、トップ校~上位校は、高校の予習が課題として出されますが、中堅校以下は、中学校の復習が出されることがほとんどです。

高校の先生も、よく考えてくださっているなと思います。

しかし同時に、中堅校以下の場合、ほとんどその前の小学生の内容でつまずきがありますので、その復習をすることがとても効果的です。逆に、高校以降、そこまで戻る機会はほとんどないということになります。

漫画『ドラゴン桜』シリーズでも、小学生の内容にまで戻って学習していましたよね。高校生でそこまで戻れれば理想ですが、それが難しい以上、中学生のうちに何とかしたいものです。

近年、小数や分数の計算ができない大学生が増えているそうです。「大学全入時代」ですから…。

私は、「小学生のまとめテスト」をするようになってから、それがとてもよく理解できるようになりました。

通常授業と季節講習を活用し成績アップ

河田塾

―続きまして、講師の方を採用する際に重視されている点や、指導する際に心がけていることをお聞かせください。

河田:講師は99%、卒業生にお願い
しています。生徒の頃から河田塾のやり方についてもわかってくれていますし、塾をどういうふうに使ったら成績が上がるかといったことも含めて指導してくれていますね。

採用する際に基準としているのは、現在と在塾時の成績、教えることが好きかどうかと、教えることに対する積極性です。

私自身が心がけているのは、“一人ひとりを見る”ということです。私は決して愛想がいい方ではありません。また、集中すると眉間にしわが寄るタイプなので、愛想が悪いと思われる方もたまにいらっしゃいます。

それでも、一人ひとりがどこでつまずいているのか、それをどうすればいいのかを真剣に指導していますから、本当に困っている生徒さんや親御さんは評価をしてくださるのです。

勉強の勉の字は、女性が子どもを産む姿勢からできているといわれています。それだけ大変なことを何とかしようとする際には、多少の愛想など吹き飛んでしまうのは仕方がないと諦めています。

逆にいうと、そこまで本気で悩まれていない方は、やめていかれることもあります。

基本的には、入塾申込書に書かれた志望校を想定して指導をしていますので、そこまで厳しい指導を希望されない場合は、目標を現在の力に見合ったところにしていただければ大丈夫です。

私の強みは、この塾の卒業生及び娘であり、実際にトップクラスの成績をとってきたという実績です。

ですから、私のやり方を真似できた生徒は必ずトップクラスの成績をとっています。

―カリキュラムや料金について、とくにこだわりのポイントがありましたら教えてください。

河田:カリキュラムは2段構えです。①通常の授業はそれぞれの学校の進度に沿って進める。②季節講習や、「定期テスト対策」の補習サービスでは復習を優先。

復習では、小学生のまとめテストや英語基本文テストでできなかった単元をまず学習し、それが終わった生徒には受験対策を指導しています。

定期テスト対策では、休日を使い1日6~7時間勉強することが目標です。

始めた経緯としては、あるとき生徒にアンケートを取ったら、親世代と比べて、今の子どもは学校から渡されるワークの数が増え、こなしきれずに悲鳴を上げている現状がわかりました。

学校から渡されているワークも、塾で渡している教材も、それぞれやり切ればすごく力がつくのに、やりきれていない現状を歯がゆく感じました。

そのようなきっかけで始めたため、2コース設定しています。「勉強方法診断クリニック」は、日数によりますが、家庭教師のように細かく指導。

自習特訓」は、自分で勉強していけるけれど、自宅では集中できない生徒向けです。

私自身も大学受験時は、塾予備校に通わずに、「1日10時間の勉強」で成績を上げましたので、このエリアの学力を底上げしたいと思ってやっています。

学校と塾からもらったワーク・教材をしっかりと活用することで、十分に力がつくことを理解、実践できていると思います。

料金は、父の頃から準個別指導でも、集団授業よりも低料金であることをモットーに設定しているんですよ。

小学生は2科目が9,000円(税込)から、中学生は2科目・週2コマが12,100円(税込)からとなっています。

学年、科目数、コマ数によって料金が異なりますので、詳しくは公式ホームページや、無料体験時に差し上げる入塾案内をご覧ください。

「河田塾」のコース・カリキュラム、料金については、以下のページをご覧ください。
口コミ評価:-
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授業形式
集団授業 / 個別指導
対象学年
小学生 / 中学生
目的
高校受験 / 授業対策 / テスト対策
  • 指導方針
  • ここがおすすめ
  • 代表的なコース
  • キャンペーン(0)
  • 合格実績
  • 塾のメッセージ

楽しい学校生活を全力サポート!

河田塾

―体験授業などありましたら、ご紹介いただけますか?

河田:体験授業は随時おこなっています。小学生は3コマですが、中学生の場合は、小学校6年間のまとめテストを含めて、1コマ85分を国語・数学・英語各3コマの、最大9コマを無料で受けていただくことができます。

中学生の場合、まとめテストのために、各教科3コマは必要なんです。

体験を受けていただくことで、入塾時にそのお子さんの弱点や今後の対策を把握できるというメリットがあります。

さらに、入塾する・しないに関係なく、希望される方には面談をおこない、テスト結果を一緒に見ながら、お子さんに必要な勉強方法などをアドバイスさせていただいています。

―最後に、入塾を検討している読者の方に向けてメッセージをお願いいたします。

河田:
勉強ができないと、学校はつまらないと感じてしまうかもしれません。

学校は、私立だと中学校でも年間100万円近くかかります。それが、公立では税金のおかげでほぼ無料で通えるわけですが、毎日の授業にもそれだけ多くのお金をかけていただいているということです。

そのことに気付かず、つまらないと思いながら過ごすのと、気付いて面白いと思って過ごすのとでは全然違いますよね。

河田塾は、みなさんの学校生活・勉強が楽しくなるよう、精一杯お手伝いをしていますので、興味を持ってくださった方は、ぜひ「河田塾 無料体験」と検索してみてください。そちらからお申し込みできます。

ー本日は貴重なお話を、ありがとうございました!

■取材協力:河田塾

口コミ評価:-
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授業形式
集団授業 / 個別指導
対象学年
小学生 / 中学生
目的
高校受験 / 授業対策 / テスト対策
  • 指導方針
  • ここがおすすめ
  • 代表的なコース
  • キャンペーン(0)
  • 合格実績
  • 塾のメッセージ
島田 佳代子
この記事を執筆した執筆者
島田 佳代子

テラコヤプラス by Ameba 執筆者

幼少期よりピアノ、水泳、硬筆、英会話などを習う。中学受験をして英語教育に力を入れる中高一貫の女子校へ進学。その後、都内の短大を経てイギリスへ留学。マンチェスター市内のカレッジで観光・旅行学を学びながら、執筆活動を開始し、スポーツ、旅行、ビジネス、教育など幅広い分野で執筆経験がある。2021年9月から「テラコヤプラス by Ameba」にてライターとして従事し、保護者やお子さまに興味をもっていただける記事づくりを目指しています。