ここ数年、増加傾向にある首都圏の私立・国立中学の受験者数は、2023年過去最多に。こういった背景にはさまざまな理由があるなか、よりよい教育環境で成長してほしいという保護者の方の考えがあるのではないでしょうか。
そこで今回は、小学4~6年生が対象の中学受験塾「ABeam education(アビームエデュケーション)」を取材。
代表の栗原 一哉さんに、学習塾を設立した経緯、ほかの中学受験塾との違いについてお話を伺いました。
東京都大田区大森・蒲田周辺で塾を探している方、中学受験を考えている保護者の方は、ぜひご一読ください。
「もっと勉強したい!」を引き出す中学受験塾
ー本日はよろしくお願いします。はじめに、「ABeam education」がどのような塾なのか、概要を教えてください。
栗原 一哉さん(以下、栗原):「ABeam education」は、小学4~6年生対象の中学受験専門塾です。
中学受験では、塾で授業を受け、宿題は自宅で保護者の方が見る、という常識があります。
でもそれでは保護者の方も大変ですし、宿題をやれないと成績が上がらない子どもがほとんどでは?と問題点を感じていました。
そもそも、お金を払って塾に入れて、自宅で保護者の方が勉強を教えるのはおかしいのではないでしょうか。
そのような理由から、大手塾とは真逆のポジションをとりたいと思い、当塾を立ち上げました。
授業中はわかったつもりになるけれども、自分で解いてみると意外とできない…という経験がみなさんあるかと思います。
そこで当塾では、授業のあとに自分で問題を解く時間を大切にし、授業後には必ず講師のいる自習室で宿題を一緒に終わらせてから帰ってもらっています。自分でできるかが一番大切です。
大手塾の場合、宿題を家庭に丸投げしているため、保護者の方が教えたり管理をしたりしなくてはなりません。
自ら進んでできる子はよいのですが、家庭学習が苦手な子は勉強を教えてもらう際に親子喧嘩になってしまうことも多く、そういった点を改善したくて、宿題は塾で完結するようにしました。
このように、授業で学んだことをひとりで考え直したり確かめたりする時間は、学力の定着に必要不可欠であり、自学自習が授業と同じように重要だと考えています。
大手塾ではできない生徒ごとの特性を理解して、生徒に一番あった勉強方法で進めれば必ず学力は上がります。
学力が上がれば勉強が楽しくなるはず。自分から積極的に勉強に取りかかると成績は自然に上がるはず。当塾はそんな想いからつくられた塾です。
また、近年、塾の費用がますます高額になっており、塾代にプラスで、個別指導、または特訓コースなど、オプションで費用が加算してしまうケースが多々あります。月謝は安くても、結局、受験までに高額な費用になっていることもあるんです。
したがって当塾は、特訓やテスト代など含め、均一料金で提供しています。
さらに、一般的な塾だと、小学生の授業が終わったあと、中学生の授業をおこなうのですが、当塾の小学生は授業が終わったらそのまま21時半まで自習室に残って宿題を完結させる都合上、現状開講しているのは中学受験コースのみになっています。
わかりやすい学習システムと教育体制で志望校合格を目指す
ー他社にはない「ABeam education」の強みについて具体的に教えてください。
栗原:まず1つ目は、いつでも質問できる環境が整っている点です。
講師が常駐しているため、いつ来ても質問対応ができます。また、授業をする講師が質問に答えるので、生徒一人ひとりの課題をきちんと理解しているんですよ。
2つ目は、LINEで保護者の方と連携している点です。心配なことや不安なことなど、いつでも相談ができるうえ、24時間以内に返信しています。
以前の勤務先にいた際、保護者の方から、朝起きないのでなんとかしてほしいとか、家で勉強せずにYouTubeを見ているとか、プライベートな困りごとを相談されることが多くて。
子どもは、親以外の第三者からいわれると素直に従うことも多いので、そういった対応はさせていただいていますね。
もちろん、授業中の様子や課題の進み具合、勉強の質問、進路相談にもお答えするほか、テスト結果など、その場ですぐにフィードバックするので、お子さんの状況を把握できて安心だというお声はいただいています。
3つ目は、すべての科目の授業ごとにチェックテストを設けている点です。
テストに合格できなかった場合は、チェックテストのやり直し補習を塾でおこないます。課題を与えてしっかり再テストをするので、わからないまま放置して先に進むことはありません。
当塾では、「わかる」と「できる」の違いを見極め、各単元を完全に習得するよう、家庭学習を塾で実施することと、授業ごとにチェックテストを設けることで、機能的な学習サイクルを実現しているのです。
4つ目は、生徒にあった志望校を提案している点です。中学受験の試験も、2月1日の午前と午後、2日の午前と午後、のように受験パターンがたくさんあるので、志望校や日程の組み方も一緒に作成しています。
通常は、模試の合格判定基準を見ながら、保護者の方とお子さんで相談して受験パターンを組むのではないでしょうか。
しかし当塾は、生徒の特性や保護者の方の希望を伺い、入試問題として向いている中学校などもご提案可能です。偏差値以上の学校もご提案させていただいていて、結果的にほとんどの生徒が第一志望の学校より偏差値の高い学校へ進学していますね。
あわせて、6年後期は毎週、志望校の過去問を解きますが、過去問演習の結果をフィードバックし、スケジュールを管理しながら、合格へ導いています。
無料体験授業を受付中!生徒と保護者にあわせたサポートを
ー今後の展開や体験授業についてご紹介ください。
栗原:当塾のある、東京都大田区大森周辺には塾が少ないため、大森駅や蒲田駅まで通っている子どもたちもいるのではないかと思います。そのため、近くで勉強する場所をご提供できればと、自習室のみ使用できるプランを考えています。
また、当塾では、無料体験授業(算数)を随時受け付けています。
担当者がご説明や面談などを実施いたしますので、まずはお電話にてお気軽にお問い合わせください。
ぜひ実際に授業の雰囲気をみてほしいですね。
ー最後に、読者の方へ一言メッセージをお願いします。
栗原:近年、東京都の私立中学の受験者数は増加傾向にあります。
そのような状況下で、みんな受験をするからと、なんとなく塾に通い始めているケースも増えてきています。
はっきりとした理由もなく通っているから家で勉強しない、YouTubeなどの誘惑が多くてなかなか勉強と向き合えない。さらに保護者の方も子どもをどう見てよいかわからないなど、実際にそういったお声を聞きます。
だからこそ、生徒や保護者の方のさまざまなサポートをすべて対応させていただきたいのです。
私たちは、お子さんの問題の解き方、できていないところ含め、テスト結果、宿題もすべてチェックする塾ですので、お子さんはつらい思いをすることもあるかと思いますが、成績は100%上がります。
真剣に勉強して、受験と向き合うから受験で合格したときの感動が大きい。教える側も毎年一緒に感動させてもらっています。
私たちも全力で支えるので、一緒に頑張りましょう!
ー本日は貴重なお話をありがとうございました!
■取材協力:ABeam education