大学合格への大きなチャンスである「総合型選抜」。
従来のAO入試に代わるものであり、そこでは小論文の作成能力や、面接でのプレゼンテーション能力などが問われます。
東京都中央区日本橋を本拠地とする「東京AO入試対策塾」は、完全個別指導で総合型選抜の合格へと導く塾。
今回は、東京AO入試対策塾の代表講師であり、書籍の出版やメディアへの出演の経歴を持つ伊藤 誠一郎さんにお話を伺いました。
「面接に自信がない」「志望理由書に何を書けばいいのかわからない」といった悩みを持つ方はぜひ参考にしてみてください。
完全個別指導ならではの柔軟な対応力が強み
ー本日はよろしくお願いします。早速ですが「東京AO入試対策塾」はどのような塾でしょうか?
伊藤 誠一郎さん(以下、伊藤):総合型選抜専門の指導塾というふうにお考えいただければと思います。
総合型選抜の内容には志望理由書・エントリーシート・事前課題の作成・小論文・プレゼンテーションなどがあります。
当塾では、総合型選抜に必要なそれらの項目への対策をひと通りおこなっています。
ーほかの塾にはない、東京AO入試対策塾ならではの強みはなんでしょうか?
伊藤:当塾の強みについては、おもに2つあります。1つ目は、完全個別指導により受験生一人ひとりにしっかり対応できる点です。
志望校の受験要項というのは、学部や学科によって違います。さらに人によって、得意なことや不得意なことも異なります。
受験要項や個人の得意・不得意に対して柔軟に対応できるのは、完全個別指導だからこそだと思います。
2つ目は、書くことや話すことが苦手な受験生へのサポートの充実度です。
「高い目標を実現するために、総合型選抜という大きなチャンスをなんとかものにしたい。だけど面接や小論文に自信がない」そういった受験生にしっかり対応できることも、うちの強みです。
企業研修をするプレゼンテーションのプロが指導
ーどのような方が講師をされているのでしょうか?
伊藤:当塾では、私1人ですべての受験生を担当しています。ほかの講師や学生アルバイトの講師がいない点も、強みといえば強みですね。
というのも、私は東京AO入試対策塾の講師をしているほかに、企業研修の講師もやっています。もともと、プレゼンテーションやロジカルシンキングが専門なんです。
その企業研修でお伺いする業種もさまざまで、金融・商社・IT・自動車・食品・医療メーカー、あとはいろんな業種の小売販売など、いろんな企業さんを相手にしています。
ですので、そういった社会との接点から得たものを発揮できると思いますね。
ー進路についての悩み相談もできますね!
伊藤:そうですね。たとえば受験生から「進路の方向性で迷っているんです」といった相談があれば、「こういう業種もあるよ」という助言ができます。
大学への合格が最終目標ではありませんからね。
対策する内容ごとに料金を設定
ーカリキュラムについて、ほかにはない特徴や、こだわっているポイントなどはありますか?
伊藤:まず、当塾はコースを設けていません。コースにすると、料金の内訳がわかりにくいんじゃないかと思うんです。
パックでいくらですとか、月何回でいくらですとか。これでは実施する内容が不明瞭ですよね。
ですから当塾は、志望理由書・エントリーシート・事前課題・プレゼンテーション・小論文・面接と、対策する項目を細かくを分けています。これがほかの塾とは違う特徴です。
受験する大学や学部によって必要な項目を自由に組みあわせることができますし、「この部分は自分でやった」といったそれぞれの事情にあわせられます。
ー料金はどのように設定されていますか?
伊藤:詳しい料金設定については、以下の表をご覧ください。必要な対策を組みあわせて、おおよその費用を計算していただければと思います。
対策の項目 | 内容の説明 | 料金 |
---|---|---|
① 志望理由書 | 1000字以内 | 50,000円 |
② エントリーシート | 志望理由、自己PR等2000字以内 | 70,000円 |
③ 課題論文作成 | 出願時に提出するタイプ | 100,000円 |
④ 小論文対策 | 試験当日に出題されるタイプ | 150,000円 |
⑤ 面接トレーニング | 頻出質問とアドリブ力の対策 | 50,000円 |
⑥ プレゼンテーション作成 | 全体の構想から資料作成まで | 100,000円 |
⑦ プレゼンテーション練習 | 声、話すスピードや表情のチェック | 30,000円 |
※記載の料金はすべて税込です。
伊藤:これらの対策のほかに、高1・高2の早い段階から基礎力を磨くための講座も設けています。
そちらの料金については、以下の表をご覧ください。
講座の項目 | 内容の説明 | 料金 |
---|---|---|
① 小論文基礎講座 | 1回90分×4回 | 32,000円/月 |
② コミュニケーション講座 | 1回60分×4回 | 24,000円/月 |
※記載の料金はすべて税込です。
伊藤:高校3年生になると、どうしても受験勉強で忙しくなってしまいます。
ですので、時間に余裕がある高1・高2のときから、考える力・書く力・話す力の基礎を養っていくことをおすすめしています。
大学入学後もサポートする制度を作りたい
ー今後について、教室の新設や新たなサービスの開始などの予定はありますか?
伊藤:教室を増やすのは、今のところ考えていません。私1人でやっていることが、当塾の強みでもありますから。
新たなサービスとしては、塾生の大学入学後のメンター制度のようなものを作ろうかなと思っています。
というのも、大学に進むとゼミでの発表とか、インターンシップの活動などをやるようになります。それらに関する悩みを中心に、解決するための相談役になろうかと。
せっかく総合型選抜で受かったのなら、その先の将来につなげられるようにサポートを続けたいと思っています。
ー素晴らしいフォローですね。大学に入学したら、それまでの努力を止めてしまうこともあるのでしょうか?
伊藤:そうです。入試を受けるにあたって、志望理由書に何のために勉強するのか、何のために大学に行くのかを書くことになるはずです。
入学後にその気持ちが変わるのはもちろんいいんですが、合格したらそれで終わりではなくて、そこからまた夢に向かって進んでほしいんです。
私はそのためのサポートができたらいいなと思っています。
ー最後に、入塾を検討している読者の方へメッセージをお願いします。
伊藤:総合型選抜の入試というのは、社会で活躍するための大切な要素が詰まっています。
事前課題を作ることも、小論文の対策をすることも、それから面接を受けることもそうです。情報を調べ、それをもとに自分で考える。そして結果をまとめたり話したりすることは、社会に出てからもとても大切なことです。
社会で活躍するために大切な要素を早い段階から養うためにも、積極的に挑戦してほしいと思います。
また総合型選抜入試においては、受験生本人が、本当にその大学、その学部、その学科に行きたいと思っていることも重要です。
一般入試の対策だと「テストで80点取るまでは帰さない」とか、宿題をたくさん出すなど、なかば強制的に勉強させることもできます。
一方、総合型選抜で求められる、考えたり、書いたり、話したりといった実力は、受験生自身に頑張ってもらわないと伸びないんです。ですので、受験生自身のやる気や情熱が伴っていることが大事だと思いますね。
本当に行きたい大学に入学できた子は、その後の学園生活も充実しているようですよ。実際に合格したあとで、「大学が楽しいです!」「大学に行ってよかったです!」といったメッセージをくれる塾生も多いですから。
将来への道を切り開くためには、大事なポイントを押さえつつ挑戦していくことが大切です。
総合型選抜の受験をお考えの方は、ぜひ当塾をご活用いただければ幸いです。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました!
■取材協力:東京AO入試対策塾