何十人もの子どもが一緒に授業を受ける学校では、個性の異なる一人ひとりの子どもに合わせた指導は難しいのが実情ではないでしょうか。
北海道札幌市にある「個別指導学習塾 A-CLASS」は、生徒一人ひとりとのコミュニケーションを大事にしながら授業をおこなっています。
講師主導ではなく、“生徒主導”の指導を実施することで、子どもたちに本当に必要な力である「真力(マヂカラ)」の育成を目指しているといいます。
今回は、「個別指導学習塾 A-CLASS」代表の岸田 大輔さんにお話を伺いました。
学力向上とともに、子どもの主体性を磨いてほしい保護者の方は必見です。
“生徒主導”の指導で生徒の主体性を磨く
ー本日はよろしくお願いします。まずは「個別指導学習塾 A-CLASS」の概要について教えてください。
岸田 大輔さん(以下、岸田):「個別指導学習塾 A-CLASS」は、北海道の札幌市中央区にある塾で、勉強が得意な生徒から苦手な生徒まで、あらゆる層に対して、一人ひとりの個性に応じた学習支援を展開しています。
指導の形態は、個別指導を特徴としており、先生1人につき生徒3人までの指導を実施します。
1科目からでも受講できる完全オーダーメイドのカリキュラムを採用しており、個々のご家庭の希望に沿った受講の仕方が選択可能なんですよ。
ー他社にはない「個別指導学習塾 A-CLASS」の強みとは何でしょうか?
岸田:当塾では、
真力(マヂカラ)」を育成することを指導理念として掲げ、“生徒主導”の指導をおこなっている点が強みですね。
「真力(マヂカラ)」の育成とは 、「テストのための詰め込み」ではなく、本当の意味での「読解力」「論理的思考力」「推論力」を養い、「多くの知識を吸収し定着させる力を育てること」を意味します。
子どもにとって本当に必要なのは、成績を上げることよりも、「自分で自分の弱点を探し、なおかつそれを乗り越えるための工夫を自分でしていくことができる力をつけること」だと考えています。
塾側が、「これさえやれば大丈夫」というゴールを勝手に設定し、宿題や課題を押し付けたのでは、「勉強に対して受け身でありさえすれば成績が伸びる」という認識を子どもたちが持ってしまい、間違った方向に向かってしまうのではないでしょうか。
生徒によって学力やわからない点は異なりますし、私立の学校と公立の学校では、使用する教材も求められるレベルもバラバラなので、画一的な指導をおこなうのはよくないと考えています。
当塾では、そのような“押しつけタイプ”の指導ではなく、一人ひとりの生徒の主体性を磨き育てていくことを考え、コミュニケーションを通して生徒が必要とすることを探しながら指導をおこなうことを、一番重視しているのです。
講師陣に関しても、“わからないことを聞かれたときにすぐに答えられる指導力”や、“生徒としっかり会話ができるコミュニケーション能力”を備えている人間をそろえて指導にあたっていますね。
ー「個別指導学習塾 A-CLASS」の指導スタイルについて具体的に教えてください。
岸田:
子どもは、“誰かに見られている”というプレッシャーと安心感で伸びていくものなので、当塾の個別指導では、先生が生徒の隣に座り、生徒を“見る”という指導スタイルをとっています。
また、問題が解けたか否かだけではなく、生徒が課題に取り組む「過程」を見ることで、生徒の抱える弱点をいち早く察知し、その克服に向けた手を早めに打つことも可能とします。
そのため当塾では、先生1人に対して、多くても生徒3人までの指導を実施しているんですよ。
「個別指導」をうたっていても、実際には講師1人が、4人、5人もの生徒を同時に指導する塾もありますが、それでは生徒を十分に“見る”ことはできないと思っています。
一人ひとりに合わせた臨機応変な指導
ー「個別指導学習塾 A-CLASS」にはどのようなコースがあるのでしょうか?
岸田:
当塾では、小・中・高校生それぞれに、月当たりのコマ数が異なる、3つまたは4つのコースを用意しています。
小学生には、はじめて塾に通う方向けの月4コマの「E-Lコース」、授業内容の定着や中学受験への準備を始めたい方向けの月8コマの「E-Nコース」、本格的に中学受験や中学進学の準備をしたい方向けの月16コマの「E-Sコース」、月24コマの「E-SSコース」を用意していますね。
中学生には、部活等で忙しい方向けの月8コマの「J-Lコース」、志望校合格へ万全を期したい方向けの月16コマの「J-Nコース」、上位校への進学をねらう方向けの月24コマの「J-Sコース」があります。
また、高校生には、部活等で忙しいなか週1日でも塾に通っておきたい方向けの月8コマの「H-Lコース」、英語・数学などの主要科目を強化したい方向けの月16コマの「H-Nコース」、本格的な大学受験対策に取り組みたい方向けの月24コマの「H-Sコース」を準備。
いずれのコースにおいても、たとえば1週間の授業で決まった科目の指導をするということはせず、生徒一人ひとりが指導を必要とする科目を重点的におこなうなど、臨機応変に対応しているのが特徴です。
さらに、小・中・高校生を対象に、先生1人対生徒1人の「マンツーマンコース」や、ご家庭に教師を派遣する「家庭教師コース」も用意しているんですよ。
しかし、私の経験上、完全に1対1の指導だと、どうしても生徒が先生に依存する度合いが高まるなど、相互依存型の授業に発展しやすいという傾向があるため、「マンツーマンコース」はこちらからはおすすめしていません。
子どもたちに、必要以上に先生に依存させない環境をつくるという意味で、先生1人につき生徒が2人または3人という形で授業するのをメインにさせていただいています。
「きょうだい割」や「ともだち割」を実施
ー「個別指導学習塾 A-CLASS」の料金について教えてください。
岸田:当塾の入会金は、一律10,800円です。授業の受講料は、学年によって異なります。
まず、小学生の受講料は下記になります。
中学生の受講料は下記になります。
高校(高卒)生の受講料は下記になります。
※ 上記金額は税込です。
※ テキスト代は、ご購入の都度、お支払いいただきます。
なお、特定科目のみのマンツーマン指導、あるいは家庭教師派遣をご希望の場合の受講料につきましては、直接お問い合わせください。
ー「きょうだい割」や「ともだち割」は、どのような割引なのでしょうか?
岸田:当塾では、新聞の折り込み広告やホームページによる宣伝を積極的にはおこなっておらず、口コミなどによる、兄弟や友だちからの評判で入会いただけることを重視しています。
そのために設定したのが、「きょうだい割」と「ともだち割」ですね。
「きょうだい割」は、2人以上の兄弟が受講する場合、2人目以降の生徒の入会金が無料になり、同時に受講している期間中は、年少の生徒全員の受講料が月額20%オフになるサービスです。
一方「ともだち割」は、お友だちを紹介していただいた生徒には、受講料の支払いやテキスト購入等に利用できる“メンバーポイント”が、受講料月額の50%相当還元され、新しく入会いただいた生徒は、入会金が無料かつ初月の受講料が50%オフになるサービスです。
いずれもお得なサービスなので、ぜひご兄弟やお友だちと一緒に受講してほしいですね。
子どもと正面から向き合える講師を採用
ー「個別指導学習塾A-CLASS」で採用されている講師について教えてください。
岸田:当塾の講師の採用基準は、“子どもと向き合えるパーソナリティを持っているかどうか”という点を重視します。
当塾では、講師と生徒が同じ目線になるよう机を配置しています。
講師にとって重要なのは、子どもに対して“上から”指導するのではなく、“正面から”顔を見て、「この子はどこで困っているか」を探ることができる力であったり、それに対して「的確に対応できたりする力」を持っていることなんですよ。
生徒の成長を一緒に見守っていきたい
ー「個別指導学習塾 A-CLASS」の今後の展望について教えてください。
岸田:現在北海道では、学力に関して札幌一極集中の状態が続いているため、旭川や函館、釧路といった地方都市の小学生や中学生の学力低下が顕著に表れているのではないかと思います。
そのため、まだ具体的な日程は決まっていませんが、札幌以外の道内主要都市に、教室を少しずつ展開していきたいと考えています。
ー最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。
岸田: 学校や集団授業の塾、予備校はどうしても、一律の授業、一律の指導しかおこなえないのが実情ではないでしょうか。
しかしながら、生徒が現在抱えている学習に関する悩みはもちろん、「将来的にどういう進路に進み、どういう人間になっていきたいか」というのは、一人ひとり異なるものなんですよ。
そのため、生徒一人ひとりと向き合ってしっかりコミュニケーションを取りながら、各々が今必要なことや大事なことを把握し、単に勉強を教えるだけでなく、その子の成長を一緒に見守っていくことが重要なのです。
当塾では、生徒一人ひとりに対して適切かつ丁寧な対応を心がけています。子どもたちにとって本当に必要な力である「真力(マヂカラ)」を育成したいと考えている方は、ぜひ入塾をご検討ください。
ー本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。
■ 取材協力:個別指導学習塾 A-CLASS