大学受験に関して、一般的に「浪人生は現役生よりも合格するのが難しい」とされています。
特に、早稲田大学や慶応大学のような難関大学を目指す浪人生は、現役生以上に必死になって勉強する必要があるでしょう。
そこで今回は、早慶文系学部を目指す浪人生のためのオンライン予備校「DoIT(ドゥ―イット)」代表の佐藤 創さんにお話を伺いました。
DoITは、本気で早慶に行きたい方が納得する指導を提供している新しい予備校です。
“早慶以外あり得ない”とお考えの方は、ぜひご一読ください。
早慶文系合格を目指す受験生のための新しい予備校「DoIT」とは
ー本日はよろしくお願いします。まず「DoIT」はどのような予備校なのか教えてください。
佐藤 創さん(以下、佐藤):「DoIT」は、浪人生を対象に、反転指導と管理自習を主軸とした指導をおこなう、早慶文系限定のオンライン予備校です。
一般的に予備校や学習塾の講師は、知識の提供など、インプットの役割を担っているかと思います。対して当校の講師がおこなうのは、演習などアウトプットの手助けがメインです。
このような通常とは逆の講師の運用の仕方は反転指導と呼ばれ、当校の主たる強みのひとつとなっています。
また、オンラインには珍しく集団指導をおこなっている点も当校の大きな特徴です。
そのため、オンライン予備校でありながら、自分以外の生徒の回答を聞けたり、周りの生徒の姿から視覚的な刺激を受けられたりと、集団指導ならではのメリットがあります。
実際、当校の卒業生からも「集団指導だからこそ見える、ほかの子の勉強に対する姿勢はいい刺激になる」という声は多く上がっていますね。
ー他社にはない「DoIT」の強みについて具体的に教えてください。
佐藤:当校の強みは、生徒が自習のなかでおこなう問題演習や、訓練の内容を充実させる手助けに特に注力している点にあります。
「インプット」は当然のこととして、これまでの塾・予備校では手薄になりがちだった演習や訓練をさせる「アウトプット」に力点を置いているんです。
私たちがもっとも力を入れているのは、速読即答という独自開発の指導で、講師が生徒を質問攻めにすることをとおして、授業内容を正しく理解し、知識の定着ができているかを確認します。
当校が”速読即答”を主軸に据えているのは、結局は「生徒が自分で考えてやる演習や訓練のなかでこそ学力は伸びる」と確信しているからです。
近年、ICTを利用した多様な教育のやり方が出てきてはいますが、そうした部分の重要さは変わらないところかと思いますし、依然、ヒトの介在が欠かせない領域だとも考えています。
また、生徒の理解を手助けする一環として、管理自習もおこなっています。
管理自習とは、決められた一定時間にZoomに入室してもらい、こちらの監視下で勉強を進めてもらうシステムです。
まず当校の生徒全員が、毎日13:00から18:30までZoom入室を義務付けられています。
さらに、学習した内容が定着していない生徒、テストの点数が思わしくなかった生徒には、18:30以降も居残りで追加指導を受けてもらう決まりになっています。
というのも、勉強が苦手な人は、ほかの人に比べて、そもそも勉強時間が少ない傾向にあるんですよね。
それではどう考えてもできないままなので、強制居残りというかたちを取っています。
あとは、生徒のモチベーションや学習スケジュールを管理するために、一般的な予備校や学習塾より高い頻度で面談を実施している点も、当校の強みです。
ー講師の採用基準を教えてください。
佐藤:私は以前、私大文系を専門とする予備校の講師をしていたので、そのときに私が「本当にいい講師だな」と感じた方を採用候補に挙げました。
さらにそのなかから、早慶に合格した卒業生の評価が極めて高かった方を選び出し、私から直接声をかけて参加してもらっています。
年齢としては、30代後半の講師が多いですが、なかにはもう少し若い講師もいますね。
追加料金一切なし!早慶受験に必要な科目をフルパッケージで提供
ーカリキュラムや料金について詳しく教えてください。
佐藤:当校は早慶受験に的を絞って指導しているので、英語・国語・選択科目(地理・歴史など)の私大文系における主要3科目をフルパッケージで提供するカリキュラムを基本としています。
一般的な予備校や学習塾では、受ける科目や講師を選べるようになっていますが、当校はそのような選択制を採用していません。
受講科目を自分で選ぶ必要がないので、いろいろと考え込まずにオールインワンの指導を受けられる点がメリットではないでしょうか。
こちらの指示に従って勉強を進めてさえいただければ、きちんと早慶の対策ができるカリキュラムになっているんですよ。
料金は、以下のとおりです。
※記載の料金はすべて税込みとなります。※高2生募集より、DoITの現役生コースは現役専門館Smartへ移行となります。
77万円のなかに、教材費や季節講習代も含まれているため、追加でお金がかかることは基本的にありません。
必要なものすべてを網羅して、本当にこの金額だけで済むのがよいところだと思っています。
本気で早慶合格をつかみ取りたい受験生に納得の指導を
ー今後の展開について教えてください。
佐藤:当校は早慶合格を目指す浪人生向けのカリキュラム一本でやっていて、今後もコースをアレコレと増やしたりすることは考えていません。
しかし、せっかく場所を問わずに指導できるオンラインというスタイルを取っているので、「近くにハイレベルな指導が受講できる学習塾がない」と困っている全国各地の方々に、質の高い指導を提供できたら嬉しいなと思っています。
1クラス最大8名限定の指導の方針を変えるつもりはまったくありませんが、全国各地、そうした意味でお手伝いをさせていただける生徒の数はどんどんと増やしていきたいと考えてはいますね。
ー最後に読者の方へ一言メッセージをお願いします。
佐藤:DoITでは、基本的に甘い指導をするつもりはありません。
それで合格させられるなら、いくらでも甘い言葉を並べることもできますが、そんなことで浪人生にとっての早慶合格の難しさは微塵も変わらないからです。
それにもかかわらず、「浪人すれば時間はたっぷりあるので合格できるだろう」となんとなく思って、なんとなく予備校に入ってくる生徒は多くいます。
これは前職でもずっと感じていました。
だからいざフタを開けてみると、やはりというべきか、全然受からないんですよ。
少しひどい物言いかもしれませんが、そもそも志望校に合格できるタイプの考え方や勉強の習慣というものがあって、それが備わっている人は現役で受かってしまっているはずなんですね。
一方で、浪人生の場合は、そうした思考様式や習慣がまるで違ってしまっていて、それが理由で受かっていないわけですから、本当に人格を変えるくらいの気持ちで勉強しないと、早慶になんて到底届くはずがないんです。
極めて難しい目標を達成しなければならないので、それなりに厳しい対応をさせていただくこともあります。
昨今流行の“生徒にとって心地よい指導”を期待するのなら、当校は合わないかもしれません。
その代わり、自分が厳しい状況に立たされていることを理解したうえで、多少の苦労を伴ってでもどうしても早慶に行きたいという方には、納得していただける指導を提供できる自負があります。
そのような方は、ぜひ入校をご検討ください!
ー本日は貴重なお話をありがとうございました!
■取材協力:DoIT