子どもに対して、保護者の皆さんがよかれと思って何かを言っても、子どもが耳を貸さなかったという経験のある方は、多いのではないでしょうか。
「個別指導の明光義塾」の運営元である「明光ネットワークジャパン」取締役 小宮山 大さんは、「子どもにとって、第三者的視点で目標設定や動機づけをする大人の存在が必要」と語ってくれました。
“学習成果を出す”個別指導を心がけ、一人ひとりの生徒の特性に合わせたきめ細かいサポートを提供する一方、生徒にとって必要なことには妥協しないのが「個別指導の明光義塾」の特長です。
子どもに対して、学習成果だけではなく、学習の楽しさ、また、ときには厳しさを求めている保護者の方は、ぜひご覧ください。
子どもの成長に合わせて目標を設定
ー本日はよろしくお願いいたします。まずは「個別指導の明光義塾」の概要について教えてください。
小宮山 大さん(以下、小宮山):「個別指導の明光義塾」は小学生から浪人生を対象に指導を行っている個別指導塾です。北は北海道、南は沖縄まで、日本全国で教室を展開しています。
単に成績や学力を上げるだけではなく、小学生・中学生・高校生それぞれにテーマを設けて指導しているのが特長です。
小学生については、「勉強の楽しさ」を伝えることに軸足を置いています。それにプラスして、学習習慣の定着、勉強の仕方の指導、そして、苦手を克服し、得意を伸ばすことをテーマとしています。
小学校には、中学校や高校のように定期テストがありませんので、できる限り、生徒が楽しく、のびのびと勉強できることを大切にしています。そして、中学校やその先にある大学受験・将来に向けて、勉強への自己肯定感を高めることが大切だと考えています。
中学生は、「定期テスト」と「高校入試」に向けて、成績や学力を上げていくことが大切です。
成績や学力を上げるためには、「勉強の仕方」「勉強時間」「勉強に向かう姿勢」を改善する必要があり、生徒一人ひとりの成績や学力・特性に合わせて、最適な学習プランを提供しています。
高校生に関しては、日々変化する大学入試の情報を的確に伝えることが必要です。
また、生徒の通っている学校、成績や学力、志望校、そして、志望校ごとの入試形態が一人ひとり異なるため、進捗管理に時間をかけています。
このように、学年や生徒一人ひとりの状況を把握したうえで指導を行っていくことで、しっかりと成績や学力を伸ばし、将来の目標へと近づくことができる点が特長と言えるでしょう。
生徒に寄り添いすぎない指導が特長
ーほかの塾にはない、個別指導の明光義塾ならではの強みはありますか。
小宮山:個別指導でありながら、「生徒に寄り添いすぎない」ことを心がけています。
個別指導と言うと、生徒に徹底的に寄り添うことを掲げている塾が多いですが、寄り添いすぎると成績や学力は上がらなくなります。
学習成果や志望校合格には、どうしても、時間や労力をかけなくてはいけない部分があり、生徒の「やりたくない」という気持ちを認めてばかりでは、成績や学力の向上にはつながりません。
また、定期テストや入試は決まったときにやってきます。生徒に寄り添いすぎて、甘やかしては意味がありません。
そのため、明光義塾では、一人ひとりのカリキュラム(年間学習計画)を作成し、それに沿って、きちんと勉強を進めていくサポートをしています。
例えば、英検合格は入試でも有利です。また、模試の受験も必須です。このように、生徒に必要と考えているものは、妥協せずに提案しています。
ー生徒が指導についていけなくなることはないのでしょうか。
小宮山:中には、カリキュラムから遅れてしまう生徒もいますが、授業をしたら終わりということはありません。
明光義塾では、個別指導であることを活かして、生徒一人ひとりに合わせた対応をしています。
生徒がカリキュラムから遅れてしまう理由は、主に2つです。
1つ目は、学力的な理由により遅れてしまった場合です。このような場合は、カリキュラムの調整、授業の実施内容の見直しにより、リカバリーするように日々意識しています。
普段の授業においても、問題を解く手が止まっていたら声をかけたり、「分かりません」と言わなくてもサポートします。また、答えを教えるだけでなく、そこに至るプロセスを確認することで本質的な理解力を確かめたり、個別指導であることを活かした指導を提供しています。
2つ目はやる気やモチベーションの問題です。
このようにメンタル的な理由から遅れてしまった生徒がいる場合は、生徒と個別カウンセリングを定期的に行い、生徒一人ひとりの悩みや課題に、とことん一緒に向き合って、自信を与えてモチベーションを上げていきます。
このように、目標達成に向けて、しっかりとした柱を持ちつつ、一人ひとりの生徒に合わせた対応をきめ細かくおこなえることこそが、明光義塾の強みと言えるでしょう。
明光義塾には、卒業生200万人を輩出しているという指導ノウハウがあることも特長だと思います。そのノウハウを活かし、生徒に対して、一人ひとりに合わせた目標設定や動機づけに力を入れていることが明光義塾の強みと言えるでしょう。
生徒ごとに学力の格差があるのは事実なのですが、それよりも、実は、「意識の格差」がより大きく、その差が、結果的に学力の格差につながっていると感じています。
例えば、次の定期テストの目標点数を生徒に聞くと、「前回は40点だったから、次は50点かな」というように、「今の自分で届きそうな目標」を答える生徒が多く、その先にある入試を見据えた目標点数を答えられない生徒が大半です。
それに対して、「A校を目指すなら、今から80点を目指そう」と、先を見据えた、生徒自身では考えられない目標を提示してあげることが、私たちの役割だと考えています。
ですので、明光義塾では、目標設定や動機づけにすごく力を入れています。
一人ひとりに対して、明確な目標を示し、意識の格差を是正していくことは、学校や集団塾では難しいことだと思っています。
子どもたちは、目標設定や動機づけさえ出来れば、自ずと学習量が増え、勉強に向けた姿勢も変わってきます。
目標設定や動機づけを行うときは、保護者などの近しい存在ではなく、「第三者の大人」によるものであることが重要です。
これは、私の個人的な体験ですが、子どもに「朝5時に起きて勉強したら学力が上がるよ」と言っても、親の言葉に子どもは一切耳を貸しませんでした。
ですが、子どもを明光義塾に預け、教室長から同じ話を30分間してもらっただけで、朝5時に起きて勉強を始めたのです。
もちろん、授業内容も大切なのですが、親子関係のような近しい間柄でない、「第三者の大人」が楽しさも自信も、また、厳しいことも含めて、きちんと向き合ってくれていることが重要だと、自分自身の経験から実感しました。
保護者のサポートも充実
ー保護者に対するサポートについて教えてください。
小宮山:保護者との面談は、少なくても年に3~4回行っており、塾での学習状況や様子などの情報をしっかり共有しています。
保護者の方は、自分が見ていないところでの子どもの状況や様子が気になるかと思いますが、面談に加え、日々のご相談にも、経験豊富な教室長がしっかりと対応していますので、ご安心ください。
もちろん、生徒とのカウンセリングも月1回程度行っています。明光義塾で受講していない科目であっても、勉強の仕方や進路指導も行うなど、手厚いサポートと悩みに寄り添うカウンセリングを自負しています。
ー採用されている講師について教えてください。
小宮山:明光義塾が採用している講師には、様々な講師がいます。「生徒に寄り添うことが得意な講師」や「志望校合格のための指導力が高い講師」など、様々な強みを持った約4万人の講師が全国にいます。
生徒に個性があるように、講師にも強みがありますので、生徒との適切なマッチングを行うことを心がけています。
ー料金について教えてください。
小宮山:明光義塾は個別指導ですので、週に何回通うかなど、それぞれの生徒によって料金は異なります。
目安としては、週1回の月額が約10,000円(税抜)~です。
料金設定については、他の大手塾に比べるとリーズナブルだと思います。
また、個別指導ですので、指導のオーダーメイドができます。それぞれのご家庭の要望や事情に合わせて、指導回数や内容をご相談いただくことも可能です。
成績向上や志望校合格以上のものを届けたい
ー今後開催予定のイベントがあれば教えてください。
小宮山:最新のイベントは公式ホームページでご案内していますのでぜひご覧ください。
教室によっては、「夏休みの宿題完了イベント」「定期テスト前の無料勉強会」をおこなっています。
教室見学や無料体験授業、カウンセリングにつきましては、随時受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。
ー最後に入塾を検討している読者の方へメッセージをお願いします。
小宮山:生徒に対して親に代わって親以上のことを言ってくれる大人の存在は大事だと思います。
「勉強に自信がない」「どうせ勉強したって無理」だと感じている子どもは、保護者の言葉は受け入れにくく、先を見通した目標は立てづらいものです。
残念ながら、学校は全ての生徒に対して、一律の言葉しか発することができません。ですが、明光義塾なら、一人ひとりの子どもの心に届く言葉を、届きやすいタイミングで伝えることができます。
塾として当たり前の成績向上や志望校合格を達成することはもちろんですが、自己肯定感を上げ、子どもたちの可能性や未来に向けて一歩を踏み出す力を与えていくことが明光義塾の目標です。
ぜひ、無料体験授業やカウンセリングを受けていただき、皆さんの大切な子どもたちを預けるのに値する塾かどうか、ご自身の目で確かめてください。
ー本日は貴重なお話をありがとうございました。
■取材協力:個別指導の明光義塾