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「桜丘中学・高等学校」のダンス部を取材!仲間と全力で楽しみながら“今しかできないこと”を

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学生時代の部活動は、その後の人生に大きく影響を与えるもの。一生懸命取り組んだ経験には感動と青春があります。

2024年に創立100周年を迎える「桜丘中学・高等学校」も、生徒が熱中できる多種多様な部活動が充実。運動部も文化部も大会に出場し、年々活動が盛んになってきているそうです。

そこで今回は、英語科の教諭であり、ダンス部 顧問でもある、岩元 彩先生にお話を伺いました。

東京都北区で中学校や高校を探している方、ダンスを真剣にやってみたい方、青春を謳歌したい方は、ぜひご一読ください。

伝統ある桜丘の“未来を創る”取り組みとは

ー本日はよろしくお願いします。はじめに、「桜丘中学・高等学校」がどのような学校なのか、概要を教えてください。

岩元 彩先生(以下、岩元):東京都北区滝野川に校舎を構える「桜丘中学・高等学校」は、1924年に設立し、2024年には創立100周年を迎えます。


時代の推移と社会の期待に応えながら、1996年に休校していた桜丘女子中学を再開し、中高一貫校として21世紀に向けた新体制で再始動。2004年には、性別を問わない自立支援と、社会に貢献する人物を育成するために、共学化しました。

本校では、「勤労と創造」を校訓に掲げており、“誰も知らない未来を創れるヒトに”というスクールメッセージのもと、生徒たちは学力だけでなく人間性を育て、日々学んでいます。

また、変化の激しい社会に対応すべく、生徒たちは高校入学時に特色ある4つのコースのなかから希望する進路にあったコースを選択し、学習を進めていきます。

1つ目は、難関大学進学を目指すS(スーパーアカデミック)コースで、難関大入試に特化したカリキュラムが特徴です。2つ目は、幅広い進路に対応可能なA(アカデミック)コースで本校のメインコースでもあります。

3つ目は、国際社会で活躍できる人材に育てるG(グローバルスタディーズ)コース。英語に触れ、海外で活躍したいと考えている生徒におすすめです。最後4つ目は、キャリア教育や企業体験などに取り組むC(キャリアデザイン)コースですね。

生徒の視野を絞るのではなく、広げる進路指導をおこなっており、国公立を目指すクラスでいうと国公立大学への合格率は71.9%です。

さらに、教育内容に関しては、ICTを活用しながら、生徒一人ひとりに対して個別最適化した学習の提供を心がけています。

ICT教育を支える取り組みとして、普段の授業や自習、遠隔授業、SNS講習、部活動などにもさまざまな活用方法を取り入れています。

部活動においては、各部が生徒主体で効果的なアプリの活用方法を新しく生み出
し、工夫をすることで結果につなげているんですよ。

たとえば、ダンス部の場合、振り入れの際に動画を撮影して部員に配信することで、自宅での練習が可能になっています。ほかにも、大会や発表会の模様に加え、全体練習を動画撮影し、YouTubeで限定公開しているんです。

ダンス部で青春を!今しかできないことを全力で

野外でダンスを踊っている部員たちの画像

ーダンス部の活動概要や、指導するうえで心掛けていることを教えてください。

岩元:
本校には、多種多様な部活動があり、在校生の多くが運動部や文化部に所属しています。

そういったなか、本校のダンス部は、中学生と高校生あわせて70名ほどで活動しています。活動日は週に4日、放課後の約2時間が練習時間です。

ダンス部では、生徒の自主性を大切にしており、部員同士で教え合ったりアドバイスし合ったりしながら練習しています。

基本的にはHip Hop(ヒップホップ)を踊ることが多いのですが、文化祭では、Girls(ガールズ)やLock(ロック)、Free Style(フリースタイル)など、さまざまなジャンルに挑戦していますね。

普段は和気あいあいと練習していますが、大会前は雰囲気も変わり、メリハリをつけた練習を意識しています。

大会には、中学生は年に2回、高校生は年に2〜5回ほど出場しています。

なかでもUnited Spirit Association(ユナイテッド スピリット アソシエーション / USA)では、全国大会に過去11回出場しており、2023年3月におこなわれた全国大会では、Hip Hop部門で第3位をいただきました。

また、昨年度初めて出場した高校生ストリートダンスグランプリでは、決勝大会まで進むことができました。

ダンス部は初心者も経験者も一緒に練習をしているので、ときにはダンス経験豊富な部員が初心者の部員に教える場面もあります。

大会の出場メンバーを決定するオーディションでは、初心者の部員が選ばれる場合もあるため、ダンスを始めたばかりの部員でも、努力次第でさまざまな大会に出場することができるんですよ。

大会は、オーディションで決定した選抜メンバーだけが出場するのでなく、学年全員に出場機会を設けています。なぜなら、部員全員に大会出場のチャンスを与えることが、モチベーションの維持につながると考えているからです。

さらに、大会以外に校内の新入生歓迎会や文化祭でもダンスを披露する機会があるのですが、校内での発表は、大会の緊張感とはまったく異なった雰囲気なのも特徴です。

こういった場では、日ごろお世話になっている先生方や、仲のよい友人たちにも楽しんでもらえるよう、まずは踊っている自分たちが楽しむこと。

ダンスは、音楽にあわせて身体を動かし自己表現するスポーツなので、自分が楽しんで踊るのはもちろんのこと、ご覧になっている方々にも楽しんでいただけるようなダンスを目指して、日々練習に励んでいます。

そのほか、ダンスの実技に留まらず、礼儀作法の面においても指導しています。

挨拶や返事、時間を守ることなど、大人になってからも重要になる基本的な礼儀を、中高生のうちにしっかりと身につけることで、大学生、そして社会に出てからも、周りに必要とされる人材になってくれるのではないかと考えているんです。

そういった点は、人として自立してほしいという想いから、厳しく指導していますね。

本校のダンス部は、みんな仲がよく、全員で協力して練習を進めています。

ダンスは個人ではなく団体競技なので、たとえひとりだけ飛び抜けて上手に踊っていても、その部員だけ目立ってしまう可能性があります。

したがって、協調性を身につけ、チームとしての一体感を出せるようにしているのは意識して取り組んでいることのひとつです。

大会などの発表の機会に向けて、同じ作品をメンバー全員で長期間取り組むというのは、部活ならではでないでしょうか。

もちろん賞をいただければ嬉しいですが、もし悔しい結果になったとしても、団結力を身につけ、達成感を味わえるのは、学生時代の部活動だけだと思います。

なにかに向けて全力で取り組む経験は、今後の糧になるので、ぜひ本校のダンス部で、一緒に青春を味わってほしいです。

ダンスを通じて得られる学びがたくさんあるのですね!

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入塾を検討している方は、「桜丘中学・高等学校」最寄りの北区 塾・学習塾 ランキングや、王子駅から近い 塾・学習塾 ランキングなどから探してみてくださいね!

学校説明会も受付中!将来の可能性を広げる選択を

紫のTシャツを着ているダンス部の部員たちの集合写真

ー学校説明会などの告知があればご紹介ください。

岩元:受験する際に説明会への参加は必須ではありませんが、本校を知っていただくうえでも、ぜひご参加いただければと思います。


説明会は予約が必要になりますので、本校の公式ホームページをご確認ください。


ー最後に、入学を検討している読者にメッセージをお願いします。

岩元:進路など、自分の進む道を選ぶことは、みなさんのキャリアにおいて非常に大切な選択
になります。

自分で調べ、自分で見に行き、そして自分で決めることがとても大切なんです。

みなさんの進路選択が最高なものとなることを心から祈っています。桜丘で会いましょう!

ー本日は貴重なお話をありがとうございました。


■取材協力:桜丘中学・高等学校

有田 幸恵
この記事を執筆した執筆者
有田 幸恵

Ameba塾探し 執筆者

幼少期は5歳から小学校6年生まで英会話教室に通う。高校受験時には家庭教師や塾の特別講習で猛勉強し、第一志望に合格。その後、芸能関係の道に進み、ライター業に転身する。エンタメや美容ジャンルの執筆を経験した後、弁護士コンテンツの法律記事に携わったのをきっかけに、読者の役に立つ情報発信を志し、2020年9月から株式会社サイバーエージェントのグループ会社 株式会社CyberOwlで編集者兼ライターとして従事。現在、「Ameba塾探し」で保護者やお子さまの未来に繋がる記事づくりを目指しています。