地域によっては、塾に通いたくても近くに塾がなくて通えない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような方でも、オンラインの授業を提供している塾であれば、家にいながら勉強をすることができます。
そこで今回は、地域のニーズに応えて開校した「スタディスペースアンフィニ」の代表である小泉 郁満さんにお話を伺いました。
個別指導塾なので、進学塾ではついていけない、学校の授業をどうにかしたい、 勉強が苦手という方でも、安心して通えます。
集団授業や家庭学習が苦手な方、個別指導塾に興味がある方はぜひご一読ください。
地域のニーズに応えた個別指導塾
ー本日はよろしくお願いします。早速ですが、「スタディスペースアンフィニ」はどのような塾ですか?
小泉 郁満さん(以下、小泉):当塾は、学力や家庭の事情に関係なく、塾に通って学習したいという子に塾通いができるようにしたいと始めた学習塾です。
この辺りは、近隣の小学校も廃校になってしまうような地域で、大手の学習塾がたくさん建ち並ぶような環境ではないので、塾通いをしたいとなると、少し離れた市街まで行かなければなりません。
それならば、有名な学習塾のマニュアルに則った画一的なカリキュラムではなく、生徒の特性にあった個別指導ができる学習塾をやろうと考えました。
そのため少人数の生徒を対象に、学習の基礎を徹底して指導したいと思っています。
入塾試験があるような学習塾も多いですが、当塾は入塾の条件なども一切もうけておらず、学力に関わらず入塾できるので、勉強が苦手な子も多いです。
集団塾の授業ではついていけないけれど、学校の授業を理解できるようにしたい、学校の成績を向上させたい、という意識がある子であれば誰でも入塾できるようにしています。
また、この辺りは人口も減少している地域なので、通学圏が広い割には公共交通機関が少ないため、塾通いをするとなると保護者の方が自家用車で送迎するのがあたりまえなんです。
そうすると、保護者の送迎が難しい子は塾に通えなかったり、家庭教師となると先生を自宅にあげて勉強を教えてもらうのは保護者の負担が大きかったりして敬遠する家庭もあります。
インターネットの環境があれば、塾通いや家庭教師をお願いしなくても、塾に通うのと同じ環境をつくることができるので、オンラインによる授業も提供させていただいています。
中学生ぐらいになってくるとスマートフォンを持っていることも多いので、インターネットの環境は身近ですよね。
また、週に1~2回、塾に通うだけで成績があがると考えている方が多いのですが、やはり、それだけで成績は伸びません。
そうなると、家庭学習の時間や質をどれだけ確保して担保するかが大事になってきますが、家庭学習をコントロールすることは、学習塾ではなかなか難しいです。
大きい自習スペースを持っているような塾であれば、授業がない日でも自習スペースに来て勉強してねと伝えて、ある程度学習の状況を把握して指導することができます。
しかし、当塾ではそれができないので、オンライン授業のシステムを活用して、家庭学習のサポートもおこなっています。
本来の個別指導塾の役割とは
ー他社にはない「スタディスペースアンフィニ」の強みについて教えてください。
小泉:当塾では、私自身が授業もおこなっており、受け入れられる生徒の数に限りがあるという状況にはなってしまいますが、それが強みでもあると思っています。
大きい個別指導塾となると、どうしても講師が複数人必要になり、質の担保は難しくなってくるでしょう。
そのために、授業のマニュアル化などいろいろな手法を用いて、質の確保をするということを多くの塾が取り組んでいると思います。
また、個別指導塾でも、集団塾のクラス分けと同じように教える人数を単に4、5人にしているだけという塾もあると聞きます。
そうなると、個別指導塾にも関わらず、生徒個々の学力や理解力に即して教えることができなかったり、生徒によっては教えてもらったことが分からなかったりという事態が発生するかもしれません。
そういった面では、当塾は私が全責任をもって教えているので、キャパシティとしての上限は発生してしまうのですが、質の担保はできていると思います。
さらに、勉強が苦手な生徒に多いのが、自分で何がわからないかすらわからず質問できないということです。
学校であれ学習塾であれ先生は生徒に教える、生徒は先生に教わるという図式ですが、教える方法として、インプットとアウトプットの量のどちらを増やすかは、学校や集団塾と個別指導塾では異なるのです。
アウトプット重視にすると、生徒の自発的な質問がなくても講師が生徒の取り組む姿勢や解く様子を直接見ることによって、理解の度合いを把握し、できていないところを指導することができます。
個別指導のよさを発揮するためには大切なことなのですが、なかなかできていないのが現状です。
質問ができないとしても、あなたはここがわかっていないからここを覚えなさい、ここを理解しなさいという指導、個別指導塾のよさを当塾では十分に担保できていると思っています。
そして、生徒との信頼関係をきちんと構築することを重視していますので、入塾の段階で私と相性が合わなければ、お断りくださいとお伝えしています。
体験授業を通して、この先生やこのシステムだったら教わってもいいかなと思っていただいた生徒を受け入れているので、生徒側のモチベーションの確保にもつながっているのではないでしょうか。
生徒との信頼関係を重視
ー今後の展開や体験授業、見学などの案内についてご紹介ください。
小泉:大きな塾ではないので、イベント的なものはありませんが、体験授業などは随時承っています。
本人や保護者の負担を少しでも減らせるように、オンラインによる体験授業や当塾の説明をやらせていただいているので、ご興味があればお問い合わせください。
ホームページから、日時指定で体験や説明の予約ができるようになっています。
お電話でお問い合わせいただいても構いませんが、なかなか時間が合わないなど電話をするのも手間がかかることだと思いますので、ホームページから簡単な手続きで体験や入塾説明の予約ができるフォームをご活用いただければと思います。
ー最後になりますが、入塾を検討されている読者のみなさんにメッセージをお願いします。
小泉:最初に申し上げたとおり、当塾では学力の高い低いは問いません。
無料体験授業では、信頼関係をきちんと構築できる生徒や、自分で学習をしたい、今の成績をなんとかしたいというような生徒を歓迎しております。
ぜひ、ご興味があればお問い合わせください。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました。
■取材協力:スタディスペースアンフィニ