学校教育や一般的な学習塾においては、授業による知識のインプットのみに指導が偏りがちですが、学習成果を上げるにはアウトプットの取り組みも欠かせません。
そのため、学習塾で子どもの学力を伸ばしたいなら、アウトプットまでしっかりとフォローしてくれる個別指導塾を選ぶことが大切です。
今回は小学生から高校生までと高卒生が対象の「個別指導塾のびマス」運営教務部SVの中村謙一さんにお話を伺いました。
大学受験を見据えて小学生から通える学習塾を探している方、お子さんの思考力・判断力・表現力を伸ばしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
ハイブリッドな指導で学習成果を上げる個別指導塾
ー本日はよろしくお願いします。まず「個別指導塾のびマス」はどのような学習塾なのか教えてください。
中村謙一さん(以下、中村):「個別指導塾のびマス」は、小学生から高校生までと高卒生を対象に、思考力・判断力・表現力の習得を目指す1対2の個別指導塾です。
私たちはのびマスを“ハイブリッド進学個別指導塾”と表現していますが、このハイブリッドには「組みあわせる」という意味があります。
まず当塾の特徴は、学習成果を上げるために授業から知識を習得するインプットと、知識を定着させるアウトプットの両方を組みあわせて指導している点です。
アウトプットの手段として一般的なのは宿題ですが、当塾では宿題や個別指導とは別に「のびトレ」「のびタブ」という演習を中心とした授業も提供しているので、塾にいながらにしてインプット・アウトプットを完結できます。
また、のびマスを運営するSNグループは、ほかに英語専門塾の「英語4技能専門塾WiLLies ENGLISH」や「プログラミング教室Tech for elementary(テックフォーエレメンタリー) 」、大学受験予備校「SN代ゼミサテライン予備校」も持っているんです。
そのため、お子さんに必要な学習を必要なだけ選択し組み合わせることができ、複合的な指導をおこなっています。
小学生から大学受験まで一貫した指導を提供
ー他塾にはない、個別指導塾のびマスならではの強みを教えてください。
中村:のびマスの強みは3つあります。1つ目は先ほどお伝えしたようにインプット・アウトプットの両方を重視したハイブリッドな指導ができるところです。
これにより学習内容の定着がより強固なものとなります。
2つ目の強みは、講師研修に力を入れているところです。
そもそも当塾では初期学力とコミュニケーション能力の高い優秀な講師を採用していますが、研修制度を充実させることでさらなる指導力の強化を目指しています。
今年度からは、代々木ゼミナールの元講師をエグゼクティブディレクターとして迎え入れました。
エグゼクティブディレクターがのびマスの各教室を巡回し、定期的かつ継続的な研修をおこなうため、講師は教え方などの悩みをいつでも相談できるんです。
このようにのびマスは研修制度がかなり手厚く、講師のケアにも気を配っているので、結果として授業品質は他塾よりも高いと自負しています。
そして3つ目の強みは、小学生から大学受験まで総合的な指導を提供できるところです。
のびマスの生徒は中学生の在籍比率が高いのですが、SNグループは大学受験予備校の「SN代ゼミサテライン予備校」も抱えています。
そのため高校受験が終わったあとも、大学受験に向けてのカリキュラムへと自然に移行していけるんです。
とはいえ高校生になったらすぐに代ゼミサテライン予備校に移るのではなく、のびマスで基礎力を養成してから移行していく流れが多いですね。
同じグループ内の学習塾で、小学校から大学受験まで一貫した指導を受けられるのは最大の強みだと思っています。
ー個別指導塾のびマスの講師の方について教えてください。
中村:のびマスの講師の多くは卒塾生です。私たちは講師のキャラクターをよくわかったうえで採用しているので、学力はもちろん人間力もしっかり備わっている講師ばかりですね。
卒塾生は受験経験者でもあるので、受験生に的確なアドバイスができるというメリットもあります。
また当塾は個別指導塾なので、講師は生徒一人ひとりの通塾の目的を確認したうえで授業を進めることを大切にしています。
生徒の弱点をきちんと引き継いで分析をおこない、それを踏まえて今日はどの単元をやるのか、細かくカリキュラムを組むんです。
「テキストを教える」ではなく「テキストで教える」というイメージで、各単元のコアな部分を生徒がきちんと理解できるように指導することも徹底しています。
最終ゴールから逆算し個別にカリキュラムを設定
ーカリキュラムや料金について教えてください。
中村:入試を最終ゴールとし、そこから逆算して各生徒にあうカリキュラムを組みます。
なんとなく週1回通うことにしても、必要な学習が終わらなければ意味がありません。
そのため、入試に間にあうように必要な講座数をご提案しています。
1つ下の学年の単元からさかのぼって学習する場合など、生徒によっては週1回の通塾では足りない可能性があるので、人によって講座数は変わってきますね。
また料金についてはご来校時に説明させていただきたいのですが、目安は以下のとおりです。
■個別指導塾のびマスの料金目安
コース | 内容 | 月額 |
---|---|---|
個別指導(中学1・2年生) | 60分×月4回 | 13,200円 |
のびトレ(自立演習) | 60分×月4回 | 3,820円 |
のびタブ(タブレット学習) | 60分×月4回 | 3,820円 |
※上記の価格は税込みです。
中村:当塾のメインコンテンツは個別指導ですが、それとは別に自立演習の「のびトレ」とタブレット学習の「のびタブ」もあわせて受講いただくことをおすすめしています。
実際、生徒の7割が個別指導に「のびトレ」「のびタブ」を組みあわせて受講しているんですよ。
学校教育の変化に対応できるサービスを展開していきたい
ー今後の展望についてお聞かせください。
中村:今、学校の指導要領が大きく動いている時期なので、それにともない入試問題にも変化が見られます。
たとえば正解が1つではない問題や、解答までのプロセスを問う問題など、思考力・判断力・表現力を必要とする問題がメインになってきているんです。
また入試問題に限らず、もっと広い視野で見ても、求められる学力は変わってきていると感じます。
そのため、変わっていく学校教育の内容に対応できるだけの指導力・教務力・コンテンツを提供し、のびマスをより強固なサービスにしていきたいというのが今後の展望です。
ー最後に、読者の方へ一言メッセージをお願いします。
中村:習得した知識量だけで受験の合否が決まる時代は終わりました。
これからは1つの問題に対するプロセスを重視し、より細かい視点でお子さんの特性にあわせた指導が必要になってきます。
今の時代にふさわしい個別指導を求めている方、インプット・アウトプットの両方を指導するやり方に魅力を感じる方は、のびマスを選んでいただけると嬉しいです。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました!
■取材協力:個別指導塾のびマス