「進学校や、中高一貫校の授業についていけない」「受験が近づいているのに成績が伸びない」など、学習に対する子どもの悩みは多いもの。
特に、進学校や難関校の授業は、想像以上にハイレベルだといいます。
「PES個人教育会」では、そうした子どもたちの“駆け込み寺”として、県内屈指のプロ講師陣たちとともにバックアップ。
「PES個人教育会」は、主に福岡・佐賀・鹿児島・熊本・広島に校舎を展開し、ラ・サールや久留米大附設、明治学園、広島学院といった授業レベルの高い進学校に通う生徒へのサポートをおこなっています。
今回は、そんな「PES個人教育会」の魅力について、統括マネージャーの義経 太一郎さんにインタビュー。
確実な成績向上はもちろんのこと、子どもの悩みに寄り添う、勉強面以外の「心のケア」についても詳しく伺いました。
個別指導の塾選びに迷っている方、学校の授業に苦戦している方は、ぜひ参考にしてみてください。
“学習指導+心のケア”でサポートする「PES個人教育会」
ー本日はよろしくお願いいたします。はじめに、「PES個人教育会」とはどのような塾なのか教えてください。
義経 太一郎さん(以下、義経):「PES個人教育会」は、主に九州一帯と、広島の中高一貫校を対象として指導をおこなっている塾です。
例えば福岡では、久留米大学附設中学校・高等学校、西南学院中学校・高等学校、明治学園、鹿児島でいえばラ・サール中学校・高等学校、さらに広島は、広島学院中学校・高等学校など、専門とする学校が細かく決まっています。
それぞれの学校に特化した授業を展開しているので、学校ごとに合わせた学習が可能です。
さらに、難関校のカリキュラムに最適な指導ができるよう、その学校にマッチする実績の講師陣を揃えているのは大きな強みですね。
ラ・サール中学校・高等学校を目指す生徒は、ラ・サール専門の講師が担当するというように、講師陣も学校によって異なります。
そういった専門性の高い講師による1対1の個別指導で、効率的な学習ができるのが最大のポイントです。
ーほかに「PES個人教育会」の特徴などはありますか?
義経:はい。ほかには、学校の定期考査(※)で点数を取っていくための「勉強の仕方」指導もおこなっています。
例えば、「今日、何する?」「この問題はこうやって解くんだよ」など、生徒の質問に対応するだけでは個別指導の意味がありません。
「PES個人教育会」は、日ごろの勉強の仕方まで指示する「勉強方法の指導」を重要視して指導しているのが特徴ですね。
(※)定期考査とは、定期試験、定期テストとも呼ばれ、学校で、各々の教科や科目の学習成果、教育効果を通して、成績評価するために定期的に実施される試験のこと
ー「勉強方法の指導」をすると、なぜ定期考査の点数がアップするのでしょうか?
義経:成績が向上するうえで大事なのが、インプットとアウトプットです。塾で学習したことを、自宅でアウトプット(演習や復習)ができるか、自分で問題を解くことができるかが鍵になります。
授業内容が質問対応のみだと、生徒は家に帰ったあと、何をしたらいいか分からない状況に陥るんですね。
そのため、日頃の勉強の方法から指導して、内容のチェックまで徹底するようにしています。
過保護な指導方法だと感じるかもしれませんが、成績が伸び悩んでいる生徒は、学習時間の使い方でつまずいていることが多い。だから、そこを解決してあげるのがまずは大切だと思うんです。
また、何をしていいのか分からないと、やる気の減退にもつながってしまいます。
「今日はこれをする!」という目標があったほうが頑張れますよね。
さらに、学習時間の有効活用ができるようになれば、同時に定期考査の得点力にもつながっていくと考えています。
ー生徒たちへの「心のケア」についても力を入れていると伺ったのですが、どのようなことをしているのか教えてください。
義経:「心のケア」は、やる気を向上させることを目的としています。
とても難しい問題ではありますが、勉強と向き合い続けていくために、精神面においても支えていくのが私たちの仕事だと考えています。
生徒によっては反抗期の真っ最中だったり、自信を失っていたり、そもそも目標がないという子もいるんですよ。
やる気が出ない理由は、人によってさまざまです。
実際に生徒と「なんでやる気が出ないのか?」を話し合って、もし目標がないということなら目標設定のサポートをおこなうなど、解決の糸口を探します。
反抗期の場合は、親子関係がギクシャクしていることもあるので、その間に割って入って、お互いの気持ちを和らげるよう働きかけることもしますね。
そうやって、一人ひとりの「やる気が出ない」に向き合っていくんです。
あとは最近だと、社会問題にもなっているスマホ依存。
依存してしまっている子どもに対して、突然スマホを取り上げたり、Wi-Fiを切ってしまったりと、困った末に間違った対応をしている保護者の方も多いように感じます。
無理やりスマホから引き離そうとすると、余計に勉強しなくなってしまうので、本当に難しい問題です。
そういった、現代ならではの悩みにも寄り添い、スマホとのつながり方をどうしていくかを保護者の方と考えていければと思っています。
ー不登校の生徒に対してサポートをおこなっているそうですが、どういったサポート体制があるのでしょうか?
義経:「PES個人教育会」は、進学校に通っている生徒がほとんどなのですが、学校の授業のあまりのハイレベルさに困惑してしまって不登校になるケースが多く見られます。
そこで、通信制課程を開設している「神村学園高等部」と提携し、当塾を窓口として高校卒業資格が取れる仕組みを導入しました。
その通信制を利用すると、比較的スムーズに卒業に必要な単位が取得できるので、時間に余裕が生まれるんですね。
「PES個人教育会」では、その余った時間を活用して、大学受験の指導をしています。
すると、ものすごく成績が伸びていくんですよ。
このようにサポート体制が整っているので、不登校の生徒であっても、問題なく大学受験に合格することが可能なのです。
講師は実績重視!選び抜かれたベテラン講師で安心
ー講師の方々はどういった基準で採用されているのですか?
義経:とにかく実績を重視していて、「この先生であれば、間違いないだろう」という熟練のプロ講師の方々を採用しています。
したがって、新人講師の方や、バイトの大学生などは一切いません。
経験を積んで、確かな実績のある講師の方にだけ、こちらからお声がけすることがほとんどです。
例えば、現在予備校の教壇に立っていて実力のある講師の方や、口コミだけでスケジュールが埋まるような、有名なフリーの家庭教師の方などが在籍しているんですよ。
日頃から、そういった講師の情報をこまめにチェックして、「こんなふうに困っている生徒がいるので、お願いできないか」と依頼し、スケジュールを取るという方法を取っています。
講師の年齢層は高めで、40代・50代・60代が多いです。
保護者によっては、「若い人のほうが近頃の受験事情に詳しいんじゃないか?」と思われる場合もあるかと思います。
しかし、生徒に合った学習を進めていくとなると、キャリアが長いベテラン講師の経験がとても大切になってきます。
経験豊富な講師だと、多くの生徒を指導してきている分、その生徒をぱっと見ただけで「この子はこういうところで困っているな」「この先こういうところでつまずくだろうな」という問題点が分かるものなんです。
生徒の問題点や、弱みをきちんと理解した上で指導するので、安心感を感じられると思います。
オーダーメイドカリキュラムにあわせた料金とは
ー受講料について教えてください。
義経:基本的には、直接面談をした上で料金が決定します。
「この子には、こういう先生がいいだろうな」とピックアップして案内するので、紹介する講師によって料金が変動するためです。
料金の詳細としましては、1回2時間の指導で15000円~ご相談いたします。
実際にかかる費用を知りたい方は、お問い合わせや、直にご面談をいただくほうが分かりやすいかと思いますよ。
ご状況によっては、料金の調整にも応じていますので、お気軽にご相談ください。
ー続いて、コースについても教えてください。おすすめのコースなどはあるのでしょうか?
義経:「PES個人教育会」では、子どもたちそれぞれの状況や要望に応じて指導しているので、正式なコースというものはありません。
例えば、「学校の定期考査で点数が取れない」と相談を受ければ、「じゃあ定期考査対策を中心にやっていきましょう」と、そこで指導内容が決まる流れです。
また、「定期考査は問題ないけれど、駿台模試や河合模試といった、模試の点数が取れない」という場合には、模試で点数を取れるような授業をしていきます。
ほかにも、高校3年生や既卒生で「医学部を受験したいのに偏差値が足りない」といった生徒には、医学部受験に向けた対策を取ります。
固定のコースこそないものの、それぞれのニーズに合わせたオーダーメイドカリキュラムが組めるのが当塾のよさですね。
そのため、講師をはじめ、コースや料金についても話し合いながら決めていけるようになっています。
集団授業と違って、ひとりのためにできることは全部やろうと動けるのが、1対1の個別指導のメリットじゃないでしょうか。
ーコロナ禍ということで、オンライン授業もおこなっているのでしょうか?
義経:はい、おこなっています。
ですが、ほとんどの生徒が普段通りに通塾していますね。
もしくはオンラインでなく、自宅で自己学習している生徒も多いです。
とはいえ、オンライン授業の学習環境もしっかりと整えていますので、ご希望の方はご相談いただければと思います。
自信を失わないで!1番大事なのは「意識を変えて改善すること」
ー最後に、入塾を検討している方に向けてメッセージをお願いできますでしょうか。
義経:「PES個人教育会」の生徒のほとんどは、学校の定期考査で点数が取れないことに悩んで入塾してくるのですが、それでも中学受験や高校受験では、すごく難しい試験を突破してきている子どもたちです。
だから、決して才能や能力がないわけではない。どの生徒にも必ず資質はあると伝えたいです。
今通っている学校の授業レベルが高すぎるので、苦戦して当たり前なんですよ。
一番大事なのは、そうやって苦戦しているときに「どう改善していこうか」と策を巡らせることです。
「もうだめだ」「やってもしょうがない」と、心が折れてしまいそうになるときもあるでしょう。
それでも、何も手立てを加えないで諦めてしまうのは非常にもったいない。自信を失わないでほしいとは、いつも思っています。
意識を切り替えてやり方を変えていけば、きちんと結果は出るので、安心してほしいですね。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました。
■取材協力:PES個人教育会