保護者の方のなかには、お子さんがなかなか家で勉強できないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
広島県尾道市にある「尾道自習館SSS(スリーエス)」では、リーズナブルな価格で学習スペースを提供し、希望者には個人指導をおこなっています。
そこで今回は、「尾道自習館SSS」館長の山本 幸司さんに取り組み内容についてお話を伺いました。
尾道市で学習スペースを探している方、受験対策や資格取得のための勉強がしたい方は、ぜひご一読ください。
自分がやりたい学習に専念できる場所
ー本日はよろしくお願いします。はじめに、「尾道自習館SSS」がどのような場所なのか、概要を教えてください。
山本 幸司さん(以下、山本):「尾道自習館SSS」は、静かに集中して学習するための場所を、利用しやすい料金で提供しています。
いわゆる学習塾と違って、僕が授業をすることはありません。
授業を聞いて受け身になっているのではなく、見て聞いてわかったつもりになったことを、実際に手を動かして自分のものにしていく、そのプロセスを重視しています。
実際のところ、自力で十分な理解度に到達できる子は少ないものですから、いつでも気軽に質問できる環境を心がけております。
ちなみに、名前の「SSS(スリーエス)」は、Self Study Supportの略でして、「子どもたちの“勉強をしよう”という心を支えていきたい」という気持ちが込められています。
ーご利用されるのはどんな方が多いですか?
山本:主に小中高生が利用していますが、浪人生や社会人の方が資格取得のための勉強や大学受験ために利用するケースもあります。
この町は電車に乗らないと予備校がない環境ですので、うちを使って1年間、朝から晩まで勉強する方もいらっしゃいますね。
また、個人指導については、2つに分けておりまして、ひとつは追加料金をいただかない範囲での質問対応ですね。
「この問題がわからないんです」「これはどのような考え方ですか」といった質問は、月謝の範囲内でおこなっています。
もうひとつは、テスト前や受験前に「ここの範囲がどうしてもわからないから、みっちり教えてほしい」というような場合は、1時間2,000円ほどいいただいて対応しております。
ー他社にはない「尾道自習館SSS」の強みについて具体的に教えてください。
山本:なんといってもカリキュラムに縛られることなく、今まさに自分に必要な、やりたいと思っている内容の学習に専念できるのは大きな強みだと考えています。
学校や家では、親御さんや同級生に気がいってしまいがちですし、自宅で一人で勉強していると、どうしてもスマホに手がいってしまったりだとか、いろいろ誘惑が多いですから。
そういう誘惑を排除して、誰にも邪魔されずに自分のすべきことに専念できる環境、いつでも自由に利用できるというのが一番の強みかなと思います。
年末年始も毎日開いていますし、年に一度お盆休みの1週間を除いて毎日22時までご利用いただけます。
一般的な塾・予備校の費用より安い料金体系
ー講師の方が生徒さんを個人指導される際に心がけていることはありますか?
山本:質問に対して、まず、一番どこがわからないのか、根っこの部分を探し出し、現在学習している範囲ではなく、その土台になっている基礎、ベーシックな部分をきちんと理解し埋めていくことを心がけています。
現時点でわからないというのは、その範囲自体がわからないのではなくて、土台となる部分が身についていないことが多いので、予習型というよりは復習型の教え方をしています。
ー料金設定にこだわりのポイントはありますか?
山本:使い放題なので、毎日利用しても追加料金は発生しません。また、教材費や講習費がかからないので、年間を通した利用料は、塾通いと比較して20%~40%程度に抑えられます。
それから浪人生の場合、予備校通いと比較すると、一般的な予備校通いでかかる費用の10%の料金でご利用いただけます。
近くに予備校がないこともあり、高校生・浪人生の方もたくさん来られていますね。
料金の詳細については、公式ホームページをご覧ください。
学生・社会人向けにお得なプランを展開
ー今後、新たなサービスのご予定がありましたら教えてください。
山本:3月から浪人生や資格試験など昼間に利用される方向けのプランや、中高1、2年生向けにお得にご利用いただけるプランを展開することを考えています。
詳細が決まり次第、SNSや公式サイトで告知していく予定です。
また、見学は随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
ー最後に、読者の方へひと言メッセージをお願いします。
山本:目にして触れて、手に取った知識や技術が実際に使えるようになるまでには、多くの時間が必要になります。
味わって噛み砕いて飲み込んで、腑に落ちて消化して吸収し、やがて血となり肉となり、自分のものにしていくためのお手伝いができればと思っています。
ご興味を持たれましたら、ぜひ一度見学にいらしてください。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました!
■取材協力:尾道自習館SSS