子どもについつい「宿題はやったの?」「勉強しなさい!」と言ってしまう…。本当は塾で複数科目習わせたいけれど、授業料のことを考えると躊躇してしまう…。そんな悩みを抱えていらっしゃる方は少なくないでしょう。
京都市左京区にある「青明塾」は、子どもたちの本来持つ「知りたい」という気持ちに寄り添い、それを自分から「学びたい」に変えることを目指した学習塾です。
1コマの時間を短く設定することで、授業料を抑えながら複数科目を受講しやすいといった工夫もしています。
今回は塾長の青野 崇司さんにインタビュー。教育への想いなども伺いました。
京都市で塾を探している方は、ぜひご一読ください!
子どもたちが本来持つ「知りたい」という思いに寄り添う塾
―本日はよろしくお願いいたします。はじめに、「青明塾」の概要を教えてください。
青野 崇司さん(以下、青野):青明塾は、京都市左京区に教室を構える進学塾です。
当塾が掲げる理念は「すべての家族を幸せに」です。この家族というのはなにも血縁的な家族だけではありません。
部活動や会社の仲間といった社会的な繋がりも大きな意味で家族といえるのではないでしょうか。
そこで、人が生まれながらにして持つ「知りたい」という気持ちを大切に、子どもたちひとりひとりに寄り添いながら「知りたい」を「学びたい」につなげる。
それによって子どもたちが本来持つ力を最大限に引き出し、家族や社会を元気にできる。そのような学習塾を目指して立ち上げたのが青明塾です。
じつは、こんなふうに考えるようになったのには、きっかけがあります。
私はもともと、幼い頃から“自分にしかできない”仕事をしたいと思っていました。学生時代も自分にしかできないこととは何かを考えて幅広くさまざまな経験をするように心がけていました。
そんな学生時代に、いわゆる発展途上国と呼ばれる国を訪れ、ストリートチルドレンたちと生活を共にする機会がありました。
そこで目にしたのは、教育の機会を十分に与えられず、最貧層から這い上がることができない子どもたち。
知りたいことがたくさんあるのに学べない、そんな子どもたちを目の当たりにして教育の大切さに気づかされたのです。
そして教育という世界で社会に貢献したい、自分にしかできない仕事をしたいと思い、最初は大手の学習塾に就職しました。
大手には大手のよさがありますが、大手だけでは救いきれない子どもたちがいることを感じました。
しかし、そこで多くの子どもを指導し、経験を積むうちに、大手だけでは救いきれない子どもがいることに気がつきました。
その後、そのような子どもたちをサポートするため、当塾を立ち上げるに至りました。
―青明塾の強みについて具体的に教えてください。
青野:当塾の強みは、大きく2つあります。
1つ目は、集団指導と個別指導を並行しておこなっていることです。
成績だけに注視するのではなく、その子の特性をよく理解したうえで、集団指導よりも個別指導のほうが能力が伸びるだろう子どもには、個別指導という形で学習の機会を提供しています。
集団授業は、全体に向けた授業や解説になる一方、個別指導ではその子にあわせた授業や解説をすることが可能です。
当塾の個別指導では、集団授業と同じようにホワイトボードを使い、子どもたち一人ひとりの理解度にあわせて、説明の仕方を変えていくので、生徒の横について指導するフォロー型の個別指導よりも質の高い授業が提供できると思っています。
2つ目の強みは、生徒が多く通う近隣の中学校の定期テスト対策にとても力を入れていることです。
京都の高校入試では、通知表の内申点がとても重要になります。また、定期テストで高得点を取ることができれば、成功体験や努力することの達成感を得ることができ、子どもたちの学習意欲を向上させることができます。
さらに、定期テスト対策に力を入れることが、結果として受験に通用する正しい勉強のやり方を身につけることにも繋がるのです。
具体的な対策としては、普段2科目だけ受講している生徒でも、テストの直前だけ受講していない科目を1コマから追加をすることができます。
そして、5科目テスト対策用の教材を購入していただければ、その生徒のレベルにあわせて定期テスト前に特別な定期テスト用の個人別学習プログラムを作成します。
それがきちんとこなせているかどうかチェックをしながら定期テストに向けて学習をサポート。
対策の最後には、テスト前週の土曜日には講師が作成した模擬テストをおこない、合格点に達しなかった生徒には、翌日の日曜日に無料でフォローをしています。
これらの強みを生かした指導により、子どもたちはワンランク上の学力を身につけていきます。
低学年から長期にわたって通塾いただいている生徒が多いのも特徴で、学習習慣が身につき、偏差値が10以上伸びることも珍しくありません。
親しみやすいプロ講師陣と、工夫を凝らした時間割編成
―採用されている講師の方についてお聞かせください。採用される際に重視されているのはどういった点でしょうか?
青野:採用に関しては、一定基準以上の学力をもった人というのはもちろんですが、辛抱強く努力を継続でき、人間的に成長しようとしている人かどうかという点を重視しています。
また、採用する講師には、私には足りない役割を担ってくれそうか、生徒の目線に立って物事を考えられる人かどうかというところも重視している点です。
当塾には私を含めて、プロの講師が複数人おります。プロ講師も授業を担当しますし、採用した講師たちと切磋琢磨しながら、日々の授業に取り組んでいます。
プロの目線から気づいたことは各講師に直接フィードバックをおこなうので、講師のレベルは高いといえるでしょう。
―コースやカリキュラムについて、こだわりのポイントなどありましたら教えてください。
青野:当塾では、個別指導も集団指導も1コマ45分で授業をおこなっています。
一般的には、中学生以上になると、1コマ70分や80分といった時間編成の個別指導が多いかと思いますが、これまでの指導経験から子どもたちが集中力を保って勉強するには学校と同じくらいの1コマ45分が適切かと思い設定しました。
また、1コマを45分にすることで、1コマあたりの料金を抑えることが可能となり、複数科目を無理なく受講することができます。
さらに中学生は、英数国理社の5科目をセットにした「5科目パック」を設定。他塾と比べても手ごろな価格で5科目を学習していただくことが可能です。
受験生に多いのが、普段は個別指導を受講し、季節講習は通常の個別指導に加えて集団指導の復習講座を並行して受講するというケース。
受験生は、季節講習で個別指導のコマ数を増やすと、どうしても料金が上がってしまいます。
そういったことにも配慮し、季節講習では集団指導の「復習講座」を開講しており、料金を抑えながら長い時間受講できると好評です。
詳細につきましては、公式ホームページをご覧ください。
成功体験や達成感を通じて、子どもの成長をサポート
―今後、新たなプランのご予定などありましたら、教えてください。
青野:この10年で、教育に必要な能力というものが目まぐるしく変化しています。
当塾でも時代にあわせて、これまでの良い部分は残しつつ、AIを使った学習指導やICT教育などを取り入れた新しいシステムを、今後数年以内に導入する予定です。
―最後に、入塾を検討している読者の方にメッセージをお願いいたします。
青野:人は誰しもが、「知りたい」という想いを持って生まれてくると思っています。
生まれたばかりの赤ちゃんはいろいろなものに興味や疑問を持ちます。
さらに学校というものがない時代から、人は数学的なものだったり、天体的なものだったり、さまざまなことに興味を持って学ぶことで豊かな生活を構築してきました。
ですので、人は勉強に限らず、好奇心を持って、いろいろなことにチャレンジしていくような習性を持っているといえると思います。
ところが、日々を過ごすなかで、成績が伸びないとか、勉強が分からないなど失敗体験が続くと、本来は持っていた「知りたい」という気持ちが薄れ、「学びたい」という気持ちに結びつかなくなっていきます…。
そのような失敗体験が続いても、人が生まれながらに持つ「知りたい」や「学ぶことが楽しい」という気持ちを思い出せるように、そして成功体験を通じてそれを大きく育てることを青明塾では大切にしています。
コツコツと努力すれば成果が出る、報われる。そういった成功体験を積み重ねて、人のために・社会のために自分に何ができるのか。そういうことを考えて努力のできる人になってほしいと願っています。
子どもたちが勉強というフィールドでの成功体験を通じて、社会に出たときに自己実現ができる大人になれるように講師一同、最大限のサポートをしていきます。
体験授業は随時おこなっています。少しでも指導方針に関心を持ってくださった方は、ぜひ青明塾を実際に見て、もっと知っていただけたら嬉しいです。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました。
■取材協力:青明塾