教育ニーズが高まる昨今、学習塾をはじめとした教育業界の多様化が進み、課題も増えてきています。
コロナ禍の影響で注目が集まったオンライン塾もそのひとつ。送迎の必要がなく、気軽に受講できることから利用者が増えていますが、生徒へのサポートが手薄になりがちだといいます。
そこで今回は、地域に密着した地元塾と、オンライン専門塾のよいところを組み合わせた「ひろしまスタディ」を取材!代表の野村 良明さんに、新しいスタイルの学習塾についてお話を伺いました。
広島で学習塾をお探しの方、進学先を広島でお考えの方は、ぜひご一読ください。
地域密着×オンライン専門塾の「ひろしまスタディ」
ー本日はよろしくお願いします。はじめに、「ひろしまスタディ」がどのような塾なのか、概要を教えてください。
野村 良明さん(以下、野村):広島に特化した「ひろしまスタディ」は、地元の塾とオンライン専門塾を組み合わせた、まったく新しいスタイルのオンライン専門学習塾です。
一般的なオンライン塾の場合、全国に対応しているケースがほとんどで、生徒一人ひとりの地元の情報を正確にわかっていない現状があります。
ところが、その土地で塾を運営していたら、志望校に必要な偏差値や学校の特徴、試験内容、県内で評価の高い学校など、地元の受験や進学情報を当然把握しています。
学校のレベル感や順位、偏差値と進学実績を見てどのくらい頑張れば合格するかというのは、地元の肌感覚でしかわからない部分も大きい。
実際、私は「楠教育のいえスタ」というオンライン塾を運営して3年経ちますが、他県の方の対応の難しさを痛感していました。
東京の進学情報であればある程度はわかりますが、やはり私たちが運営している塾の地域のほうが、より具体的な進学に関わる資料を用意できます。
学力向上のみをオンライン塾に求めるのならどこの県でも問題ありませんが、手厚い進路指導や必要な勉強量などは地元の塾には敵わないんですよね。
そこで、さまざまなオンラインの魅力や便利さに加え、広島地域の情報を提供できれば素晴らしいオンライン塾になる、と考えたのが当塾を立ち上げた理由です。
当塾は、平日・土日・祝日いつでも受講可能で、時間も平日は16時~22時、土日・祝日は9時~22時で自由に選べます。
対象学年としては、小学生~浪人生・社会人で、広島で受験したい方すべてに対応していて、最近は、広島の中学校受験をしたいという、近隣県の方から問い合わせがありました。
広島以外の学校の受験を希望している方には、全国展開している「楠教育のいえスタ」をご紹介しています。
500名から選ばれた“生徒の心に寄り添う厳選講師40名”
ー他社にはない「ひろしまスタディ」の強みについて具体的に教えてください。
野村:まず、講師のクオリティが高いことはひとつ強みとして挙げられます。
当塾の講師陣は、社会人講師、広島大学生や院生500名から厳選された40名で、20時間以上の研修をクリアしています。
実は、当社が運営する学習塾は、どのブランドも講師は共通なんですね。
たとえば、いえスタの講師と、ひろしまスタディの講師は同じですが、違いは、地域密着の手厚いサポートがあるかないか。
いえスタは気軽に利用してほしいというコンセプトなので、進路指導や面談などといった学習以外のサポートはご希望がない限りはおこなっていないんです。
一方、ひろしまスタディは、地域密着でお子さんの学習習慣からしっかり指導します。
いえスタは、入会制・月謝制を廃止し、回数制を採用した非常に珍しい学習塾です。
オンラインストアにて、授業4回1セットのチケットを買っていただくため、辞めたいときに辞められるシステムになっていますが、ほとんどの方が何回もリピートしてくださるんですよ。
さまざまな縛りがないシステムなうえ、40名いる講師の誰にあたってもリピートされるので、優秀な人材によって本当にレベルの高い授業を提供できていると自負しています。
広島出身の講師が多いのも、地域密着型の塾としてメリットになっているのではないでしょうか。
ーハイレベルな講師を採用するうえで、重要視しているポイントはありますか?
野村:まず1つ目は、指導力は当然ですが、生徒や保護者の方の気持ちに寄り添うことができるか。この“生徒の心に寄り添う力”は、全講師に対して絶対に必要なことです。
2つ目は、テクノロジーの理解がしっかりあるかも大事ですね。
オンライン塾なので、パソコンができることはもちろん、技術が進化・発展していくなかで、子どもたちの学びの土壌に携わっていることを理解して指導できるかが大前提になります。
また、そういった2つに加え、高校までの全教科を取り揃えられるバリエーションも必要になってきます。
たとえば、旧帝大(難関国公立大学)などを志望する高偏差値の生徒に対してはモチベーションコントロールをしたり、反対に勉強が苦手な子には励ましながらやる気になる指導をしたり、幅広く対応できるスキルも重要なポイントです。
ほかには、出勤日程がきちんと確保できるかも採用する際にみていますね。
学習塾のニーズに応える!目指すは“教育格差のない未来”
ー今後の展開や体験授業についてご紹介ください。
野村:当塾では、完全1対1のマンツーマン形式の指導のみおこなっていましたが、ニーズが増えたこともあり、講師1名が生徒2名を指導する1対2の個別指導形式も始めました。
今までにも1対2でおこなっていたこともあったので、機材やシステム的には問題なく、講師たちについても、マンツーマン指導を何コマも繰り返して、ベテランの域に達した講師のみが1対2を対応できるようにしています。
1対2だと料金も下がって手軽なので喜ばれるかもしれませんが、やはりマンツーマンのほうが、生徒一人ひとりを手厚くサポートできるので、お子さんにあうほうを選んでほしいですね。
体験授業に関しては、無料でいつでも承っておりますので、好きな日程、好きな科目でお問い合わせいただければと思います。
高校化学や生物、地学、世界史、日本史、さらに小学校、中学受験の適性検査の対策も可能なので、ぜひAmeba塾探しに掲載している当塾の体験予約からお申し込みください。
ー最後に、読者の方へ一言メッセージをお願いします。
野村:近年、オンライン塾が全国的に展開されていますが、もっと地元の情報を知りたい、地元の知識がある塾がいいなと思っている方も多いと思います。
そこで当社は、全国各地にこうした地元密着のオンライン塾が増えてほしいと考え、まずはモデルケースとして、広島人のためのオンライン専門学習塾「ひろしまスタディ」をスタートさせました。
オンライン塾が初めての方、地元のことを知っている塾に指導を受けたい方などにも、オンラインで便利に利用できるレベルの高い塾があると知ってほしいんですよ。
また、広島にお住まいで学習塾をお探しの方以外にも、広島にこれから住む予定だったり、進学先を広島で考えている方だったり、たくさんの方からお問い合わせをいただいている状況です。
そういったさまざまなニーズの方の相談も常時受付中なので、お気軽にご連絡いただければと思います。
「地元の塾」と「オンライン専門塾」のよいところを組み合わせた当塾を、ぜひお試しください!
ー本日は貴重なお話をありがとうございました!
■取材協力:ひろしまスタディ