コロナ禍でオンライン塾を検討されている方のなかには、集団授業・個別指導・家庭教師と指導形態がさまざまであることから、どれがいいのか迷われている方もいるのではないでしょうか。
「オンライン学習塾・家庭教師マジック先生」は、集団授業と家庭教師の2つから選択できるオンライン塾。生徒の悩みに寄り添い、潜在能力を伸ばす独自の指導法が特徴です。
今回は「オンライン学習塾・家庭教師マジック先生」代表の小野正英さんに指導法や強みについてお話を伺いました。
オンライン塾をお探しの方、効率的に学びたい方はぜひご覧ください。
脱詰め込み・丸暗記・大量宿題のオンライン学習塾&家庭教師
ー本日はよろしくお願いします。まずは「オンライン学習塾・家庭教師マジック先生」がどのような塾なのか教えてください。
小野 正英さん(以下、小野):オンライン学習塾・家庭教師マジック先生は、脱詰め込み・脱丸暗記・脱大量宿題といった形で、従来の学習塾、家庭教師とは少し一線を画して、応用力や考える力をつけながら勉強の楽しさも教えていくというスタイルの、オンラインで集団授業をおこなう学習塾と、オンラインでの家庭教師をおこなっています。
小学生・中学生を対象に、家庭教師は1対1のマンツーマンで生徒さん一人ひとりの状況に合わせた指導をおこない、そのメリットを十分に活かした指導を心掛けています。学習塾は1対複数という形で進めているという区分けをしています。
ー他塾にはない「オンライン学習塾・家庭教師マジック先生」ならではの強みを教えてください。
小野:オンラインでいつでもどこでも何度でも反復学習できるという動画学習をセットでお使いいただけます。
さらに100万問入っているプリントが使い放題、「オンライン自習室」という形でオンラインで繋いで、まるでみんなと一緒に自習しているような感覚のオンライン自習室もついています。
これら全部セットでできるというのがオンライン学習塾それからオンライン家庭教師マジック先生の強みになります。
それから指導面でいいますと、
一方的に「この問題はこう解きなさい」というスタイルではなくて、
生徒さん本来の潜在能力を活かしながらマルチ思考、1つの問題に対していろいろな思考ができ、勉強の楽しさに気付いてもらって、自主的に勉強するようになるような指導スタイルでやっております。
また、当塾は「北欧式の学習方法」を取り入れているのが特徴です。北欧が世界トップクラスの学力があるということで注目されていまして、私の方でも興味を持っていろいろ調べたりし、ある程度パッケージ化したのが、この北欧式です。
たとえばテストをやらない、或いはテストを実施してもその結果を公表したりしないというのが特徴です。仮にテストをおこなったとしても生徒自身へのフィードバックに使うのが目的で、それを決して公表したり、テスト結果を基準に学校を選ぶといったことに一切使っていないにも関わらず、学力が伸びているというのがまずあります。
それからどうしても学力トップというと、かなりの勉強量をしているのではないのかという考えが出てくるのですが、これも調べてみると寧ろ逆で、世界の学校の授業時間の平均以下の1日平均4コマ、午前授業みたいな形なんですね。
みんなでやる科目は必要最低限の授業だけで、あとは小学生の頃から専攻があって、自分がやりたいものを先生と相談して、それを勉強していくという学習形態です。
たとえば歴史が好きな子は小学校の低学年のうちから歴史をずっと自分で調べたりできる。このあたりで自主性や、その生徒の特徴が活きてくるというところですね。
いろいろな工夫の積み重ねで世界トップの学力を築いているというのが分かりまして、そういったものを当塾でも上手く取り入れながらやっているという状況です。
それからもう1つ、看板にしているのが「才能開花メソッド」です。普段せっかく持っている能力をなかなか活かすことができない、表に出てこないお子さんが多いんですけど、脳科学を取り入れることでお子さんの潜在能力を上手く引き出して開花するプログラムになります。
才能開花メソッドは、学習塾でも家庭教師でもご利用できますが、家庭教師の方が専門の授業を受けられる量が多いということはあります。もし、才能開花メソッドを専門的に受けてみたいということでしたら、家庭教師の方をおすすめめします。
具体例を挙げると、よく文系・理系といいますが、「あなたは文系ですか理系ですか?」と聞くと、生徒さんは「私は文系です」「理系です」とだいたい特徴を自分で掴んでいます。
ただ、特徴というのがテストの点数で分けられているケースが非常に多いです。学校の先生や塾の先生などから、たとえば「あなたは社会の点数が良いから文系ですね」とか、「あなたは理科の点数が良いから理系ですね」といわれ、生徒もそうなんだろうなということで認識しているのが現実です。
実際に受け持って教えてみると、確かにテストの点数は低い。たとえば算数数学が顕著で、点数は低いけれども、考え方自体は理系という生徒さんが多くいらっしゃいます。
考え方から「あなたは実は理系の方が才能があります」と話すと、親御さんも生徒さんも最初はびっくりした顔をします。ですが、実際に指導を始めて算数数学の点数がどんどん伸びて、やがて文系の点数を超えて初めて、「ああ本当なんですね、最初は良く分からなかったんですが先生の言ったとおりになりました」といわれるる方が多いです。
そして、そのまま理系の高校あるいは大学に進んでいった生徒さんが今まで100名以上いらっしゃいます。少なからずいるということは、本来の自分の潜在能力に気付いていないケースが多々あるというふうに考えていますので、自分では気づいていない潜在的な能力を伸ばしていってあげたいなと考えています。
生徒一人ひとりの潜在能力を見極めて指導
ー講師の方が指導する上で心がけていることがあれば教えてください。
小野:若いときから教育の仕事に携わらせていただいて、昔は「この問題はこう解きなさい」というスタイルでやっておりました。
自分が考えるベストな方法、或いはよく指導書などに載っている方法がベストなんだからそれで解きなさいと、何の疑いもなく他の先生と同じような指導をしていました。
ところが、実際に教えてみると思ったよりも成績が伸びないということに直面しました。それは私だけじゃなくて、他の先生も含めて伸びていない。これはどういうことなんだろう?といろいろ試行錯誤、自問自答しながら教え方を考える時期が若いときにありました。
そこから得た教訓というのが、決して単独の考え方を押し付けてはいけない。寧ろ、生徒一人ひとりの能力を伸ばした方が結果的に成績は爆発的に上がる、ということを独立してから経験、実証できました。
ですので、今も決して押し付けるのではなく生徒さん一人ひとりの才能、潜在能力をよく見極めて、それを伸ばしながら、考え方に合った方法で教えていくことを徹底しています。
また、進路相談もよく受けますが、こちらが期待値以上の学力をアップさせてあげることで、そのお子さん、親御さんの選択肢を広げてあげることができます。
たとえば、「他の塾の入塾テストで落ちました、偏差値は48です」と平均点より少し下くらいの生徒さんに、じゃあ一緒に頑張りましょう!というか形でスタートし、結果的に偏差値69まで伸びて志望校に合格した生徒さんもいました。
また、進学校と呼ばれるところに入れた生徒さんもいらっしゃいますし、逆に一時期ビリギャルという物語、小説、実話を基にしたものが流行りましたけど、ああいった生徒さんのケースも実はうちでは多々あります。
進路にいろいろ迷われるケースはあると思うんですけど、こういう実例を出しますと、皆さんどこか安心されて進路を選んでいかれます。
確かに進路選びは重要ではあるんですけど、絶対的なものではなく、学校に入ってからの方が寧ろ大事で、その後も次の進路ですとか就職と自分の人生が続いていきます。仮にどこに行ったとしても、そこでどう頑張っていくかでまたその先がどんどん拓けていきます。
こういったお話もさせていただいていくと。皆さんちょっと肩の荷が下りたような感じで少し楽にされるケースが多いですね。
効率よく学習を進めることができるカリキュラム
ーカリキュラムにこだわりのポイントがあれば教えてください。
小野:とにかく効率よく進めてあげたいと考えていますので、カリキュラムも効率を重視した内容になっています。
効率良くというのは単に時間をカットしてということではなく、たとえば他の塾、家庭教師さんと同じくらいの問題数、同じくらいの時間をやったとしても解ける量が格段に違う、解ける範囲が格段に広い、そういった状況を作り上げていきたいなと考えています。
これはある程度、応用問題など変化されたときのことを見越して教えていく形になります。たとえば三角形の面積を小学校で習いますが、通常は公式の底辺×高さ÷2で解いて、「はい、良く理解できていましたね」と進めると思います。
マジック先生ではもちろん公式は公式として教えますけれども、三角形の面積はそれを取り巻く長方形が必ずできるので、三角形を取り巻く長方形の面積を一度出します。そしてかならず半分の面積が三角形になることをちゃんと実証して確かめたうえで、その長方形の面積を2で割ります、というふうに教えます。
結果的に底辺×高さ÷2になって式を書くと、公式で解いたこと、マジック先生で教えたこと、式のうえでは同じですし、時間も同じですが、なぜわざわざそういう教え方をしているのかというと、応用問題になったときに大差がつくのをわかっているからなんですね。
どうしても公式で解いた子は確かにそれで解けるんですけど、捻られたときになかなかうまく応用力が活かせない。ですが今のように教えると、自分で上手く長方形を見つけて、「その半分だ」みたいに上手く対処できて結果的に解ける問題数が格段に増えるんです。
同じくらいの問題数、同じくらいの時間を使いながら、解ける範囲が格段に増える、点数アップする、応用力もつく、と一石二鳥、三鳥になります。
ー料金はどのように設定されていますか?
小野:料金については、以下の表をご覧ください。
【料金表】
コース名 | 料金 |
---|---|
オンライン学習塾マジック先生 | 14,800円 |
オンライン家庭教師マジック先生 | 29,800円 |
※上記の価格は税込みです。
小野:学習塾は週2回から3回の授業に加え、先ほどもお話しした動画学習が毎日受け放題です。さらにプリント使い放題の他に、ゲーム感覚でできるような学習アプリも使い放題です。
家庭教師の金額は週1回45分の場合ですが、ご希望の回数があればそれに応じる形で承ることができます。現在ですと、週5回家庭教師を利用されている方もいらっしゃいます。
海外の生徒さんや不登校の生徒さんの学習機会を増やしていきたい
ー今後の展望などありましたらお聞かせください。
小野:図を書いて解く力を伸ばすのが得意で、「スラスラ解ける図」といったりしているのですが、その図をさらに拡充をさせていきたいと考えています。
生徒さん自身が「この問題はこの図を解いてこう考えれば解ける」と、考える力の一助になるような形で、「スラスラ解ける図」を今以上に活用できればと思っています。
オンラインの強みを活かして、海外にいる生徒さんにもっと知っていただいて、生徒さんと授業を楽しくできたらと考えています。
それから現実に、学校の授業についていけるのか、或いは受験になったときに対応できるのかという不安を抱えている不登校の生徒さんが多数いらっしゃっいます。
昔から不登校の生徒さんとご縁があって、特に積極的に募集していたわけではないのですが、自然と不登校の生徒さんとたくさん触れ合う機会があり、いろいろなノウハウを蓄積しています。そういった不登校の生徒さんと今以上に一緒に勉強できる機会を増やしていきたいなと考えています。
ー最後に、入塾を検討している読者に向けてひと言メッセージをお願いします。
小野:私たちのところに来る方で、学習塾や家庭教師で伸び悩んでいるという生徒さん、親御さんからのご相談が一番多いのですが、あまり自分で自分を悪く受け止めないで欲しいというのがまずあります。
いろいろな考え方、こういう解き方こういう勉強の仕方がありますよとお伝えし、それを始めてみて成績が向上したり、表情が明るくなるっていうのが私にとってすごく嬉しいことなんです。
ご相談に見えられたときの表情と、一緒にやりながら成績が伸びたときの表情を比べると格段に違うので。
本来勉強というのは、分からないことを学んでいくことで成長しているので、楽しく面白いはずです。私たちと一緒に勉強本来の面白さを一緒に感じてみませんか?
そのうえで生徒さんの潜在能力、一人ひとり違う個性、特徴、それを伸ばしながらその生徒さんにぴったり合った方向に伸ばしていってあげたいと思っていますので、ぜひご検討いただければ幸いです。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました。
■取材協力:オンライン学習塾・家庭教師マジック先生