今のご時世、家にいながらオンラインで授業が受けられる塾が増えてきていますよね。
実際のところ、オンラインで受ける授業はどうなのか、気になっている方も多いと思います。
そこで今回は、完全オンラインのマンツーマン授業にこだわり、算数や数学に特化した塾「オンライン数学塾マスネット」を取材。代表の馬籠 新八さんにお話を伺いました。
オンライン塾に興味がある方、算数や数学が苦手な方は、ぜひご一読ください。
- 算数や数学は結果が出やすく、自分で「できた!」と感じやすい教科
- 成績保証があることより生徒に真剣に向き合っていることを示す
- 学習カウンセリングと体験授業で生徒に合ったカリキュラムを作成
- 入塾は生徒にとって変わるきっかけであり、新しい習慣の始まり
算数や数学は結果が出やすく、自分で「できた!」と感じやすい教科
ー本日はよろしくお願いします。はじめに「オンライン数学塾マスネット」がどのような塾なのか、概要を教えてください。
馬籠 新八さん(以下、馬籠):当塾は、完全オンラインのマンツーマン授業にこだわり、算数や数学に特化した塾です。
オンライン授業では、ZoomやGoogleMeetのホワイトボード機能を使って板書をしながら進めています。
一人ひとりにあわせた教材を使用しながら、個々にカリキュラムを組み、勉強が嫌いな子や苦手な子、不登校や学習障害があって学校の授業についていけない子など、根本的な部分から勉強に困っている子に対してサポートをしています。
対応科目は、基本的に算数と数学ですが、定期テスト前や受験対策、英検や漢検の対策時には、英語や国語も対応可能です。
しかしながら、週1~2回の授業のときだけ勉強してもなかなか学習習慣がつきにくく、成績が伸びづらい、というのが正直なところです。
そこで、家庭学習を習慣化するサポートのために、授業の日以外でも質問ができる「チャットサポート」をおこなっております。
家で学校や塾の宿題など、勉強をする際にわからないところを、24時間いつでも質問ができます。
ー「オンライン数学塾マスネット」を始めたきっかけを教えてください。
馬籠:私は、前職で学習塾の教室長をしておりましたが、算数や数学が苦手な生徒が多いと感じていました。
勉強は「できた!」という実感がないと、なかなかやる気にも楽しさにも結びつきません。
その点、算数や数学は、比較的結果が出やすく、テストの点数が伸びたり、問題が解けるようになったりするので、自分で「できた!」と感じやすい教科です。
勉強の取っ掛かりにしやすい教科ということで、算数や数学に特化した塾を始めようと思いました。
以前から、本当に子どもたちのためを思った組織や環境を自分で作っていきたいという気持ちがあったので、参入しやすいオンラインで今年10月から始めました。
今の時代、対面とオンラインで、授業の質や子どもの対応に大差はないと考えていますが、オンラインだと画面が限られているので、生徒との距離感や雰囲気、なにかしぐさをするにもなかなか伝えづらいこともあり、コミュニケーションの大事さをより実感しています。
自分の伝え方ひとつで、相手の受け止め方や印象も変わりますし、生徒のやる気も変わってくると思うので、一つひとつの言葉選びは、オンラインになってからより気をつけるようになりました。
成績保証があることより生徒に真剣に向き合っていることを示す
ー他塾にはない「オンライン数学塾マスネット」の強みについて具体的に教えてください。
馬籠:根本的に勉強のやり方が分からない、勉強が嫌いという子に対しての丁寧なサポートが当塾の強みです。
一般的な個別指導塾のなかには、アルバイトの方が講師を務めたり、日によって講師が変わったりするという塾もありますが、当塾では私自身が授業をおこなっているので、講師間の差異がなく、カリキュラムも一貫してひとりの講師と進めていけるのが特徴です。
また、個別指導で一人ひとりに授業をする時間があるので、どれだけ真剣に生徒のためにできるかという意思表示として、成績保障をつけさせていただいています。
成績保障というのは、入塾後の定期テストの点数を基準に、そこをクリアできなかった場合は翌月から3ヶ月間の授業料が免除されるシステムです。
入塾した生徒や保護者からは、「子どもが最近やる気になってる」「親から見ても変わった」などのお声をいただき、光栄ですし、大変うれしく思います。
ー指導するうえで心がけている点を教えてください。
馬籠:人は本当に楽しくないことはやりたくないし、なかなか続かないと思いますが、子どもなら尚更そうだと思います。
なので、まずは授業を受けることを楽しみにしてもらえるよう、それぞれの生徒にあわせた「楽しいと思ってもらえる授業」をすること。
そして、1回の授業のなかで、「できた!」という成功体験を感じてもらうことを心がけています。
毎回、授業を楽しいと感じてもらって笑顔で終わることと、今日はこれができるようになった・授業を受けてよかったと思ってもらうことを大事にしています。
また、今後は、講師も増やしていきたいですね。
講師というのは、素の自分のまま授業をするというよりは、真面目なときはしっかり真面目に教えてあげながら、時にはピエロのように、生徒を楽しませるために自分を面白おかしく偽りながら振るまう演出者だと思っています。
そういうメリハリを持てる講師と一緒に働きたいです。
学習カウンセリングと体験授業で生徒に合ったカリキュラムを作成
ーカリキュラムと料金について詳しく教えてください。
馬籠:
カリキュラムに関しては、体験授業のお申し込み後に、生徒と保護者の方で学習カウンセリングの時間を取り、納得いただいたうえで進めていくので、一緒に考えながらカリキュラムをつくっていくイメージですね。
学習カウンセリングの時間で、体験授業も併せておこなっていて、その際に現在の学習状況を見させていただきます。
たとえば、中学1年生の場合、小学校から躓いているのか、それとも中学生に入ってプラスマイナスやさまざまな符号が出てきてややこしくなっているのかなどを判断させていただきます。
それを元に、どこまで掘り下げて復習するべきか、学校の授業の補習はどれくらいのペースでやっていくのかなど、具体的な授業の進め方や道筋をご提案させていただき、カリキュラムを決めている形です。
この学年の子はこのカリキュラムでないといけないなどの決まりはないので、ご安心ください。
また、60分×週1~3回のコースがありますが、コマ数単位ではなく時間数単位となっているので、今日は30分にして別の曜日を90分にしたり、違う曜日に60分やったりなど、曜日や時間の変更も自由にできます。
とくに振替の期限もありませんし、費用も発生しないので、ご自由にお決めいただいています。当日の体調不良や急用もあると思うので、当日にご連絡いただければ大丈夫です。
季節講習は春・夏・冬の3回あり、受験生以外は春・夏・冬のうち1回、受験生に関しては春・夏のどちらかと、冬は必ず受けていただくという形をとっています。
季節講習では、基本的には前の学期の総復習をしたり、受験生は受験対策として、夏は暗記科目を進めて、冬は過去問や演習をおこなっています。
入塾は生徒にとって変わるきっかけであり、新しい習慣の始まり
ー今後の展開や体験授業などについてご紹介ください。
馬籠:今後は、通常授業以外にも、短期講習や受験直前の講習を増やしていきたいと考えています。
また、数学以外の教科を対応していくことや、教室を構えることを考えたり、状況にあわせて講師を募集しながら、拡大していきたいですね。
体験授業では、最初のカウンセリングのお時間で、生徒と保護者の方と3者でお話させていただく時間を30~60分ほど設けています。
そのお話の前後で体験授業を受けていただき、授業の雰囲気や進め方を見ていただければ幸いです。
通常はカウンセリングと体験授業をそれぞれ1回ずつあわせて2回、新規開講のキャンペーンで最大3回まで体験授業が受けられます。
ー最後に、読者の方へ向けてのメッセージをお願いいたします。
馬籠:
なかなかうちの子は家で勉強しないとか、学校の授業についていけていなくて心配など、どのような悩みでも結構ですのでご相談いただき、お力になれたらと思っております。
勉強が楽しくない、テストの点数や内申点を上げたいなど、日々の学習に関する悩みがあるお子さんに来ていただけると嬉しいです。
塾に入るというのは、生徒にとって変わるきっかけであり、新しい習慣の始まりだと思います。
入塾のタイミングも、早いことに越したことはないとも言い切れないんです。
小学1、2年生の算数は比較的簡単ですし、塾の必要性があるかと言われたら正直絶対必要と言い切れない部分もあります。
しかし、必ずしも学校の授業にあわせて塾の授業をする必要はありませんし、オンラインの特性を最大限使って、図形やさまざまなゲーム要素を含んだ授業をしていくこともできます。
算数的な考え方だったり数学的なものの見方だったりを養うといった面では、小学校低学年から続けていればある程度の数学センスが磨かれていくでしょう。
当塾にいつ来ていただいても、その時々にあわせてどこまで戻ればいいのか、どこまで先に進めばいいのかなど、生徒にあわせて考えていくことができます。
本当に必要だと感じ、お願いしたいと思ったときに、お気軽にお問い合わせください。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました!
■取材協力:オンライン数学塾マスネット