どれだけ素晴らしい授業を受けても、それだけでは成績は伸びません。「正しい勉強方法を学ぶこと」「モチベーションを上げること」「問題演習量を積むこと」が重要なポイントです。
1クラス1〜10人の少人数制集団授業をおこなう「飛翔館ゼミナール」は、独自のメソッドにより、勉強が苦手な生徒でも成績アップを叶えることが可能。
今回は、「飛翔館ゼミナール」塾長の岡本直樹さんに塾の指導方針や強み、おすすめのコースなどについてお話を伺いました。
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少人数制クラスのきめ細かい指導で成績アップ
ー本日はよろしくお願いします。はじめに、「飛翔館ゼミナール」がどのような塾なのか概要を教えてください。
岡本 直樹さん(以下、岡本):「飛翔館ゼミナール」は、小学生から高校生までを対象に、「個別指導」、「少人数制の集団授業」と「自立型個別指導」をおこなう学習塾です。
年長から小学3年生までは個別指導、小学4年生から中学3年生までは集団授業と自立型個別指導。高校1年生から高校3年生・浪人生までが映像授業と自立型個別という形式です。
集団授業は、1クラス1名から10名までの少人数クラスなので、きめ細やかな指導が可能です。
ー他社にはない「飛翔館ゼミナール」の強みについて具体的に教えてください。
岡本:まず1つ目は、国語教育に力を入れている点が強みです。
私自身、大手学習塾や私立中高一貫校・公立高校の国語指導を合わせて20年以上担当してきました。そのときに培ったノウハウをすべての教科に取り入れています。
どの教科でも、日本語で問題を読んで日本語で考えますよね。そのため、全教科の成績アップにはやはり国語力が必要不可欠です。
国語の授業はもちろん、それ以外の教科でも正しい文章の読み方や論理的に考える思考法を指導していますので、大幅な成績アップや逆転合格が可能になるんです。
ちなみに当塾では、私が責任を持って全生徒の授業を担当しています。
1クラス1名から10名の少人数クラスですので、すべての生徒に講師の目が行き届かない、分からないところがあるけれど人が多すぎてなかなか質問ができない、という状況にはなりません。
常に生徒全員に目を配り、私から授業中や授業時間外で個別に声をかけたり、無料で補習をおこなったりしている点も強みといえるかと思います。
また、大幅な成績アップを可能にする「飛翔館ゼミナール」の「集団授業プラス自立型個別」という学習システムも強みのひとつです。
一般的に、集団授業のクラスは年間カリキュラムがあって、学力別に編成されてクラスごとに最適なテキストを使うことが多いかと思います。
基本のクラスであれば基礎の内容はしっかりと身に付くかもしれませんが、標準レベルや応用レベルの問題が抜けてしまうため、自分の学力の2〜3ランク上の学校に合格することが難しくなってしまうんです。
しかも、勉強が苦手な生徒が小学校の内容につまずいた状態であっても、授業ではフォローされませんので、苦手なまま進んでしまいます。
その結果「授業についていけない」「その学年の内容はなんとなく分かったつもりだけれど成績が伸びない」という状況が生まれてしまいます。
だから当塾では、通常授業は少人数で学年ごとのカリキュラムを通して学校の先取り授業を実施し、夏・冬・春には集中特訓として自立型個別指導を設けて、前学年の弱点克服や該当学年の復習などをおこなっています。
勉強が苦手な生徒は弱点克服に専念でき、勉強がある程度得意な生徒は標準や応用レベルの問題をどんどん解いていくことができるので、問題演習量を積み効率よく受験に通用する学力を身に付けられるんです。
また、自立型個別では各生徒の理解度が不足している箇所を個別に対応しますので、苦手な部分や分からない部分の解説を聞くことができます。
ーわからないところに立ち返って学べるのはうれしいですね。他にも強みはありますか?
岡本:開講7年目の若い塾かつ少人数クラスを採用しているにも関わらず、 成績アップの実績が多い点も当塾の強みですね。
「中学校のテストで学年で2位」「テストで100点を獲得」「入塾してから5教科で100点以上アップした」という生徒がたくさんいます。また昨年は須磨翔風高校から現役で早稲田大学に合格した生徒もいます。
正しい勉強方法、問題の解き方やワーク・テキストの使い方など、勉強法から指導しているのも強みですね。
教材やシステムだけがよくても、なかなか生徒の成績は上がりません。
もちろん授業そのものにも力を入れていますが、正しい勉強法を習得することによって成績を伸ばすことが可能になります。
必死に勉強をしていても勉強法そのものが間違っている場合や、ノートをきれいにまとめることで勉強をした気になっている場合もありますが、それではテストの点は取れないんです。
正しいインプットの仕方と、成績を上げるための正しいアウトプットの仕方、そういうところの指導にも力を入れています。
中学部ではAI(人工知能)を取り入れており、タブレットやPCを使って問題を解くことで、生徒一人ひとりに最適化した問題をAIが提案します。
各々の解答内容や理解度のデータの蓄積により、AIはよりパーソナルな指示をおこないますので、最短の時間・最小の努力で、最大の結果を出せるようになります。
生徒のモチベーションを向上させる「コーチング」
ー指導するうえで気をつけていることはありますか?
岡本:先ほど、正しい勉強法指導についてお伝えしましたが、その際に心理学や行動学、コーチングを取り入れて、生徒のモチベーションを上げるような工夫をおこなっています。
勉強に苦手意識がある生徒は、「何をやっても上手くいかない」「自分は頭が悪いんだ」というように自己肯定感が低い人が多いんですね。
そのマインドをどう変えていくか、生徒の心の中に思っていることに耳を傾け、小さな成功体験を積ませ、自ら目標を設定し勉強に取り組んでいくよう、生徒を導いていきます。
コーチングというのはすぐに結果は出ませんが、積み重ねていくことによって生徒のマインドが変わり、受験という目先の目標だけでなく生徒の人生にも大きく影響を与えると考えています。
学年ごとに必要な学力が身に付くコース展開
ー学年ごとのおすすめコースはありますか?
岡本: 小学生は中学生と比べると自由な時間が多い分、小学生の間に「勉強の習慣」と「基礎学力」をしっかり身に付けておくことが大切です。これらがしっかりと身についた生徒は中学生になってからもあまり苦労せずどんどん伸びていきます。
だから当塾では、小学生には算数と国語の「総合コース」を受講することをおすすめしています。
中学受験を検討している方や希望者には、オプションで理科・社会・英語などを個別で受講可能ですが、一番重要なのは、やはり算数と国語です。
小学生の間は「勉強する習慣を身につける」「きちんと文章を読む」「物事を論理的に考える」ことです。
そして何よりも、「勉強に対する自信」や「やる気の向上」が大切ですね。モチベーションにも関係してきますが、自分は勉強ができないんだと思って育っていく子と、自分は勉強が得意だと思って育っていく子では、長い目で見ると成績に大きな差が出ると思います。
だから、小学生の間は基礎・基本を大切にし、勉強を得意になってもらうことに力を注いでいます。
中学生は「英数コース」と「5教科コース」の2つを展開していますが、おすすめは「5教科コース」です。
なぜなら、5教科を徹底的に勉強すると、学校の中間・期末テストですぐに勉強の成果が反映されるからです。
勉強が苦手だから教科を絞って、英語と数学だけを勉強しようとする人もいますが、英語と数学はそう簡単には成績が上がりません。
英語や数学は積み上げ型の教科なので、結果が出るまでに時間がかかります。中学2〜3年生で英語ができないとなると、1年生の内容まで戻って勉強する必要があります。
しかし、1年生の内容を理解したからといって、中学2〜3年生のテストでは点数には結びつかず、心が折れてしまうこともあるかと思います。
その一方、5教科に広げて勉強をすると、国語や理科、社会は単元をしぼって勉強ができるので、直近で受ける学校の中間・期末テストですぐに成績が上がり、「勉強ができるようになった」「勉強が得意だ」と思え、国語・理科・社会だけでなく、英語や数学へのモチベーションにもつながります。
そういう理由もあって中学生には「5教科コース」を強くおすすめしています。
高校部は、3教科まで選べる「私大コース」と、4教科以上選べる「国公立大コース」に分かれています。
加えて、勉強に集中できる環境がほしいという卒業生を中心に、自習室のみ利用できるコースも設けています。
高校部は「映像授業プラス自立型個別指導」がメインとなり、行きたい大学から今の学力を逆算して個別にカリキュラムを組み、市販の参考書や問題集を使用して勉強を進めていきます。
参考書や問題集だけでは分かりにくいところや、学校の先取りをする場合に映像授業を活用していただいていますね。
ー料金についても教えてください。
岡本:当塾では広告費用をなるべく抑えて、生徒を少人数に限定して私が全生徒の授業を担当することで人件費を抑えています。
それにより「個別指導」や「少人数制集団授業」なのに、お支払いいただく年間の費用を安く設定できているんです。月額の詳しい料金は、以下をご覧ください。
【年中〜小学3年生】
算国の総合コース | 13,200円 |
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算数のみ | 8,800円 |
国語のみ | 8,800円 |
※上記はすべて税込み価格です。
【小学4〜6年生】
算国の総合コース | 16,500円 |
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算数のみ | 11,000円 |
国語のみ | 11,000円 |
英理社のいずれかを追加する場合 | +各4,400円 |
英理社3科目を追加する場合 | +13,200円 |
※上記はすべて税込み価格です
【中学部】
5科目コース | 33,000円 |
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英数コース | 19,800円 |
※上記はすべて税込み価格です
【高校部】
3科目まで | 19,800円 |
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4科目以上 | 33,000円 |
※上記はすべて税込み価格です
ーこちらの料金以外に、追加でかかる費用はありますか?
岡本:入塾金が16,500円(税込)かかりますが、最大1ヶ月の無料体験後に継続して入塾していただくと、入塾金が全額免除になります。
春・夏・冬の季節講習なども中学3年生以外は、ほとんど追加料金なしで受講していただけます。兄弟・姉妹割引もあります。
また、諸費として小学生が半年毎に13,200円(税込)、中学生が半年毎に16,500円(税込)をいただいています。高校部は諸費は不要です。
その他、テキスト代は小学生が4,000円前後。中学生は、1・2年生が4,000円(英数)~12,000円(5教科)程度、3年生は8,000円(英数)~23,000円(5教科)程度です。
中学3年生は、夏期講習と12月から始まる入試対策(前期・中期・後期)で使うテキスト代もこの中に含まれています。
高校部の場合、テキスト代は自費で、こちらでカリキュラムを組んで使う参考書、問題集を書店で購入していただくか、塾で発注をして個別にお支払いいただく形になります。
スタディサプリの導入でより効率的に学習管理
ー今後の展開について教えてください。
岡本: 塾や学校の授業を受ける前の反転学習、塾や学校の授業後の復習、テスト前の復習に効果的なことから、今年度(2022年3月から)、5分程度の授業を見ることができる「スタディサプリ」を導入します。
これにより、勉強が苦手な生徒や、1回では理解するのに時間がかかる生徒も成績を伸ばすことが可能になると考えています。
小中学部の場合は希望者のみのオプション申し込み制です。スタディサプリを個人で契約されるのと同じ料金、月額2,178円(税込)が追加で発生します。
高校部の場合は映像授業の中に組み込みますので、授業料のみでスタディサプリを利用することが可能です。
個人契約と何が違うのかと思う方もいらっしゃるかと思うのですが、スタディサプリを塾で利用する場合、塾専用のスタディサプリになるんです。
生徒の学習進度、学習状況をこちらで把握できるので、より効率的な学習管理が可能になります。なかなか学習管理ができない人でも勉強を進めやすくなるというメリットがあるんです。
さらに、個人でやるよりもたくさんの問題プリントを印刷することができるので、類題をたくさん解くことが可能です。
学習した内容を定着させるためには、授業を受けっ放しではなく、アウトプットすることが必要不可欠です。スタディサプリは、そのアウトプットに活用していただけるかなと思っています。
ー最後に、入塾を検討されている読者にメッセージをお願いします。
岡本:「飛翔館ゼミナール」では、教材や映像授業、AIの学習システム、心理学、コーチングなど、さまざまな角度から生徒のやる気を引き出し、成績を上げられるように取り組んでいます。
「勉強が得意な子だけでなく、勉強が苦手な子にも最高の教育を」をモットーにしていますので、入塾テストはおこなっておりません。ぜひ、お気軽に説明会や無料体験にご参加ください。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました。
■取材協力:飛翔館ゼミナール