幼児教育に興味があるものの、実際には何歳から通わせればよいのか、どういった効果が得られるのかわからないといった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、国内外に教室を多数展開する「幼児教室のヘーグル」を取材。理事長の逸見 浩督さんと、事務部の鉢須 悠希さんにお話を伺いました。
幼児教育に関心のある方は、ぜひご一読ください!
右脳開発で子どもの才能を開花させる
―本日はよろしくお願いいたします。はじめに、「幼児教室のHEGL(ヘーグル)」の概要をお聞かせください。
鉢須 悠希さん(以下、鉢須):「幼児教室のヘーグル」は、0歳児から通える幼児教室です。最近ですと、首が座ってすぐの4ヶ月のお子さんが入会されました。
コースは幼児部・プレ小学部・小学部に分かれており、基本的には小学6年生で1つの区切りとはなりますが、中学生や高校生になっても在籍し、たまに教室に来てくれるお子さんもいるんですよ。
教室数は順次増えており、海外でも展開をしています。
―ほかの教室にはない「幼児教室のヘーグル」の強みについて教えてください。
鉢須:当教室の一番の特徴が、“スピード感のあるレッスン”です。それを実現するためにレッスンは講師2人態勢でおこなっています。
これはほかの教室と比べても大きな違いがあるといえるでしょう。
個性も、興味があるものもそれぞれ異なるお子さん一人ひとりに、大きな刺激を与えることができるように、数多くのプログラムを導入しています。
そうやって、どのお子さんの個性もしっかりと伸ばしてあげるのが、ヘーグルのレッスンの特徴です。
ヘーグルがおこなう脳開発「右脳開発」も特徴のひとつです。
レッスンの特徴は、“スピード感”だとお伝えしましたが、ゆっくり、じっくりやるというのは、どちらかというと左脳的な刺激になります。
左脳が処理できないぐらいのスピード感で、レッスンを進めることで右脳がだんだん左脳を助けようとして、右脳の活性につながるんです。
右脳を鍛えることで、たとえば記憶力、集中力、思考力や理解力が高い子、またコミュニケーション能力が高い子というのが育っていきますよ。
想像力、クリエイティブ、潜在意識につながる右脳
―講師の方について教えてください。採用する際に重視されている点、指導するうえで心がけていることがあればご紹介ください。
鉢須:幼児教室ですので、講師として求める人物像は、子どもが好きで、子どもの成長に携われることに魅力を感じる人です。
お子さんによって性格は本当にいろいろですし、個性がいっぱいあります。ですので、指導するうえで心がけているのは、いかにそのお子さんの得意なところを伸ばせるか。
そのお子さんが好きなもの、興味があるものというのは、とても伸びるところですので、そういった長所を伸ばしていくことをポイントとして、ご家族の方と話しながら伸ばしていくようにしています。
―続きまして、カリキュラムやコースについて、こだわりのポイントなどがございましたら教えてください。
鉢須:先ほども申し上げましたように、講師2人態勢でスピード感を重視したレッスンをおこなっています。
たとえば、0歳から3歳の幼児部は右脳開発の土台を築く黄金期。
たくさんの情報に触れさせてあげることが重要です。そのため、1回の授業で一般の幼児教室1 ヶ月分の情報量を与えられるよう、プログラムを組んでいます。
大量のオリジナル教材を使い回すことはせず、常に新しい情報に触れさせることで、さらにお子さんの能力をアップさせることができます。
レッスン終了後には、講師から子育てのコツやポイントを、保護者の方にお伝えする「レクチャー」と呼ばれる時間があります。
その後には、お子さん、保護者、講師の3者面談の時間を設けています。
ヘーグルでは、レッスン・レクチャー・個別面談を3本柱として指導をおこなっていることが、こだわりのポイントとなっています。
逸見 浩督さん(以下、逸見):0歳のレッスンで一体何をするんだろうと思う方がいらっしゃるかもしれません。
実際に手を動かしたり、取り組みをするのは保護者の方です。
でも、それを見たり、聞いたりしている環境のなかにいることによって、それらがいわゆる潜在意識のなかにプールされて、どんどんどん入りこんでいくわけです。
幼いお子さんが国語を学ばなくても、なぜ日本語が話せるかというと、それは潜在意識にたくさんの情報が入ることによって、それが自動生成されます。
そして、それが発語などの形で表に出てくるんですね。そして会話ができる、日本語が理解できる状態になります。それと同じことです。
たとえば脳を倉庫とします。倉庫にたくさんの物があれば、いろいろな形でそれを使うことができますよね。しかし、倉庫に物がほとんどない状態だと、出せるものもありません。
潜在意識の海に多くの情報をプールさせることは非常に有効になります。
年齢がある程度上がってくれば上がってくるほど、潜在意識に入れたものがより出てくる、そういうふうに考えていただくといいと思います。
鉢須がお話しさせていただいたように、左脳はゆっくりと一つひとつを理解をして情報を処理します。それに対して右脳はあるがままにすべてを受け入れるという役割を持ちます。
ですから、右脳を活性化させるためには、2人の講師による超高速レッスンが必要なんです。
年齢が上がっていくと、お子さんは、「あ、これ知ってる!」というように、プールされていた潜在意識が、どんどん繋がっていくようになります。そういったことが後に、学力の向上などにつながるんですね。
まるでエンターテインメント!楽しく学べる教室
ー今後の展開をお聞かせください。
逸見:当教室の面白いところは、最初の教室が立川で設立され、2番目の教室はどこかというと、マレーシアのクアラルンプールなんです。3番目がオーストラリアで4番目がシンガポールに教室ができ、今では10ヵ国で展開しています。
私たちの教育の考え方というのは、日本の皆さんだけではなく、世界でも支持されているといえるでしょう。日本でももっと広く、この取り組みを知ってもらえたらと思っています。
―最後に、入会を検討されている読者の方に向けてメッセージをお願いいたします。
逸見:毎年、春から中学校へ進学する小学6年生を対象とした「進級飛躍式」をおこなっています。当教室では、中学生になっても通ってきてくれる生徒がたくさんいるので、卒業とはいわずに進級飛躍式と呼んでいます。
そこで、「あなたは何年間教室に通っていますか?」と聞くと、「13年です」と答えるお子さんがいるんですよ。
当教室は0歳から通える幼児教室だとお伝えしましたが、じつは胎教もあるんです。お母さんのお腹にいるときから通ってくれているということになります。
一般的な塾では、小学校受験のための塾、中学受験のための塾というように、ある程度年齢で分かれていますよね。
ヘーグルは0歳から18歳、あるいはそれ以降、大学生でも通ってくれているお子さんがいます。通室歴が長いお子さんが非常に多く、お子さんたちにとっての第二の家庭とでもいいましょうか。
保護者の方と一緒にお子さんを育てていく、そういう場であるというのが非常に大きな特徴だと思うんですね。ぜひ、私たちと一緒に子育てをしていきましょう!
―本日は貴重なお話をありがとうございました。
■取材協力:幼児教室のヘーグル