「良学朋」設立の目的は“教育現場のサポート”と“子どもの「わかった」「できた」を増やすこと”

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世の中にはたくさんの進学塾がありますが、そもそもお子さんの特性や理解度にあっていなければ、学力アップもうまくいかないでしょう。

また勉強や学校への苦手意識がある場合、まずは本人の気持ちをくみ取り、その要因を取り除いてあげる必要があります。

今回は、元教員の塾長 鳥谷 依會さんが立ち上げた学習塾「良学朋(りょうがくほう)」を取材。教育現場の大変さを実感したからこそできる指導、子どもたちへの想いなどを伺いました。

35年間の小学校教員の経験を活かした独自の取り組みを、ぜひご一読ください。

  1. 子どもの「わかった」「できた」を増やす“寺子屋塾”
  2. 子どもとの対話で一人ひとりを理解し、保護者と共有も
  3. オンライン授業の時間を拡大予定!料金は月謝制を採用
  4. 異学年交流で仲間と学び合い、ゆたかになることを目指して

子どもの「わかった」「できた」を増やす“寺子屋塾”

鳥谷さんが男の子に話話しかけている画像

ー本日はよろしくお願いします。まず「良学朋」はどのような学習塾なのか教えてください。


鳥谷 依會さん(以下、鳥谷):「良学朋」は、学校という多人数の場では解決できないお子さんや保護者、教員の悩みを解消したいという想いで設立した学習塾です。

高知県香美市土佐山田町に教室を構え、年長から小学生までのお子さんを対象に指導しています。

当塾の特徴は、進学塾ではなく、“寺子屋塾”であること。

進学塾は少しハードルが高いと感じているお子さんや、学校教育に適応できにくいお子さんを含め、子どもたち一人ひとりの特性や理解度に応じて多様なニーズに応えることを目指しています。

そのため随時、生徒・保護者の方・講師・塾長による四者面談ができるシステムをつくっています。

また2021年9月からはオンライン授業も開始し、近隣に塾がなく遠方への送迎に悩む保護者の方から大変好評をいただいております。

ー設立のきっかけを教えてください。


鳥谷:小学校教員を35年間勤めたなかで、全学年を担任しました。

そして、10年前から「メンター講座」という勉強を始めたことで、保護者・教員など、育成にかかわる側の心の状態が、子どもたちの心の成長に大きく影響することを再認識しました。

これらの経験から、学校とは学習機能を持つだけでなく、子どもの人格形成に大きな影響を及ぼす大事な場所であると一層思うようになりましたね。

でも、学校現場は多忙を極め、そのことを同僚にお伝えしたり、保護者の方とじっくりお話したりする機会をなかなか持てない現実がありました。 

さらに年々、お子さんや保護者の方々のニーズが多様化し、なおさら学校だけで対応するのが難しい状況になってきています。

そこで自分のこれまでの経験を活かしつつ、お子さん・保護者の方・教員の三者をつなぎ支援する塾をつくりたいなと考えたのが良学朋設立のきっかけです。

学校では、毎日宿題を出しているところが多いと思いますが、諸事情でやって来れないお子さんもいます。

そのため、なんとか宿題をさせようと教員が躍起になり、朝からヘトヘトになる…といった状況は珍しくありません。

子どもたちの宿題や勉強のつまずきをサポートできる寺子屋塾があれば、子どもや保護者のニーズに応えること、多忙化する教員を支援することにつながるのではないかと考えたんです。

子どもとの対話で一人ひとりを理解し、保護者と共有も

教室内に子どもたちがたくさんいる授業の様子の画像

ー他社にはない良学朋の強みを教えてください。


鳥谷:良学朋の強みは、次の5つです。

  • 宿題や課題を終わらせることができる
  • 友だちに教えられるレベルの理解力が身につく
  • わからないことを質問する力が身につく
  • 自発的な学習習慣が身につく
  • コミュニケーション能力が向上する

まず、70分の授業時間のうち、10分間は子どもとの対話の時間にしているんです。

学校での出来事などからお子さんの気持ちをくみ取って、自分のことも勉強も好きになれるような声かけをしたり、その情報やお子さんの心の状態を保護者の方に共有したりしています。

子どもたちにとって、勉強がわからないことが、学校嫌いの原因になることもあります。

そのためお子さんの「わかる」「できた」を増やし、さらに学校や担任の先生を好きになることに一番力を入れていますね。

また良学朋では、学年で子どもたちを分けることをあえてしていません。

なぜなら、違う学年の人に教えることで自信をつけるお子さんもいるからです。理解しているから教えられるわけですし、自己肯定感も高くなっていくと考えます。

子どもたちにとって苦痛になりがちな漢字の書き取りも、タブレットを使ったのがきっかけで、今までテストが40点未満だったのに100点に近い点数が取れるようになったケースもありました。

最近のお子さんは、タブレット操作が得意なので、それでまた褒めることもできます。

このように、子どもたち一人ひとりに合ったやり方を一緒に見つけられるよう取り組んでいます。

ほかに特徴的なのは、自発的な学習を習慣化させるために、学校の成績表のような“がんばりカード”を年3回発行している点ですね。

がんばりカードには、点数ではなく、塾に来てできるようになったことや、さらに伸ばしていきたいことを書いてお渡ししています。

入塾時には、子どもたちへのお手本として、保護者の方の目標もできるだけ書いていただき、「親が目標を持ってがんばる姿を見て子どもは育つんですよ」ということをお伝えしています。

ー良学朋の講師について教えてください。


鳥谷:今のところ対面授業を担当している講師は私ひとりですが、ゆくゆくは退職教員のお力を借りたいと計画中です。

中学生対象のオンライン授業は大学生講師が担当しています。彼は学習が遅れがちになっていた中学3年生の生徒を半年間教授し、高校入学まで導いた実績があるんですよ。

講師については、高知県公立高校入試問題で90点前後が取れた地元大学生を対象に面談を実施して、採用しています。

「良学朋」のコース・カリキュラムは、下記のページからもご覧いただけます。
口コミ評価:-
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わからないことを「教えて」と聞く力を身につけられるようにする
授業形式
集団授業
対象学年
幼児 / 小学生 / 中学生
目的
授業対策
  • 指導方針
  • ここがおすすめ
  • 代表的なコース
  • キャンペーン(0)
  • 合格実績
  • 塾のメッセージ

オンライン授業の時間を拡大予定!料金は月謝制を採用

男の子が勉強をしている画像

ー良学朋のコース内容について教えてください。


鳥谷:当塾には、対面授業(1クラス最大8人まで)とオンライン授業の2コースがあります。

対面授業の時間は、年長1回60分・小学生1回70分で、時間枠は以下のとおりです。

■対面授業の時間枠

平日 土曜日
8時30分~9時40分
9時40分~10時50分
A 15時30分~16時40分 15時30分~16時40分
B 16時40分~17時50分 16時40分~17時50分
C 17時50分~19時00分


オンライン授業は1回60分です。木曜日の20時~21時におこなっていましたが、日時・時間帯の拡大を検討しているところです。

また、当塾では中学生のお子さんについても個別対応(1対1)でオンライン授業を実施しています。

中学生のオンライン授業は1コマ90分です。

月曜日・火曜日・木曜日・金曜日が18時~23時、土曜日が14時~21時となっております。 

上記の時間帯から、四者面談のうえ学習時間を決めていただくシステムです。

ー料金についても教えてください。


鳥谷:良学朋では月謝制を採用しており、料金は次のとおりです。

■小学生の対面授業の料金表

通塾回数 月謝
週4回(月16回) 29,000円
週3回(月12回) 22,000円
週2回(月8回) 15,000円
週1回(月4回) 8,000円

※記載の料金はすべて税込です。 ※月謝には保険料・電気代を含む。月によって1週間あたりの通塾回数に満たない場合も、1か月あたりの回数を消化できるよう調整可。

■中学生の対面授業の料金表

通塾コース 月謝
50分コース(月4回) 8,500円
80分コース(月4回) 13,000円
100分コース(月4回) 16,000円

※記載の料金はすべて税込です。


■オンライン授業の料金表

授業時間・回数 月謝 授業回数の追加料金
小学生 60分×月4回 10,000円
2,500円 / 回
中学生 90分×月4回 16,800円 4,200円 / 回

※記載の料金はすべて税込です。

月謝のお支払は、前月の25日までに前納をお願いしております。

欠席された場合も返金はありませんが、当月・翌月で振替授業をおこない調整が可能です。

また月謝のほか入塾時のみ入塾料 小学生5,000円 / 中学生6,000円をいただいております。

兄弟入塾では、入塾料割引があります。

オンライン授業に入塾料は発生しません。

異学年交流で仲間と学び合い、ゆたかになることを目指して

鳥谷さんが女の子2人と話している画像

ー今後の展開について教えてください。


鳥谷:これまでに何度かお問い合わせいただいている、中学生向けの対面授業のコースを新設し、6月3日から受け付けを開始しております

詳細は、下記のとおりです。

  • 月・火・木・金:19時40分~21時20分
  • 土:18時~19時40分
  • 50分・80分・100分の3コース
  • 通塾回数は1か月4回~


ー最後に読者の方へ一言メッセージをお願いします。


鳥谷:良学朋は、異学年交流を軸に、“仲間と学び合ってゆたかになる”を理念とした塾です。

年長や低学年の子どもたちから無理なくスタートし、高学年では自主学習ができるようになることを目指して、子どもの特性や理解度に合わせ、やる気につながる指導をしています。

学校や集団生活に馴染みにくいお子さんやその保護者の方から、「自分はダメな子だ・学ぶことは向いてないんだ・変わっている=劣っているということなんだ」というお悩みをよく聞くんですよ。

私は、そういった思い込みを外し、隠れた素晴らしい才能や得意を見つけることのお手伝いをさせていただきたいという思いを持っております。

また、教科学習にとどまらず、目上の人には敬語を使うことや物の受け渡しなど、社会に出たときに大切になる礼儀やマナーも大事にしながら進めていきます

教科書に準拠した教材で基礎学力を大事にしながら、少しずつ考える力を育て、心を耕し、夢や目標を実現できるようなかかわり方を大事にしていきます。

保護者さまや教員サポートにも力を入れており、月1回無料子育て座談会を開催中です。オンライン参加もできるため、子どもの学習や子育てにお悩みの方は、ぜひ一度当塾にご連絡ください。

ー本日は貴重なお話をありがとうございました!



■取材協力:良学朋

口コミ評価:-
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わからないことを「教えて」と聞く力を身につけられるようにする
授業形式
集団授業
対象学年
幼児 / 小学生 / 中学生
目的
授業対策
  • 指導方針
  • ここがおすすめ
  • 代表的なコース
  • キャンペーン(0)
  • 合格実績
  • 塾のメッセージ
有田 幸恵
この記事を執筆した執筆者
有田 幸恵

テラコヤプラス by Ameba 執筆者

幼少期は5歳から小学校6年生まで英会話教室に通う。高校受験時には家庭教師や塾の特別講習で猛勉強し、第一志望に合格。その後、芸能関係の道に進み、ライター業に転身する。エンタメや美容ジャンルの執筆を経験した後、弁護士コンテンツの法律記事に携わったのをきっかけに、読者の役に立つ情報発信を志し、2020年9月から株式会社サイバーエージェントのグループ会社 株式会社CyberOwlで編集者兼ライターとして従事。現在、テラコヤプラス by Amebaで保護者やお子さまの未来に繋がる記事づくりを目指しています。