目先の受験勉強だけを考えていませんか。しかし子どもたちにとって将来を踏まえた視点と成長こそが大切なことです。
今回は、受験勉強だけで終わらない一生モノの人間力を身につける指導をおこなう「個別指導塾テスティー」を取材!塾長の繁田 和貴さんにお話を伺いました。
「社会に出てから通用する、真に役立つ力を身につけてほしい」という想いから設立した同塾。
子どもに、社会で生き抜く人間力をつけてほしいとお考えの保護者の方は、ぜひご一読ください。
真に役立つ力を!東京・神奈川に6校舎を展開する学習塾
ー本日はよろしくお願いします。はじめに、「個別指導塾テスティー」がどのような塾なのか、概要を教えてください。
繁田 和貴さん(以下、繁田):「個別指導塾テスティー」は、東京に5校舎、神奈川に1校舎の計6校舎を展開している、完全1対1指導の個別指導塾です。
小・中学生、高校生を対象にしていますが、特に小学生と、中高一貫校に通う中学生、大学受験を考えている高校生がメインですね。
中学受験で私立に入学して、それから大学受験という生徒が多いので、一般的な個別指導塾と比べると当塾は特徴的だと思います。
もちろん高校受験を控える生徒も受け入れていますが、私が中学受験で学校に入り、大学受験をした自分自身の経歴を活かして生徒に指導しています。
実は私は、大学生時代に何度も留年し、自分の目標を見失い、多くの失敗を重ねた経験があるんです。
そういった経験もあり、中学生、高校生のうちからきちんと勉強をする意味を伝えなければという想いが根底にあって。「社会に出てから通用する、真に役立つ力を身につけてほしい」そんな想いから、当塾を設立しました。
勉強の意味を伝えたうえで、合格を勝ち取り、将来に向かってしっかりと目的や目標を持ち、頑張る生徒を育てたい。
「受験勉強だけで終わらない一生モノの人間力を」という標語を掲げて、現在指導しています。
講師は採用率3割!独自の学習メソッドで問いかけ重視の指導
ー他社にはない「個別指導塾テスティー」の強みについて具体的に教えてください。
繁田:当塾では採用育成の研修部門を設けていて、当塾のコンセプト“問いかけ重視の指導で、生徒に正しい「わかった」の基準を身につけてもらう”を徹底し、講師の質を維持していることが強みではないでしょうか。
この問いかけ重視の指導スタイルを、当塾では「開成番長メソッド」といっており、生徒の「なんとなく」を排除し、正しい理解度のラインに導く。その結果、定着率が飛躍的に高まり、成績がぐんぐん伸びると考えています。
開成番長は、私の著書「開成番長の勉強術」から名づけました。
また、当塾は講義形式の授業なので、教室の前のホワイトボードを用いて、講師が板書しながら授業を進めていきます。
たとえば、1対20などのクラス指導だと特定の生徒に問いかけ続けるのはなかなか難しいのですが、問いかけをたくさんしていくなかで生徒自身がきちんと理解できている感覚を掴んでもらうんです。
学校や集団授業の塾の場合だと、あまり理解していない状態でも、なんとなくわかった気で済ませてしまいがちなので、理解度のラインを矯正していきます。
勉強がなかなかできずに伸び悩むなど、多くの生徒が抱える問題は、授業時の理解があやふやなのが根本的な原因なんですよ。
そして生徒の小さな変化をきちんと褒めてあげて、生徒たちが自己肯定感を高めることが、当塾の授業のコンセプトでもあります。
特に個別指導塾に通う子は、すごく勉強ができる子よりも、勉強で悩みを抱えている子が多いです。
だからこそ、集団授業のなかでうまくいかない、勉強に対して苦手意識や拒否反応が出てしまっている子に対して、小さな成長に気づいてあげて、本人にも自分の成長に気づいてもらうことがポイントだと思っています。
そのため、講師は大学生をメインにしていて、歳の近いお兄さん、お姉さんのような存在から教わることができることから、大学生講師のよさを最大限に発揮しているのが特徴です。
とはいえ、講師は東大生を中心とした有名大学の選抜された学生で、採用率3割程度の厳しい講師採用試験に合格した方たちのみです。
有名大学だからといって採用するわけではありませんが、有名大学かつ教え方が上手な講師、人間的に魅力のある講師は、生徒にとって尊敬の対象になりやすいので、そういった有名大学の学生を採用しているのはひとつ特徴だといえますね。
揺るぎない“人間力”で将来社会で活躍してくれることを願って
ー今後の展開や体験授業などについてご紹介ください。
繁田:近年のコロナ禍の影響もあって、オンライン授業にとても力を入れており、講師研修ではオンラインの研修もおこなっています。
地方などで通える範囲に塾がない方や、いろいろな塾と比較する際にオンラインで体験授業が受講できるのも生徒にとってはメリットかと思います。
たとえば、地方の子で都内の慶應義塾大学に行きたいと思った場合、実際に慶應生の授業が受けられたらモチベーションアップにもつながると思うんですよ。
地方にいながら厳選された講師陣による授業が受けられるのはオンラインのよさであり、強みだと思います。
総合的に考えると通塾のメリットももちろんありますが、オンラインはオンラインならではのよさを活かすことで、通塾と差がない指導ができると考えています。
特にタブレットを活用して、電子黒板のように授業するのは、オンラインならではだと思うんです。
黒板に英語の長文を映し出して、線を引くことはできないけれど、タブレットだとPDFファイルを取り込んで、その上から書けば可能なので、このようにタブレットのよさを最大限活かした指導を心がけています。
現在、無料面談・体験授業を実施中です。現状や勉強についての悩み、今の塾・予備校に対する不安など、お気軽にお問い合わせください。
今後の展望としては、当塾を卒業した講師のOB・OGでコミュニティをつくりたいと思っています。
当塾を卒業して社会で活躍しているすごい方々がたくさんいるので、講師のOB・OG以外に、当塾を卒塾した生徒の方たちも含めてコミュニティをつくり、人とのつながりやご縁を大切にしていきたいですね。
ただ受験で合格して終わりでなくて、生涯をとおして関わっていける価値のある関係性を築いていきたいです。
ー最後に読者の方へ一言メッセージをお願いします。
繁田:当塾では、受験に合格したり成績を伸ばしたりするのは大前提とし、将来社会で活躍できるように、生徒に対して人間的な成長をもたらすことに価値があると考えています。
そのため、短期的な合格だけでなくて、中長期的に人生において役立つ力を身につけてもらえるよう、しっかりと生徒に寄り添って個別にカスタマイズした授業を提供しています。
塾名「TESTEA(テスティー)」のつづりは、テストでE判定からA判定に…といった意味合いと想いがあるんです。
だから今どのような状況だとしても、必ずよい方向に向かい、伸ばすことができると信じているので、現状を受け止めたうえで、これから一緒に頑張っていきましょう!
ー本日は貴重なお話をありがとうございました!
■取材協力:個別指導塾テスティー