これからの社会ではますます英語の能力が重要になり、子どもたちは小学校3年生から英語の授業を受け始めます。
しかしながら、言語教育は早ければ早いほど身につくことから、大阪府堺市の「KIDS Vacation」では1歳半の子どもからプリスクールとして英語のレッスンをおこなっています。
そこで今回は、KIDS Vacationのエリアマネージャー 朝倉 裕季さんにお話を伺いました。
プリスクールでは、英語だけでなく集団生活の基礎も身につけることができ、幼稚園に入ってから褒められる生徒が多いようです。子どもに早くから英語と集団生活の力を身につけてほしいと考えている保護者の方は、ぜひご覧ください。
小さいころから自然に英語を身につけられる
ー本日はよろしくお願いいたします。まずは「KIDS Vacation」がどのようなスクールなのか、概要を教えてください。
朝倉 裕季さん(以下、朝倉):「KIDS Vacation」は、週1回から通えるプリスクールです。
現在大阪府堺市に堺市駅前校と深井駅前校の2校を構えています。
9時半から14時半に開いている1歳半からの未就学児向けプリスクールクラスのほかに、幼稚園・保育園・小学校のあとに英語が学べる15時半から17時半の幼稚園児向けクラスや16時から18時の小学生向けクラスもございます。
また、個別指導のKIDS マンツーマン英会話も堺市駅前校にございますので、小さいお子さんからずっとKIDS Vacationに通っていただけるようにご用意しております。
生徒の数は2022年7月28日時点で合計150名ほどです。
指導は1クラス7名の少人数制で、外国人講師1名と保育士1名の担当2名がしっかりパートナーとして力を合わせておこなっています。
一人ひとりに行き届いた保育ができるよう、丁寧に活動をおこなっています。
ーKIDS Vacationのほかにはない強みはどこにあるのでしょうか。
朝倉:プリスクールでは英語に加え、幼稚園に進む前に集団生活の基礎を身につけることができます。幼少期の大事な時に一人ひとり丁寧に関わりながら指導できるのが少人数制の良いところです。
自分の出したものは自分で片付ける、おもちゃは友だちと順番でやりとりするなど生活習慣、立ち振る舞いができるように言葉かけしています。
このため、保護者の方から「幼稚園の先生から褒めてもらえた」という声をよく聞きます。
また、英語教育も小学校からはじめるよりも、自然に身につけることが可能です。
日本人の多くは日本語の能力が完成してから英語を勉強するため、たとえばリンゴのことを覚えるときに「リンゴ=Apple」と記憶します。
これに対して1歳半からKIDS Vacationで過ごす子どもは、赤くて丸い果物は英語ではAppleであり、日本語ではリンゴだと直接理解するのです。
このため、ネイティブスピーカーのように自然な形で英語が身につき、そのあとの上達も速いです。
小学生に関しては希望者に対し、JET(Junior English Test)・英検対策をレッスンに盛り込んでいます。
前回のJETテストは、2級が2名、3級が4名、4級6名、5級6名、6級2名、7級6名、8級3名、9級8名、10級17名と毎年合格実績をもっています。
英検は、5級が7名、4級が7名、3級が4名、準2級が2名、2級が2名という合格実績を持っています。2級合格者は小学2年生と4年生です。
JETのテストも英検のテストも、KIDS Vacation堺市駅前校にて受検していただけるため、普段の実力を出しやすいといえるでしょう。JETはTOEICにつながり、英検を持っていると受験で加点されることもあるので、役に立つ資格です。
ただ、KIDS Vacationの英語レッスンのコンセプトは点数を取るための英語ではなく、会話をメインに外国人の先生としっかりとお話しするというものなので、テスト英検は強制ではありません。
JET受検希望者は全体の4割、英検の受験希望者は全体の2割といったところです。
子どもたちが毎日自ら楽しく通うスクール
ー実際にKIDS Vacationに通っている生徒や保護者からの感想を教えてください。
朝倉:プリスクールに関しては先述の通り、幼稚園に入ったときに集団生活がきちんとできるということや、英会話の理解力、正しい発音での会話力を褒められることが多いです。
プリスクール、アフタースクール、サタデースクールでは英語力ももちろんですが、外国人講師と子どもたちがともに過ごす集団生活の中で、クラスの雰囲気やお友だちへの思いやりの心を大切に英会話を進めています。
積極的に年下の子のお世話してくれたり、仲間に背中を押してもらって自信をつけたりする子どもたちの心の成長の喜びのお声をいただくことが多いです。
また、子どもたちは無理矢理通わされているのではなく、楽しんで通ってくれています。
たとえばサマースクールは火曜日から金曜日まで、さらに通常レッスンもあり毎日長い時間来ることになるのですが、子どもたちは毎日お友だちと楽しい楽しいと通ってくれています。
時折、今日は習い事行きたくないな~という日もあると思いますがスクールに入ると嫌がらずに気持ちを切り替えてレッスンを受けてくれてるのが一番うれしいと感じています。
ー採用されている講師や指導方針について教えてください。
朝倉:KIDS Vacationでは外国人講師を採用しているのですが、日本慣れてしていない外国人の先生を採用するようにしています。
日本に長く住んでいると日本特有の英語にも慣れてしまいますし、言葉は日々変わり続けるものなのでずっと日本にいると海外の最近のトレンドについていけなくなることもあるでしょう。
このため、面接したときの感触もあるのですが、日本に来たての外国人も多く採用しています。
保育士に関しては、保育経験と英語の経験がしっかり身についていて、子どもとお母さんの一番の理解者でいてくれる明るい先生を採用しています。
指導面では英語を教える際に上から教えるのではなく、子どもたちに伝えるというのをすごく大事にしています。
教育は熱伝導と同じく、先生が熱くないと子どもたちにも熱が伝わらないですし、逆に先生が冷たいと子どもたちも冷え切ってしまいます。
このため、熱い気持ちを持って伝えるということを大事に指導をおこなっているのです。
英語のアウトプットの能力や文法の基礎も
ーカリキュラムやレッスン内容について教えてください。
朝倉:英語のレッスンでは会話をメインに指導しています。
先生が一方的にしゃべり、子どもたちがYes/Noだけで答えるのではなく、子どもたちから発話したい、発話できる環境づくりを心がけることでアウトプットの能力をしっかりとつけられるのが特徴です。
また、文法に関しても遊びながら、話しながら自然に身につけられるようにしています。
中学生のように座学でSVOといった理論を教えるのではなく、たとえば「I like banana」がセットで「banana I like」は変な順番ということがわかるようにゲームをしながら教えています。
まずは耳で先に慣れ、そして発話ができてから文法にアプローチする形です。
ー料金はどのようになっていますか。
朝倉:料金は1歳~5歳のプリスクール5時間レッスン、幼稚園児・小学生のアフタースクール2時間レッスン、サタデースクール5時間レッスン、マンツーマンのプライベート50分レッスンで異なります。
プリスクールアフタースクールのショートクラスは原則慣らし保育となり最長3か月のみのクラスになります。慣らし保育なしの5時間、2時間レッスンでスタートされる方がほとんどです。
詳しい料金については、こちらのページでご確認ください。
安心して預けていただける環境を用意
ー今後の展望について教えてください。
朝倉:新しいコースやプランを増やす予定はありません。
今通ってくれている子どもたちを大切に、1日1日レッスンを積み重ねていきたいと思います。
ー最後に入校を検討している読者の方へメッセージをお願いします。
朝倉:保護者の方々は、決まった時間・場所にお子さんを連れて行くだけですごく大変だと思います。
特にKIDS Vacationのプリスクールが対象としている、1歳半などの小さなお子さんは本当に大変だということは重々わかっているつもりです。
ただ、大変ななかでもKIDS Vacationにお越しになっていただければ、あとは私たちにすべてお任せいただければ大丈夫と思っていただけるような環境を作っているという自負がありますので、安心して大切なお子さんを預けていただけます。
ご興味を持っていただけた方は無料体験もありますので、ぜひお問い合わせください。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました。
■取材協力:KIDS Vacation