沖縄県内には受験対策できる塾や予備校がたくさんありますが、学生や保護者の方のなかには、合格実績が気になる方もいるのではないでしょうか。
地域に密着した指導をおこなって30年以上の「沖縄ゼミナール」は、県内No.1の合格実績を誇る予備校です。
今回は、校長のトレン・デインジャフィールドさんに指導内容や強みなどについてお話を伺いました。
沖縄で受験対策できる塾・予備校をお探しの方は、ぜひご一読ください。
個々のニーズにあわせた指導で志望校合格を目指す
ー本日はよろしくお願いします。まずは「沖縄受験ゼミナール」がどのような塾なのか、概要を教えてください。
トレン・デインジャフィールドさん(以下、トレン):「沖縄受験ゼミナール」(以下、沖ゼミ)には、「沖ゼミJr.」と「沖ゼミ高等部」の2つの部署があり、いずれも生徒が第一志望に合格できるよう受験対策指導をおこなっている予備校です。
私たちは、生徒一人ひとりを大事にしていきたいので、生徒と相談しながらその生徒に一番あった受講のかたちをオーダーメイドで組んでいます。
生徒の学力レベルによって選抜クラスや難関クラスを用意し、場合によっては飛び級をすることもありますし、逆に基礎固めをしっかりしてから受験の準備をすることもあります。
生徒一人ひとりが満足できるシステムを提供する、それが沖ゼミの基本スタンスですね。
ー「沖ゼミ」の強みの1つである県内No.1の合格実績について、秘訣があれば教えてください。
トレン:生徒との面談や様子をちゃんと伺ってから授業をおこなっているのですが、各講師がその生徒に今の授業があっているのかどうか、毎日の確認を怠りません。
生徒の授業に対する理解度の把握はもちろんのこと、授業がさらに面白くなるよう、生徒が興味を持つよう、講師が一生懸命工夫をしながら取り組んでいます。
すべての生徒が相談できる予備校、それが一番大事だと思っていますので、生徒から「もうちょっと違うところをやりたい」と相談を受ければ、違う授業を提供したりプランを提案する、と。
個々のニーズにあわせて指導してきた結果が、県内No.1の合格率につながったのだと思います。
ーほかにも強みがありましたら、ご紹介ください。
トレン:非認知スキルを鍛えるカリキュラムを展開していますが、沖ゼミが県内で提供できる唯一の組織となっております。
SDGsカリキュラムもそのなかの1つですが、私たちはできるだけ早く今の時代の流れを読んで、どういうものを提供すればよいのかを考えつつ、カリキュラムや時間割を次々と立て直して新しいものを提供しているんです。
それから、私が担当している英語では、英作文をネイティブスピーカーに添削してもらえるという点が、ほかの予備校にはない取り組みだと思います。
「英作文ができなくて不安」「どう書けばいいんですか?」と相談されたら、日本人に聞くよりはネイティブスピーカーに聞いたほうが安心ですよね。
ちゃんと添削された英作文を見て、間違っている箇所をピンポイントでわかっていくので、だんだん生徒が正しい英作文を書けるようになります。
二次試験での高得点にもつながり、それが志望校合格への大きなポイントになると思います。
また、講師はもちろんアドバイザーも生徒一人ひとりの目標をなんとしても達成させたいと思っていますので、その情熱と誇りは当校の強みですね。
教科だけでなく人生についても教える講師陣
ー講師の方の採用をする際に重視している点はありますか?
トレン:教科ごとの学力はもちろん、面接の際にどういう講師になりたいか?という質問に対する回答内容を重視しています。
それから、素直であることを重視しています。できないことに対してはできないとちゃんと言う講師ですね。そうでないと生徒に迷惑をかけてしまいますから。
できないことを素直に先輩に聞けるような性格が大事だと思います。
新入社員の間は1、2年と研修が続きますが、自らも修正点に気付いて直していく人でないと一緒に働くのは難しいですね。
私たちは、型にはまったような授業は一切提供していないので、個性と情熱、柔軟性のある人が一番よいかなと思います。
講師としてこうありたいという将来像を持っていることが一番大事ですし、その点を重視していますね。
ー講師の方が指導されるうえで心がけていることがあれば教えてください。
トレン:沖ゼミの理念として、教科を教えるだけではなくて人生を教えることも大事にしています。
たとえば、時間を設定して勉強することを教えてあげることによって、社会人になったとき、この時間からこの時間までは仕事、この時間とこの時間は家族を大事にする、といったことができるようになる。
私たちは、その先を見据えた指導を心がけています。
また、生徒たちは学校で疲れているのに、そのあとに塾でずっと授業を受けないといけないわけです。
延々と情報だけ流すと生徒はさらに疲れますし、何のためにやっているのかわからなくなりますよね?
ですから、なぜ今、この勉強をしているのか?将来のことも教えながら、生徒がモチベーションを維持できるように心がけています。
来年度からSDGsカリキュラムを本格始動
ー今後の展望についてお聞かせください。
トレン:大学入学共通テストでリスニングが重視されているので、その対策としてリスニング講座を企画しているところです。
1時間ずっとリスニングをしていると生徒は寝てしまうので、生徒が受けたくなるような授業内容にするために試行錯誤しています。
また、今年はSDGsカリキュラムを実験的におこなっていましたが、来年度からは沖ゼミのカリキュラムの一部になります。
すべての生徒が受講でき、非認知スキルを鍛えていきますので、興味があればぜひ公式ホームページをご覧ください。
沖ゼミでは今、高校や大学との連携でいろいろなことに取り組んでいます。
公立高校でSDGsカリキュラムの体験授業を提供したり、琉球大学の各部署とさまざまなプロジェクトが進んでいます。
生徒たちの興味が湧くようなプログラムを来年の春くらいに提供する予定です。
体験授業は各校舎でおこなっていますので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。
ー最後に、入塾を検討されている読者の方にひと言メッセージをお願いします。
トレン:沖ゼミでは、それぞれの生徒のニーズにあわせて一緒にプログラム、受験勉強のシステムをつくっていけますので、まずは相談してください。
塾・予備校というのは、学校と違って自分だけの授業になります。「こういうことがしたい」「この組み合わせの授業がしたいんですが、可能ですか」と聞いてください。沖ゼミならそれが可能です。
それから、私を見かけたら気軽に声をかけてください。そのとき面白い話をいっぱいして、将来の夢についてお互い語り合いましょう。
入会したら、生徒だけが通うというイメージだと思いますが、私たちはいつでも保護者の方が来校できるような雰囲気をつくっております。
保護者の方が授業を見学していただけますし、保護者の方と面談することでご家庭での様子がわかり、その生徒をケアすることができます。
沖ゼミでは本当に生徒一人ひとりを大事にし、生徒の勉強面、精神面ともに全力でサポートしていきますので、いつでも来校してください。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました。
■取材協力:沖縄受験ゼミナール高等部