学校や塾での授業ペースについていけない生徒や、基礎部分が理解できていないために学習が進むにつれて困難を感じる生徒は多いものです。
そういった、生徒それぞれの課題を解消する授業を提供しているのが、群馬県渋川市に開校した個別指導塾「学びの場 うえだ未来塾」です。
今回は同塾ですべての指導を担当する、塾長の上田 敦さんにお話を伺いました。
勉強に遅れを感じている、きめ細やかな学習管理を必要としている、そんな小中学生やその保護者の方はぜひご覧ください。
塾長が指導から学習管理までおこなう個別指導塾
ー本日はよろしくお願いします。まず「学びの場 うえだ未来塾」がどのような塾か教えてください。
上田 敦さん(以下、上田):「学びの場 うえだ未来塾」は群馬県渋川市に、2021年2月に開校した地元渋高出身の塾長が指導する個別指導塾です。
「塾長がひとりで全生徒の勉強指導から進路指導まで、責任をもって面倒を見る」ことが特徴で、先取り学習・さかのぼり学習から、受験対策、自習指導まで手厚いサポートをおこなっています。
対象は小学4〜6年生と中学生で、「小学生コース」「中学生コース」のほか、さかのぼり学習や家庭学習サポートをする「不登校サポートコース」も設けています。
ー貴塾ならではの強みについて具体的にお聞かせください。
上田:まず、アルバイト講師が教える塾ではないことが、ひとつの強みです。塾長である私が、生徒の学習状況をふまえ、各生徒の学力に合った目標設定や指導をおこなっています。
だから、全生徒の苦手や得意はもちろん、私生活(部活動等)も理解できているので、生徒一人ひとりに寄り添った指導ができるところだと思います。
中学生コースでは、週最大5日通える通い放題コースを設けているのが特徴です。また、週2回以上通塾の生徒を対象に、中間・期末テスト前の2週間は通い放題を実施しています。
毎日通塾して好きなだけ勉強ができるので、家では集中して勉強できないとか、もっと成績を上げたいという生徒や保護者様からはとても好評で、開校以来毎回実施しているんです。
更に、テスト前と終わった後には全員と面談を行い、「目標」確認と、次回のテストに向けた振り返りをおこなっています。
また、通い放題の中学3年生には自宅の机のように使ってもらえるよう、専用席を設けていますので、毎日通塾し、集中して勉強することが可能です。
その他にも月1回以上の進路指導や学習指導面談など志望校合格を目指す中学3年生を全面的にサポートするような仕組みがあります。
小学生コースでは、小学5年生から英語学習に重点をおいた指導をおこなっているのが特徴です。
英語に重点をおいている理由は、2021年度の中学校教科書改訂により英語学習が難化しているためです。早期から準備をはじめ、難化した中学英語につまずかないようにしています。また、将来的に英検の挑戦なども視野にいれているからです。
そうはいっても、異なる目標をもっている方もいますので、生徒それぞれの要望をうかがいながら、ケースバイケースで対応していますね。
最近では全科目の土台となる「国語」指導にも力を入れていますので、国語が苦手で算数の文章題が苦手なお子様などにも是非通ってもらいたいです。
また、生徒はもちろん保護者とのコミュニケーションも大切にしており、定期的な保護者面談や、メールでの学習状況報告も週1回必ずおこなっています。お子さまの学習風景の見学もいつでも可能ですよ。
急なお休みによる振替や、時間変更など、部活や習い事で忙しいお子様にも柔軟に対応しております。そのほか、兄弟姉妹割引や母子家庭割引といった、利用しやすい特典も用意しています。
本人の意思を尊重し、自主性のある勉強をサポート
ー指導の際に心がけていることや重視している点を教えてください
上田:努めているのはやはり、一人ひとりの学力や学習状況に合わせた指導を提供することです。
自身で考えたり、悩んだりして調べるなど、自主性をもって勉強していかないと学習習慣や本質的な学力は身につかないと私は考えています。
こちらで決めた学習を一方的に与えるようなかたちだと、どうしてもつまずいたり、ついていけなかったりする生徒もいます。学校の一斉授業と同じでは、個別指導を受講する意味がありませんよね。
ですから当塾には、中学生で小学校の算数を勉強し直している生徒もいれば、どんどん先取りで学習を進めている生徒もいます。
学力の高い子は、自分で考えて進められる部分も多いので、こちらから提示しすぎるよりも、アドバイスを添えるようなかたちで、自主性を尊重していますね。
生徒それぞれの学習状況や取り組み方なども見極めながら、都度必要な学習や勉強方法を判断し、提供するのが当塾の指導の特徴です。
しかし、自立学習塾とは異なるので、生徒がつまずいていれば積極的に声をかけて、解答の導き方も指導します。だから「うちの子勉強が苦手なので、できるだけ面倒見てもらいたいんですけど」と言った保護者様の要望にも十分応えることは可能です。
家庭学習習慣のないお子様には、保護者の方にそのやり方について指導し、生徒・保護者・塾の三位一体となるようにサポートしていますよ。
ICT教材の活用と個々のペースに合わせた学習計画
ー授業やカリキュラムについて教えてください。
上田:教科は多くの生徒が苦手とする英語と数学を中心に、全教科に対応しています。
当塾では個別指導に最適なICT教材・eラーニング「すらら」をメイン教材として活用しています。
塾生には「すらら」を自宅でも利用できるよう公開しているので、家庭学習で積極的に活用している生徒もいますね。
また、パソコン学習だけでは、テストなどの紙勉強への対応力が落ちてしまうので、テキスト教材も併用しています。中学3年生には、復習用テキストや受験用テキストなども用いています。
授業時間や曜日は、小学生・中学生とも自由に選択可能です。
小学生は週1〜3回、1回45分の授業です。中学生は週1〜3回および通い放題、1回の授業は通常授業90分+問題演習30分以上で、問題演習は席が空いていれば、30分以降も無制限でできます。
入塾検討者には2週間の無料体験も
ー今後の展望をお聞かせください。
上田:近いうちに「高校生コース」を新設したいと考えているんです。
このエリアの生徒たちに学習の選択肢を増やしてもらうためにも、幅広い学年層に当塾を利用いただきたいと思っており、現在計画を進行中です。
更に、これからの大学入試や社会に出てからも必須となる力を養成したいと思い、全国の多くの公立・私立小中高校や塾で採用されている「出口汪先生」の「論理エンジン」を使っての指導コースも新設したいと思っています。
国語は全科目の土台になる科目ですので、現在、国語が苦手な生徒はもちろん、保護者様からの要望を受けて、「論理エンジン」教材を使用して個別での学習指導を行っています。
今後は専門コースを設けて、国語を単なる教科の一つとして考えるのではなく、国語という科目の範疇を超えた「論理的思考力」を養成できるようにしたいです。
そして「思考力」、「判断力」、「表現力」を重視した入試に対応できるような力と、社会に出てから活躍できるような力を身に付けさせてあげたいと考えています。
そのほか最新情報は、当塾のホームページやtwitterで随時公開しているので、こちらもぜひチェックしてください。
ー最後に、入塾を検討している読者へメッセージをお願いします。
上田:当塾では、アルバイトではなく責任のある講師が、一人ひとりをきちんと見させていただいている塾です。
開校したばかりでまだ実績は少ないですが、2021年度は中学3年生の塾生7名全員が志望校に合格しています。
小規模の塾ではありますが、しっかりと責任をもって面倒を見させていただくので、安心しておまかせください。
当塾では2週間の無料体験授業も用意しており、面談を交えながらじっくりとご検討いただけます。興味をもってくださった方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださるとうれしいです。
ー相性のよい塾が見つからない生徒にとっても、心強い存在となる学びの場ですね。本日はありがとうございました。
■取材協力:学びの場 うえだ未来塾