大学入試における総合型選抜の受験の割合は、年々増加傾向にあります。受験生のなかには、総合型選抜での受験を考えている方もいるのではないでしょうか。
「総合型選抜専門オンライン塾ニッコマ」は、早慶GMARCHから日東駒専などさまざまな大学への合格をサポートする、総合型選抜に特化したオンライン塾。
今回は、塾長の内山 裕崇さんにカリキュラムの内容や特徴などお話を伺いました。
総合型選抜の受験対策がしたい方、一般入試での受験は難しい…と大学進学に悩んでいる方は、ぜひご一読ください。
高い合格率を誇る総合型選抜を専門にしたオンライン塾
ー本日はよろしくお願いします。まずは「総合型選抜専門オンライン塾ニッコマ」がどのような塾なのか教えてください。
内山 裕崇さん(以下、内山):「総合型選抜専門オンライン塾ニッコマ」は、総合型選抜といわれている入試、旧AO入試というものを専門にしたオンライン専門の塾、予備校です。
特に、日東駒専を中心とする私立大学の総合型選抜に特化しているのが特徴にになります。
ー他塾にはない「総合型選抜専門オンライン塾ニッコマ」の強みについて具体的に教えてください。
内山:まず、自社調べではGMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)以上の大学の合格率が90.9%であること、それから日東駒専(日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学)その他諸々の大学を含めた現役での合格率が100%という、高い合格実績ですね。
生徒数は少ないながらも、確実に合格するというのはひとつ強みかなと思います。
また、毎年アップデートするカリキュラムは、総合型選抜の入試を担当されたことがある大学の先生に監修していただいていますので、大学側が求めているような内容がカリキュラムのなかに盛り込まれている点も強みですね。
ボトムアップ式に受験生視点でやっていくカリキュラムというよりは、ゴールである大学側から、トップダウンじゃないですけども大学教員からの知見含めて大学側が求めているエッセンスを提出書類に入れていくことができるのは当塾ならではの取り組みだといえます。
また、授業日以外でも24時間チャットサポートとして、僕とチューターの2人がグループLINE内で、質問に対して即座に対応する形で受験生をサポートしています。
入試直前期になると、夜中でも受講生の方から「これ、書き直したんでみてください」と添削の依頼がLINEで届くことがあります。こちらも提出直前なので見ましょうと、1時間後にリプライで返すといったように、“最後まで投げ出さないサポート”を信条にしています。
受験生本人も入試直前になればなるほど不安なのはよくわかりますし、少しでも不安を取り除き、合格に近づけるよう細かにサポートしているのは当塾の強みといえますね。
総合型選抜(旧AO入試)で合格した大学生を講師として採用
ー講師の方の採用基準はありますか?
内山:大学生であれば、旧AO入試(現在の総合型選抜)の試験を経験している方じゃないと、ちょっと対応は難しいと思っています。ですので、総合型選抜(旧AO入試)の試験を経験して合格を勝ち取った大学生を採用しています。
生徒さんへの指導には僕が入るのですが、生徒さんは僕が使っている言語で喋ってきますので、AO入試の経験がまったくない方がサポートや講師で入ると、同じ言語で喋れないことが懸念されるんです。
AO入試を経験していると、同じ言語で共有できますので、指導が非常にスムーズにおこなわれる利点があるかなと思います。
また、社会人の方の場合は、塾や予備校にずっといた講師の方というよりは、たとえば企業で人事などのヒューマンリソース系、キャリアコンサルタントをしている方のほうが向いているので、そういった方々に参画してもらう形で採用しています。
ー小論文、志望理由書、面接対策、それぞれに専門の講師がいらっしゃるのでしょうか?
内山:そうですね、特に志望理由と面接に関しては専門的な講師にやっていただく形を取っています。
小論文に関しては一般入試の方式にもあるので、小論文指導をある程度経験されている講師でご。
就活にも活かせるこだわりのカリキュラム
ーカリキュラムにこだわりのポイントなどありましたら教えてください。
内山:こだわった結果が今のカリキュラムになっています。わかりやすいフレーズでいくと、過去・現在・未来の一貫したストーリーをつくっていくっていうようなカリキュラムになっていますね。
自分史じゃないですけど、自己分析ももちろんしていきますし、現在・未来に関してはリサーチをしていくカリキュラムになるので、実は就活にも使えます。
対象が「大学」なのか「企業」なのかが変わるくらいで、やることとしてはほぼ変わらないんです。
実際に受講した子のなかには、大学を卒業して就職する際「就活が楽だった」って言っていますね。何が一番キツかった?って聞くと、僕の模擬面接が一番キツかったって言っていましたので。総合型選抜対策としても、就活対策としても有効なところはこのカリキュラムの特徴ですね。
ちなみに模擬面接では、動画を撮って、それを見ながらフィードバックすることをものすごい回数を重ねてやっていきます。しかも、こちらが非常に圧をかけてやっていくので、高校生くらいの年代からするとメンタル的にはキツいと感じるかもしれません。
とはいえ、連日試験直前まで面接対策をやりますので、自ずと喋れるようになっていきますし、自分で考えるようにもなります。
ー料金はどのように設定されていますか?
内山:月額のミニマムとしては5万円からという形になっております。ただ、そこにはオールインクルージブじゃないんですけど、対策・指導のほかに24時間チャットサポートや講演会、受講生向けの定期的な情報発信、志望校選定など、すべて含まれています。
受講生に志望する大学の具体的なイメージを持ってもらうために、たとえば、大学の人を呼んで講演してもらたり、現役の大学生を呼んで大学の話をしてもらうこともしています。
志望校選定についても、一番行きたい大学をご本人が出してきますが、その大学だけのために月額5万円をかけるのはもったいないといえばもったいないので、他に併願というか複数受けられるとしたら、どこの大学を受けられるかっていうところを提案してサポートさせていただいています。
一般的に総合型選抜に特化した塾の料金は高く、10ヶ月で約77万円ほどなのですが、それと比較すると、当塾は使い倒せば倒すほど安くなると思います。
そもそも当塾がオンラインで料金設定にしているのには、そもそも目的があります。それは「すべての人に大学進学を」というものです。
地方に住んでいて、大学進学をそもそも諦めている子、成績的な問題で地元の大学に行けなくて、就職しなさいとか専門学校に行きなさいと言われているような子たちに対して、もしやる気があれば関東圏だったらこういう大学に行けるし、関西圏だとこういう大学に行けるけど、行く気ありますかっていう形で、裾野の底上げというか、大学進学のチャンスを掴んでほしい、という想いがあるんです。
大学には総合型選抜でも行けることを、そういう子たちに知ってもらいたいですし、できれば挑戦してもらいたいですね。
合格へのチャンスを増やしたいならぜひ総合型選抜にチャレンジを
ー今後の展望についてお聞かせください。
内山:今はオンラインの授業という形でライブでやっていますが、これを別撮りで動画に残してアーカイブ化し、ライブラリのような形で受講生がいつでも見れるようにしていきたいですね。
やはり料金的に厳しいという人もいらっしゃるので、動画教材として販売をしていくことも考えています。
それから、ゆくゆくは海外にいる日本人の子たちを対象に、総合型選抜で日本の大学に行きたいという子たちをサポートしていけたらと思っています。
時差の問題が絡んでくるので、体制を整えなくてはいけないのですが、現地の日本人学校にいる子たちに向けた帰国後のサポートをできたらと、
そんな未来の展開を考えてやっています。
ー最後に、読者の方に一言向けてメッセージをお願いします。
内山:総合型選抜というのは特殊な試験ではなくて、「普通の高校生」の子たちが受ける試験だと思っています。
総合型選抜だからといって難しく考える必要はないかなと。お話を聞いていると、自分たちでハードルを上げているご家庭が多いというか、うちの子は無理だなとか、自分は無理だなと思っている高校生や親御さんが多いので、まずは、そうじゃないですっていうことを強くお伝えしたいです。
学校生活を頑張って送っている子ほどこの試験に向くので、学校生活を頑張っているうえで進学のチャンスを増やしたい、大学合格へのチャンスを増やしたい、という子であれば、ぜひチャレンジして欲しいと思います。
そのなかで僕たちがサポートできる範囲としては小さくはないかなと思いますので、ぜひ当塾に頼っていただいて、合格まで一緒にがんばりましょう!
まずは総合型選抜にチャレンジして欲しいですね。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました。
■取材協力:総合型選抜専門オンライン塾ニッコマ