保護者の方のなかには、子どもが家ではなかなか勉強をしないので、毎日のように通える塾を探しているという方もいらっしゃるでしょう。
埼玉県川口市にある「颯鴻塾」は、週6日通う必要がある学習塾です。今回は、塾長の滝原 一憲さんに、同塾が毎日授業をおこなう理由や、指導方法についてお話を伺いました。
埼玉県川口市で塾を探している方は、ぜひご一読ください!
AIに負けない“人間力”を育てる学習塾
―本日はよろしくお願いいたします。はじめに、「颯鴻塾(SOKO塾)」の概要を教えていただけますか?
滝原 一憲さん(以下、滝原):「颯鴻塾(SOKO塾)」は、埼玉県川口市にある地元密着型の学習塾です。
対象は小学生から高校生ですが、今は中学生の割合が一番多くなっています。勉強だけでなく、挨拶や整理整頓など、人として大切なこともしっかり教えていますよ。
私自身、もともと教育に携わりたいと考えており、大学卒業後は塾業界へ入ったのですが、そこは私が思い描いていた教育とは異なるものでした。
そこで、自分が“理想とする教育の場”を作るために立ち上げたのが颯鴻塾です。ありがたいことに、地元の方々に支持していただき、十数年が経ちます。
当塾は、基本的に毎日通ってもらっていますので、学習塾というよりは、学校や私塾といったイメージを持つ方が多いようです。
―続きまして、「颯鴻塾」の強みについてお聞かせください。
滝原:当塾の強みは、生徒一人ひとりを大事に見ているということです。
今、ちょうど面談の時期ですが、親御さんと話しながら、子どもたちを一緒に育てているような感覚がありますね。それが、皆さんに支持していただいている理由だと思っています。
私が当塾を立ち上げた十数年前と今では、学びの形も、子どもたちが置かれている環境も、大きく変わりました。これからますます勉強や仕事の仕方、生き方が大きく変わっていくでしょう。
その変化にあった指導をおこなっていくのが、私の仕事だと感じています。
そのためにも、当塾では意欲・好奇心・協調性・道徳性・忍耐力・精神力・自己解決能力といった力を育み、AIに負けない人材を育てられるよう、授業のなかで子どもたちにアプローチしていきます。
講師とチューターによるフォロー体制
―講師の方についてもお聞かせください。講師を採用する際、とくに重視されているのはどういった点でしょうか?
滝原:当塾では、授業のクオリティを保つため、授業をおこなうのは、私と教室長を含めた3人のみです。
しかし、講師ではなく大学生の「チューター」を複数採用しており、自習のときに生徒のフォローに入ってもらったり、モチベーターになってもらったりしています。
チューターを採用する際に重視しているのは、私の教育観が伝わっているかどうか、元塾生ばかりなので、そこはクリアしています。大半が教職も取っており、教育に興味がある、子どもたちのために動いてくれるチューターばかりです。
―カリキュラムや料金についても、こだわりのポイントなどありましたら教えてください。
滝原:颯鴻塾は、毎日通えるというよりは、週6日通わなくてはいけない塾です。
一人ひとりの専用ファイルがあり、1週間のto doから当日のto doまでファシリテートします。しっかりやるべきことが決まっているので生徒も学習に取り組みやすいようです。
毎日授業もあります。とはいえ、最近の子どもは習い事などもあるので、欠席した場合は、録画しておいた授業を事前に見てもらい、私が簡単な授業をしてフォローする形を取っています。
学習に遅れが出ないようにできる点でも、一人ひとりの状況がわかる専用ファイルがとても役に立っています。
このように、生徒一人ひとりの進度にあわせて必要な授業をおこない、課題をこなしてもらうというのが基本のカリキュラムです。
ベースの授業は私たちがおこない、一般的な塾では宿題といって生徒各自に自宅でやらせるところを、当塾では演習(課題)としてこなしてもらっています。
生徒がその課題をこなしている間は、チューターたちがサポートで入ります。
生徒には毎日通ってもらっているとお話しましたが、それは生徒にただ勉強をさせるためではなく、「我慢すること」を教えたくてやっているんですよ。
今の時代、子どもたちが我慢をしなければいけないような厳しい環境がなかなかないですからね。
毎日通うのは楽なことではありませんが、毎日勉強していれば成績も上がります。生徒たちは、我慢とともに、「努力は実を結ぶ」ということにも気づくでしょう。
生徒にそういった気づきを与えることも、私たちの役割だと思っています。
料金についてですが、中学生は5教科で一律33,000円(税込)です。
この金額で、高いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、希望する方が誰でも通えるように、なるべく低価格には抑えているつもりです。
―季節ごとのイベントも盛りだくさんということですが、どういったものがあるのでしょうか?
滝原:この数年は、新型コロナウイルスの影響で実施できていませんでしたが、夏はバーベキューをしたり、冬はクリスマス会をしたり、春はみんなでディズニーランドへ行ったりしています。
生徒たちは、毎日ここへ来て勉強をよく頑張っているので、ご褒美ですよね。
当塾の講師・チューターは、大半が元生徒ということもあって、一般的な塾と比べると、私たちと生徒の距離は近いと思っています。
そのため、私たちにとっては、季節ごとにイベントをおこなうのも、遊びに行くのもごく自然なことです。
時代にあわせて指導方法を変化させる
―今後の展開について、体験授業見学などの案内があればご紹介ください。
滝原:世の中が大きく変化している今、時代にあわせて、子どもへの接し方、指導方法も変化することが大事だと思っています。当塾の強みは、小回りが利くことです。
必要に応じて、新しいアプリを使ったり、オンライン教育をうまく活用したりすることを考えています。
体験授業や見学は随時受け付けています。ただ、受け入れ人数もありますので、興味を持ってくださった方は、早めにご連絡をいただければと思います。
―最後に入塾を検討している読者の方に向けてメッセージをお願いします。
滝原:私たちと子どもたちの将来を考え、一緒に子どもたちを育てていきましょう!
―本日は貴重なお話をありがとうございました。
■取材協力:颯鴻塾