中高生の方のなかには、部活と勉強の両立に悩んだり、分からない問題があるのにすぐに質問できる人がいない…と困っている人はいませんか?
徳島にある「Tokushima Colearning Space」は、生徒の部活や習い事、生活スタイルにあわせて登校頻度や時間を決める、中高校生を対象にした自立学習型の塾。
今回は、
「Tokushima Colearning Space」共同代表の三谷 拓海さんと、平野 友隆さんに、取り組み内容や強みについてお話を伺いました。
徳島で塾をお探しの方、勉強で困っていることがある方、悩んでいる方はぜひご一読ください。
中高生を対象にした自立学習型の塾
ー本日はよろしくお願いします。まずは「Tokushima Colearning Space」がどのような塾なのか教えてください。
平野 友隆さん(以下、平野):「Tokushima Colearning Space」は、自習をメインにした自立学習型の塾で、基本的に「質問対応」と「学習計画の作成」、この2つを軸としています。
それに加えて、大学生が運営しているということで、進路の相談だったり「大学生活ってどんなんだろう?」っていうのを具体的にイメージしてもらうことも自分たちの目標としている部分であります。
中高生を対象にしていますが、現状、高校生が多いですね。
ー他塾にはない「Tokushima Colearning Space」ならではの強みを具体的に教えてください。
三谷 拓海さん(以下、三谷):先ほど平野がお話しした「質問対応」と「学習計画」も強みのひとつです。
生徒一人ひとりにあわせた学習計画を立て、毎月進捗状況を生徒と毎回確認することによって、予定をこなしていく。
それにより、生徒に達成感や勉強に対する喜びを体験してもらいながら、筋道を立てて目標に向かっていく習慣を身につけるっていうのがうちの強みにはなるかなと思っております。
自分たち自身の経験から、授業を聞いてもらうよりは、自分がしたい勉強をするような塾があればそっちの方がいいなっと思っていまして。
現状、生徒たちも「自分の勉強をしたい」っていう子たちが多いので、需要としてマッチしているのかなと感じます。
また、講師が大学生なので、普段学校などであまり話したり聞いたりできないような、実際に大学生はこんな生活をしているよっていうのが話せるので、そこも普通の塾とは違うという意味で差別化ができているのかなと思っています。
メインが自主学習になりますので、一般的な塾より低めの価格設定にしています。塾の費用が気になる方にも気軽にご利用いただけるのも強みですね。
現役の大学生のみを講師として採用
ー講師の方の採用基準はありますか?
平野:特に採用基準といったものを明確に定めていません。高校生も来るということで、最低限大学に通っている方というのは意識して選んでいるというか、こちらからもお声掛けさせていただいているっていうのが現状です。
幸いにも医学科の方であったりとか、結構勉強が得意な方が講師として来ていただいていますので、今後も勉強が結構できるというか、やってきた経験のある方に講師になっていただきたいなとは思っています。
とはいえ勉強ができることだけが大切だと思っていないので、以前は工業専門学校生にも講師で来ていただいていたことがありますし、いろんな分野の大学生を講師として採用していこうと考えています。
社会人というか大学生以外の採用は今のところ考えておりません。実際に自習室に足を運んでいただいて、現場で教えていただくっていうところを大事にしているので、徳島県在住の現役大学生が多いですね。
ー講師の方が指導する上で心がけていることがあれば教えてください。
三谷:個人的に気を付けているのは、この問題がわからないと質問を持ってきたときに、「じゃあ、これはこうやってやるんだよ」ってやり方を提示をするのではなくて、「どこが分からなかったのか?」っていうのを聞いています。
実際に一緒にやりながら、「ここまで大丈夫」っていうのを都度確認して、本当に理解できているのかを確かめながら、1つ1つ進んでいくことを心掛けていますね。
平野:僕は個人的に、わからなかった問題があったときに、問題の解説だけではなくて、「なぜその問題を自分ができなかったか」っていうところを意識してもらいたくて、その点に気を付けて指導していますね。
公式を覚えていなかったのか、それともそういうパターンを今まで見たことがなかったからなのか、ただ単に演習量が足りなかったからなのかっていう原因をしっかり自分のなかで意識してもらうようにしています。
原因がわかれば、具体的な対応ができます。「もっとこういう勉強をしないといけないな」と自分で気付いてもらえれば、そのお手伝いができればっていうところを意識して指導しています。
目指すものから逆算して学習計画を作成
ーカリキュラムにこだわりのポイントがあれば教えてください。
平野:多くの学習塾さんがやってらっしゃるのかなと思うんですけど、入塾のタイミングで一度そのお話をさせていただいてて、入塾後の話の場で志望校だったりっていう、なんで勉強をしているのかっていうと結構抽象的ですけど、最終的にどういうことを目指しているのかっていうのを一度こちらと話し合って、僕たちが把握させていただいています。
目指しているところから逆算して「学習計画の作成」というところを意識させていただいております。
もちろんレベルにあわせてやるべき内容も変わってくるかと思うので、「ここに行きたい」っていうのがあって現状これくらいしかしていない、現状維持で良いのかもっと演習が必要なのかっていうところを逆算っていうところを今のところ意識してやっています。
ー料金はどのように設定されていますか?
三谷:学年に関係なく一律の料金設定にしていまして、月額9,000円(税込)です。入塾金などの初期費用や、他にかかる費用は一切ありません。
平日の17時~22時、土日の13時~22時の間でしたら、いつもでご利用いただけます。
生徒が目的意識を持って勉強する場にしていきたい
ー今後の展望などありましたらお聞かせください。
三谷:できてそろそろ1年くらいのまだ駆け出しの塾になるので、今来てくれている生徒たちが「来て良かったな」ってい満足度をもっと高めたいっていうのが1つあります。
それから、もっと規模を大きくして、できるだけたくさんの生徒が来てくれるような場所になればなと考えています。
平野:自分が立ち上げた背景として、大学生がやっていることで、大学で学んでいることについて聞ける、知れることにあります。
受講生が大学について知ることができるっていうのが大事だと思っていますし、なかなか自分が高校生のときにはできなかった体験だと思います。
もちろん勉強をして欲しいとか、たくさんの生徒に来て欲しいっていうのが一番大事な部分ではあると思うんですけど、それに加えて受講生たちがもっと目的意識を持って勉強できる場にしていきたいという想いがあります。
これからそういう部分をもうちょっと大事にしていければなと思っております。
ー最後に、入塾を検討されている読者の方に一言メッセージをお願いします。
三谷:勉強の仕方がわかならい、勉強が苦手っていう子でも気軽に来て勉強を教えてもらったり、自分の勉強をちゃんと確立できるになることを第一に考えているので、勉強の仕方が分からない、自分で計画の立て方がわからない子は、ぜひ気軽に来てもらい、一緒に考えていければ幸いです。
平野:家だと勉強が捗らない、なかなか続かない、学校で放課後に勉強するのがしんどいなっていうときに、気軽に来れる場所になればいいかと思っています。
塾をオープンしている時間帯に音楽をかけているんですけど、普通の塾とはちょっと違った勉強スペース、生徒にとってカフェみたいな感じになればいいなと思っています。
あまり息の詰まった環境ではないですし、気軽に勉強できると思うので、ぜひ楽な気持ちで勉強しに来てください。お待ちしています!
ー本日は貴重なお話をありがとうございました。
■取材協力:Tokushima Colearning Space